スポーツと政治

2018年9月 3日 (月)

アジア大会ジャカルタ閉幕

 平和&スポーツあれこれ

   こんばんわ!

台風21号が接近中!!

事務所は明日は臨時休業です!

お元気ですか!?     

ぼくは、

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

NO.148

では、

平和学としてのスポーツ法入門民事法研究会

と関連して

平和&スポーツあれこれ

今日は、

アジア大会の話

Facebookで、

昨日終わったインドネシアのジャカルタとパレンバンでの

アジア大会の事を書きました。

1.Facebook20180903

 池江さんのMVP、珍しいものを含むいろんな競技、日本の金メダル75も良く、楽しかったです。

勿論、もっと良かったのは、アジア45の国、地域から11000人の若者が集い、スポーツを通じて仲良くなれた、そのことです。

「スポーツの平和創造機能」が実践できたことをよろこびたいと思います。

次回は、2020東京オリ・パラ後の2022中国杭州市。今よりもっと争いの少ない世界であるよう、みんなでガンバりましょう!!

ぼくの思いは、人間みんなチョボチョボ!!

なお、106日からは、

パラリンピックもあるので

よろしくお願いします。

スポーツ弁護士のぶさん

少し補充しておきます。

2.アジア大会の歴史

 アジア大会は、第二次世界大戦後、インドの提唱により始まりました。

アジアオリンピック評議会(OAC)が主催し、アジア版オリンピックとも言われます。

 源流としては、1913年~1934年まで、日本、中国、フィリピンの3国で行われていた極東選手権競技大会、1934年にインドのニューデリーで開催された西アジア競技大会があげられます。

3.政治とスポーツ

 第1回は、予定より1年遅く、1951年ニューデリーで開催されました。

その後、54年マニラ(フィリピン)、58年東京と開催されました。

以後、4年に一度、夏季オリンピックを挟む形で開催されてきました。

日本では、上記東京の後は、1994年、広島で開催されました。

1962年、

今回と同じジャカルタ大会が開催されましたが、インドネシアのスカルノ大統領が、親中国、親イスラム圏の意向により、「台湾」「イスラエル」の参加を拒否しました。

 IOCなどは、正式なアジア大会とは認めないとし、逆にオリンピックへのインドネシアの参加資格を停止しました。

 それに対し更にインドネシアは、「新興国競技大会」を開催するなどして、政治とスポーツが大いに関係したのです。

 その他、

台湾に代わって初参加の中華人民共和国(中国)と北朝鮮が、イスラエルとの対戦を拒否するとか、イスラエルを大会に参加させないなどの問題も生じ、政治とスポーツが大いに関係した時期もあったのです。

3.競技内容

 競技内容としては、オリンピック競技と重なるものが多いですが、

例えば2010年広州(中国)大会では、武術太極拳、ダンススポーツ、ドラゴンボート、クリケット、囲碁なども行われ、オリンピック競技と同じではありません。

 そしていろいろと変遷はありますが、今回のジャカルタ、パレンバン大会では、40競技465種目が行われました。

また、1986年からは、アジア冬季競技大会も開催されるようになりました。

4.日本人選手

 今回、日本人選手は、MVPになった池井璃花子選手の6個をはじめとする

金75、銀56、銅74の合計205個のメダルを獲得しました。

金メダルについては、24年ぶりに中国に次ぐ2位であり、2020年東京への弾みをつけたと、称賛されています。

毎年約100億円の公的資金を投入するなどした強化策が一定の成果を示したと報道されています。

 因みに、金メダルの数としては、中国・日本・韓国・インドネシア・ウズベキスタンの順となっています。

 日本人選手としては、開幕直後の、バスケットボール選手4人による「買春行為」事件があり、代表認定を取り消されるということがありました。

5.平和問題

 ぼくは、スポーツの平和創造機能を力説しています。

その観点からすると、今回は、上記で述べたような政治的なトラブルもありませんでした。

むしろ、平昌オリンピックに続いて、南北朝鮮の統一チームができ、

その中でも、トラディショナルボート(ドラゴンボート)で、合同チームが、国際総合大会で初めて金メダルを獲得したのが特筆されます。

 そして、スポーツにおいては、

言い古された言葉ですが、

「勝つことではなく参加することに意義がある」のであり、

ぼくは、45カ国・地域、1万1000人ものアスリートが一堂に会し、ボランティアなども含めて、勝負しながらも楽しい時間を共有できたと思うので、大変良かったと思います。

