平和と政治

2017年10月14日 (土)

日本を普通(ただ)の国にするな!!   その4

 heart04 happy01 heart04 おはようございます!

土曜の朝です。

目覚めはどうですか?

仕事や学校は休みですか?

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

引き続いて、

「平和学としてのスポーツ法入門」の解説を

一旦休憩しての、衆議院総選挙特集です。

そうです、

緊急!!

憲法が危ない!

世界の平和が危ない!

 

話を元に戻して、説明します。

(4)国際社会の平和(治安)
前回述べた

国内平和(治安)の問題、

これを

国際平和(治安)に応用して考えてみます。

原理は至って簡単です。

悪いヤツを懲らしめるため、国連軍が動くのです。

それは、国内の悪いヤツを懲らしめるため警察が動くのと同じです。

国連は1945年に発足しました。

この国際社会において、

各国は武器(銃)を保持せず、

平和(治安)の維持は

国連軍が責任を持って行うと考えると,簡単です。

つまり、

国際社会を一つの国家、

 

各国を各家庭、

 

国連軍を警察と考えるのです。

そして仮に、

国連軍による平和(治安)維持機能が、

日本の国内の平和(治安)維持程度に作動するとすれば、

世界中の人々は、

どれほど安全・安心に過ごせるでしょう。

(5)本当の意味の国連軍を

 ところが、

残念なことに現実の国際社会には、

日本における警察に該当する国連軍は存在しません。

ぼくは、

長い目で見て、

現在は、

国連軍による平和(治安)維持機能確立のための、

つまり、

あるべき平和な国際社会への途上だと考えています。

その意味では、

国連軍は国際社会に必須の組織なのですが、

まだ存在しないのです。

ただ、

複雑・冷酷で権謀術策のうずまく

パワーポリティックスの国際政治社会です。

平和な国際社会といっても、

ホント、いつできるのか予測は付きません。

楽観的でプラス思考のぼくのイメージでも、

本当の意味の国連軍ができるのは

300年~500年はかかるのではと思います。

 でも、

平和を守れる本当の意味の国連軍があれば、

各国・各国人民は、間違いなく安心・安全で、

そのことに異論はないでしょう。

 繰り返しますが、

現実は残念ながら各国平和のためには、

その国の武力に頼らざるを得ず、

現在、国際社会では各国が軍隊を保持し、

場合により集団安全保障体制で防衛体制を取っており、

それは、国連憲章や国際法でも認められています。

それが普通の国です。

 でも、国際社会を本当に平和にするためには、それではダメなのです。

私たちは

本当の意味の国連軍

それを創るための智恵を出さなければなりません。

実は現在、平和な国際社会への入り口、

一歩入ったところに日本が立っている状況だと思います。

以下、そのことについて説明します。

(6)憲法9条…永久平和主義

今述べた、

厳しく複雑な国際政治の中にあって、

日本は、1945年、

敗戦に至った特殊な歴史経過から、

何と、国としては
「武器や軍隊を持たずに平和を守ろう」

「非武装で国家を運営」しようとして、

憲法9条や、憲法前文を制定したのです。

 これは、

もちろんアメリカ占領軍の意向でもありましたが、

武器も軍隊も持たない点は、

これまでの各国の憲法や条約での平和主義とは全く異なります。

そのため、単なる平和主義ではなく

「永久」平和主義または

「恒久」平和主義と呼ばれています。

この点が大切です。

(7)永久平和主義と朝鮮戦争
 ただ、この前提には、

国内で武器や軍隊は持たないけれど、

いざというときには国連軍が守ってくれるとの

期待、歴史展望がありました。
そして、

敗戦直後の日本国民は、沖縄戦、大空襲、

二つの原爆も含め極めて悲惨な被害、

さらに、

一方で、朝鮮半島や中国などでの加害行為を体験していましたから、

この永久平和主義は、

大きな支持を受け、

