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2017年9月

2017年9月30日 (土)

スポーツの憲法上の位置づけ 1

     こんばんわ!

9月も今日で終わり、

朝夕、涼しくなってきましたね。

元気ですか!?

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

衆議院解散で風雲急を告げていますが、

ここは冷静に、本書の目的を遂行します。

では、いよいよ

9.スポーツの憲法上の位置づけ

                               その1

 既に述べたとおり、

スポーツには極めて有意義な

現代的価値(個人的・国家的・国際的)があることが理解できたと思います。

そこで、

学説は、新しい人権として、スポーツ権を、

憲法上次のように位置づけ整理します。

(1)13条
 スポーツ権を日本国憲法の中に位置づけるとすれば、やはりその中心になるのは13条の「幸福追求権」です。

それは、スポーツの語源であるラテン語の「デポルト・デポルターレ」が「楽しみ」であることからも十分根拠づけることができるでしょう。

即ち、個人の尊重を規定する13条の内容の一つとして「スポーツ権」を位置づけることができるのは明らかです。

(2)21条・22条
 他方でスポーツ権は、自由権的側面として、従来のスポーツ活動はもちろん、新しい創作的なスポーツ活動(ニュースポーツ)も、表現の自由としての意味を持ちます(21条)。
 それだけでなく、特にプロスポーツ選手にとっては、職業選択の自由とも関係します(22条)。
 このようにスポーツ権は、自由権としての意味がありますから、国や地方公共団体など公権力からの干渉を排除すべき側面もあります。

この点、旧スポーツ振興法は、1条2項で「この法律の運用に当たっては、スポーツをすることを強制してはならない」と規定し、自由権的側面をきちんと表現していました。
 ところが、スポーツ基本法では、この規定はありません。

ただ、それは、スポーツを自由に行えることは当然であり、かつ国家不介入も自明であるからであって、決して国家の統制が可能という意味ではありません。

(3)25条・26条・27条
 他方、スポーツ権は、25条「健康で文化的な生活を保障」する中身、社会権的基本的人権として、つまり伸びやかに生き健康に老いてゆく権利としても位置づけらます。
 より具体的には、社会権としての教育を受ける権利(26条)の一部としての意味があり、学校教育だけでなく、広く社会生活上においても、国家や地方公共団体がスポーツに対して最大限配慮すべきであることを意味します。

この点、教育基本法、学校教育法、社会教育法の箇所を参照してください(本文46p)。
 更に、勤労する権利の前提としての27条にもその根拠を見つける見解もあります。

(4)従来の学説
 今説明した点を、整理して述べますと、

スポーツ権は、憲法の条文では、明文には規定はありませんが、

13条、21条、22条、25条、26条、27条などで根拠ずけられます。

そしてこの考えは、スポーツ権を新しい人権を肯定する立場から正しいと思います。

次回は、従来の学説に加えての、ぼくの考えを説明します。

それでは、

今日の一曲  

秋桜(こすもす)

山口百恵

<

<おまけのひとことふたこと>

9月28日、 衆議院が解散になりました(憲法7条)。

 安倍晋三首相は、大げさに

「国難突破解散」と位置づけ、

北朝鮮の脅威を強調し、

本命である憲法9条改正をもくろんでいますが、

ホントは、森友・加計隠しと、オウンゴールの民進党叩き解散であることは明らかで、日本国民は、そんなことでは騙されませんよ!

 ただ、それに対応する野党が又、問題です。

小池百合子東京都知事が、希望の党を立ち上げ、頼りない民進党が、事実上それに吸収されましたが、さて、どうなりますか。

10月10日公示、22日投票です。

日本の進路、しかも「平和」に関する事柄ですから、何とか時間を見つけて、それまでにぼくの考えを、書きたいと思います。

 

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 2800円+税)

を読んでください。

2017(平成29)年9月30日  

        (NO,70)

スポーツ弁護士のぶさん こと

太陽法律事務所 弁護士辻口信良

住所 〒530-0047

大阪市北区西天満4-8-2 

北ビル本館4階

TEL 06-6361-8888

FAX 06-6361-8889

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nob@taiyo-law.jp

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おもろいもんみっつけた

 

2017年9月25日 (月)

本当の意味の国連軍 3

    おはようございます!

