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2018年6月17日 (日)

金正恩・トランプ会談

 平和&スポーツあれこれ

   こんばんわ!

お元気ですか!?     

ぼくは、

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

昨日、「関西『石川県』人会連合会」の総会と懇親会がありました。

石川県は、ぼくのふるさとなのです。

場所は大阪城の近くの太閤園。

それから戻ってから、これを書いたのですが、公開せずに事務所を出てしまったので、今日は日曜ですが、事務所に来て作業をしています。

サッカーワールドカップも始まりました。

ガンバれ!! 西野ジャパン!

下馬評は最悪ですが、失うものは特にないのですから、開き直ってやればいいんです。

次回はそれかな?

では、

平和学としてのスポーツ法入門民事法研究会 以下入門●p

と関連して

平和&スポーツあれこれ

今年初めに、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が、平昌(ピョンチャン)の冬季オリンピックに参加すると言ったことがきっかけになり、

スポーツと政治の関係が久しぶりに脚光を浴びました。

そして、ぼくは、その関係では、

例えば、このブログの

 

3月9日「朝鮮半島、南北首脳会談」や

 

5月2日「米朝会談決定と平昌パラリンピック開幕

に、ぼくの思いや感想を書きました。

この問題は、

4月27日の金正恩と韓国文在寅大統領の板門店会談を経て、

6月12日、シンガポールで、

金正恩とアメリカのトランプ大統領が初めて会談しました。

1.金正恩・トランプ

  共同声明の骨子

① 金正恩は、朝鮮半島の完全非核化への約束を再確認。

② トランプは、北朝鮮に安全の保証を提供すると約束。

③ 米・朝は、朝鮮半島で持続的な平和体制を構築するため努力。

④ 会談は、何十年に及ぶ緊張と敵対行為を克服するための画期的な出来事。

⑤ 会談結果を履行するため、さらなる交渉を開催。

⑥ 朝鮮戦争の戦没米兵の遺骨収集で協力を約束。

などとなっています。

 

2.大山鳴動して

  鼠(ねずみ)一匹も出ず?

客観的には、友人の辻井一基君が言ったように、この表現が正しいのでしょう。

正直言って、南北朝鮮首脳会談以上の新しい展開はありませんでした。

しかし、もう忘れましたか?思い出して下さい。

 半年前、一触即発の状態で、朝鮮半島がまたも火の海になる可能性もありました。

つまり、

トランプが「斬首作戦!」「ちびのロケットマン!」と挑発し、

金正恩が「老いぼれ!」とののしりながら、緊張を高めていきました。

そして仮に、何らかの形で戦端が開かれた場合、前回(1950~53)の朝鮮戦争と異なり、わが国も渦中になる中で、悲惨な事態が生じる危険も、かなり高かったのです。

もっとも、そうは言ってもぼくは、他でも書きましたが1962年10月のキューバ危機の緊迫感を体験しているので、実はあまり心配はしていなかったのですが・・・。

 因みに、前回の朝鮮戦争では、資料がきちんと集積されていなかったり錯綜したりしていて正確な数字は分かりませんが、双方での民間人も含む

死者は300万人と推計されています。

 その悪夢を考えれば、

ぼくは、今回米朝会談がなされたこと自体は高く評価すべきであり、

将来の可能性を秘めた会談だったと思います。

そこで

3.交渉はどちらが上手い?

 金正恩とトランプ、今回の交渉は、

金の判定勝ちでしょう。

端的に言って、

「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」

CVID(Complete,Verifiable,Irreversible,Dismantlement)

