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2018年5月

2018年5月29日 (火)

日本むかしばなし     「そんたく村」と「かいり村」

 平和&スポーツあれこれ

   こんばんわ!

というか、

もう日付が変わってしまいました!

お元気ですか!?     

ぼくは、

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

今回は、

NO.133

では、

日本の教育問題に深く関わると思いますので、

既に、ブログでも書いたことがあるのですが、

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会)

16p辺りの

「体育と学校教育」のことと関連して、

おとぎ話風に書かせてもらいます。

平和&スポーツあれこれ

それでは、

日本むかしばなし

「そんたく村」と

「かいり村」の話です。

まず

1.そんたく村

があります。

(1) ある国のえらい人とその友人

 実は、昔のことではありません。

ユーラシア大陸の東の端というか、太平洋の西の隅っこに、四方が海で囲まれ山の多い国があります。

 その国の、一番えらい人(政治家)には、

以前からの友人がいました。

えらい人の奥さんも、友人やその奥さんとも知り合いで、一緒に何度か食事などもしました。

 友人が事業を始めようとしているのを知り、

えらい人夫婦は、何とか力になってあげたいなと夫婦で思いました。

 少しむずかしく言うと、「国家観」なども共通していたのです。

ただ、えらい人がその地位を使って行動することは不公平ですし、

法律でもそのようなことは禁止されています。

でも、

できれば友人の事業が上手くいけばうれしいし、良いのになと思っていました。

妻も、えらい夫のためにも、助けてあげたいと思いました。

(2) そんたく村の場所

 事業主本人は、その関係で事業用の土地を取得したのですが、その取得にあたり、

「大きな力が働いた」とか「神風が吹いた」とか「はしごをかけてもらった」などと言って喜んでいました。

 えらい人の妻も、

一時期、友人の事業での名誉役員の地位に就いたりして、協力を惜しみませんでした。

 そして、事業主本人は、

「口利きはしていないが、『忖度』をしたということでしょう」と、

余り耳慣れない「そんたく」という言葉を使ったのです。

 そんたく村は、国の役所の中にありました。

事業主本人によれば、

より具体的に言うと「財務省」がその村で

そこの官僚の方々が、そんたく村に働いているのです。

(3) 逆風

 本来の「そんたく村」の仕事は、

法律の規定に従い行うのが筋で、「忖度(そんたく)」してはいけないのです。

 ただ、実際に忖度が行われ、そのことに負担を感じたそんたく村の役人さんの1人が、自殺してしまうとの事件が起こりました。

 そのことも影響して、事業主とその妻が逮捕され、

事業主は「今度は逆の忖度が働いている」と、さらに名言を吐きました。

その事業主夫妻は、逮捕後10ヶ月後の、

この5月25日に保釈され、逆の忖度による「国策勾留」であると、捜査のあり方を、強く非難しました。

(4) 忖度(そんたく)の意味 

 そんたく(忖度)

 「忖」も「度」も、はかる意味です。

他人の心中をおしはかること。推察。

「相手の気持ちを忖度する」などとして使われます。

必ずしも悪い意味で使われるわけではないのです。

でも、これからは、マイナスイメージのときに使われそうですね。

次ぎに

2.かいり村

次は、この言葉もこれまであまり聞きなれなかった

乖離(かいり)村の話です。

(1) ある国のスポーツ組織の

   監督とコーチと選手(実行犯)

 これも、実は上で書いた国と同じ国の話なんです。

この国の組織、

特に体育会系の組織は、上命下服、上意下達の意思の流れが、極めて強烈です。

これは、ぼくの

平和学としてのスポーツ法入門の16p辺りに記載している、極めてこの国的な特徴だと思います。

(2) 誰の指示による行為か?

 もっとも、この話もまだ途中で、解決していません。

既にこのブログでも書きましたが、

コンタクトスポーツ中に、選手がケガをしたのですが、

それが相手方の選手による「故意」であったのか否かの問題です。

 正確に言うと、故意であったことは、選手(実行犯)が認めたのです。

問題は、

選手(実行犯)の行為を、監督やコーチが指図していたのかどうかの問題なんです。

もし、実際に指図していたのであれば、親分とコーチは、「傷害罪」の教唆犯か共同正犯になるのです。

(3) 乖離(かいり)

 監督やコーチは、

「潰(つぶ)せ」と言ったことを認めた上で、

「スポーツはルールに従って行うもの」、

「潰せは、ケガをさせようとの言葉ではなく、

「強く当たっていけ」という意味である」、

と説明しています。

上に書いたように、

実行犯である選手が「ケガをさせてこい」と言われたと思ったのは、いわば選手の勘違いであり、

その点は、説明が足りず指導者としては未熟であったので

反省していると弁解しています。

そこに、親分・コーチと実行犯の学生の間に、

「乖離(かいり)」があったというのです。

 今のところ本当のことは分かりません。

 ただ、これだけ社会問題になった事件なので、

今後、警視庁や東京地方検察庁などが、捜査に乗り出すでしょう。

(4) 問題の本質

 ぼくは、この事件の本質は、勝利至上主義の弊害とともに、自由闊達に話し合いのできない大学体育会の非民主的な体質が現れた事件であると考えています。

 そして、もっと言えば、

その根本には、明治以降のわが国の、

児童・生徒・学生の自主性・自発性を阻害してきた教育制度に問題があると考えています。

(5) 乖離(かいり)の意味

 さて、「かいり(乖離)」の意味です。

広辞苑(第七版)によれば、 

そむき離れること。はなればなれになること。

「人心の乖離」「理想と現実の乖離」などとして使われます。

来年の入試の漢字テストに出そうですね。

 

