がんばれ!!若者たち

2018年7月12日 (木)

ベスト8目前、散った西野ジャパン

 平和&スポーツあれこれ

   こんばんわ!

梅雨が明け、長く暑い夏が始まりました。

元気ですか!?     

ぼくは、

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

ロシア・ワールドカップ

 

1.西野ジャパン

西野朗監督率いるサッカー・ロシア・ワールドカップ、日本の戦いは終わりました。

結果としては、ベスト16、ホントあと少しでベスト8だったのです。

日本時間朝3時キックオフ。

睡眠時間との関係で言うと、全く中途半端な時間帯です。なんて言うと、早起きの、市場や新聞配達、トラック便、深夜タクシーの人たちに失礼、怒られますね。

それはともかく、

前半0-0で折り返し、善戦していると思っていましたが、

後半早々、3分、原口元気、

7分、乾貴士が、連続ゴール。

一気に目が冴えてきました。

ベストえいと→8→エイト!!

ホント、絵文字ムード。

サムライブルーが躍動!!

しかし、

20分過ぎてからのFIFAランク3位、

ベルギーの猛反撃で24分に1点。

この時はまだ余裕があったのですが、さらに、29分に同点ヘッド。

それでも、

この時は、それじゃあ延長かと思って観ていたのです。

悪夢はロスタイムに起こりました。

カウンターからの49分、ベルギーの劇的逆転ゴール。

最後は、6月7日現在のFIFAランク3位と、61位の差が出たとしか言えません。

2.大善戦のサムライブルー

 たらればを言うと、きりがありません。

ニッポン、よくガンバりました。

みなさんも、大会開始前のことを思い出して下さい。

H組4カ国の力から言って、また、直前の監督交代のゴタゴタや強化試合の結果などから、決勝トーナメント出場は絶対に無理。

3戦全敗でも、全くおかしくないと言われていたのです。

戦う前、ぼくも、失うものは何もないのだから、無欲で戦おうと檄を飛ばしましたね。

3.賞金

 ベスト16の日本は、1200万ドル(13億2000万円)の賞金が受け取れます。

その他に参加費150万ドル(1億6500万円)です。

仮にベストエイトなら、賞金は1600万ドル(17億6000万円)、

仮に3位なら、2400万ドル(26億4000万円)、

仮に準優勝なら、2800万ドル(30億8000万円)、

仮に優勝なら、3800万ドル(41億8000万円)、

獲らぬたぬきの皮算用。

4.2022年カタールへ

 次の戦いは既に始まっていると言っても過言ではありません。

順調にいけばカタールでのワールドカップですが、開催決定に当たっての不正疑惑などもあり、すんなり開催となるか不透明な部分もあります。

 それよりも、日本は、

6回連続で本戦に出場しており、特に30歳以下のみなさんは、アジアからの代表になるのが当然のように思っておられるかもしれません。

そして今度は、本気でベスト8だと。

しかし、

そもそも地区予選で敗退の可能性もあることを覚えておきましょう、今回のイタリアのように。

いずれにしても、選手はもちろん監督、スタッフのみさん、本当にお疲れさまでした。

日本で夜遅く、朝早く応援されたみなさんも、お疲れさまでした。

やっぱりスポーツは楽しい!

5.スポーツの平和創造機能

 改めて、ぼくは、「スポーツには平和を創る力がある」と強く感じます。

特に現地で応援されたサポーターのみなさん、

ロシアという、みなさんにとっては得体の知れない(?)国に行かれました。

その非日常性の中で、ロシアにも日常があるのだということを理解して貰えましたか?

