« ベスト8目前、散った西野ジャパン | トップページ | ツネさまこと宮本恒靖とガンバ大阪 »

2018年7月13日 (金)

悲しい話とちょっといい話

 平和&スポーツあれこれ

   こんばんわ!

暑いですね、

真夏日いや猛暑日?

そして、熱帯夜!

お元気ですか!?     

ぼくは、

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

では今日は、

悲しい話とちょっといい話

豪雨と救出の話です。

西日本豪雨の爪痕

1.西日本と東日本

7月6日、七夕の前日位から降り続いた豪雨、記録的な降雨量で、西日本各地に大きな被害が出ました。

ぼくは、たまたま障がい者陸上競技会の関係で、東日本の関東、具体的には群馬県の前橋に行っていました。

そして、関東地方は、既に梅雨が明けていたこともあり、降雨量は少なく、テレビで、降り続く雨を傍観者的にしか見ていなかったのです。

そのとき、日本が意外と広いと感じると共に、

被害者の気持ちや悲しみを共有することの難しさを感じました。

そして、のんきにお酒を呑みながら、テレビで家が水没しているのを見て、広島に住む友人のところに、「大丈夫か」と電話したのです。

最初電話が通じず、その後折り返し、「大丈夫」とメールがありましたが、ホントは結構やられていたのじゃないかと思い、酒を呑みながら電話したことを恥じていました。

2.7月9日、茨木発信

 茨木の家に戻り、9日の朝、これはFacebookで、次のように発信しました。

「大阪茨木市朝8時、全く何もなかったかのように、雲一つ 無い快晴。

100人を超える犠牲者の凄まじい爪痕の西日本集中豪雨。

そして蝉の初鳴き。

でも、長く地中にいた蝉のなかにも、豪雨と土砂崩れで、地表に出ることが叶わず亡くなったものもいるはず。

長く暑い夏が来ました。

改めて、大自然の偉大さと恐さに畏敬の念を持ち、お互いに助け合ってガンバりましょう。

人間同士、殺し合ったり、戦争したりしている場合ではありませんから。

読み直してみると、

いかにも、評論家的で、心がこもっていない気がします。

3.惨状

 今日(7月13日)の毎日新聞夕刊によると、

被害は更に増え、心肺停止を含む使者は197人、安否不明の人が62人とのことです。

そして、6県(山口、広島、高知、愛媛、香川、岐阜)で、2800人もが、尚孤立状態に置かれているとのことです。

雨による被害としては凄い数字です。

亡くなられた方はもちろんですが、不明の人のご家族や関係者の方々、心労本当に大変だと思います。

命が助かり、ケガもされなかった人たちも、雨がやみ、水が引いた後の片付けや整理、これから暑さの中、本当に大変な作業です。家財道具などの被害も多額でしょう。

4.復興に向けて

 明日からの3連休、各被災地で、「災害ボランティアセンター」が、開設されているようです。行かれる方は、準備を怠らずガンバって頂きたいと思います。

 一方、甚大な被害を受けた岡山県で、13日、

第100回全国高校野球選手権記念岡山大会が、倉敷市のマスカットスタジアムで、開幕したそうです。

この時期、「野球をしていていいのか」との迷いもあるでしょうが、特に3年生、最後の夏に挑んで下さい。

 

タイ洞窟13人全員救出

1.6月23日行方不明

 サッカーチームの少年12人と男性コーチが、練習後も帰宅せず、行方不明。

その後、入り口から5㎞も離れている、洞窟に閉じ込められていることが判明。

これまでも何度か行っている場所ではあるが、それは乾期のころで、現在は雨期、洞窟に流れ込んでいる大量の雨の影響などで、普通では帰ることができない。

脱出するには潜水などが必要。

2.全員救出、称賛の声

 子ども達が閉じ込められていると分かってからは、世界のマスコミが注目。

そして、海外からダイバーなども駆けつけ、7月10日、全員救出。

救出当時、長時間プールに入っていた状態であるとか、低体温、少脈拍などの症状があったが、結果的に全員無事。

タイの特殊部隊は、Facebookで、「これが、奇跡なのか、科学の力なのか、何かは分からないが、全員が洞窟を出た」と投稿し、世界中から称賛の声が上がっています。

良かったです。

いやなニュースや、とても暗いニュースが多い中、

久々にホッとする明るいニュースでした。

殉職者について

西日本豪雨被害、

そして、タイの洞窟からの救出劇、

辛い思いをした人、ホッとした人いろいろあるのですが、

忘れて欲しくないのは、いずれにも

「殉職者」がおられると言うことです。

西日本豪雨被害では、非常召集で警察署に向かう途中の広島県警の警部補(58歳 警視に2階級特進)が、

タイの事故では、救出用の酸素ボンベを搬入していた海軍の元特殊部隊員が、それぞれ殉職されています。

 そして、このような殉職者は、

「平和学としてのスポーツ法入門」の立場からすると、

戦争によって死亡する、言葉を変えると殺し・殺される(殺戮)の場合とは真逆であり、大変尊い死であると、強調したいのです。合掌。

それでは、

今日の一曲  

ご存じ

上を向いて歩こう

坂本九さんです。

前と、そして上を向いて歩いて行きましょう。

九ちゃんは、お盆の頃、飛行機事故で亡くなったんですよね。

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 )より

今回も引用はありません。

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗(のぞ)いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

2017年 民事法研究会  2800円+税

を読んでください。

筆者としては、

まずコラムを読んでいただきたいです。

また、

スポーツ基本法のコンメンタール部分は飛ばしていただき、

最後に読んでいただくと良いと思います。

明日、明後日と、鹿児島の鹿屋体育大学で、

「日本スポーツ法学会」の夏季研修があり、参加してきます。

2018(平成30)年7月13日(金)  

        (NO.142)

スポーツ弁護士のぶさん こと

弁護士辻口信良

太陽法律事務所

住所 〒530-0047

大阪市北区西天満4-8-2 

北ビル本館4階

TEL 06-6361-8888

FAX 06-6361-8889

e-mail 

nob@taiyo-law.jp

太陽法律事務所ホームページ

おもろいもんみっつけた

→友人の辻井一基(つじいかずもと君のブログで、

おもろいもんを見つけてね!

 

« ベスト8目前、散った西野ジャパン | トップページ | ツネさまこと宮本恒靖とガンバ大阪 »

尊い死」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。