について、金は言質を与えませんでした。

つまり、朝鮮半島(北朝鮮ではない)の非核化を一般的に宣言しただけです。

しかも、金正恩は、トランプに、

金独裁体制の保証を認めさせたのです。

もっとも、2人とも大いにいい加減な人物ですから、この共同宣言自体、それぞれに本当の自覚があるのかはなはだ疑わしいのですが、

これから、2人の思いや立場について考えて見ます。

「トランプ・ファースト」

「金正恩・ファースト」

ぼくは、これに尽きると思います。

4.トランプ・ファースト

 トランプ大統領は、常々、

アメリカ・ファーストだと言っています。

大統領としてアメリカの利益を、第一に最大限追求するのだ、と。

しかし、彼の行動をよく見ていると、決してそのような評価はできません。

ぼくの理解では、彼の関心事は、

「ロシアゲート」から、国民やマスコミの関心をそらす。

「中間選挙」で、共和党に資する見栄えの良い行為を行い、自分の大統領任期全うにつなげる。

このようにトランプは、

自身の保身以外考えていないと思えるのです。

今回の、金正恩との会合も、派手な首脳会談を演出し、上記2つを意識しながら

北朝鮮首脳と会談した「初の米国大統領」という肩書きが欲しかったのでしょう。

 彼のその他の言動と合わせ考えれば、

彼が世界や国際社会の平和など考えているとは思えませんし、

差別的発言の数々を想起すれば、到底人類の進歩に寄与する人物とも思えません。

 それどころか、

ぼくなどは、金融や貿易関税などに関する政策・宣言の陰で、蓄財しているのではと疑問さえ持っています。

当然、株価の乱高下など予測できる立場だからです。

「トランプ・ファースト」、これがぼくの結論です。

5.金正恩・ファースト

 自分の保身中心という意味では、金正恩も同じです。

今回の首脳会談で、まんまるでふくよかな笑顔で好感度アップと表現した報道もありました。

韓国内でもイメージアップになったとの評価が一般のようです。

 しかし、権力掌握後、

彼が義理の叔父や実の兄を何のためらいもなく粛正した凶悪な事実を、誰も忘れません。

 そのこととも関連し、市民が一貫して恐怖政治の中で生活し、食料などについても、私たちが北朝鮮のテレビ放映などで見るのと異なる生活実態があることも、ほぼ自明です。

ただ、これも大衆としては将来、「ああ、非道い時代だったんだな!」と、70年前に、日本人が気づいたと同じ状況にならなければ現実化しないのでしょうが・・・。

 いずれにしても、非道いことをやった本人金正恩自身が、現在平静な気持ちや精神状態でいることができるとは、到底考えられません。

そうです、「いつ自分が殺(や)られるか」と内心びくびくしているはずです。

しょせん人間は、それほど強いものではないのです。

文在寅韓国大統領や、今回のトランプとの首脳会談も、

あくまで自分自身の存在(命)を守るための必死の方策なのです。

即ち、彼が考えるのも、世界や国際の平和などでないのはもちろん、北朝鮮や北朝鮮人民の生活の確保や進歩のことでもなく、自分の身(命)の安全です。

「金正恩・ファースト」、これがぼくの結論です。

6.日本国首相安倍晋三

 では、安倍晋三の立場についてはどのように考えたら良いのでしょうか。

トランプにポチ扱いされ、今回の会談の結果、

どうも、おカネだけはしっかり負担させられそうな気配ですね。

念願の拉致問題も、

首脳会談で、具体的に話し合いが行われたかさえ疑わしい状態です。

 先にも書いたとおり、あれほどアメリカ・ファースト(実はトランプ・ファーストですが)を公言しているトランプが、

日本や日本人のことを、まじめに真剣に考えてくれると思う方が、おかしいですよね。

 結論的には、何でもかんでもトランプを支持するといったポチ状態ではなく、

しっかり、国としての政策を肝に据えてかかる必要があると思います。

 ぼく自身、彼が頻繁に外国に赴き首脳と会談しているのは大変良いことだと思っています。ただ、その会談する内容が、世界の歴史にとって評価できる前向き、進歩的なものである必要があります。

 ここからがぼくのホンネですが、

安倍首相には、行く先々の首脳と、

「日本国憲法の永久平和主義」のすばらしさ、

「本当の意味の国連軍」を創るための方策・理想を語って欲しいのです。

 無いものねだりですみません・・・。

 

それでは、

今日の一曲  

昨年も一度載せましたが、

南北朝鮮の平和的統合を祈念して

イムジン河

フォーク・クルセイダーズ

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 入門●p)より

今日も引用は省略します。

ただ、平昌オリンピックときっかけに、

スポーツが国際政治と大いに関連したことは、記憶しておいて下さい。

なお、本当の意味の国連軍については、本の276pの「コラム」に書いています。

それでは、

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗(のぞ)いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

2017年 民事法研究会  2800円+税

を読んでください。

筆者としては、

まずコラムを読んでいただきたいです。

また、

スポーツ基本法のコンメンタール部分は飛ばしていただき、

最後に読んでいただくと良いと思います。

2018(平成30)年6月17日  

        (NO.137)

スポーツ弁護士のぶさん こと

弁護士辻口信良

太陽法律事務所

住所 〒530-0047

大阪市北区西天満4-8-2 

北ビル本館4階

TEL 06-6361-8888

FAX 06-6361-8889

e-mail 

nob@taiyo-law.jp

太陽法律事務所ホームページ

おもろいもんみっつけた

→友人の辻井一基(つじいかずもと君のブログで、

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