それでは、

今日の一曲  

さわやかな五月も終わりです。

今日は

五月のバラ

舟木一夫さんに歌ってもらいます。

バラというと、

ぼくには真っ赤なバラのイメージですね。

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会)より

今日の引用は上に書いたように、

16pの辺りです。

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗(のぞ)いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

2017年 民事法研究会  2800円+税

を読んでください。

筆者としては、

まずコラムを読んでいただきたいです。

また、

スポーツ基本法のコンメンタール部分は飛ばしていただき、

最後に読んでいただくと良いと思います。

2018(平成30)年5月29日  

        (NO.133)

スポーツ弁護士のぶさん こと

弁護士辻口信良

太陽法律事務所

住所 〒530-0047

大阪市北区西天満4-8-2 

北ビル本館4階

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2018年5月23日 (水)

悪質反則の真実は?

 平和&スポーツあれこれ

   こんばんわ!

お元気ですか!?     

ぼくは、

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

NO.132

では、

日大アメフトでの悪質な反則行為についてのその後です。

前回の5月18日では、

1.スポーツによる怪我は、原則違法ではない

2.違法行為になる場合

3.違法で犯罪行為になる場合

4.今後の方向 即退陣!

この内容で説明しました。

その後、

5月22日に、日大の加害者宮川泰介選手(20歳)が記者会見をしました。

平和&スポーツあれこれ

それでは、

宮川選手の会見内容の要約をしてみます。

1.宮川泰介選手の会見内容

 宮川泰介選手は、「事実を明らかにすることが、償いの第一歩」でああるとし、彼が体験したとする事実を語りました。

そして、監督やコーチにいろいろと言われたけれども、自分が決断して行ったことなので責任を感じていると、明確に、自分の責任を認めました。

そして、もうアメフトをやりたくないとも。

 彼によると、試合の3日前から「やる気が感じられない」として練習から外され、内田監督から、選抜されていた大学日本代表も辞退するように指示されたとのことです。

その上で、宮川選手は、井上コーチを通じてのようですが、「相手のQBを1プレイ目で潰(つぶ)せば、試合に出してやる」と内田監督の意向を聞きました。

 記者会見の中で彼は、追い詰められた気持ちになっており、「やらないという選択肢はなかった」と発言しました。

そして、「QBを潰しに行くので使って下さい」と内田監督に頼みに行き、

監督は「やらなきゃ意味ないよ」と言い、更に、高校時代の監督でもあった井上コーチからは、試合前の整列時に近づいてきて「できませんでしたではすまされいぞ、分かってるな」と念を押されたというのです。

2.事件の発生

 実際に事件は発生しました。

ぼくも、そして皆さんもビデオで見たとおり、明らかに潰しに行っている行為ですし、そのことは、宮川選手自身認めています。

 そして、さらに2回目、3回目の反則行為があり、退場処分を受けました。

退場になり、宮川選手がテントに戻り、ことの重大さに気づいて泣いていたところを、井上コーチに見られ、試合後、次のような会話があったとのことです。

井上コーチからは、「(泣いている)優しすぎるところがダメなんだ。相手に悪いと思ったんやろ」と責められたと言うのです。

 そして、内田監督は、「宮川の行為は、自分(内田)がやらせた。こいつが成長してくれるんならそれでいい。相手のことを考える必要はない。」「周りに聞かれたら、俺(内田)がやらせたんだと言え」と語ったとのことです。

3.日大の反論

 宮川選手の発言を受けても、現在のところ、日大は、監督の選手に対する反則の指示を認めていません。

「選手と監督・コーチとのコミュニケーションが不足していたことにつきましては、反省いたしております。」などとする一方で、

「コーチから『1プレイ目で相手のQBをつぶせ』という言葉があったことは事実ですが、これは本学フットボール部において、ゲーム前によく使う言葉で、『最初のプレイから思い切って当たれ』と言う意味です」と、宮川選手の発言を否定しました。