それを少しでも垣間見ることができたなら、

あなたは「スポーツの平和創造機能」を感得されたものと思います。

 

それでは、

今日の一曲  

カーペンターの

Top of the world

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会)より

今日は引用はありません。

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗(のぞ)いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

2017年 民事法研究会  2800円+税

を読んでください。

筆者としては、

まずコラムを読んでいただきたいです。

また、

スポーツ基本法のコンメンタール部分は飛ばしていただき、

最後に読んでいただくと良いと思います。

2018(平成30)年7月12日  

        (NO.141)

スポーツ弁護士のぶさん こと

弁護士辻口信良

太陽法律事務所

住所 〒530-0047

大阪市北区西天満4-8-2 

北ビル本館4階

TEL 06-6361-8888

FAX 06-6361-8889

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2018年6月10日 (日)

大阪城トライアスロン2018

 平和&スポーツあれこれ

   こんばんわ!

日曜の夜、何してますか!

そして

お元気ですか!?     

ぼくは、

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

NO.136

きょうは、初めてトライアスロンを観戦してきたのでその話です。

1.トライアスロンとは

 トライアスロン(triathlon)は、

①スイム(水泳)

②バイク(自転車ロードレース)

③ラン(長距離走)

の3種目を、

この順番で連続して行う、耐久競技であり、

1974年にアメリカで初めて開催された、比較的新しいスポーツです。

triathlonは、

ギリシャ語の「3」を意味する接頭辞のtri-と、

「競技」を意味するathlonの合成語で、

英語の発音にならい「トライアスロン」と呼ばれます(ウィキペディア)。

要するに、3つの種目の競技を一気にやりきってしまう過酷なレースです。

そして

2.四つの形態

 競技の距離により

(1)ショートディスタンス(短距離) 

 

(2)ロングディスタンス(長距離)

 

(3)アイアンマンディスタンス(鉄人距離)

 

(4)その他の距離や内容

に分かれています。

(1) のショートディスタンスは、

別名「オリンピックディスタンス」とも呼ばれています。

 スイム1.5㎞、バイク40㎞、ラン10㎞の合計51.5㎞で争われます。

オリンピックでの放映時間などを考えると、

適当な時間だと判断されたのでしょう。

2000年のシドニーオリンピックで正式種目になり、

ショートディスタンス=オリンピックディスタンス(OD)とされています。

また、パラリンピックでは、

2016年のリオデジャネイロ大会から正式種目になりました。

そして、日本国内では、

2016年の第71回「希望郷いわて国体」から、国体の正式競技として採用されています。

(2) ロングディスタンスは、それぞれ、4.0㎞、120㎞、30㎞の合計154㎞。

(3) アイアンマンディスタンスは、それぞれ、3.8㎞、180㎞、42.195㎞

    の合計226㎞。

(4) は、さまざまな距離設定や、数人で種目を分担するやり方などがある。

 