運営上の不手際など問題点もありましたが、そのようなマイナスを補って余りあるのがスポーツによる国際交流だと、ぼくは確信しています。

人口2億6000万人のインドネシアは、今回の大会成功を自信にして、2032年の夏季五輪に名乗りを上げるようです。

引き続き、スポーツの良さを、アジアに、そして世界に広めていって欲しいですし、ぼくもその応援をしたいと思います。

それでは、

今日の一曲  

まだまだ残暑が厳しいですが、

夏の日の忘れ物

ダ・カーポ

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会)より

今日は引用はありません。

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗(のぞ)いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

2017年 民事法研究会  2800円+税

を読んでください。

筆者としては、

まずコラムを読んでいただきたいです。

また、

スポーツ基本法のコンメンタール部分は飛ばしていただき、

最後に読んでいただくと良いと思います。

2018(平成30)年9月3日  

        (NO.148)

スポーツ弁護士のぶさん こと

弁護士辻口信良

太陽法律事務所

住所 〒530-0047

大阪市北区西天満4-8-2 

北ビル本館4階

TEL 06-6361-8888

FAX 06-6361-8889

e-mail 

nob@taiyo-law.jp

太陽法律事務所ホームページ

おもろいもんみっつけた

→友人の辻井一基(つじいかずもと君のブログで、

おもろいもんを見つけてね!

 

2018年6月17日 (日)

金正恩・トランプ会談

 平和&スポーツあれこれ

   こんばんわ!

お元気ですか!?     

ぼくは、

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

昨日、「関西『石川県』人会連合会」の総会と懇親会がありました。

石川県は、ぼくのふるさとなのです。

場所は大阪城の近くの太閤園。

それから戻ってから、これを書いたのですが、公開せずに事務所を出てしまったので、今日は日曜ですが、事務所に来て作業をしています。

サッカーワールドカップも始まりました。

ガンバれ!! 西野ジャパン!

下馬評は最悪ですが、失うものは特にないのですから、開き直ってやればいいんです。

次回はそれかな?

では、

平和学としてのスポーツ法入門民事法研究会 以下入門●p

と関連して

平和&スポーツあれこれ

今年初めに、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が、平昌(ピョンチャン)の冬季オリンピックに参加すると言ったことがきっかけになり、

スポーツと政治の関係が久しぶりに脚光を浴びました。

そして、ぼくは、その関係では、

例えば、このブログの

 

3月9日「朝鮮半島、南北首脳会談」や

 

5月2日「米朝会談決定と平昌パラリンピック開幕

に、ぼくの思いや感想を書きました。

この問題は、

4月27日の金正恩と韓国文在寅大統領の板門店会談を経て、

6月12日、シンガポールで、

金正恩とアメリカのトランプ大統領が初めて会談しました。

1.金正恩・トランプ

  共同声明の骨子

① 金正恩は、朝鮮半島の完全非核化への約束を再確認。

② トランプは、北朝鮮に安全の保証を提供すると約束。

③ 米・朝は、朝鮮半島で持続的な平和体制を構築するため努力。

④ 会談は、何十年に及ぶ緊張と敵対行為を克服するための画期的な出来事。

⑤ 会談結果を履行するため、さらなる交渉を開催。

⑥ 朝鮮戦争の戦没米兵の遺骨収集で協力を約束。

などとなっています。

 

2.大山鳴動して

  鼠(ねずみ)一匹も出ず?

客観的には、友人の辻井一基君が言ったように、この表現が正しいのでしょう。

正直言って、南北朝鮮首脳会談以上の新しい展開はありませんでした。

しかし、もう忘れましたか?思い出して下さい。

 半年前、一触即発の状態で、朝鮮半島がまたも火の海になる可能性もありました。

つまり、

トランプが「斬首作戦!」「ちびのロケットマン!」と挑発し、

金正恩が「老いぼれ!」とののしりながら、緊張を高めていきました。

そして仮に、何らかの形で戦端が開かれた場合、前回(1950~53)の朝鮮戦争と異なり、わが国も渦中になる中で、悲惨な事態が生じる危険も、かなり高かったのです。

もっとも、そうは言ってもぼくは、他でも書きましたが1962年10月のキューバ危機の緊迫感を体験しているので、実はあまり心配はしていなかったのですが・・・。

 因みに、前回の朝鮮戦争では、資料がきちんと集積されていなかったり錯綜したりしていて正確な数字は分かりませんが、双方での民間人も含む

死者は300万人と推計されています。

 その悪夢を考えれば、

ぼくは、今回米朝会談がなされたこと自体は高く評価すべきであり、

将来の可能性を秘めた会談だったと思います。

そこで

3.交渉はどちらが上手い?