 そして、反則指示はなかったとする従来の説明に終始したとのことです。

確かに、外部のアメフト関係者の中にも、「つぶせ」という意味を、日大当局の言うように思い切って当たれという形で使うことはあると言う人もいます。

仮に、そうだとすれば、宮川選手が勝手に思い込みをして、悪質な反則を行っただけですから、監督やコーチが非難されるのは筋違いだと言えます。

 しかし、宮川選手は、会見の質疑の中で、はっきりと「つぶせというのは、ケガをさせる意味以外考えられなかった」と答えています。

 ぼくは、宮川選手を試合に起用した経緯、試合中、試合直後、その後の監督・コーチの対応などから考えると、日大当局の説明には無理があると思います。

4.宮川選手、

  監督・コーチの責任

 この事件での責任には大きく分けて2つです。

(1)刑事責任

 はっきりしているのは、宮川選手の行為が傷害罪(刑法第204条)に該当する点です。

 事実が宮川選手が話しているとおりだとすれば、内田監督や井上コーチは、同じく傷害罪の共同正犯または教唆犯になるでしょう。

 仮に、内田監督や井上コーチの行為が、ケガをさせることを指示していないなら、宮川選手だけが傷害罪になります。

 仮に傷害罪になると、略式裁判で50万円以下の罰金か、15年以下の懲役です。

(2)民事事件

 宮川選手がケガをさせたことは間違いないので、被害者の関学生に治療費は元より、後遺症が残れば、逸失利益や慰謝料など金銭賠償責任を負います。

 内田監督、井上コーチは、宮川選手が相手方にケガをさせたことについては、(紛らわしい指示を与えている)過失があると思われ、宮川選手と連帯して損害賠償責任を負うことになります。

5.真相の解明を

 宮川選手が、自発的に記者会見をした以上、監督・コーチも速やかに公の場で説明すべきでしょう。

 と書いていたところ、本日夜になって、急遽内田監督と井上上コーチが記者会見をしたとの情報が入ってきました。

直接見ていないので、その内容は、分からないのですが、報道によると、ケガをさせても良いと言うことは、少なくとも内田監督は言っていないという内容でした。

 要するに、宮川選手が勘違いで悪質な反則行為を行ったと言うトーンだったようです。

 既に内田監督は監督を辞しており、井上コーチもコーチを辞するようです。

ただ、日大のNO2の常務理事の立場について内田さんは、しばらく職務を停止し、第三者委員会による調査の結果を待ってそれに従うという趣旨の発言をされているようです。

 

6.スポーツの本質的価値と

  ずる(反則)

 この事件の本質は、スポーツの本質的価値をどこに見つけるかです。

もちろん、スポーツ競技は、勝つためにやるのですから、そのために、毎日練習に精進し鍛えて、相手方と立ち向かうわけです。 

そうです、みんな勝ちたいのです。

 ただ、競技したことのある人は理解できると思いますが、ふと「悪魔がささやくこと」があるのです。

つまり、「ずる(反則)してでも勝ちたい」と。

このような誘惑に、全く無関係な選手や監督・コーチはいないと思います。

でも、そこで踏ん張るのがスポーツマンです。

 誤解を恐れずに言えば、

日大と関学、それぞれがしのぎを削るライバルだけに、その立場において「互換性」の可能性もあったのです。

 でも、ルールを守り、ずる(反則)をせず、できればフェアプレイでベストを尽くし、それで負ければ潔く敗北を認め相手方を讃える、これがスポーツの良さです。

今回、真相がどこまで明らかになるか分かりませんが、

ぼくは、宮川選手をはじめとする日大のアメフト部員だけでなく、日大に学ぶ学生諸君や日大自体へのダメージが心配です。

7.その他

 内田さんと井上さんの会見内容がはっきりしないので、今回のブログ、また書き直すかもしれません。

 

それでは、

今日の一曲  

忘れな草をあなたに

倍賞千恵子

1971年の歌です。

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会)より

今日は引用はありません。

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗(のぞ)いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

2017年 民事法研究会  2800円+税

を読んでください。

筆者としては、

まずコラムを読んでいただきたいです。

また、

スポーツ基本法のコンメンタール部分は飛ばしていただき、

最後に読んでいただくと良いと思います。

2018(平成30)年5月23日  

        (NO.132)

スポーツ弁護士のぶさん こと

弁護士辻口信良

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2018年5月18日 (金)

日大vs関学アメフトの傷害事件

 平和&スポーツあれこれ

  おはようございます!

スポーツ界の大変悲しい事件です。

緊急で、この時間帯に書きます!

 

