悲しい話とちょっといい話
平和&スポーツあれこれ
こんばんわ!
暑いですね、
真夏日いや猛暑日?
そして、熱帯夜!
お元気ですか!?
ぼくは、
スポーツの平和創造機能を語り続ける
スポーツ弁護士のぶさん です。
では今日は、
悲しい話とちょっといい話
豪雨と救出の話です。
西日本豪雨の爪痕
1.西日本と東日本
7月6日、七夕の前日位から降り続いた豪雨、記録的な降雨量で、西日本各地に大きな被害が出ました。
ぼくは、たまたま障がい者陸上競技会の関係で、東日本の関東、具体的には群馬県の前橋に行っていました。
そして、関東地方は、既に梅雨が明けていたこともあり、降雨量は少なく、テレビで、降り続く雨を傍観者的にしか見ていなかったのです。
そのとき、日本が意外と広いと感じると共に、
被害者の気持ちや悲しみを共有することの難しさを感じました。
そして、のんきにお酒を呑みながら、テレビで家が水没しているのを見て、広島に住む友人のところに、「大丈夫か」と電話したのです。
最初電話が通じず、その後折り返し、「大丈夫」とメールがありましたが、ホントは結構やられていたのじゃないかと思い、酒を呑みながら電話したことを恥じていました。
2.7月9日、茨木発信
茨木の家に戻り、9日の朝、これはFacebookで、次のように発信しました。
「大阪茨木市朝8時、全く何もなかったかのように、雲一つ 無い快晴。
100人を超える犠牲者の凄まじい爪痕の西日本集中豪雨。
そして蝉の初鳴き。
でも、長く地中にいた蝉のなかにも、豪雨と土砂崩れで、地表に出ることが叶わず亡くなったものもいるはず。
長く暑い夏が来ました。
改めて、大自然の偉大さと恐さに畏敬の念を持ち、お互いに助け合ってガンバりましょう。
人間同士、殺し合ったり、戦争したりしている場合ではありませんから。」
読み直してみると、
いかにも、評論家的で、心がこもっていない気がします。
3.惨状
今日(7月13日)の毎日新聞夕刊によると、
被害は更に増え、心肺停止を含む使者は197人、安否不明の人が62人とのことです。
そして、6県(山口、広島、高知、愛媛、香川、岐阜)で、2800人もが、尚孤立状態に置かれているとのことです。
雨による被害としては凄い数字です。
亡くなられた方はもちろんですが、不明の人のご家族や関係者の方々、心労本当に大変だと思います。
命が助かり、ケガもされなかった人たちも、雨がやみ、水が引いた後の片付けや整理、これから暑さの中、本当に大変な作業です。家財道具などの被害も多額でしょう。
4.復興に向けて
明日からの3連休、各被災地で、「災害ボランティアセンター」が、開設されているようです。行かれる方は、準備を怠らずガンバって頂きたいと思います。
一方、甚大な被害を受けた岡山県で、13日、
第100回全国高校野球選手権記念岡山大会が、倉敷市のマスカットスタジアムで、開幕したそうです。
この時期、「野球をしていていいのか」との迷いもあるでしょうが、特に3年生、最後の夏に挑んで下さい。
タイ洞窟13人全員救出
1.6月23日行方不明
サッカーチームの少年12人と男性コーチが、練習後も帰宅せず、行方不明。
その後、入り口から5㎞も離れている、洞窟に閉じ込められていることが判明。
これまでも何度か行っている場所ではあるが、それは乾期のころで、現在は雨期、洞窟に流れ込んでいる大量の雨の影響などで、普通では帰ることができない。
脱出するには潜水などが必要。
2.全員救出、称賛の声
子ども達が閉じ込められていると分かってからは、世界のマスコミが注目。
そして、海外からダイバーなども駆けつけ、7月10日、全員救出。
救出当時、長時間プールに入っていた状態であるとか、低体温、少脈拍などの症状があったが、結果的に全員無事。
タイの特殊部隊は、Facebookで、「これが、奇跡なのか、科学の力なのか、何かは分からないが、全員が洞窟を出た」と投稿し、世界中から称賛の声が上がっています。
良かったです。
いやなニュースや、とても暗いニュースが多い中、
久々にホッとする明るいニュースでした。
殉職者について
西日本豪雨被害、
そして、タイの洞窟からの救出劇、
辛い思いをした人、ホッとした人いろいろあるのですが、
忘れて欲しくないのは、いずれにも
「殉職者」がおられると言うことです。
西日本豪雨被害では、非常召集で警察署に向かう途中の広島県警の警部補(58歳 警視に2階級特進)が、
タイの事故では、救出用の酸素ボンベを搬入していた海軍の元特殊部隊員が、それぞれ殉職されています。
そして、このような殉職者は、
「平和学としてのスポーツ法入門」の立場からすると、
戦争によって死亡する、言葉を変えると殺し・殺される(殺戮)の場合とは真逆であり、大変尊い死であると、強調したいのです。合掌。
それでは、
今日の一曲
ご存じ
上を向いて歩こう
坂本九さんです。
前と、そして上を向いて歩いて行きましょう。
九ちゃんは、お盆の頃、飛行機事故で亡くなったんですよね。
平和学としてのスポーツ法入門
(民事法研究会 )より
今回も引用はありません。
今日も
最後まで読んでいただき、
本当にありがとうございました
また、覗(のぞ)いてください。
詳しくは、
2020年までに、
平和を愛する人必読の
平和学としてのスポーツ法入門
2017年 民事法研究会 2800円+税
を読んでください。
筆者としては、
まずコラムを読んでいただきたいです。
また、
スポーツ基本法のコンメンタール部分は飛ばしていただき、
最後に読んでいただくと良いと思います。
明日、明後日と、鹿児島の鹿屋体育大学で、
「日本スポーツ法学会」の夏季研修があり、参加してきます。
2018(平成30)年7月13日(金)
(NO.142)
スポーツ弁護士のぶさん こと
弁護士辻口信良
太陽法律事務所
住所 〒530-0047
大阪市北区西天満4-8-2
北ビル本館4階
TEL 06-6361-8888
FAX 06-6361-8889
e-mail
nob@taiyo-law.jp
→友人の辻井一基(つじいかずもと)君のブログで、
おもろいもんを見つけてね!
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- 悲しい話とちょっといい話(2018.07.13)
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