 金正恩とトランプ、今回の交渉は、

金の判定勝ちでしょう。

端的に言って、

「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」

CVID(Complete,Verifiable,Irreversible,Dismantlement)

について、金は言質を与えませんでした。

つまり、朝鮮半島(北朝鮮ではない)の非核化を一般的に宣言しただけです。

しかも、金正恩は、トランプに、

金独裁体制の保証を認めさせたのです。

もっとも、2人とも大いにいい加減な人物ですから、この共同宣言自体、それぞれに本当の自覚があるのかはなはだ疑わしいのですが、

これから、2人の思いや立場について考えて見ます。

「トランプ・ファースト」

「金正恩・ファースト」

ぼくは、これに尽きると思います。

4.トランプ・ファースト

 トランプ大統領は、常々、

アメリカ・ファーストだと言っています。

大統領としてアメリカの利益を、第一に最大限追求するのだ、と。

しかし、彼の行動をよく見ていると、決してそのような評価はできません。

ぼくの理解では、彼の関心事は、

「ロシアゲート」から、国民やマスコミの関心をそらす。

「中間選挙」で、共和党に資する見栄えの良い行為を行い、自分の大統領任期全うにつなげる。

このようにトランプは、

自身の保身以外考えていないと思えるのです。

今回の、金正恩との会合も、派手な首脳会談を演出し、上記2つを意識しながら

北朝鮮首脳と会談した「初の米国大統領」という肩書きが欲しかったのでしょう。

 彼のその他の言動と合わせ考えれば、

彼が世界や国際社会の平和など考えているとは思えませんし、

差別的発言の数々を想起すれば、到底人類の進歩に寄与する人物とも思えません。

 それどころか、

ぼくなどは、金融や貿易関税などに関する政策・宣言の陰で、蓄財しているのではと疑問さえ持っています。

当然、株価の乱高下など予測できる立場だからです。

「トランプ・ファースト」、これがぼくの結論です。

5.金正恩・ファースト

 自分の保身中心という意味では、金正恩も同じです。

今回の首脳会談で、まんまるでふくよかな笑顔で好感度アップと表現した報道もありました。

韓国内でもイメージアップになったとの評価が一般のようです。

 しかし、権力掌握後、

彼が義理の叔父や実の兄を何のためらいもなく粛正した凶悪な事実を、誰も忘れません。

 そのこととも関連し、市民が一貫して恐怖政治の中で生活し、食料などについても、私たちが北朝鮮のテレビ放映などで見るのと異なる生活実態があることも、ほぼ自明です。

ただ、これも大衆としては将来、「ああ、非道い時代だったんだな!」と、70年前に、日本人が気づいたと同じ状況にならなければ現実化しないのでしょうが・・・。

 いずれにしても、非道いことをやった本人金正恩自身が、現在平静な気持ちや精神状態でいることができるとは、到底考えられません。

そうです、「いつ自分が殺(や)られるか」と内心びくびくしているはずです。

しょせん人間は、それほど強いものではないのです。

文在寅韓国大統領や、今回のトランプとの首脳会談も、

あくまで自分自身の存在(命)を守るための必死の方策なのです。

即ち、彼が考えるのも、世界や国際の平和などでないのはもちろん、北朝鮮や北朝鮮人民の生活の確保や進歩のことでもなく、自分の身(命)の安全です。

「金正恩・ファースト」、これがぼくの結論です。

6.日本国首相安倍晋三

 では、安倍晋三の立場についてはどのように考えたら良いのでしょうか。

トランプにポチ扱いされ、今回の会談の結果、

どうも、おカネだけはしっかり負担させられそうな気配ですね。

念願の拉致問題も、

首脳会談で、具体的に話し合いが行われたかさえ疑わしい状態です。

 先にも書いたとおり、あれほどアメリカ・ファースト(実はトランプ・ファーストですが)を公言しているトランプが、

日本や日本人のことを、まじめに真剣に考えてくれると思う方が、おかしいですよね。

 結論的には、何でもかんでもトランプを支持するといったポチ状態ではなく、

しっかり、国としての政策を肝に据えてかかる必要があると思います。

 ぼく自身、彼が頻繁に外国に赴き首脳と会談しているのは大変良いことだと思っています。ただ、その会談する内容が、世界の歴史にとって評価できる前向き、進歩的なものである必要があります。

 ここからがぼくのホンネですが、

安倍首相には、行く先々の首脳と、

「日本国憲法の永久平和主義」のすばらしさ、

「本当の意味の国連軍」を創るための方策・理想を語って欲しいのです。

 無いものねだりですみません・・・。

 