ぼくは、

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

NO.131

これは、どうしても書かざるを得ないですね。

日大アメフト問題です。

平和&スポーツあれこれ 

では、

事故ではなく

事件と考えられる今回の行為について

1.スポーツでの怪我は、

  違法ではない

 スポーツによる怪我は、

「違法性が阻却」されると言います。

あまり聞き慣れない言葉だと思いますが、スポーツを行うに際して、人に怪我をさせることがありますが、そのような場合でも、それは違法行為ではないということです。

ボクシングによるKOが典型で、それは、仮に結果として死亡事故になっても「正当な業務行為」として違法性がないのです。

それは、刑事上も犯罪(傷害罪)になりませんし、民事上も損害賠償(不法行為)の対象にならないのです。

事前に承諾しているとか、許された危険などとして説明されます。

それが、スポーツの怪我における違法性阻却問題なのです。

2.違法行為になる場合

 しかし、違法行為でない、つまり合法であるというのは、その行為が事前に定められているルールに従い遂行された場合のことです。

ルールに反する行為は違法であり、それは競技における違反(反則)として、一定のペナルティが科せられます。

違反者が退場処分になるとか相手方の得点になるとかです。

 確かに

フェアプレイはスポーツでの大切な理念ですが、どのような競技でも、残念ながら違反行為は起こります。

それは、競り合い勝ちたいと思う気持ちと、各自が持っている邪悪な心根(こころね)があるからです。

 そのようなことを見越して、それぞれの競技には反則に対する処分も決められているのです。

ここまでは、それぞれの競技における自治の問題と言えるでしょう。

3.違法行為が

  犯罪行為になる場合。

 ただ、上に述べた、試合内での審判による反則処分にとどまらない

「悪質な違反」も考えられます。

これが、今回の日大の選手が関学のQB(クオーターバック)に仕掛けた行為でしょう。

ビデオで見る限り、あれは

試合中に審判が「反則としてペナルティ」を与える場合を越えています。

つまり、

明らかに意図的に、簡単に言えば試合とは関係の無い

傷害を目的とした行為といわざるを得ません。

 これは、

例えば、野球でピッチャーがバッターに対し、当てようとして意図的にビーンボール(デッドボール)を投げる場合といって良いでしょう。

もちろん、

当てようとしたか否かは「内心の問題(故意か否か)」なので、立証の問題があり、実際の処分はなかなか困難ですし、現に刑事の傷害事件や民事の損害賠償請求事件として問題にされることは、まずありません。

これ以降は、直接の見聞ではないので不正確かもしれませんが、

ぼくの認識は以下のとおりです。

今回、監督が「あれくらいやっていかないと勝てない」と言いました。

また、日大の複数の選手が、監督が「関学のQBを潰してこい」と言ったと聞き、「違反=反則行為をするなら(試合に)出してやる」と言った、これらが事実だとすれば、

当該違反選手と監督は、刑事事件の被疑者となります。

具体的には、「傷害罪の共同正犯」あるいは、

選手は「傷害罪の実行正犯」、監督はその「傷害罪の教唆犯」であると言えます。

4.今後の方向 即退陣!

 大変悲しい事件で、スポーツを愛する皆さんやぼくにとって、残念至極な事件ですが、

今まで明らかになっている内容だけでも、監督は速やかに退陣です。

 そうでなければ、

アメフトという競技が、そして、日大がどんどんみんなから見捨てられていきます。

時間はありませんよ、それぞれの関係者の皆さん。

そして、ぼくは

指導者を指導するシステムの構築を急ぐべきだと思います。

2020は近い!

 

それでは、

今日の一曲  

西城秀樹さんが亡くなられました(16日)。

63歳ですから、

まだまだ若いですよね。

元気なあの歌

ヤングマン

振り付けで、一緒に踊り、歌った人も多いのではないでしょうか。

ご冥福をお祈りします。

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 )

今日は引用はありません。

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗(のぞ)いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

2017年 民事法研究会  2800円+税

を読んでください。

筆者としては、

まずコラムを読んでいただきたいです。

また、

スポーツ基本法のコンメンタール部分は飛ばしていただき、

最後に読んでいただくと良いと思います。

2018(平成30)年5月18日  

        (NO.131)

スポーツ弁護士のぶさん こと

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2018年5月15日 (火)

5.15事件とJリーグ開幕

   こんばんわ!

お元気ですか!?     

ぼくは、

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

NO.130

今日は、5月15日です。

この日を見たり聞いたりして、

皆さん、何かピーンときませんか?

正解!

平和(戦争)の関係では、5.15事件

この正解はでたでしょうが、もう一つ

スポーツの関係では、Jリーグ開幕日です。

これはでましたか?

平和&スポーツあれこれ

ではまず

1.1932年5月15日

 この日、帝国海軍青年将校たちが総理大臣官邸などを襲撃しました。

そして、

犬養毅首相と警察官ひとりが殺害されました。

中学校や高校で習った、いわゆる5.15事件です。

犬養首相は、銃を向けられながらも、

「話せば分かる」などと剛毅に対応したとされますが、

「問答無用、撃て、撃て!」の声で、結局、銃により殺害されてしまったのです。

 歴史の好きな人は、

5.15と1936年の2.26事件を比較して論じますが、

5.15のときの処罰は非常に軽く(禁固15年が最高刑)、

2.26事件のときは18人が死刑で、厳しい処罰でした。

いわば、先軍政治の時代ですね。

 この1932年に生まれた人は、現在86歳で、まだ健在の方はかなりおられるでしょう。

でも、さすがにこの日のことをはっきりと覚えておられる人は、もうほとんどおられないと思います。

昭和7年、アジア・太平洋戦争前の、

日本のいわば暗(くらー)い時代だったと言えますね。

2.1993年5月15日

 25年前のこの日、Jリーグが開幕しました。

皆さんの中には、川淵三郎チェアマンの開会宣言を覚えておられる人もかなり多いのではないでしょうか。

全文放映されるように、短くまとめての宣言文の工夫など、ぼくもよく覚えています。

平和なニッポンの国立競技場(今は無い)、

入場者は5万9626人(6万人)でした。

対戦したのは、読売クラブ(現在の川崎ヴェルディ)と日産自動車(現在の横浜マリノス)。

先発メンバー

ヴェルディ 菊池新吉、都並敏史、ペレイラ、加藤久、中村忠、ラモス瑠偉、ハンセン、

柱谷哲二、三浦知良、マイヤー、武田修宏

 

マリノス 松永成立、平川弘、小泉淳嗣、井原正巳、勝矢寿延、木村和司、野田知、

エバートン、水沼貴史、ビスコンティ、ディアス

皆さん、何人の選手を覚えて(知って)いますか?

