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2018年9月22日 (土)

南北朝鮮首脳会談 彼岸の頃

 平和&スポーツあれこれ

Facebookも覗いて下さいね!

   こんばんわ!

昔からよく言う

「暑さ寒さも彼岸まで」です。

朝、大阪マルビルの気温表示が19度を指していました。

1週間ほど前までは、考えられない数字です。

朝夕、すっかり「秋の気配」です。

逆に、夏バテがやってくる頃です。

栄養・休養で元気づけましょう。     

ぼくは、

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

週一回の更新が、時間管理のまずさから出来ておらず、

このブログを覗いていただいている方には申し訳ありません。

9月20日から、大学の後期講義が始まりました。

今年は、龍谷大学で

「スポーツ法学」

「スポーツと人権・平和」

二つの講座を担当します。

では、

平和学としてのスポーツ法入門民事法研究会

と関連して

平和&スポーツあれこれ

1.南北首脳会談

 朝鮮半島の南と北の首脳が、9月19日平壌で会談し、宣言を発表しました。

新聞報道によると、要旨は

①北朝鮮は、東倉里のミサイルエンジン実験場とミサイル発射台を永久廃棄する。

 

②北朝鮮は、米国が相応の措置を取れば、寧辺の核施設の廃棄など追加措置を執る用意がある。

 

③金正恩朝鮮労働党委員長は、早い時期にソウルを訪問する。

 

④南北は軍事共同委員会を稼働させ、武力衝突防止のため協議する。

 

⑤南北は、2032年の夏季五輪の共催誘致に向け協力する

ということです。

もちろん、これで安心の未来が広がったと考えるのは早計で、例えば、②の「米国が相当の措置を取れば」の言葉のように、全く進展しない可能性も指摘できます。

 しかし、ぼくは楽観主義者なので

今回3回目ですが、このような会合を積み重ねることが、少なくともマイナスにはならないとの観点で、ゆっくりと理性社会を信じたいと思います。

2.オリンピック問題

 宣言の⑤にぼくの関心を引くスポーツ関連事項がありました。

南北で、夏季オリンピック共催を考えるというのです。

この点、詳しく説明すると、

南北朝鮮は、

2020年の東京オリンピックをはじめとする国際競技に合同で積極的に出場し、

2032年の夏季オリンピックの南北共同開催を誘致するため協力することにした。

としています。

スポーツ特にオリンピックと政治の問題については、1936年ベルリンオリンピックが、

ナチスによって極めて政治的に利用(悪用)されたことなどから、

否定する意見も多く、ぼくも、警戒する必要があることは否定しません。

 しかし、

ぼくは、「スポーツの平和創造機能」を掲げていろいろと運動や論陣を張っていますので、上記問題については肯定的に考えたいと思います。

3.関係諸国の首脳

 国際平和が進捗することについて反対する人は、ごく一部の「死の商人」(兵器で儲けようとする人々)以外はいません。

ただ、

為政者は、なかなか大変で、

(1)アメリカのトランプ大統領

 11月の中間選挙を控えた今、自分を目立たせ共和党を勝利に導くため、貿易問題でアメリカファーストを必死に訴えています。

ただ、ぼくに言わせれば、それはアメリカファーストではなく、全くトランプファーストなんですが・・・。

 そして、北朝鮮問題でもイニシアティブを取っていると見せるために、これからも何らかのパフォーマンスをしてくるでしょう。

 ところが、本日のアメリカからのニュースによると、実際はそれどころではなく、大統領選挙時のロシアモン疑惑で司法省との対立が厳しさを増しているようです。

 トランプ大統領は、司法省の幹部を狙って「消えない悪臭は消してゆく」などと言ったようですが、これもぼくに言わせれば、「消えて欲しい悪臭はあなたです」と言いたいです。

(2)安倍晋三首相

 6月20日、自民党の総裁選挙で三選されました。ほぼ自動的に内閣総理大臣です。

もっと圧勝すると予想されていましたが、石破茂さんが国会議員票を20票も上積みし、

一般党員票も45%と、ほぼ半分に迫られたことで、渋い心境でしょうね。

 ご存じのように、安倍さんは憲法9条改正を悲願にしているのですが、そして今度の3年の任期中にこれをやりたいと決意しているでしょうが、はたしてどうでしょうか。

 もちろん、

ぼく自身はこのブログでも何度も書いているとおり、

70年間も守ってきた9条を改正する必要は全くなく、むしろ国際平和の先駆者として、

9条を世界に広めるために頑張るべきだと思っています。

 その意味では、安倍さんのもくろみには、当然強く抵抗したいと考えています。

そして、最近ずっと、下駄の雪状態になっている公明党・創価学会員をきちんと説得する必要があると考えています。

と言っても、若い人や雪国に住んだことの無い人には

「下駄の雪」の意味が分からないかもしれませんね(笑)。

(3)中国習近平国家主席、

   ロシアプーチン首相

この二人も、当然、大国、

国連安保理の常任理事国のトップとして関心を持っているはずですですが、

今回は説明を省きます。

それでは、

今日の一曲  

冒頭にも書きましたが、すっかり朝夕

秋の気配

です。

オフコース

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会)より

今日は276pを引用します。

コラム「本当の意味の国連軍」を読んで下さい。

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗(のぞ)いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

2017年 民事法研究会  2800円+税

を読んでください。

筆者としては、

まずコラムを読んでいただきたいです。

また、

冒頭にも書きましたが

Facebookものぞいてくださいね!!

2018(平成30)年9月22日  

        (NO.150)

スポーツ弁護士のぶさん こと

弁護士辻口信良

太陽法律事務所

住所 〒530-0047

大阪市北区西天満4-8-2 

北ビル本館4階

TEL 06-6361-8888

FAX 06-6361-8889

e-mail 

nob@taiyo-law.jp

太陽法律事務所ホームページ

おもろいもんみっつけた

→友人の辻井一基(つじいかずもと君のブログで、

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