3.大阪城トライアスロン

  2018

 実は、

今日、冒頭の大阪城トライアスロン2018があったのです。

天気予報は雨だったのですが、降らずに楽しく応援でき良かったです。

ぼくは、トライアスロンを観戦するのは初めてなのですが、

友人のフェラーリ・シモン選手が出場するので応援に行ったのです。

総参加者は約1000人。

大阪城の堀(外堀だそうです)を大勢が一斉に泳ぐのは、壮観ですね。

水は、決してきれいとは言えませんが、フェラーリ選手によると、中で前の選手が見えるのでまだましだと言っていました。

今大会の競技は、上記分類では(4)で、

いくつかのカテゴリーに分かれていて、彼は、スタンダードの部で

スイム1.5㎞、バイク37.02㎞、ラン10㎞に挑戦し、見事三位になりました。

2020東京を目指すと夢は大きいのですが、課題(特にスイム)もまだまだ多くあります。

でも、

夢に向かって大いに頑張って欲しいと思います。

4.ぼくはトライアスロン×

 ぼくは、大体何でもうれしがって飛びつくのですが、

トライアスロンはパスなんです。

というのは、スイムつまり水泳に

大変恐い、苦い思いがあり、ダメなんです。

それは、ぼくの小学三年生の頃に遡ります。

当時、学校にプールはありません。

石川県能登の田舎では、ため池が結構沢山あり、そこで学校の夏休みに父兄が縄を張って、交代で見張りをしている中で水泳ができるのです。

時間帯は午後1時から3時まで。

でも、泳ぐこと(参加)できるのは、小学校4年生以上で、それ以下の子どもたちは池に入ることはできません。

池がすり鉢状で浅瀬が無く、すぐに深くなっているので、園児や小学校低学年は危険だとされ、ダメだったんです。

でも

泳ぎたくて仕方がなかった「のぶさん」は、見張りの人や上級生がいなくなってから、同じ3年生を誘って、こっそり、池に行ったのです。

そして、まずぼくが池の中に入りました。

そして、お堂(水を抜く櫓ヤグラのようなところ)まで行くからと、

約3メートル先のその方向に足を踏み出したとたん

「フワッ」と体が浮き、( ´艸`)フ?゚プ?&プ・・・そのあとの苦しかったこと恐かったこと・・・。

ぼくは、必死になってバタバタと、岸に向かおうとしていたのですが、友人は、何をしているんかなと思って土手から見ていたとか。

岸の草を捉まえ、何とか岸にたどり着いたあと、おなかから沢山水が出てきたのを今でも覚えています、そして、恐怖も。

水面から頭や顔を出し入れしていた、

そのわずか10秒足らずの恐怖が、

今も脳裏に焼き付き、ホント水中が恐いんです。

今、全く泳げないわけではないのですが、

基本的には、海でも足の付かない場所には行きませんし、

プールではすぐプールサイドに手が届く、第1か第9コースを泳ぎ、第4や第5コースは泳ぎません。

ですから、基本的に何にでも関心を持ち、うれしがりやのぼくですが、

残念ながら、トライアスロンは、一生やりませんしできません(笑)。

と言うお粗末!

 いや、ホントホント

「夏休み、水の事故!児童、ため池で溺死!」

と新聞のベタ記事になるところでした。

あの時死ななくて良かったです。

それでは、

今日の一曲  

野風僧

河島英五さんです。

早く亡くなってしまいましたね。

ナイスガイで、大阪でオリンピックをやろうとぼくが市民応援団長をしていたとき、

その応援歌を作って下さいと、当時大阪東成にあった彼のお店に、お願いに行ったことを思い出します。

そのとき、彼の悩みも聞かせてもらいましたね。

大阪オリンピック招致が失敗に終わった後も、阪神淡路大震災復興のチャリティを毎年続ける、とても律儀でホントいいヤツでしたよね。

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会)

からの引用は今日はお休みです。

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗(のぞ)いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

2017年 民事法研究会  2800円+税

を読んでください。

筆者としては、

まずコラムを読んでいただきたいです。

また、

スポーツ基本法のコンメンタール部分は飛ばしていただき、

最後に読んでいただくと良いと思います。

2018(平成30)年6月10日  

        (NO.136)

スポーツ弁護士のぶさん こと

弁護士辻口信良

太陽法律事務所

住所 〒530-0047

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2018年4月22日 (日)

ガンバる二刀流大谷翔平

 平和&スポーツあれこれ

   こんばんわ!

新緑の候、すっかり初夏の気配、

場所によっては今日は真夏日(30度以上)のところもあったようですね!

お元気ですか!?     

ぼくは、

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

NO.125

時間の管理ができずに、

目標週1回の更新が遅れました。

ごめんなさい。

ただ、その間、簡単に書くことのできるFacebookには時々反応していました。

平和&スポーツあれこれ

今日は、

大谷翔平の挑戦

1.二刀流大谷翔平=投手と野手

1995年野茂英雄投手で始まった日本人選手のメジャーリーグ挑戦は、

ついに大谷選手が、投手でも野手でも挑戦!!