初ゴールは、マイヤー選手(オランダ領スリナム出身)で、

昨年、2017年4月21日には、清水の金子選手により20,000ゴール目が達成されました。

はい、今も現役で頑張っている

キング・カズ三浦知良さんがいますね!

3.戦争か平和か

 皆さん、

どちらの5.15が好きですか?

質問が野暮ですよね!!!

 

それでは、

今日の一曲  

1993年のこの歌

負けないで

ZARD

ゆっくりどうぞ!

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会)より

今日は引用は、なしです。

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗(のぞ)いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

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筆者としては、

まずコラムを読んでいただきたいです。

また、

スポーツ基本法のコンメンタール部分は飛ばしていただき、

最後に読んでいただくと良いと思います。

今日は、早めに家に帰らせてもらいます。

2018(平成30)年5月15日  

        (NO.130)

スポーツ弁護士のぶさん こと

弁護士辻口信良

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2018年5月10日 (木)

憲法と子どもたち・宮本恒靖

     おはようございます。

お元気ですか!?

今(午前8時頃)、

横を歩いてきた、大阪駅前のマルビルの気温は12度でした。

かなり、肌寒いのですが、

ぼくは、もう半袖なんです!?     

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

NO.129

平和&スポーツあれこれ

5月は、ぼくの中では憲法月間です。

少しは、憲法のことを考えて見ましょう。

憲法は、本当は抽象的なものではなく、

生活にすごく密着したものなんですよ。

1.憲法記念日

日本国憲法は、1947(昭和22年)5月3日に施行され、今年の5月3日で、満71歳になりました。

ホントは、5月3日に記事を書かなければいけないと思いつつ、残念ながら時間の管理ができず、ブログを書くことができませんでした。

憲法記念日は、毎年GW(ゴールデンウィーク)の真ん中にあり、季候も良いので、絶好の行楽、遊び日和です。

皆さんも楽しまれたでしょうか?

さて、

憲法をどう考えるかです。

2.日本国憲法三つの柱・理念

(1)国民主権主義

(2)基本的人権尊重主義

(3)永久平和主義

これは、小学校のときに教わりました。

誰もが、頭の中に入っています。

3.憲法9条改正の是非

問題は、このうちの(3)永久平和主義の

第9条を改正するべきかどうかです。

これは、最近の国内政治のもっとも論争的テーマです。

このブログでも何度か書きました。

ぼくは、9条改正反対論です。

削除・変更はもちろん、

9条に何か(自衛隊明記)を付け加える、いわゆる「加憲」も全く必要ないと考えています。

70年以上も理想を追い続けて頑張ってきた日本国憲法!

