大阪マラソン2017
こんばんわ!
お元気ですか!?
師走になりました。
アッというまに、正月がやってきます。
「平和学としてのスポーツ法入門」で
スポーツの平和創造機能を語り続ける
スポーツ弁護士のぶさん ですが、
今日は、ちょっと休憩です。
1.大阪マラソン
42.195㎞
11月26日、
幸運にも,
大阪マラソンを走らせてもらいました。
コースは、
大阪城をスタートして、
一旦南下し難波に出て、
その後、
普段は南行き一方通行の御堂筋を北上、
淀屋橋、中之島公会堂、大阪市役所から,
更に今度は御堂筋を南下、
大阪ドーム、通天閣などを見ながら、
最後は、
大阪南港のインテックス大阪がゴール地点。
すごいのは、
ぼくら一般ランナーが御堂筋を北上する途中、
御堂筋を南下する
トップ選手とすれ違うときです。
今回は、
4人が先頭集団でトップを争っていましたが、
実際、明らかに彼らは違うんです。
スピードは、ぼくらの倍以上、
長距離選手特有のスラッとした、
いわゆるカモシカのように伸びる足、
ぼくらは、思わず立ち止まり、
沿道の応援団と同じように、大きな拍手を送りました。
今年のトップ選手(男子)は2時間12分台でしたが、
ぼくが中間点にたどり着いたときには、
もうゴールしているのですから、
ホントすごいです。
2.ネット社会の驚異
でも、
もっとすごいことがあります。
3万人以上のランナーが、
シューズにチップを付けて走るのですが、
その全員について、
インターネットやスマホで、
5キロごとのタイムが、
そのまま表示されるのです。
さらに、
3カ所地点(15・25・35キロ地点)で、
全員の走る姿の動画、
4カ所目のゴール地点では、
ゴールしたときの、
これも動画が配信されており、
ランナーの名前を入れると、
だれでもが閲覧できるのです。
実際、タイガースの黒い帽子、
オレンジのシャツのぼくの、
よたよた、ヨレヨレの姿も、
そのまま、きちんと撮影されているんです。
ほんと、ホント、
全くすごい時代になったものです。
逆にいうと、
すごい管理社会ですけどね?!
その犯人は、ランナーズ・ネットといいます。
3.参加することに意義がある
ぼくは、
実は2週間前、軽いぎっくり腰になり、
本番まで、全く走ることができませんでした。
でも、
抽選漏れで走れない人の方が多い中、
せっかくの走ることができる機会なので、
いけるところまでは行こうと思い、
大阪城をスタートしたのです。
制限時間は7時間。
ゴールまで何とかたどり着けると思ったのは、
30キロ地点で、
テニス仲間・たぬき会の
熱い応援をもらってからでした。
30キロあたりから本当にシンドイですね。
それから後も、
ぼくなりに必死に何とか粘って、
完走・完歩できました。
直前に走ら(走れ)なかった、
それがかえって良かった(?)、という友人もいます(苦笑)。
マラソンの42.195㎞は、
JR大阪→京都とほぼ同じです。
4時間55分24秒でした。
4.いろいろな参加者と楽しみ
しんどいのはしんどいのですが、
スポーツの基本・原点は楽しみ、
特に市民のマラソンですから、
完走を目的にしつつ、
それぞれの思いを胸に走ります。
あるいはペアルックで恋人同士、
また、サムライ姿やミニヨンなど、
面白い仮装で走り抜く人もいました。
さらには、
沿道で応援してくれている人に
お礼のハイタッチしたりしながら走る人もいるのですが、
ぼくは、その余裕がなくて、
ひたすら前を向いて、黙々と進みました。
さて、
毎年、話題になる芸能人など有名人です。
今年はノーベル賞の山中伸弥さんは出場されませんでしたが、
ぼくが知っている限りでは、
間寛平さん4時間30分49秒
亀田大毅さん4時間57分18秒
吉村洋文大阪市長6時間25分25秒
などです。
寛平さんは、
世界をマラソンしているアスリートで、
確かガンか何かの病気で、一時走るのを辞めておられたように記憶していますが、
復活され、さすがです。
でも、
誰でもそうだと思いますが、
ゴールした後の満足感は、
何とも言えませんね。
身体には絶対悪いですが、
心には絶対良いですね。
翌日の27日は、たまたまぼくの誕生日。
足・膝・腰が痛くて、タクシー利用で
移動の一日でした(笑)。
5.ありがとうございました
沿道で応援していただいた方、
エイドステーションで、水分や栄養になる食べ物を準備していただいた方、
ブラスバンド、踊り、太鼓などで
走るぼくらの元気を鼓舞してくれた方、
交通整理、清掃、警備、道案内など、
むしろ目立たないところで、
しっかりサポートしていただいた方、
その他、
気づかず、目立たず知らないところで
支えていただいた皆さん、
お世話になり大感謝です。
本当にありがとうございました。
スポーツバンザイ。
それでは、
今日の一曲
大阪御堂筋を走ったので、大阪の写真と
大阪ラプソディー
海原千里・万里(1976年)
<おまけのひとことふたこと>
大相撲の横綱日馬富士(はるまふじ)が、
11月29日、
貴ノ岩への暴行・傷害事件で引退声明。
被害を受けた貴ノ岩とその親方の貴乃花が、
「鳥取県警の捜査終了後に話す」との姿勢のため、真相が分かりません。
モンゴル力士間の問題や、
貴乃花親方と横綱白鵬の確執、
公益財団法人日本相撲協会の理事選をめぐる問題などもささやかれ、
全くすっきりしないのです。
ただ言えるのは、
10年前の2007年、
17歳の序の口力士時太山(ときたいざん)が、
兄弟子らに暴行を受け死亡した事件があり、
当時の時津風親方が5年の実刑判決
を受けたときの
反省が十分なされていないのは、
残念ながら、間違いありません。
今日も
最後まで読んでいただき、
本当にありがとうございました
また、覗いてください。
詳しくは、
2020年までに、
平和を愛する人必読の
平和学としてのスポーツ法入門
(2017年 民事法研究会 2800円+税)
を読んでください。
2017(平成29)年12月1日
(NO,90)
スポーツ弁護士のぶさん こと
太陽法律事務所 弁護士辻口信良
住所 〒530-0047
大阪市北区西天満4-8-2
北ビル本館4階
TEL 06-6361-8888
FAX 06-6361-8889
e-mail
nob@taiyo-law.jp
→友人の辻井一基(つじいかずもと)君のブログで、
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