« スポーツと教育関係法          学校教育法 | トップページ | スポーツ振興法と第18回東京オリンピック »

2017年11月 8日 (水)

スポーツと教育関係法          社会教育法

    おはようございます!

お元気ですか!?

スポーツの秋、楽しんでいますか?

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

2020年までに、

平和を愛する人すべてに読んでいただく

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 以下 入門●p)の解説です。

スポーツと教育関係法規

3.社会教育法

(1) 社会教育とは
 教育基本法12条では、

公民館、学校の施設の利用などにより

「社会教育」の振興に務めなければならないと規定しています。
 そして、

それを承け社会教育法が、1949(昭和24)年に制定されました。

そもそも社会教育とは、

「学校の教育過程として行われる教育活動を除き、主として青少年及び成人に対して行われる組織的な教育活動(体育・レクリエーション活動を含む)」のことです(同法2条)。

 同法1条では、

「この法律は、『教育基本法』の精神に則り、

社会教育に関する国及び地方公共団体の任務を明らかにすることを目的とする」とされています。

つまり学校教育は、時間的にも地域的にも限られますが、

社会教育は、それ以外の時間、場所において実践され、

教育基本法の精神を、長くそして幅広く実現すべきだという趣旨です。

 

(2) 社会教育とスポーツ
 平均寿命が延び余暇が増大する現代社会において、

教育、

そしてその一環としての「スポーツ(体育)」の重要性は、

増えることはあっても減ることはありません。
 一般に私たち日本人は、

学校などの制度があると、それに従うというか寄りかかって行動しやすいのですが、

学校を卒業し解き放たれると、

自発的にといっても、実際上はなかなか教育の機会に恵まれないのが現実です。
 個人主義が十分浸透していないとされる私たち日本人を、冷静に外から観察すると特にそう見える(自主的に行うのが苦手)と指摘する外国人もいます。

その意味で、公的サポートの下、社会教育の機会が与えられるのは大切なことです。

(3) スポーツ活動の自由
 実際上のスポーツ活動は、

公民館、学校の施設など利用して行われることが多いと思われます(同法20条)。

ただ、

公民館などでの活動では、

「特定の政党」「宗教」活動については制約がありますが、

 

スポーツ活動についてはそのような制約はありません。

 

ですから、

大いに公的施設を利用させて貰いましょう。

ただ、それが、

専ら営利を目的とした事業になると許されないので、その点注意して下さい(23条)。

(4) 社会教育におけるスポーツと費用
 社会教育の一つとしてスポーツをする場合においても、やはり費用はかかります。

この場合、

ぼくは二つの点を意識してほしいと思います。
 一つは、

自分で払うお金の問題です。

私たちは学校での公教育(体育)=無償を受けてきたので、

スポーツ(体育)には、お金がかからないと考えがちです。

しかし、元々スポーツは「楽しいこと」です。

従って、

楽しい・面白いことをするのに、一定のお金がかかるのは当然だと自覚しましょう。
 二つめは、

財政の逼迫を理由に、

国や地方公共団体から社会教育関係への補助金などが、極めて限られている点です。

有限である財政からすれば、ある意味やむを得ませんが、

社会教育の重要性の観点から、

様々なチャンネルを通じて予算化などを要求していくことが大切です。
 そして、

実際の補助金については、

行政が民間の社会教育関係団体への活動を統制しないとのルールがありますので、

そのことも意識しておきましょう(同法13条 Support but No Control お金は出しても口出ししない)。

(5) 生涯教育・生涯学習
 社会教育と似た言葉に、

「生涯教育」「生涯学習」がありますが、

これは、

「学校教育」「社会教育」も含む、より包括的な教育・学習活動のことです。

当然、

その中にはスポーツ(体育)も含まれます。

今回は、これくらいにしておきます。

 

今日の一曲  

秋の歌といえば、この歌を入れないとダメでしょう(と、これはぼくの主観)。

旅の宿

吉田拓郎

<おまけのひとことふたこと>

1.箱根駅伝が全国大会に

正月2日・3日恒例の大学男子箱根駅伝が、ようやく全国大会になる方向です。

現在は、関東学連の主催です。

ところが、全国大会である出雲や伊勢路の大会より人気があるので、全国の高校の中・長距離ランナーが「箱根」をめざして、関東の大学に集まっています。

しかし、

随分以前、関東学連の関係者と

「箱根駅伝の全国化」の話したときに、

「そう言われますけど、ここまで(人気が出てスポンサーなどもついてなど)になるまで、随分苦労しました。また、文字通り年末年始返上で、裏方として頑張ってくれている無名の選手や関係者のことも考えてよ。この大会(だけ)で、名前を覚えてもらっている関東の大学やその経営のこともあるんです。おいしくなってきたので関西(ぼくは決して関西にだけと言ったわけではないのですが)にも、ちょうだいというのはずるいよ、先生。」と言われ、正直ちょっと後ろめたい気もして、黙ったことを思い出しました。

ただ、

上でも書いた、出雲や伊勢路のインカレ全国大会が、

実質的に関東学連主催の箱根の下になっているのはやっぱりおかしいと思っていたので、

正直良かったなと思います。

 但し、時期は2024年の100回記念大会からとのこと。

せっかくなら、もっと早くやって欲しいですね。

2.後妻業?の女に死刑判決

昨日(7日)京都地裁での裁判員裁判で、

交際相手の高齢の男性4人を毒殺(青酸殺人)したなどとして起訴されていた筧千佐子(かけひちさこ)被告人に対し、死刑判決が言い渡されました。

弁護人側は即日控訴。

 

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

(2017年 民事法研究会  2800円+税)

を読んでください。

2017(平成29)年11月8日  

        (NO,86)

スポーツ弁護士のぶさん こと

太陽法律事務所 弁護士辻口信良

 

住所 〒530-0047

大阪市北区西天満4-8-2 

北ビル本館4階

TEL 06-6361-8888

FAX 06-6361-8889

e-mail 

nob@taiyo-law.jp

太陽法律事務所ホームページ

おもろいもんみっつけた

→友人の辻井一基(つじいかずもと君のブログで、

おもろいもんを見つけてね!

 

« スポーツと教育関係法          学校教育法 | トップページ | スポーツ振興法と第18回東京オリンピック »

創る平和」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« スポーツと教育関係法          学校教育法 | トップページ | スポーツ振興法と第18回東京オリンピック »