また期待を持って出発したのです。
 しかし、

実際の国際政治は、

1950年、朝鮮戦争が勃発しました。

それは3年後に休戦になりましたが、

そのため

本当の意味の国連軍創設は、遠のいてしまいました。

 一方でアメリカは、

日本を非武装にした上、

第二次世界大戦後の対ソ戦略の一環として利用しようと考えており、

朝鮮戦争開始とともに日本へ再軍備を求め、

反共の砦として日本を位置づけたのです。

そして、日米安保体制ができました。

(8)憲法9条と日米安保体制
 これ以降、

冷戦構造の国際政治における

憲法9条と日米安保体制の矛盾の中で、

警察予備隊、保安隊、自衛隊と名称を変えつつ、

現在日本国内には、世界有数の実力を持つ、実質軍隊が存在するのです。

そして、

一方では、非核三原則や武器輸出三原則など、

わが国が悩みながら、苦労し対応してきた歴史があります。

長くなりすぎたので、次回に回します。

 

さて、

今日の一曲 happy01heart04 note

秋です

小さい秋見つけた

<おまけのひとことふたこと>

heart04happy01heart04

◆U19(19歳以下)のアジアサッカーで、オーストラリアが、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の選手の入国を拒否したとの、ニュースがありました。

北朝鮮が、国連の再三の警告・制裁を無視してミサイル発射などを繰り返すため、その制裁の意味があります。

 スポーツと政治、もちろん密接に絡んでいるのですが、ぼくは、政治はスポーツに対しては抑制的に動くべきだと考えています。

特にこの件、北朝鮮の子どもたちが、これにより、どのように気持ちを動かすのか、関心があるとともに、心配でもあります。

子どもたちには責任はありませんし、子どもたちに与えられる情報が限られている中、逆恨みなどで、狂信的な方向に行く危険も十分考えられるからです。

この点、前の大戦後、当時の日本の多くの軍国少年が、自分の狂信的な体験を語りつつ反省し、現在の日本国憲法を支持している事実と重ねて考えてみましょう。

heart01happy01heart04 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました heart04happy01

また、覗いてください。

詳しくは、

happy01heart04happy01 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 2800円+税)

を読んでください。

2017(平成29)年10月14日  

        (NO,76)

スポーツ弁護士のぶさん こと

太陽法律事務所 弁護士辻口信良

 

住所 〒530-0047

大阪市北区西天満4-8-2 

北ビル本館4階

TEL 06-6361-8888

FAX 06-6361-8889

e-mail 

nob@taiyo-law.jp

太陽法律事務所ホームページ

おもろいもんみっつけた

友人の辻井一基君の、上記おもろいもんみっつけたで、

おもしろいものをいろいろさがしてください。

 

2017年10月12日 (木)

日本を普通(ただ)の国にするな!!   その2

 heart04 happy01 heart04 こんばんわ!

遅い時間に失礼します。

お元気ですか!?

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

前回に引き続き

緊急!!

憲法が危ない!

世界の平和が危ない!

です。

ぼくが

安倍首相の衆議院解散に反対するのは、

憲法9条改正反対!だからです。

それをスローガン的に言えば

前回も書きましたが、

日本を

普通(ただ)の国にするな!
  です。

なぜそう言わなければならないのでしょうか。

以下、何回かに分けて、ぼくの思いを説明します。

それは、

「スポーツと平和」にも大いに関係するのです。

 