お元気ですか!?

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

本当の意味の国連軍 3

前回の続きです。

8.朝鮮戦争の勃発と国連軍

 しかし、残念ながら、

本当の意味の国連軍ができる前に、1950年6月25日、朝鮮戦争が起こりました(休戦協定は1953年7月27日)。

アメリカには、日本の非武装以上に大切な、

「対ソ戦略・反共の砦としての日本」いう世界戦略がありましたから、さっさと実質軍隊である「警察予備隊」を創るよう求めてきたのです。

 そして、日本政府も自由主義陣営としてアメリカの兵站(へいたん)基地になったのです。

 ここで一点、朝鮮戦戦争には、国連軍が参加し、北朝鮮・中国軍と戦ったことになっています。

しかしこれは、国連の安全保障理事会(安保理)で拒否権を持っているソ連(当時)が、

中国問題のからみで安保理を欠席している内に、北朝鮮非難決議が行われたことと関連します。

つまり、朝鮮半島に派遣されたのは、実質はアメリカ軍中心の多国籍軍なのに、

ソ連側としては、

「錦の御旗」である「国連軍」の名称を使われてしまったのです。

ですから、もちろんこの軍隊は、ぼくの考える「本当の意味の国連軍」ではありません。

 それはともかく、東西両陣営の厳しい国際政治のパワーポリティクスの中、

未だに本当の意味の国連軍はできていません。

そして、現在国際連合は、国際紛争の事案に応じて、場合により、多国籍軍が、

国連軍「的」に、行動しているのが実際です。

 ただ、ぼくは、

ソ連・東欧社会が崩壊し、いわゆる冷戦構造が極めて緩やかになった現在、きちんとした国、具体的に言えば、日本、

平和憲法を持っている日本国が中心になって、粘り強くガンバれば、本当の意味の国連軍を創るスタート地点に立てるはずだと、ぼくは考えています。

 ぼくは、このブログ(本)の読者である若者たちに、その導火線になってもらいたいと、

強く期待しているのです。

この点については、また別の機会に書かせてもらいます。

これからさらに進む憲法改正議論の関係で

日本が、普通(ただ)の国になってはダメだ、

との議論と関連します。

日本が、普通の国にならず(戻らず)、何とか9条を守り、引き続き世界の先頭を走り、国際社会の平和を創造していかなければなりません。

9.戦争は最大の人権侵害

 ぼくはもう一度、声を大にして

戦争は最大の人権侵害であると断言します。

そして、だれもが戦争はいやだし反対なのです。但し、「死の商人」、戦争により金儲けをする人は除きます。

もし、上記本当の意味の国連軍ができたら、世界の人民は、どれほど安全・安心でしょう。
 そして、永久平和のためという理想に燃えた憲法を持つ日本としては、国連軍を実現するため大いに力を尽くすべきで、その世界史的責務があると思います。

これは、

平和学としてのスポーツ法入門でぼくがいう

「守る平和」の観点からの提言です。

ぼくには、戦後日本政府が、

特に国連に加盟(1956年)してから今日に至るまで、

本当の意味の国連軍を創設するために、何らかの努力をしたという事実を知りませんし、またその気配を、残念ながら全く感じません。

それどころか、逆に日本をこれまでの諸国と同じく

普通(ただ)の国にしようとしての、

9条改正の企てが着々と進行しているのです。

この点については、

憲法改正の問題とからめ、また別の機会に書きます。

もう一度繰り返しますが、

70年間、世界平和のため、国際社会で先頭を走ってきた日本を、

普通(ただ)の国にしてはダメなのです。

 