と言うところまで来ました。

野茂選手のメジャー行きについて、ぼくも多少関係した事実については、

平和学としてのスポーツ法入門 (151p)を参照して下さい。

 今、アメリカでもっとも熱い視線を送られているスポーツ選手のひとりですね。

今日(日本時間4/22)現在、

投手として2勝、ホームラン3本なんです。

スタート直後、すごい猛ダッシュです。

 OTANI SHOWと言われるくらいです。

投手と野手で本格的にメジャーリーグ挑戦する二刀流といえば、

あのベーブルースを思い出すというくらいですから、私たち日本人としてもワクワクですね。

左打者の大谷に対し、ショートが2塁ベース近くまで来て1・2塁間の守備を固める、いわゆる「大谷シフト」までされているんです。

年輩の人は、日本の野球での「王シフト」を思い出されるでしょう。

2.マディソン・バムガーナー

 もっとも、実はメジャーの現役選手に、サンフランシスコ・ジャイアンツの

マディソン・バムガーナーという選手がいます。

彼は、強打の投手として、よく引用される選手です。

今季メジャー10年目で、左腕投手として104勝、バッターとしてこれまで17本塁打。

正確に言うと、

104勝76敗、防御率3.01、通算打率は.185で17本塁打、打点54とのことです。

 その彼が、大谷選手のことを気にしていると報道されています。

それは当然でしょうね。

その記事の中で面白いのは、

彼(バムガーナー)は認めないだろうがとして、

「大谷に少しだけ嫉妬しているかもしれない」と書いている点です。

 ぼくは、

これはとても面白い記事だと思います。

その記者が「彼は認めないだろうが」という表現をしていますが、

表向きバムガーナーが認める認めないにかかわらず、

ぼくは間違いなく嫉妬していると思いますし、それは当然だと思います。

ところで

3.嫉妬は元気の原動力?

 一週間前(4/14)、

元ソフトボール日本代表の名監督が、集会で、自分が獲得できなかった五輪の金メダルを後輩たちが取ったとき、「嫉妬した」とはっきり言っておられました。

でも、それってとても素直な気持ちだし、当たり前ではないでしょうか。

嫉妬から変な行動に移行するのは、もちろんNGですが、

ぼくは、そのように他人をうらやむとか嫉妬することは、当然あって良いし、

そうでなければ、その後のその人の成長がないように思います。

 言葉を換えれば、嫉妬は元気の原動力だと思います。

4.山あり谷あり

 大谷選手、当然これから、いろんながあり、またがあります。

彼は明るいキャラだし、現在好調である山の時にも、偶然ですとかラッキーですと、とても謙虚で、だから好感を持って迎えられているんですが、これから当然谷もやってきます。

そんなときも、できるだけ明るく

「OH!TANI!!」位のギャグでしのいで欲しいと思います。

それでは、

今日の一曲  

かなり古い歌ですが、

今日聞いていたラジオからふと流れてきた

あべ静江

水色の手紙

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 )より

今日も引用はなしです。

ごめんなさい。

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗(のぞ)いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

2017年 民事法研究会  2800円+税

を読んでください。

筆者としては、

まずコラムを読んでいただきたいです。

また、

スポーツ基本法のコンメンタール部分は飛ばしていただき、

最後に読んでいただくと良いと思います。

2018(平成30)年4月22日  

        (NO.125)

スポーツ弁護士のぶさん こと

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2018年4月 1日 (日)

銃規制への米若者の怒り

 平和&スポーツあれこれ

   こんばんわ!

お元気ですか!

ぼくは

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

NO.122

今日は2018年4月1日

おかげさまで、ぼくのブログ

丸一年を経過しました。

週一回が目標でしたが、

121回、更新できました。

バタバタしている中での

平均、週二回なので、

自分で言うのもこそばゆいですが、

自分をほめてやりたいと思います。

発足当初は、このブログで

ぼくが2017年1月1日に出版した

平和学としてのスポーツ法入門(民事法研究会)