1.憲法9条改正
 衆議院が解散し、争点についていろいろ言われていますが、

総選挙の核心は、憲法9条の改正を目指すか否かです。

ぼくは反対です。
 9条改正は、平和な国際社会への高い志と理想を掲げた、

世界史の先駆者としての日本国、日本国憲法を、

普通(ただ)の国、普通(ただ)の憲法に

格下げすることになります。

それは歴史の歯車を逆に回すことになり、

日本人にとって残念なだけでなく、

良識ある世界の人々をもがっかりさせるできごとです。

そして、

仮に9条が改正されることになると、

間違いなく

世界の軍拡の引き金を引くことになります。

今年のノーベル賞が、

世界平和を目指し、

世界から核兵器をなくする運動体、ICANに決まったことは、前々回に書きました。

実は日本国憲法9条も、

国際社会における平和創造機能という点で、

反核ICANの精神に優に匹敵する世界の宝、

ノーベル平和賞候補なんです。

もちろん

ICANも9条も、

その目的実現は、簡単な作業ではありません。

と言うより、社会運動の中でも、

最も困難な運動であり、厳しい茨の道のりが待っています。

だからといって、

絶対に諦めるわけにはいきません。

いや、困難であればあるほど、

その理想・夢に向かおうとする闘志が湧いてくるのです。

それでは、

今日の一曲 happy01heart04 note

誰もいない海

トワ・エ・モア ライブ盤です。

<おまけのひとことふたこと>

heart04happy01heart04

10日、11日に行われた

共同通信社の世論調査によると、

衆議院465議席中、

自民289、公明30、

小池さんの希望の党は60

同じく改憲を目指す維新が17

これを単純に足し算すると、

なんと396議席。

憲法改正反対派の

立憲民主33、共産14、社民2、

で、たったの49議席。

無所属が20の予測ですから、

ホント改憲翼賛体制になっています。

恐ろしい!!

これで、良いんでしょうか?

heart01happy01heart04  ともかく今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました heart04happy01

また、覗いてください。

詳しくは、

happy01heart04happy01 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 2800円+税)

を読んでください。

2017(平成29)年10月12日  

        (NO,74)

スポーツ弁護士のぶさん こと

太陽法律事務所 弁護士辻口信良

 

住所 〒530-0047

大阪市北区西天満4-8-2 

北ビル本館4階

TEL 06-6361-8888

FAX 06-6361-8889

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おもろいもんみっつけた

 

2017年6月28日 (水)

アントニオ猪木と憲法13条 その2

heart04  happy01 heart04  こんばんわ! 午前0時すぎたのでおはよう?

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

元気ですか?

アントニオ猪木と憲法13条 その2

1.憲法のこころ

日本国憲法には、

① 国民主権主義

② 基本的人権尊重主義

③ 永久平和主義

の3つの柱があります。

そして、、それを束ねるというか、それらの究極的価値が、

個人の尊重(憲法13条)なんです。

2.北朝鮮の夜

 北朝鮮の夜の呑み会の中で、

猪木さんにズバリと憲法の核心13条を言われ驚いたのは事実です。

 猪木さんは、それから更に、

スポーツや格闘技、

モハメド・アリとの話、

カストロ・キューバ首相との出会い、

北朝鮮での昼の土産物店に

力道山や猪木さんの胸像・記念切手があったこと、

38度線・板門店で

世界格闘技大会」するのが、おやじ(と猪木さんは力道山を呼びます)への恩返しだといった話をされました。

3.猪木佐次郎(猪木の父)

 実のお父さんについて猪木さんは、

「辻口さんの大学の先輩ですよ。戦前の法科出身で内務省に入っています。」と言われました。

 疑い深いぼくは帰国後、

関西大学の図書館で、確かに先輩に猪木さんの父猪木佐次郎氏の名前を見つけました。

4.政治家アントニオ猪木

 国会議員もされているのだから

そして99条で、公務員の憲法尊重義務も定められているので、猪木さんが、さらりと憲法13条を話されても、おかしくはないのです。

 でも多くの国会議員の中でも、憲法の核心を「13条」だと明言する議員さんは殆どいないと思いますよ。

 

今日の一曲 happy01heart04 note

イムジン河

フォーク・クルセイダーズ

反戦歌ですが、政治的圧力で発売禁止になった曲です。

そして、

本当の意味の国連軍創設の道が遠のいてしまったのです。

イムジン河(臨津江)は、南北朝鮮を隔てるように流れている河で、悲しい歴史を背負っています。

 尚、フォークル3人の1人加藤和彦(1947生)は、2009年、自殺してしまいました。

<おまけのひとこと>

happy01heart04 

1950年6月25日、

朝鮮戦争が勃発。

朝鮮戦争のために、

本当の意味の国連軍創設が完全に遅れてしまいました。

 イムジン河(臨津江)は、南北朝鮮を隔てるように流れている河です。

そして、

今も南北朝鮮には38度線という軍事境界線があり、休戦状態であり終戦にはなっていません。

 残念ですが、冷戦の負の構造が厳然と残っているのです。

尚、フォークルのメンバーの1人

加藤和彦(1947年生 龍谷大中退)は、2009年自殺してしまいました。

 

happy01heart04 今日も

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました happy01heart04happy01

また、覗いてください。

詳しくは、

heart04happy01 2020年までに

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会)を読んでください。

2017(平成29)年6月28日  

(NO,31)

2017年6月20日 (火)

アントニオ猪木と憲法13条その1

heart04  happy01 heart04  深夜に、こんばんわ!