むしろ、

世界中に、もっと9条の思想を広めたいと考えています。

 9条を改正しようと考えている理論にも一理はあると思いますが、

改正することにより、軍拡が進み東アジアが緊張し、

人類つまり世界の人民の不利益になると考えます。

改正により喜ぶ「死の商人」がいることは否定しませんが。

いずれにしても

みんなで大いに論争すれば良いと思います。

4.本当の意味の国連軍

 ところで、

世界平和を維持するためのファイナルアンサーとして、

ぼくの答えは

「本当の意味の国連軍」を創ることです。

それができない現在、本当の意味の国連軍の代わりに、自衛隊に日本にいてもらっていると考えましょう。

自衛隊員は、本当は国際公務員になる人たちなんです。

もちろん、ぼくは

自衛隊の人たちに敬意を払い、感謝していますし、昔一部の人がののしったように、税金泥棒などとは全く思いません。

それは、余りに失礼です。

今日はこれくらいにしておきます。

このぼくのブログ、例えば、

2017年の5月3日分、

同年7月30日から8月13日までの分などを読んで下さい。

それでは、

今日の一曲  

明るく行きたいと思います。

ゴダイゴ

ビューティフルネーム

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会)より引用

今日はサッカー元日本代表キャプテン宮本恒靖選手の件です。

1.前回の続き

前回の5月2日に引き続き、153p以下を引用します。

<所属チームのガンバ大阪と移籍予定先のイングランドプレミアリーグのウエストハムで、合意の話ができたのに、実際なぜ移籍でき相手方買ったのかの問題です。>

2.イギリスの労働政策

それは、

イングランドの労働政策の関係で、

直前1年間の国際試合において一定割合の出場経験がない選手は、イギリス国内に選手(労働者)として参加させないとの規制があり、

当時、残念ながら宮本選手は、その基準を少しだけクリアできていなかったのです。

宮本選手はもちろん、双方のチームが了解していたのに大変残念でした。

3.後日談 イギリス大使館で
 ぼくは、破談に終わった後、

東京のイギリス大使館に赴き、抗議の意味を込め、真意を尋ねたことがあります。

担当者もその間のことを良く知ってくれていて、

それによると、東洋、特に日本からの一人の選手が、プレミアリーグに参加してくれるのは、日英交流、スポンサーの関係などからも、むしろ望ましいともいえるが、

宮本選手で例外を認めると、国際試合でそれほど活躍していない、南米やアフリカの若い選手が、どんどん参入し、

イギリスの若者のプレミアリーグへの帰属・参加が著しく少なくなる可能性があり、公平性の観点から残念ながら例外は認められないとのことでした。

4.その後の宮本恒靖

 結果が失敗だったのは残念でしたが、

彼はそれも一つの糧としながら、

国内でセンターバックとして立派な成績を残してリーダーシップを発揮し、

日韓そして2006年のドイツと2回のワールドカップ日本代表でキャプテンを務めました。宮本選手はその後、オーストリアのザルツブルグに移籍し、

現役引退後はFIFAマスターで学び、

現在ガンバ大阪で若手を育成し、現場に関わっています。

将来は日本のいやFIFAをも背負って国際人になってくれる人物だと、

大いに期待しています。
 宮本選手が現役引退後、

大阪でのスポーツシンポジウム、

人種差別問題、

日本では、ジャパニーズオンリーで問題となったにも報告者として参加、

スポーツ文化の担い手として大変頼もしい存在です。

 

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗(のぞ)いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

2017年 民事法研究会  2800円+税

を読んでください。

筆者としては、

まずコラムを読んでいただきたいです。

また、

スポーツ基本法のコンメンタール部分は飛ばしていただき、

最後に読んでいただくと良いと思います。

2018(平成30)年5月10日  

        (NO.129)

スポーツ弁護士のぶさん こと

弁護士辻口信良

太陽法律事務所

住所 〒530-0047

大阪市北区西天満4-8-2 

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2018年5月 6日 (日)

世界卓球選手権南北朝鮮合同チーム

 平和&スポーツあれこれ

  こんにちは!

お元気ですか?

ゴールデンウィーク、最終日。

楽しく過ごしましたか?

ぼくは、5月4日の金曜日一日だけ

のんびりさせてもらいました。

今、仕事場・太陽法律事務所にいます。

 

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

NO.128

では、

平和学としてのスポーツ法入門民事法研究会 以下入門●p

と関連して

平和&スポーツあれこれ

日本のゴールデンウィークも今日(5/6)で終わり、明日から普通の曜日に戻るのですが、今日は遠くスウェーデンで行われていた卓球の話です。

1.世界卓球選手権

スウェーデンのハルムスタードで行われている、卓球の世界選手権団体女子で、韓国と北朝鮮の両代表が、女子準々決勝で対戦するべきだったのですが、対戦の試合直前に合同チーム「コリア」を結成し、試合を行わずに準決勝に進むという異例の事態になりました。

過去に、1991年日本の千葉で開催された大会で、「開幕前に」、合同チームを結成して出場したことがありましたが、今回は、開幕後、しかも直接対戦前の合同チーム「コリア」結成でした。

 皆さんは、これをどう考えますか?

2.南北朝鮮の平和への動き

 当然ですが、この動きは、今年に入って加速している(と思われる?)南北朝鮮の平和共存への動きと関連しています。

 つまり、正月の北の金正恩朝鮮労働党委員長の平昌オリンピック出場発言に始まり、先般行われた南の文在寅大統領との会談、

更に、今後予定されている米トランプ大統領との会談などを後押しするという意味合いがあるのでしょう。

日本卓球協会の星野一朗専務理事は、「卓球の国際平和との関わりは、これまで大きなものがあった。スポーツを通して世界平和を目指すことも大切」と理解を示しつつ「大変驚いた」と述べています(読売新聞)。

 確かに1970年頃、ピンポン外交と言われたように、卓球が国際政治の中で大きな役割を示したことがあり、

その時、日本の荻村伊智朗さんが大変活躍されたことを、ぼくも記憶しています。

3.イエローカード

 しかし今回、大会役員の思いや善意は分かりますが、大会が開催されて以後の合同チーム結成の決定は間違いでした。

というのは、スポーツにおける公平さフェアさに反するからです。

(1)不公正さ アンフェア

 出場各選手は、これまでの練習を含め、試合の日程、形式,組み合わせなど、みなそれぞれの立場で戦略・戦術など予定を立て、その思いで競技し闘っています。

それは、今回対戦相手になった日本の選手もそうですし、何より、南・北それぞれの選手にとっては、今回の合同「コリア」で、そのため出場できなくなった選手が半分はいるのです。