を引用することを中心に考えていました。

ただ、途中から、引用より、

その時々の

平和とスポーツ

の問題点や、ぼくの考えを全面に出すことにしました。

これからも、

週一回を目標に、

気づいた平和とスポーツの問題をブログに書きます。

当初の約束の

平和学としてのスポーツ法入門

引用についても、

2020年

東京オリンピック・パラリンピック

までは続けます。

ただ、このブログの読者には、

既に本を購入していただいた人も多いので、

引用は、ブログの最初ではなく

今日の一曲の後に、続ける形にします。

今日の一曲は、どうしてもぼくの好きな曲になるのですが、読者でご希望の曲がおありならメールや電話で教えて下さい。

 メッセージ性の強い曲にする考えもありますが、そんな固いことばかり言っていても仕方がないので、こだわらずに選びたいと思っています。

更に、

今年は別にフェイスブック(Facebook)と

ツイッター(Twitter)にも挑戦します。

時間をきちんと管理できるかどうか不安ですが、

ガンバって見ます。

批判やチェックを、よろしくお願いします。 

では、

平和&スポーツあれこれ

それでは、4月のスタート、

ガンバるアメリカの若者の話からです。

1.アメリカの銃による殺人

 3月7日のブログでも書いたのですが、アメリカの若者の動きです。

2月14日、フロリダ州の高校で発生した、

19歳の元生徒が起こした銃による17人もの大量殺人に対する抗議行動です。

その抗議は、殺人自体よりもその殺害に使われた銃器所持・銃社会に対する批判です。

2.若者の怒り

 3月24日、銃規制強化を求める「私たちの命のための行進」が、主催者発表によると、全米700カ所で100万人(首都ワシントンで80万人)を超える規模で行われました。

 米メディアによると、銃規制デモとしては過去最大規模とのことです。

若者たちは

①全米ライフル協会(NRA)の金を受け取る政治家を選挙で落とせ!

②銃規制強化法案を通さない政治家を落とせ!

などをスローガンに立ち上がりました。

3.憲法上の権利

 アメリカでは、その立国の経緯から、銃を持つことが市民の憲法上の権利とされています(修正憲法2条)。

そのため、

若者たちの上記抗議活動も、

「若者の一次的な感情」であるなどとして、軽く見られている傾向もあります。

しかし、

「黙ってしまったら、忘れてしまったら、NRAが勝つ。命を守るため、死んだ友人のため戦い続ける」などと、

若者たちは息の長い運動を目指しています。

 トランプ大統領は、

「学校の管理者も銃で武装して侵入者に対処すべき」とか

「一部の銃について取得を困難にする」など、

ぼくに言わせれば、本質を回避した、理想のないずれたことを言っています。

4.平和社会への理想

 ぼくは、

武器に対する基本的な考え方を、

平和学としてのスポーツ法入門の276pのコラム

「本当の意味の国連軍」で書いています。

 ただ、権力者、国のトップが、

いわば「死の商人」である銃器会社から政治資金をもらっているようでは、銃規制に本腰が入らないのも当然だと思います。

ここでは、特にアメリカの若者にガンバれ!

と声を大にして応援したいと思います。

それでは、

今日の一曲  

4月になったので、本当はもうすっかり春ですが

春の予感

尾崎亜美です。

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 入門●p)より

<サッカー宮本恒靖選手>の引用は次回以降にします。

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗(のぞ)いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

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平和学としてのスポーツ法入門

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を読んでください。

筆者としては、

まずコラムを読んでいただきたいです。

また、

スポーツ基本法のコンメンタール部分は飛ばしていただき、

最後に読んでいただくと良いと思います。

2018(平成30)年4月1日  

        (NO.122)

スポーツ弁護士のぶさん こと

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2017年12月22日 (金)

クラブ活動における連帯責任

    22日は冬至、

今真夜中です!

寒い日が続いていますが、

お元気ですか!?