スポーツ弁護士のぶさん です。

元気です か?

平和学としてのスポーツ法入門からの引用です(136p)。

 

★コラム 

 アントニオ猪木と憲法13条

1.北朝鮮訪問

 皆さんは、アントニオ猪木さんは知っておられると思います。

猪木さんに、ぼくの平和学としてのスポーツ法入門を推薦してもらいました。

 その猪木さんと北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)に行ったことがあります。

 世襲制は好きではありませんし、思想的には、北の独裁体制には断固批判的なぼくですが、何でも見てやろうの精神で行きました。

2.猪木さんと力道山

 猪木さんは故力道山にブラジルで見い出されてプロレス界に入って活躍し、政治の世界でも「スポーツ平和党」から参議院議員に当選しました。

現在も、政党は変わりましたが、参議院議員です。

 ところで、力道山といっても、若い人には分からないでしょうが、多少古い方は、ご存知でしょう。

 もう亡くなりましたが、元大相撲の力士で、プロレスラーです。

 少し詳しくいうと、力道山は北朝鮮出身で、日本の大相撲で関脇まで昇進しました。

 しかし、間違いなくあった有形・無形の民族差別の下、自らマゲを切り大相撲界を去り、その後アメリカでプロレスを学んで帰国しました。

 そして、ちょうどテレビが一般家庭に出回り始めた頃、リング上での空手チョップで外国人レスラーをやっつけて、日本人を熱狂させました。

ところが、力道山は、日本人ではなかったのですね。

 他方、猪木さんは、移民としてブラジルに行っていた日本人ですが、

力道山のブラジル興行のとき目を付けられ、一緒に帰国して弟子入りし、プロレスラーになったのです。

3.猪木さんとの話

 それはともかくとして、

3泊4日の北朝鮮での滞在中、

夜、宿舎地下での飲み会の席で、猪木さんが、イラクでの邦人救出にプロレスが役立ったこと、キューバのカストロとの交流など話をされた後、

憲法の話になりました。

 猪木さんは、戦争は回避しなければならない、

自由や平等が大切であるなどと力説された後、

「でも、

憲法で一番大切なのは個人尊重の13条でしょ。」と言われるのです。

 ぼくが、「エッ!」と驚いた顔をすると、じっとぼくの目を見て

「先生、ちょっとはぼくを見直しましたか。」とにやりとされました。

 「最後は少数者を保護し守らなければならないという意味では、弁護士も政治家も変わらないと思うのですよ。」と。

以下続きます。

 

今日の一曲 happy01heart04 note

あめと女心を歌った演歌

八代亜紀  雨の慕情 

<おまけのひとこと・ふたこと>

happy01heart04 プロ野球、セ・パ交流戦。

ソフトバンクが3連覇。

パ・リーグが8年連続セ・リーグに勝ち越し。

heart04happy01 相変わらず雨の降らない梅雨です。

大阪では今日30度超えで、真夏日でした。

saddown 安倍内閣支持率が36%と急落!

不支持率が44%となり、不支持率が上回ったのは2015年10月以来と毎日新聞。

 悪法、共謀罪法での対応や、森友学園、加計学園の問題など考えれば、もっと下がってもおかしくないのですが、でも、この国も国民は、すぐに忘れるんですよね。

 

happy01heart04 今日も

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました happy01heart04happy01

また、覗いてください。

詳しくは、

heart04happy01 2020年までに

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会)を読んでください。

2017(平成29)年6月20日  

(NO,29)

スポーツ弁護士のぶさん こと

太陽法律事務所 弁護士辻口信良