出場できなくなった選手の立場はどうなるのでしょうか。

南北の選手が肩を組んでの笑顔や、日本との闘いのときに「コリア」チームとして一斉に応援していると言っても、その内心が複雑であることは言うまでもありません。

今回の決定には,

スポーツ、スポーツ選手に対するリスペクトがありません。

(2)スポーツと政治

スポーツと政治が大いに関連している事実は否定できませんし、ぼくは、スポーツが政治に働きかけることは大いにあって良いと考えています。

当然、星野専務理事が言われるように、平和のためにスポーツが役立つことがあるのは,ぼく自身いつも

「スポーツの平和創造機能」を強調しているので,認めます。

 ただ、その前提として、

スポーツにおける公正さフェアさが遵守されなければなりません。

平昌のオリンピックのときのように大会開催前であれば、南・北それぞれエントリーしていても、合同は認めて良いと思います。

もっとも、その場合も,南北それぞれの国を代表していた選手の半分は、はしごを外されることになるので、もろ手を挙げて賛成とは言えませんが,公正さは何とかクリアできるでしょう。

(3)考える機会

 今回、大会役員は、

合同チームという動きや構想もあるが、

きっぱり今回はダメ!と、言い切るべきでした。

そして、南・北が、準々決勝で堂々と競技して闘って欲しかったと思います。

その試合の中で、あるいは勝敗の結果を受け、それぞれの選手が、

「なぜ,私たちは、国内大会でではなく国際大会で闘わなければならないのか」を考え、

それにより、同じく、南の国民も,北の国民もそれぞれ、

同様に「アレッ?」と,考える機会

更に全世界の人たちにも、

早く一緒になれば良いのにというメッセージになったと思うのです。

(4)頑張った日本女子

 準決勝、日本は「コリア」に勝ちました。特に石川佳純選手,ホントよくガンバりましたね。試合後泣いていましたが、いい涙でした。

仮に,日本が「コリア」に負けていたら、日本選手から異議が出た可能性がありますし、一方で日本の,忌まわしい「ヘイトスピーカー」たちが、また動き出すところでした。

その意味で、大会役員の不手際を、日本女子選手が救ったことになります。

残念ながら決勝で中国に負けましたが、

役割としては完全に「金メダル」でした。

 本当は、合同チーム「コリア」を認めた大会役員の行動はレッドカードですが、

平和への善意があったという意味で、

ぼくは「イエローカード」とします。

甘いかなあ?

 

それでは、

今日の一曲  

新緑の季節

若葉

東京放送児童合唱団

です。

こんな緑いっぱいのところで一日中、

風に吹かれて何もせずに、のんびりしていたいですね。

明日から、また普通の日常!!

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 入門●p)より

今日は宮本恒靖選手の話の続きですが、

次回にします。

それにしても、

時間の管理ができないですね。

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗(のぞ)いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

2017年 民事法研究会  2800円+税

を読んでください。

筆者としては、

まずコラムを読んでいただきたいです。

また、

スポーツ基本法のコンメンタール部分は飛ばしていただき、

最後に読んでいただくと良いと思います。

2018(平成30)年5月6日  

        (NO.128)

スポーツ弁護士のぶさん こと

弁護士辻口信良

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大阪市北区西天満4-8-2 

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2018年5月 2日 (水)

朝鮮半島南北首脳会談

 平和&スポーツあれこれ

   こんばんわ!

ゴールデンウィークの真っ最中!

みなさん、楽しんでいますか?

遅い時間、ブログを書きました。

読んで下さい。

ぼくは、

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

NO.127

今回は

平和学としてのスポーツ法入門民事法研究会 以下入門●p

と関連して

平和の問題、南北朝鮮首脳会談です。

まずにっこりマークから

平和&スポーツあれこれ

もともと、

ぼくがこのブログを始めた一番の理由は、世界平和のために少しでも役に立つことをしようとの思いからです。

そして、平和な世の中にするためには、いろんな方法や手段があるけれど、

ぼくは、

平和な国際社会を創るためには、スポーツが良い道具だと思いついたのです。

 その、実際の内容や具体例、法的根拠などについては、

上記書籍の中で書いているのですが、

今回、

4月27日、いろいろ思惑はありますが、直接、平和を求めての南北首脳会談が行われたのです。

そうなんです。

スポーツを始めとして、いろんな「創る平和」の道具や仕掛けはありますが、

国の権力を握る者同士が、

理性的に話し合うことほど平和に寄与するものはないでしょう。

だから、この南北首脳会談を書かないわけにはいきません。

伏線ときっかけがありました。

今年1月に、北朝鮮のトップ金正恩朝鮮労働党委員長が、

突如、平昌オリンピックに北朝鮮が参加すると宣言してから

一気に「スポーツと政治」がリンクして、

北のトップと韓国(南朝鮮)トップ文在寅大統領との南北首脳会談が行われたのです。

1.金正恩と文在寅

 この2人は、年齢や服装、髪型、体重(?)など、いろんな意味で対照的です。

しかし、言うまでもなく最大の違いは、

独裁者の子(孫)であり、自身が

圧倒的な独裁者である北の金。

選挙で選ばれ、限られた

任期付き大統領である南の文。

と言う違いです。

2人は、北緯38度線にある南北境界線の板門店の韓国側施設「平和の家」で会談し、

「完全な非核化」を通じて

「核のない朝鮮半島を実現する協同の目標を確認した」

とする「板門店宣言」に署名しました。

2.どちらが役者?

