« 日本ボクシング連盟 | トップページ | 狂気の甲子園球場 »

2018年8月15日 (水)

8月15日 敗戦記念日

 平和&スポーツあれこれ

   こんにちは!

お元気ですか!?

本日は8月15日、

アジア・太平洋戦争の終戦記念日です。

正確に言えば、「敗戦」の記念日です。     

ぼくは、

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

NO.145

ごめんなさい。

時間の管理がまずく、週1回の更新が、危うくなっています。

では、

平和学としてのスポーツ法入門民事法研究会 以下入門●p

と関連して

平和&スポーツあれこれ

わが国で8月は、戦争に向き合い考える月です。

本日は、2つです。

1.小学生の決意

8月6日の広島原爆忌で誓った小学生の

「今、私たちは、強く平和を願います」

の全文を紹介します。

人間は、美しいものをつくることができます。

人々を助け、笑顔にすることができます。

しかし、恐ろしいものをつくってしまうのも、人間です。

昭和20年(1945年)

8月6日午前8時15分。

原子爆弾の投下によって、街は焼け、たくさんの命が奪われました。

「助けて」と、

泣き叫びながら倒れている子ども。

「うちの息子はどこ」と捜し続けるお父さんやお母さん。

「骨をもいでください」と頼む人は、皮膚が垂れ下がり、腕の肉が無い姿でした。

広島は、赤と黒だけの世界になったのです。

73年が経ち、私たちに残されたのは、

血がべっとりついた少女のワンピース、焼けた壁に記された伝言。

そして今もなお、遺骨の無いお墓の前で静かに手を合わせる人。

広島に残る遺品に思いを寄せ、今でも苦しみ続ける人々の話に耳を傾け、

今、私たちは、強く平和を願います。

 

平和とは、自然に笑顔になれること。

 

平和とは、人も自分も幸せであること。

 

平和とは、夢や希望を持てる未来があること。

苦しみや憎しみを乗り越え、平和な未来をつくろうと懸命に生きてきた広島の人々。

その平和への思いをつないでいく私たち。

平和をつくることは、難しいことではありません。

私たちは無力ではないのです。

平和への思いを折り鶴に込めて、

世界の人々へ届けます。

73年前の事実を、被爆者の思いを、

私たちが学んで心に感じたことを、伝える伝承者になります。

平成30年(2018年)8月6日

こども代表 小学校6年

新開美織

米広優陽

◆ 2人が、とてもしっかりした口調で読んでいたのを、頼もしく思って聞いていました。

◆ 広島市長松井一実さんの「平和宣言文」は、まずまずでしたが、もっと日本政府を叱咤 激励しても良かったと思います。

◆ 安倍晋三首相のあいさつは、期待はしていませんでしたが、やはり、淋しい内容でした。平和を推進するために何を遠慮しているのか、どうして唯一の被爆国の立場をもっと世界にアピールしないのでしょうか。

政治家としての資質に欠けると思います(マックス・ウェーバー)

ホント残念ですが、アメリカに遠慮しすぎです。

2.全国戦没者追悼式

 日本武道館での、政府主催の追悼式は、

310万人の戦没者を悼み、各界の代表者ら約7000人が参列して挙行。

5455人の遺族の内、戦没者の配偶者は13人だけ。

戦後73年の歴史を感じます。 

(1) 安倍晋三首相

 安倍首相は、戦没者への哀悼の意や戻らぬ遺骨への思い、御霊への平安と遺族の幸福は話しましたが、「反省」の言葉は無し。

(2) 平成天皇

 元号が代わるので、今年で最後の挨拶になる平成天皇には、

「深い反省とともに」との言葉があった。

政治的行為が禁じられている天皇としての、抑制された誠実さの現れだと思われる。

(3) 靖国神社

 本日靖国には、安倍首相は参列せず、個人のお金で内閣総理大臣として玉串料を支払ったとのこと。

超党派や、自民党の議員らが、参拝を済ませたとのこと。

産経新聞は、乾正人論説委員長が、

「靖国への天皇陛下の御親拝がかなわなかったことは、残念という言葉では言い尽くせない。・・・それでは『天皇の赤子』として戦場に赴き『靖国で会おう』と散華していった将兵らの立つ瀬がない。次の天皇(現皇太子)には御親拝がかなうように・・・。」

と論じている(15日朝刊)。

 散華した将兵を悼むべきは当然だし、

言論の自由からいろんな意見があってしかるべきだが、

全国紙の論説委員長にしてこの見解、悲しい。

 

それでは、

今日の一曲  

8月15日、

みなさんはどこで過ごしておられますか。

ふるさとに帰っておられる人も多いのではないでしょうか。

ぼくは、ふるさと石川に帰省せず、遠く大阪にいて、ふるさとを思っています(犀星)。

ふるさと 

です。

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会)より

今日は引用はありません。

ただ、上の本で、

「平和でなければスポーツはできません」

これは、正しい言葉ですが、ぼくは

「スポーツによる平和」

「スポーツの平和創造機能」を強調しているのです(268p)。

 

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗(のぞ)いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

2017年 民事法研究会  2800円+税

を読んでください。

筆者としては、

まずコラムを読んでいただきたいです。

また、

スポーツ基本法のコンメンタール部分は飛ばしていただき、

最後に読んでいただくと良いと思います。

2018(平成30)年8月15日  

        (NO.145)

スポーツ弁護士のぶさん こと

弁護士辻口信良

太陽法律事務所

住所 〒530-0047

大阪市北区西天満4-8-2 

北ビル本館4階

TEL 06-6361-8888

FAX 06-6361-8889

e-mail 

nob@taiyo-law.jp

太陽法律事務所ホームページ

おもろいもんみっつけた

→友人の辻井一基(つじいかずもと君のブログで、

おもろいもんを見つけてね!

 

« 日本ボクシング連盟 | トップページ | 狂気の甲子園球場 »

平和と政治」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。