それでは、

今日の一曲  

昨年も一度載せましたが、

南北朝鮮の平和的統合を祈念して

イムジン河

フォーク・クルセイダーズ

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 入門●p)より

今日も引用は省略します。

ただ、平昌オリンピックときっかけに、

スポーツが国際政治と大いに関連したことは、記憶しておいて下さい。

なお、本当の意味の国連軍については、本の276pの「コラム」に書いています。

それでは、

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗(のぞ)いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

2017年 民事法研究会  2800円+税

を読んでください。

筆者としては、

まずコラムを読んでいただきたいです。

また、

スポーツ基本法のコンメンタール部分は飛ばしていただき、

最後に読んでいただくと良いと思います。

2018(平成30)年6月17日  

        (NO.137)

スポーツ弁護士のぶさん こと

弁護士辻口信良

太陽法律事務所

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2018年5月 6日 (日)

世界卓球選手権南北朝鮮合同チーム

 平和&スポーツあれこれ

  こんにちは!

お元気ですか?

ゴールデンウィーク、最終日。

楽しく過ごしましたか?

ぼくは、5月4日の金曜日一日だけ

のんびりさせてもらいました。

今、仕事場・太陽法律事務所にいます。

 

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

NO.128

では、

平和学としてのスポーツ法入門民事法研究会 以下入門●p

と関連して

平和&スポーツあれこれ

日本のゴールデンウィークも今日(5/6)で終わり、明日から普通の曜日に戻るのですが、今日は遠くスウェーデンで行われていた卓球の話です。

1.世界卓球選手権

スウェーデンのハルムスタードで行われている、卓球の世界選手権団体女子で、韓国と北朝鮮の両代表が、女子準々決勝で対戦するべきだったのですが、対戦の試合直前に合同チーム「コリア」を結成し、試合を行わずに準決勝に進むという異例の事態になりました。

過去に、1991年日本の千葉で開催された大会で、「開幕前に」、合同チームを結成して出場したことがありましたが、今回は、開幕後、しかも直接対戦前の合同チーム「コリア」結成でした。

 皆さんは、これをどう考えますか?

2.南北朝鮮の平和への動き

 当然ですが、この動きは、今年に入って加速している(と思われる?)南北朝鮮の平和共存への動きと関連しています。

 つまり、正月の北の金正恩朝鮮労働党委員長の平昌オリンピック出場発言に始まり、先般行われた南の文在寅大統領との会談、

更に、今後予定されている米トランプ大統領との会談などを後押しするという意味合いがあるのでしょう。

日本卓球協会の星野一朗専務理事は、「卓球の国際平和との関わりは、これまで大きなものがあった。スポーツを通して世界平和を目指すことも大切」と理解を示しつつ「大変驚いた」と述べています(読売新聞)。

 確かに1970年頃、ピンポン外交と言われたように、卓球が国際政治の中で大きな役割を示したことがあり、

その時、日本の荻村伊智朗さんが大変活躍されたことを、ぼくも記憶しています。

3.イエローカード

 しかし今回、大会役員の思いや善意は分かりますが、大会が開催されて以後の合同チーム結成の決定は間違いでした。

というのは、スポーツにおける公平さフェアさに反するからです。

(1)不公正さ アンフェア

 出場各選手は、これまでの練習を含め、試合の日程、形式,組み合わせなど、みなそれぞれの立場で戦略・戦術など予定を立て、その思いで競技し闘っています。

それは、今回対戦相手になった日本の選手もそうですし、何より、南・北それぞれの選手にとっては、今回の合同「コリア」で、そのため出場できなくなった選手が半分はいるのです。

出場できなくなった選手の立場はどうなるのでしょうか。

南北の選手が肩を組んでの笑顔や、日本との闘いのときに「コリア」チームとして一斉に応援していると言っても、その内心が複雑であることは言うまでもありません。

今回の決定には,

スポーツ、スポーツ選手に対するリスペクトがありません。

(2)スポーツと政治

スポーツと政治が大いに関連している事実は否定できませんし、ぼくは、スポーツが政治に働きかけることは大いにあって良いと考えています。

当然、星野専務理事が言われるように、平和のためにスポーツが役立つことがあるのは,ぼく自身いつも

「スポーツの平和創造機能」を強調しているので,認めます。

 ただ、その前提として、

スポーツにおける公正さフェアさが遵守されなければなりません。

平昌のオリンピックのときのように大会開催前であれば、南・北それぞれエントリーしていても、合同は認めて良いと思います。

もっとも、その場合も,南北それぞれの国を代表していた選手の半分は、はしごを外されることになるので、もろ手を挙げて賛成とは言えませんが,公正さは何とかクリアできるでしょう。