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

NO.93

2020年までに、

平和を愛する人すべてに読んでいただく

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 以下 入門●p)の解説です。

今回は、

学生にいつも質問している「連帯責任」についての記事です(入門144p)。

クラブ活動における連帯責任
 ロシアドーピン責任グ問題で、

連帯責任についてのぼくの考えについて少し述べました。

以下、ある雑誌に掲載してもらった記事を

そのまま転載させて頂きます。

1.連帯責任
 常日頃、スポーツに関して疑問に思っていることが1つあります。

それは、部活動における「連帯責任問題」です。

 ここ数年でも、多くの大学・高校で不祥事が発生し、廃部や対外試合停止といった制裁が行われています。

 その結果、当該行為者だけでなく、その部員もスポーツを実践する機会を奪われて、悶々としていると思われます。その制裁に使われる論理が「連帯責任」です。

2.連帯責任は教育的配慮か?
 連帯責任やむなしの論理の根本には

「部活動は、皆で支え合って成り立っており、皆で支え合って栄誉を勝ち取れば、皆の誇りであり人生の大きな糧になる。逆に、メンバーの一部でも不祥事を起こせは全体の不名誉であり全体が瓦解する」

という考えがあります。

そして、

不祥事を起こさない自覚を持たせるためにも連帯責任は必要で、それは教育的配慮・効果だと言うのでしょう。
 しかし、

僕は、前者つまり連帯の栄誉については大いに称揚しますが、

後者つまり責任を取る場合については、むしろ個人責任を厳格に貫くべきだと考えます。
 というのは、

仮に部員の一部が不祥事を起こせば、そこで大学や高校名と共に、部の名前が報道され、それで十分他のメンバーのプライドは傷つけられます。

そして、不祥事に関係なかった他のメンバーへの制裁としては、それで十分です。

他のメンバーを部活動から排除する理由がどこにあるのでしょうか。

実際に不祥事を起こした者への個人責任をきちんと追及すれば足りるはずです。

対外試合ができないとか、部が廃部になってしまうなどは、それが教育的配慮・効果だと言われてもとうてい納得できません。

3.過度な恨みにつながることも
 僕は現在、

大学でスポーツ法学という講座を担当していますが、この連帯責任について学生の意見を聞くと、体育会系的一体性の考え方か、意外と連帯責任肯定論が多いです。

「同じ釜の飯を食べているのだから仕方がない」と。

そこで僕は

実際にあったある強豪校の元野球部選手から受けた相談の例を挙げたいと思います。
 既に30歳を過ぎている彼は、

現役時代、友人と不祥事を起こしてしまい、そのせいで野球部は対外試合に出場できなくなってしまいました。

「今でも怒っている元チームメイトがいるらしく、0B会にはとてもじゃないけど出席できない。自分への処分はもっと厳しくてもかまわなかった。ただ、友人たちの甲子園への道を閉ざしてしまったことが一番申し訳なく悔しい」と、

彼は涙を浮かべながら話をするのです。

 僕は、連帯処分を受けた部の中に、上記と同じく、不祥事を起こした者に対して、過度の恨みや不満をもった学生が相当いるのではないか、

あるいは今後、

不祥事を行った者を、

必要以上に非難する事例が発生するのではないかと心配するのです。

 連帯責任は、このような効果を持つのであり、それが教育的配慮・効果の名ものもとになされたとすれば、教育とは何なのだろうと思うのです。
                                (スポーツのひろば 2010.1.2)

それでは

今日の一曲  

冬の演歌その1

都はるみ

北の宿から

<おまけのひとことふたこと>

1949年、日本人初のノーベル賞を受賞したのは

物理学者の湯川秀樹博士です。

そして博士は1954年、アメリカの水爆実験で被爆した「第五福竜丸事件」を機に平和運動に尽力。

科学の平和利用を訴え「ラッセル・アインシュタイン宣言」の共同署名者となり、核廃絶を求める科学者でつくる「パグウォッシュ会議」にも参加されました。

 その湯川博士が、1945年に書いた日記等が公開されたとのことです。

学者としての良心につき、どのようなことが書かれているのか興味津々ですね。

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

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2017(平成29)年12月22日  

        (NO,93)

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