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2018年6月22日 (金)

大震災とスポーツ

 平和&スポーツあれこれ

   こんばんわ!

お元気ですか!?     

ぼくは、

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

目標は、最低週1回、できれば2回書きたいのですが、むずかしいですね。

では、

前回予告したとおり、サッカーワールドカップ

6月19日、日本が強敵コロンビアに2対1で快勝した話です。

しかし、時系列として

その前の6月18日に発生した

大阪北部地震について書きます。

実はぼくも、大阪府茨木市在住の被災者なんです。

1.大阪北部地震

6月18日、7時58分でした。

いつもより少し早く事務所に来て、体操などを終え机に向かおうとしたまさにその時、

ドドドッ、ガタガタ、ドドッと音がして、壁、ガラス、本棚などが揺れ、きちんと立っていることができないくらいでした。

直下型だと分かりました。

北ビル本館は6階建て、太陽法律事務所はその4階にあります。

棚から、花瓶や置物が落下して割れたり壊れたりし、

一部本も飛び出し、積んでいた書類なども崩れました。

停電しなかったので、すぐにテレビを付けたところ、震源地は大阪府北部、震度は6弱、地震の規模を示すマグニチュードは6.1とのことでした。

茨木の自宅への電話が、しばらく通じず心配したのですが、ケガなどしておらず大丈夫でホッとしました。

ぼくの印象では、1995年1月17日朝、それで飛び起きた阪神淡路大震災のときの方が凄かったと思いました。

しかし、報道によると、大阪ではあの時の震度は4だったそうで、今回の事務所での体験は6弱でしたから、大阪としては今回の方が凄かったことになります。

ですから、人間の感覚はいいかげんだなと思いました。

いずれにしても、阪神淡路以来の激しい揺れでした。

2.被害

 本日6月22日の朝刊によると、被害は、死者5人、負傷者は415人、住宅の損壊は2352棟とのこと。

幸いぼくの家族や住宅は、この中に入っていませんが、茨木の自宅も、茶碗や皿が割れるなどして散乱し、それなりの被害が出ました(自宅の被害の方が大きい)。

地震当日18日の夜のニュース、

夕方から夜にかけて、鉄道各線がまだ動いていないので、タクシー待ちの長蛇の列、また、大阪市内から歩いて続々と郊外の自宅を目指す人々の群れが、ニュースに映し出されていました。

 ただ、

待っている人、歩いている人々の顔に、意外と悲壮な感じがないと思ったのは、単なるぼくの錯覚でしょうか。

あるいは思い込みでしょうか。

確かに、阪神淡路(犠牲者6000人強)、東日本大震災(犠牲者18000人強)クラスの被害だと、そもそも、今回のように亡くなられた5人の被害状況など個別に語られることはありません。その意味では、実際に深刻な被害に遭われた方々には申し訳ないのですが、今回、全体としてはそれほどの被害ではなかったんだと思いました。

そしてまた、ぼくは思いました。

この待ち合わせや行列が、

もし戦争による傷ついた被害者・収容者、また戦争難民という場合であれば、さぞ皆の顔には憎悪といら立ち、悔しさと諦め、あるいは憤りや悲しみの涙が満載だと思いました。

 そうです、Facebookでも書きましたが、

私たち人間同士、戦ったり殺し合ったりしている場合ではないのです。

その力を、必ずやってくる、もっと凄くて恐ろしい大震災・風水害や気候変動に対し、また難儀な疫病に対し、地球民みんなで力を合わせて戦わなければならないのです。

それでは、ワールドカップの話です。

3.サッカー日本対コロンビア戦

 前回(6/17)、ニッポンの下馬評は最悪で、

ぼくは酷評されている西野ジャパンは、「失うものが何もない」のだから、

開き直ってやればいいんですと激励しました。

事前の試合予測解説でも、負ける予測ばかりで、

ぼくが観ていたテレビ、

何とか勝利へ!!と言いたいツネこと宮本恒靖さんも、

良くて0-0でしょうかと言っていたのです。

コロンビア戦、専門家は完全に日本の負けを覚悟し、残りの2試合で、それなりの頑張りを期待しているという具合でした。

 ところが、

やってくれました、2-1での勝利。

ワールドカップで、アジア勢が南米のチームに勝ったのは初めてとの快挙です。

勝負事は「勝てば官軍」的要素が著しいので、

いい加減なマスコミなどは、

はや西野さんを名将扱いしていますが、予選残り2試合です。

次ぎの試合は、

「失うものが何もない」状態から、16強による決勝トーナメントという誘惑が見えてきました。

 コロンビア戦と同じく、無欲で戦えるのか、鍵はそこでしょう。

この無欲という心境がむずかしいですね。

いずれにしても、戦争、人殺しはNO!!

戦うのは、WCやオリンピックなどスポーツだけで十分です。

 さあ、次ぎセネガル戦を楽しみましょう。

→6/25午前0時。

 

それでは、

今日の一曲  

亜麻色の髪の乙女

ヴィレッジ・シンガーズ

何十年前(40~50年?)の歌でしょうか?

今は島谷ひとみがカバーしていますが、今日は原曲です。

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 )

今日は引用はありません。

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗(のぞ)いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

2017年 民事法研究会  2800円+税

を読んでください。

筆者としては、

まずコラムを読んでいただきたいです。

また、

スポーツ基本法のコンメンタール部分は飛ばしていただき、

最後に読んでいただくと良いと思います。

2018(平成30)年6月22日  

        (NO.138)

スポーツ弁護士のぶさん こと

弁護士辻口信良

太陽法律事務所

住所 〒530-0047

大阪市北区西天満4-8-2 

北ビル本館4階

TEL 06-6361-8888

FAX 06-6361-8889

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太陽法律事務所ホームページ

おもろいもんみっつけた

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