(3)考える機会

 今回、大会役員は、

合同チームという動きや構想もあるが、

きっぱり今回はダメ!と、言い切るべきでした。

そして、南・北が、準々決勝で堂々と競技して闘って欲しかったと思います。

その試合の中で、あるいは勝敗の結果を受け、それぞれの選手が、

「なぜ,私たちは、国内大会でではなく国際大会で闘わなければならないのか」を考え、

それにより、同じく、南の国民も,北の国民もそれぞれ、

同様に「アレッ?」と,考える機会

更に全世界の人たちにも、

早く一緒になれば良いのにというメッセージになったと思うのです。

(4)頑張った日本女子

 準決勝、日本は「コリア」に勝ちました。特に石川佳純選手,ホントよくガンバりましたね。試合後泣いていましたが、いい涙でした。

仮に,日本が「コリア」に負けていたら、日本選手から異議が出た可能性がありますし、一方で日本の,忌まわしい「ヘイトスピーカー」たちが、また動き出すところでした。

その意味で、大会役員の不手際を、日本女子選手が救ったことになります。

残念ながら決勝で中国に負けましたが、

役割としては完全に「金メダル」でした。

 本当は、合同チーム「コリア」を認めた大会役員の行動はレッドカードですが、

平和への善意があったという意味で、

ぼくは「イエローカード」とします。

甘いかなあ?

 

それでは、

今日の一曲  

新緑の季節

若葉

東京放送児童合唱団

です。

こんな緑いっぱいのところで一日中、

風に吹かれて何もせずに、のんびりしていたいですね。

明日から、また普通の日常!!

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 入門●p)より

今日は宮本恒靖選手の話の続きですが、

次回にします。

それにしても、

時間の管理ができないですね。

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗(のぞ)いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

2017年 民事法研究会  2800円+税

を読んでください。

筆者としては、

まずコラムを読んでいただきたいです。

また、

スポーツ基本法のコンメンタール部分は飛ばしていただき、

最後に読んでいただくと良いと思います。

2018(平成30)年5月6日  

        (NO.128)

スポーツ弁護士のぶさん こと

弁護士辻口信良

太陽法律事務所

住所 〒530-0047

大阪市北区西天満4-8-2 

北ビル本館4階

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2018年3月 4日 (日)

羽生結弦に国民栄誉賞?

     こんばんわ!

3月最初の日曜日。

気温が18度近くまで!

大阪は春の気配です。

お元気ですか!?     

ぼくは、

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

NO.114

では、

平和学としてのスポーツ法入門民事法研究会 以下入門●p

と関連して

平和&スポーツあれこれ

今日は、

羽生結弦に国民栄誉賞?

まだ正式に決まったわけではありませんが、このニュースがあります。

ぼくは、

羽生選手が優勝した直後、平昌で、このことを予測しみんなに話していました。

1.国民栄誉賞

国民栄誉賞は、1977年(昭和52)年8月30日に、当時の福田赳夫内閣総理大臣により制定された「国民栄誉賞表彰規程」に基づき授与されるものです。

 これまで、

第一回の王貞治さん(プロ野球)から、

今年同時受賞の井山裕太さん(囲碁)、羽生善治さん(将棋)まで、40年間の間に、26の個人と団体に贈られています。

 その目的は

「この表彰は、広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があったものについて、その栄誉を讃えることを目的とする。」

とされています。

受賞者には、スポーツ選手の外、

古賀政男、長谷川一夫、植村直己、美空ひばり、藤山一郎、長谷川町子、服部良一、渥美清、吉田正、黒澤明、遠藤実、森光子、森繁久弥の各氏がいます。

 そして、

「表彰・盾のほか、記念品または金一封を添えることができる。」とされています。

2.これまでのスポーツ関係受賞者

 スポーツ関係のこれまでの受賞者は、

順番に、

王貞治、山下泰裕、衣笠祥雄、千代の富士貢、高橋尚子、2011ワールドカップ日本女子代表、吉田沙保里、大鵬幸喜、長嶋茂雄、松井秀喜、伊調馨、井山裕太、羽生善治の各氏、団体です。

