« 日本国憲法を普通(ただ)の憲法にするな!!   その2 | トップページ | 日本国憲法を普通(ただ)の憲法にするな!!   その3 »

2017年10月17日 (火)

日本を普通(ただ)の国にするな!!   その3

     おはようございます!

秋雨前線が日本列島を縦断。

まだぐずついた天気が続くとのこと。

衆議院選、終盤!

投票先は決まりましたか?

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

それでは、ぼくの立場で、

いよいよ憲法9条の改正問題です。

 

3.憲法9条の改正
 9条は、大きくは国際政治の荒波、

個別的には国内政治に翻弄されつつも、

それでも施行後70年(70年ですよ!)

改正されずに生き延びました。

これは、大変すばらしいことです。

ここで、改めて憲法9条を紹介しておきます。

◆第9条

(戦争の放棄、戦力及び交戦権の否認)

1項

 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2項

 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。

国の交戦権は、これを認めない。

これが、憲法9条の全文です。

 それを今回、

安倍首相は9条を改正し、

自衛隊を軍隊として正式に条文にして、

付け加えて規定しようとしています(加憲論)。

具体的な内容は確定していませんが、

3項に、

我が国を防衛するための、必要最小限度の実力組織として、自衛隊を設けるものとする。

という趣旨の条文を付け加えるのです(改正=改憲=加憲)。

当然、

 この改正論には、賛否両論があります。

(1)賛成論者は、

安倍首相が言うように、

北朝鮮の脅威に対抗するためには、

喫緊の課題として9条を改正して、

日陰者扱いの自衛隊を正式に憲法上認めるべきだ、

それでこそ、

第一に、国民が安心するし、

第二に、災害救助時も含め

          自衛隊員の士気も鼓舞でき、

第三に、日米安保体制も盤石になり、

日本の安全に資する

と。

 そして、

安倍首相は、北朝鮮の脅威を喧伝し、だから憲法改正をと、大いに煽っています。

曰く、「この国を守る!」

ぼくも、論理的に、この考えが理解できないわけではありません。

ただ、冷静に考えれば、

1962年のキューバ危機のときの方が、もっともっと切迫していました。

 しかし、

その戦後最大の核戦争の危機も

人類が理性により、乗り越えました。

ぼくは、それをプラスに積極的に考え、

(2)改正反対論です。
その理由は、

第一に、日本国、日本国憲法を、

普通(ただ)の国、普通(ただ)の憲法に、

格下げしてしまうからです。

つまり、高い志と理想を掲げた、

世界史の先駆としての日本国の地位、日本国憲法の精神を蔑ろにすることになるからです。

70年も9条を守ってきた日本を、世界の特に戦争に明け暮れてきた国々の人たちは尊敬し,憧れています。

第二に、正直、だれも自衛隊員を日陰者なんて思っておらず、

むしろ敬意を払っていますし、

自衛隊員もプライドを持って仕事をしています。

第三に、日本が正式に軍隊を認めることは、必然的に世界の軍拡の引き金を引くことにつながります。世界の不安定化につながります。

第四に、過去の歴史を知るアジアの国々は脅威に感じます。

それが、純粋に自衛のためであり、

決して侵略のためではないと、

日本がどれだけ弁明しても、

相手方は脅威の感覚を払拭できないでしょう。

また、アメリカも9条改正を望んでいるとは思えません。

第五に、地政学的な利点もあります。

日本は海洋国家です。

歴史上、大体が隣国同士は不仲です。そして、ヨーロッパが典型ですが、独・仏のように陸続きの場合、領土をめぐっての戦争が多いのです。ただ、現在のわが国は、島をめぐっての領土問題はありますが、陸続きの紛争と比べると、まだましという事情もあります。

第六に、軍事費が膨らみます。

軍隊(自衛隊)の明文化で、間違いなく軍事費が膨らみます。

その結果、福祉など一般の予算(もちろんスポーツ予算も)が削減されます。

だれもが、本当は、できれば軍事費などない方が良いと思っているのです。

(3)大いに議論を

9条改正に、賛成か反対か、これは、どちらが正しいかというより、価値観の問題です。

そして、賛否大いに議論して欲しいのです。

もちろん価値観は変わることがあります。

ただ、

ぼくとしては、特に若い諸君に、

70年も、ひいじいちゃん・ひいばあちゃん、祖父母、父母が頑張って守ってきた

永久平和主義の精神を承継して欲しい

夢と理想を追いかけて欲しいと、強く思っています。

あるがままの社会ではなく、あるべき社会を目指せば、その結論は自ずと出ると思います。

君自身、君の恋人、子どもたち、孫たちのために、

しんどいですが、本当に平和な社会を創って欲しいのです。

それでは

今日の一曲  

すべての人の心に花を

喜納昌吉

<おまけのひとことふたこと>

セリーグのクライマックスシリーズ、2位vs3位戦、

阪神とDeNA、1勝1敗の甲子園、

今日は雨、大丈夫?

因みに、パは3位楽天が、西武に勝ち、ソフトバンクへの挑戦権。

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 2800円+税)

を読んでください。

2017(平成29)年10月17日  

        (NO,77)

スポーツ弁護士のぶさん こと

太陽法律事務所 弁護士辻口信良

 

住所 〒530-0047

大阪市北区西天満4-8-2 

北ビル本館4階

TEL 06-6361-8888

FAX 06-6361-8889

e-mail 

nob@taiyo-law.jp

太陽法律事務所ホームページ

おもろいもんみっつけた

→友人の辻井一基君のブログで、「おもろいもん」を探して下さいね。

 

« 日本国憲法を普通(ただ)の憲法にするな!!   その2 | トップページ | 日本国憲法を普通(ただ)の憲法にするな!!   その3 »

平和」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。