米朝会談決定と平昌パラリンピック開幕
こんばんわ!
お元気ですか!?
平昌パラリンピック開幕!
米朝会談のビッグニュース!
ぼくは、
スポーツの平和創造機能を語り続ける
スポーツ弁護士のぶさん です。
NO.116
では、
平和学としてのスポーツ法入門(民事法研究会 以下入門●p)
と関連して
平和&スポーツあれこれ
平和へ?
それとも騙(だま)し合い?
米朝首脳会談へ!
歴史が動く?
動かそう!
1.韓国の動きの結果
ぼくが、
平昌オリンピックに行ってきたことは、すでにこのブログでも書かせてもらいました。
そこには北朝鮮の選手団が参加し、
朝鮮半島をあしらった統一旗で行進し、
女子アイスホッケーでは南北合同チームを組んだことは皆さんご存じのとおりです。
その一連の流れの中で、
韓国文在寅大統領が、更に動きました。
もちろん、
国連の北への経済制裁が、特に隣国中国がかなり本格的に制裁の度合いを強めたことで効果を発揮してきたのは事実でしょう。
2.金正恩の思い
今日の夕刊などによると、
この5月までにトランプ大統領が訪朝し、米朝が首脳会談をすることが決まりました。
北朝鮮の金正恩労働党委員長は、
①非核化の意思を示し、
②当分、核やミサイル実験は行わない、
③米韓軍事演習も通常程度なら認める、
などと述べたようです。
これが、
どのような背景とどのような意図であるかは判然としません。
先に述べた経済制裁で、北が疲弊しているとの観測もありますし、北の時間稼ぎだとの主張も理解できます。
しかし、当面、具体的な戦争が回避されたことは間違いありません。
さて、
3.トランプの思い
トランプにとっては、これほどの好都合はないでしょう。
なんせ、
北から訪朝の要請をうけたのです。
それは、自分の圧力により北が譲歩せざるを得なかったと強弁するでしょう。
そして、
周囲の政策ブレーンがどんどんいなくなる中、
①初の米・北首脳会談で存在感を誇示できる、
②いわゆるロシアゲートから目をそらさせることができる、
③中間選挙に有利に利用できる、
など、内心にんまりしているはずです。
ところで、
4.安倍晋三の思い
安倍首相は、苦々しく思っているのではないでしょうか。
①ひたすらアメリカに従い、圧力、更に圧力と言い続けてきたのに、事前相談もされず
アレッという感じ、
②米韓軍事演習での北への圧力をと言った際、内政干渉するなと文大統領に拒否されたこと
③拉致問題へのめどが立たないこと、
などです。
本当は、
日本の働きかけでこの会談が行われる位の
「したたかな外交」が大切なのですが、
安倍政権にそれを求めるのはどだい無理でしょうね。
更に安倍首相にとっては、佐川国税庁長官が辞任した今日の事実もショックでしょう。
さて今日は、
平昌パラリンピック開幕
20時から開幕式があり、
10日間のパラリンピックが始まりました。
NHKは、開幕式をLIVEで紹介していました。
少し前までは、考えられない扱いです。
パラリンピックもスポーツ大会として認知されてきましたね。
パラリンピアンはアスリートです。
パラリンピックの起源は、
第二次世界大戦、
つまり戦争での負傷者のリハビリを兼ねての、
イギリス、ストーク・マンデビル病院の挑戦です。
そうなんです、
「戦争」で傷ついた人々への思いからスタートしました。
この点、平和学としてのスポーツ法入門173p以下を参照してください。
パラリンピックの開幕日に、
米朝会談の話が出たというのは、
2018年3月9日は、
世界史で極めて特別な日だと言えるかも知れません。
いや、そのような日になるよう、みなさん、もっともっと積極的に考え働きかけましょう。
そう思って観ていたからか、
開幕を宣言する文在寅大統領も、
こころなしか気合いが入っている感じがしました。
私たちは、
それぞれの首脳の思惑は別にして、
平和を希求していますしすべきなのです。
そして、
何度でも言いますが、
スポーツには平和を創る力があります。
それでは、
今日の一曲
中国、韓国でも人気の
北国の春
千昌夫
これをきっかけに、人類の本当の春を!
平和学としてのスポーツ法入門
(民事法研究会 入門●p)より
今日は引用、お休みします。
ただ、障がい者とスポーツ、パラリンピックについては、上記のとおり、170p以下に詳しく書いています。
今日も
最後まで読んでいただき、
本当にありがとうございました
また、覗(のぞ)いてください。
詳しくは、
2020年までに、
平和を愛する人必読の
平和学としてのスポーツ法入門
2017年 民事法研究会 2800円+税
を読んでください。
筆者としては、
まずコラムを読んでいただきたいです。
また、
スポーツ基本法のコンメンタール部分は飛ばしていただき、
最後に読んでいただくと良いと思います。
2018(平成30)年3月9日
※ごめんなさい、日付が10日に変わってしまいました。
(NO.116)
スポーツ弁護士のぶさん こと
太陽法律事務所 弁護士辻口信良
住所 〒530-0047
大阪市北区西天満4-8-2
北ビル本館4階
TEL 06-6361-8888
FAX 06-6361-8889
e-mail
nob@taiyo-law.jp
→友人の辻井一基(つじいかずもと)君のブログで、
おもろいもんを見つけてね!
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