なお、

この中で井山、羽生両氏については、

ぼくのスポーツの定義に入っています(平和学としてのスポーツ法入門 9p)。

また、上に述べた植村さんは冒険家とされていますが、スポーツ選手のカテゴリーでも良いかも知れませんね。

3.授賞の基準

 上記に述べた目的にあるとおり、基準は曖昧です。

亡くなられた方も対象になりますし、

王さん(台湾国籍)のように、外国人も対象になります。

実施要領では、

「候補者について民間有識者の意見を聞く」とされているので、首相の要望だけでは決められない仕組みにはなっていますが、

実際は、その時の首相(内閣総理大臣)の意向が強く反映されます。

 ぼくが印象に残っているのは、

東日本大震災・福島原発事故の2011年、

FIFA女子ワールドカップドイツ大会で優勝し、国民に感動と元気を与えた「なでしこジャパン」です。

スポーツには、すごい力があると確信しました。

 ただ、

時の首相が、保身や政権浮揚を目的に行うのではないかとか、

贈られる側ではなく贈る(首相)側の賞だ

などと批判されることもあります。

要するに「スポーツの政治的利用」ではないかということです。

実際、

長嶋・松井両氏への授賞の際、安倍首相が、自身「96」の背番号を付けて登場し、授賞場所が、有権者が大勢集まる東京ドームだったこともあり、憲法の改正規定である96条を意識したものだと言われ、

巨人フアンの徳光和夫アナウンサーが、

「96?憲法改正に関係あるのかな」とつぶやいたエピソードがあります。ちなみに、首相自身は96代総理大臣だからと弁明したようですが・・・。

 第二次安倍内閣になって以降、2013年から2018年までの間に、羽生結弦選手にも授与されるとすると7人とハイピッチで、しかもスポーツ選手ばかりです。

スポーツやスポーツ選手を讃えることは、ほとんどの国民が賛成するので、それを自分の都合の良い政治目的に利用してはいけないのですが、政治家にそれを求めても無理です。

ですから、

逆に私たち国民が、国民栄誉賞と政治における政策は別だと、しっかりと理解して対応すべきなのです。

4.受賞を断った人

 受賞を 断った人としては、

まずプロ野球の福本豊選手です。

福本さんは、1983年、当時世界記録となる通算939盗塁を達成、中曽根康弘首相から授与を打診された際、断った理由が「呑み屋に行けなくなる。」と話したと報道されましたが、本当は

「そんなんもろたら、立ちションもでけへんようになる」と言ったとされます。実際には王さんのような野球人になれる自信がない。記録だけでなく広く国民に愛される人物でないといけないと思ったと心中を語ったとのことです。

福本さんらしい、面白いというと失礼ですが、謙虚で率直な気持ちだなと思いました。

 また、

イチロー(鈴木一朗)選手は、

2001年メジャーリーグで日本人選手として初のMVPを獲得したとき、2004年メジャーリーグでのシーズン最多安打記録を更新したとき、2度にわたって打診されていますが、

いずれも

「もし、賞をいただけるなら現役を引退した時にいただきたいです。」と固辞しました。

 ぼくは、

日本で初めて首位打者になった直後、若きイチロー選手と大阪でゆっくり話したことがあるのですが、その時の求道者のイメージが伝わる話です。

5.スポーツと国民栄誉賞

 賞の目的で書いたとおり、

この賞は、スポーツに特化した賞ではないのですが、

「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績」とされています。

その「業績」の中に、スポーツが、スポーツ選手が多く含まれていることは、スポーツ愛好家としては大変うれしいことです。

要するに、

社会生活の中で、スポーツにはそのような普遍的な力と意義があるということです。

これは、ぼくが平和学としてのスポーツ法入門36pで述べている、

現代社会における「スポーツの国家的意義」、社会的意義の一つといって良いでしょう。

国民栄誉賞などもらうと、品行方正でなければならない、立ちションもできないという福本さんの気持ちも理解できますが、他方でそんな人間くさいところも含め、人々の気持ちを豊に、楽しくさせてくれる、それがスポーツだと思います。

 その意味では、

先の平昌での金メダルを取った小平奈緒選手と、五輪3連覇を阻止され悔しかったたけれども一層の友情を深め、そして私たちに感動をもたらしてくれた李相花(イサンファ)選手の2人にも、一緒に上げても良いと思います。 外国人でも構わないはずですから。

 

それでは、

今日の一曲  

自然界は今、

冬と春の諍(いさか)いの最中です。

前回は、襟裳岬の春を聞いてもらいましたが、

3月になっても、まだまだ雪が舞う北国もあるんです。

そう、

冬にはこの歌もいいですよね。

粉雪

レミオロメン

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 入門●p)よりは、

平和&スポーツあれこれが長くなったので、今日はを引用はお休みします。

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗(のぞ)いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

2017年 民事法研究会  2800円+税

を読んでください。

筆者としては、

まずコラムを読んでいただきたいです。

また、

スポーツ基本法のコンメンタール部分は飛ばしていただき、

最後に読んでいただくと良いと思います。

2018(平成30)年3月4日  

        (NO.114)

スポーツ弁護士のぶさん こと

太陽法律事務所 弁護士辻口信良

 

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2018年2月 8日 (木)

平昌オリンピック開幕

    こんばんわ!

