女児も土俵に上がれない
平和&スポーツあれこれ
こんばんわ!
お元気ですか!?
すっかり、春の陽気になってきました。
ぼくは、
スポーツの平和創造機能を語り続ける
スポーツ弁護士のぶさん です。
NO.124
では、
平和&スポーツあれこれ
前回に続いて、
単にスポーツ界だけにとどまらない根本的な問題を有する
女性とスポーツ(相撲)
の関係で、次のようなニュースがありました。
1.ちびっ子相撲での女児
4月6日に開かれた、大相撲の春巡業「宝塚場所」で、力士が子どもに稽古を付ける「ちびっ子わんぱく相撲」への、女児の参加が、今年は断られたとのことです。
昨年は、「女児は未就学児のみ」とした上で、3歳程度~小学6年生を抽選で30人募り、女児は4人、土俵に上がったとのことです。
しかし、今年は「女児は参加できません」として、全面参加禁止になったとのことです。
2.参加できない理由
日本相撲協会は、取材に対し
「女の子は、傷が残る」ので募集を止めることにした。
今年の地方巡業は全国で同じ対応を取っている」と明らかにしています。
安全重視だというのです。
しかし、「傷が残るから」というのは、本当の理由でしょうか。
同じ宝塚市の巡業で、
中川智子市長(もちろん女性)が、
「女人禁制」を理由に「土俵上でのあいさつ」を断られ、土俵下であいさつしました。
そして、この場合、女人禁制の理由は、
前回述べたとおり「女性は不浄である」が根拠なんです。
3.今後の展開
ぼくは、前回も述べましたし、
ぼくの「平和学としてのスポーツ法入門」(166p)にも書いているとおり、
公益財団法人日本相撲協会は、
「伝統」の意味をはき違えていると思います。
それでは、
今日の一曲
明るく
「四季」から 春
ヴィヴァルディ
平和学としてのスポーツ法入門
(民事法研究会 入門●p)より
時間の都合で、今日も休憩です。
明日、東京で
「第11回 女性スポーツ勉強会」があります。
後日、報告させてもらいます。
今日も
最後まで読んでいただき、
本当にありがとうございました
また、覗(のぞ)いてください。
詳しくは、
2020年までに、
平和を愛する人必読の
平和学としてのスポーツ法入門
2017年 民事法研究会 2800円+税
を読んでください。
筆者としては、
まずコラムを読んでいただきたいです。
また、
スポーツ基本法のコンメンタール部分は飛ばしていただき、
最後に読んでいただくと良いと思います。
2018(平成30)年4月13日
(NO.124)
スポーツ弁護士のぶさん こと
太陽法律事務所 弁護士辻口信良
住所 〒530-0047
大阪市北区西天満4-8-2
北ビル本館4階
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e-mail
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→友人の辻井一基(つじいかずもと)君のブログで、
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