 全人類注目のこの会談は、生中継され、

全世界へ一斉発信(但し、北朝鮮は除く)されました。

マスコミの評価は、

金氏が馬鹿でも狂人でもなく、

むしろ大変な役者であるというのが、大方の見方だったと思います。

曰く、

金氏は、最初の対面からサプライズに出た。板門店で南北軍事境界線を示す縁石越しに握手して韓国側に一歩踏み出した際、文氏が「私はいつ北朝鮮側に行けるのか?」と言うと、即座に「では、今越えましょうか」と手を取って北朝鮮側に入った。 

 また、当日まで知らされていなかった金氏の夫人の晩餐会への出席も、ファーストレディを同伴することで、国際慣例に準拠した「正常な国家」を印象づけた、

などなどです。

3.今後の展開

 ただ、多くの識者の評価は、

今回の南北首脳会談は、今後行われる金氏とアメリカのトランプ大統領との会談の前哨戦・露払いであるとの見方です。

それはその通りだと思います。

北が望むのも、まさしくアメリカとの直接対話だからです。

核のない朝鮮半島と言いますが、その道筋が明らかにされたわけではありません。

これは、トランプ氏との会談の行方を見るしかありません。

 1950~53年に激しく戦われた朝鮮戦争は、まだ終結しておらず、だからこその休戦ラインですが、それについては、年内に終結宣言を目指すともされました。

 そうなれば、それはそれで画期的なことです。

 日本としては、拉致問題、それが置き去りにされそうな気配もありますが、日頃の外交努力の結果が示されるのかもしれません。 

4.ぼくの思い・・平和への道

 一触即発と言われた、ほんの数ヶ月前、

でも楽観主義のぼくは、大丈夫だろうと思っていました。

なぜ、そう思ったかというと、他でも話したこともありますが、ぼくは、亡くなった父弘良と、1962年の「キューバ危機」を、ホントに恐い思いでテレビにかじりついて見ていた、米・ソで核戦争になるのではとドキドキしていた記憶があるからです。

それと比べれば、今回の米・北のやりとりなんかは・・・という感じです。

今、本当に怖がっているのは、金正恩氏だけだとぼくは思います。

叔父をそして実兄を無慈悲に殺害したのも、笑顔で握手するのも同じ金正恩氏だとはっきり認識することが大切です。

それが権力者であるし、冷酷な国際社会なのです。

 それでも、

この南北会談、

スポーツ(オリンピック)が、一つのきっかけになったことについて、ぼくは、

やはり「スポーツの平和創造機能」という風呂敷を広げたくなりました。

それでは、

今日の一曲  

槇原敬之

平和への道は遠いです、本当に遠いです。

でも、絶対に諦(あきら)めずに、

少しずつ、前へ前へ。

遠く遠く

それでは

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会)より

今日は153pを引用します。

スポーツ弁護士のぶさんが代理人として動いたときの話です。

ぼくは、サッカー選手宮本恒靖選手の代理人を努めたことがあります。
 2002年は、日韓でのサッカー・ワールドカップが開催された年として記録され記憶されています。

ぼくは、このワールドカップでの日本代表キャプテンを務めた宮本選手の代理人もさせてもらったのです。
 宮本選手は、大阪の出身ですが、代理人をしていた2000年当時は、まだ不動の日本代表ではありませんでした。

ただ、甘いマスクとクレバーさで、

特に若い女性には大変人気がありました。

2001年、ニュースソースは分かりませんが、

宮本恒靖がイングランドのサッカー・プレミアリーグのウェスト・ハムに移籍するとのニュースが流れました。

実際、英語も得意な彼は、本気で移籍を考えていたのです。

そして、ぼくは、選手としてももちろんですが、彼の今後のキャリアにとって、外国へ行くのは大変意義があると思い、

全面的に応援し、移籍契約締結に向け努力していました。
 当時所属していたガンバ大阪の親会社であるパナソニックの法務部の方や、

ぼくの事務所に来ていた帰国子女で英語が堪能な掛樋美佐保弁護士(当時修習生)の応援も得ながら、

イギリスとの時差を克服しつつ、ようやく双方の実質的な合意が成立したのです。日本の夜中に太陽法律事務所からイギリスに国際電話していました。
 ところが、実質合意が成立したのに、結果的に移籍は実現しませんでした。

イギリスからの労働ビザが下りず、

ウェスト・ハムから契約断念の連絡が入ったのです。

この件では、同僚の黒田悦男弁護士が、宮本選手とイングランドへ赴き、現地スタジアムも見るなど、代理人としても大変気合いも入っていたのですが残念でした。

なぜでしょうか?

その理由については、次回に引用して説明します。

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗(のぞ)いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

2017年 民事法研究会  2800円+税

を読んでください。

筆者としては、

まずコラムを読んでいただきたいです。

また、

スポーツ基本法のコンメンタール部分は飛ばしていただき、

最後に読んでいただくと良いと思います。

2018(平成30)年5月2日  

        (NO.127)

スポーツ弁護士のぶさん こと

弁護士辻口信良

太陽法律事務所

住所 〒530-0047

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