お元気ですか!?

2月9日、

冬季平昌オリンピックが開幕!

但し、今日8日から、

競技が始まっています!

毎回

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

NO.107

では、

平和学としてのスポーツ法入門民事法研究会 以下入門●p

と関連して

平和&スポーツ

ひとことふたこと

今回は、

1.スポーツと政治

スポーツと政治、むずかしいですね。

でも、

国際社会では、

間違いなくスポーツと政治は関連します

典型は、よく言われる1936年の

ヒトラーによるベルリンオリンピックですが、

特にスポーツの世界最大のイベント、オリンピックは、どうしても政治と切り離せないのです。

それは、

今回の平昌オリンピック開催に当たっての、

北朝鮮と韓国、またアメリカや日本の動きや報道をみれば明らかです。

(1)北朝鮮の思い

 イニシアティブを取ったのは北朝鮮です。

現在北朝鮮は、国際的に孤立しています。

核実験などによる国連の輸出入制裁決議で苦境に立っており、何とかそれを挽回したいと考え、

タイミングを計り、1月1日、金正恩朝鮮労働党委員長の談話を発表しました。

つまり、

疲弊し、内心大いに不満を持っている北朝鮮人民の気持ちや思いを、

一方、オリンピックに乗り込むことで求心力に変えると共に、

他方では、米・韓・日(とりわけ米)への憎悪を煽っているのです。

これは、戦争的ナショナリズムです(入門41p)

オリンピックを成功裏に終えるため、平昌(韓国)が北朝鮮の参加を拒否することはないとの確信の元でのアピ-ルでした。

そして、

アスリート(選手)というよりは、

管弦楽団や美女軍団など、派手なパフォーマンスの人たちを送ってきたのです。

一方で、北は国内で軍事パレードを行い、軍事的力を誇示しました。

あくまで国内の行事であると断り、必要以上に米・韓を刺激しないとの憎い演出です。

(2)韓国の思い

 この北朝鮮の変化球に、韓国の文在寅大統領は応じ、女子アイスホッケーでは、南北合同チームまでできました。

入場は朝鮮半島をあしらった旗での入場でしょう。

元々同じ民族ですし、朝鮮戦争(1950~53)以来、離ればなれになったままの肉親もいます。

なお、朝鮮戦争、民間人も含み

400万人以上が死亡とも言われています。

そして、

国民の多くは、朝鮮半島が統一されることを願っており、

ただ、韓国としては独裁国家北朝鮮のようになるのはゴメンだ、というところです。

そして、文大統領は、

彼自身、融和派であることも踏まえ、オリンピックを政治的に利用しようと考え、

北の参加で、国民を盛り上げ、

自身の求心力や支持率アップを考えたようですが、この思惑は外れ、逆に現在、支持率は下がっているようです。

 スポーツ自体の問題としては、

特に合同になる韓国のチームは、本来出場予定の一部選手が外されることになり、

フェアさという点では、確かに問題です。

(3)アメリカの思い

 アメリカの本心は、

北朝鮮のミサイルが本格的に

アメリカ本土に届く性能を持つ前に、北(の軍事施設)を、叩きたいと思っているでしょう。

そして、

このオリンピック期間中にも、北がミサイルの性能を高めていることに、焦りといらだちを感じているはずです。

しかし、冷静に考えれば、

前回(2月7日 NO.106)も書きましたが、

本当に恐い思いをしているのは、強がっている北の金正恩自身なんですね。

なぜなら、

世界最強の核超大国ににらまれ、すぐ目の前で「斬首も」などと脅されて米韓軍事演習をされているんですから。

北朝鮮を支持するつもりは全くありませんが、核疑惑関係をいうなら、

トランプ大統領は、

イスラエルにも同じことを言う必要があるでしょう。

しかし、決してそのようなことは言わず、

却ってエルサレムを首都として認めるなど

挑発的なことをしています。

(4)日本の思い

さて、日本です。

韓国の文大統領が慰安婦問題で日本に見直しを求めてきたので、

安倍首相は、一時、オリンピックの韓国へ行くことに難色を示したようですが、ぼくは、結果的に行くことになり良かったと思います。

 もちろん、

慰安婦問題は、既にきちんと合意された政府間の約束ですから、

正義は日本側にあり、合意の誠実な履行など、言うべきことはきちんと主張しなければなりません。

そうはいっても、

日本の総理大臣として、南北朝鮮分断の大元が、明治憲法時代の日本帝国主義による

朝鮮半島の植民地支配にあることは、心にとめておく必要があります。

 それらをふまえたうえで、

2020の東京オリンピック・パラリンピックのこと、

そして、

スポーツの平和創造機能について大いに語ってほしいものです。

2.アスリートファーストと

  スポーツの平和創造機能

まず

(1)アスリートの取るべき態度 

 スポーツと政治について、

どう考えればよいのでしょうか。

まず、押さえておかなければならないのは、

上記にも記載したとおり

スポーツが政治と無関係でいることはできないという事実です。

 それを前提に、

アスリートは、まず自分が出場するその試合・競技において、それぞれ全力を出して闘うことです。

 日頃鍛えたアスリートは、

特にオリンピックでは、

私たちがまねのできない素晴らしいパワーやスピード、技術、心身の力、その真摯で懸命な競技での闘いを、私たちに見せてください。

私たちは、それを観て応援し、興奮・感動します。

しかし、それで全てではありません。

ぼくは、

アスリートは、スポーツに対する公権力の政治的介入については最大限拒否しつつ、

逆に政治的発言や行動をすることは、構わないと思います。

(2)アスリートの政治的発言・行為

 今も書いたとおり、

アスリートのスポーツにおける本分は、自身の勝利を目指し、

その競技で最高のパフォーマンスをすることです。

そのことで、観る人は感動します。

そして、私たちは、そんなアスリートに

憧れリスペクトします(アスリートファースト)

ただ、

競技を離れれば、アスリートも普通の人です。

そして、

普通の人は、全員政治的人間なのです。

 具体的にいいましょう。

1980年モスクワオリンピックに、

アメリカや日本は不参加を決めました。

原因は、当時のソ連によるアフガニスタン侵略という優れて政治的・軍事的問題でした。

ですから、それに抗議するオリンピックへの不参加は、

アメリカ政府や政治家(カーター大統領)による、明らかに政治的行為(決定)でした。

ぼくは、

そのカーター大統領の政治的決定に対し、

アスリートは、更に反対して参加することもできたと思うのです。

具体的には、

アスリートの集団である各IF(国際競技連盟)や、各国のNOC(国内オリンピック委員会)、

つまり、USOC(アメリカオリンピック委員会)やJOC(日本オリンピック委員会)が決めることですが、

それぞれが、自主性を持ち、主体的に決定すべきだったのです。

現実には、

日本や当時の西ドイツは、アメリカの意思を忖度し、参加を断念しましたが、

フランスやイギリスは、アメリカの意思を無視し、参加したのです。

それぞれが政治的行為でした。

なお、

アメリカでは一部の選手などが、結果的には負けましたが、

モスクワ五輪不参加決定は、納得できないと裁判を起こしました。

ここに

日本のスポーツ界が、

実はスポーツ界だけではないのですが、

日本、日本人の自主性、主体性に関する遅れ、

個人主義の未発達、後進性を感じるのです。

それでは、

今日の一曲  

平昌オリンピック開幕を祝い応援する歌

サザンカ

これは、NHKのオリンピック応援歌だそうです。

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 入門●p)より

今日は引用はないのですが、

平昌オリンピック、出場するアスリートには、

ありきたりですが、

日頃のトレーニングの成果を存分に発揮して悔いなく闘って欲しいと思います。

そして、

応援する私たちも、

もちろん、日本人を応援するのはOKです。

ただ、

「ニッポン!! チャチャチャ!!」はいいんですが、

「ジャパニーズ・オンリー」のような応援は、止めましょうね。

そして、

あんまり何色のメダルなどとは言わず、

大いにスポーツ自体を楽しみましょう(入門42p)。

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗(のぞ)いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

2017年 民事法研究会  2800円+税

を読んでください。

筆者としては、

まずコラムを読んでいただきたいです。

また、

スポーツ基本法のコンメンタール部分は飛ばしていただき、

最後に読んでいただくと良いと思います。

2018(平成30)年2月8日  

        (NO.107)

スポーツ弁護士のぶさん こと

太陽法律事務所 弁護士辻口信良

 

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