では、

今朝の一曲 

 

ボブ・ディラン Bob dylan

風に吹かれて! Blowin' in the Wind

<おまけのひとことふたこと>

1.大相撲

昨日(24日)千秋楽の大相撲秋場所

大関豪栄道が、星の差、三つを守り切れず、結局モンゴル出身の横綱日馬富士が

11勝4敗で逆転優勝しました。

四人いる中で一人横綱になり、満身創痍でしたが、最後、すごい精神力と集中力でしたね。

そして、日本語も上手い。

最後の優勝決定戦の前、部屋の十両力士と調整したのを、「力士をテレビに映したやりたくてね」などとユーモアで語っていました。

おめでとう、日馬富士。

なお、ぼくのお気に入りの琴奨菊は、西前頭1枚目で10勝5敗と勝ち越し、三役復帰は確実です。

ただ、欲を言えば優勝して欲しかった。

豪栄道にも日馬富士にも勝っていて、

大きなチャンスだったんですよ。

引き続き、がんばれ琴奨菊!!

2.後期の講義

 21日木曜日から、大学の後期講義(スポーツ法学)が始まりました。

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 2800円+税)

を読んでください。

2017(平成29)年9月25日  

        (NO,69)

スポーツ弁護士のぶさん こと

太陽法律事務所 弁護士辻口信良

住所 〒530-0047

大阪市北区西天満4-8-2 

北ビル本館4階

TEL 06-6361-8888

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おもろいもんみっつけた

2017年9月24日 (日)

本当の意味の国連軍 2

    こんばんわ!

朝夕、すっかり秋の気配ですね。

お元気ですか!?

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

前回の続き

本当の意味の国連軍 2

前回は、

市民生活において、

泥棒や不法侵入から守るのに、各家庭で「銃」を持っているアメリカと、持っていない日本では、どちらがより安全・安心な社会かを比較して考え、考えるまでもなく日本でしょと言う結論でした。

今日は、

国際社会にそのことを援用・応用して考えるのです。

3.戦争は最大の人権侵害

 「戦争は最大の人権侵害である」、

これは誰もが認める真実です。

何せ、よりたくさん人を殺した国が勝つのですから、戦争開始から終わるまで、その間、それぞれの国で、命(いのち)を始めとして、膨大な人権が侵害され続けるのです。

第一次世界大戦、第二次世界大戦いずれもそうでした。

ところで、

戦争が起こらないように、また起こった場合の対処について、

日本国憲法の考え方は、

理念としては全く簡単な考え方です。

つまり、「国連軍」に守ってもらう。

「国連軍」に世界の警察官になって貰う、

その代わり各国(各家)では、軍隊そして武器(銃)は放棄します、持ちませんという考えなのです。
 そして

1945年、敗戦で、実際

日本は完全に武装解除されました。

もちろん、念のために言っておきますが、

国内治安のための警察は別ですよ。

4.非武装の考え

この、日本を武装解除し非武装にするとの考えは、

もう二度と、悲惨な戦争はしたくないとの、悲しく厳しい歴史の反省からきています。

そして、

非武装にすれば、当たり前ですが、

そもそも戦争を仕掛けられません。

日本人は、被害者(沖縄戦や広島・長崎の原爆など)としてはもちろん、中国・朝鮮半島における加害行為などでも、余りに悲惨な体験をしたので、

軍隊なしで生活できるなら、それほどありがたく良いことはないと思い、ほとんどの人が憲法を、特に憲法9条を支持したのです。

5.アメリカの意図と再軍備

 ところで、

日本を非武装にするとの発想は、まずは戦勝国アメリカの考えでした。

アメリカにすれば、

日本に軍隊を持たさなければ、もう二度と真珠湾奇襲のようなことはできないのですから、この際、日本を非武装にするのは、アメリカの国益にもかなった考えでした。

ただ、このアメリカの考えは、

他方では、第二次世界大戦終結後の、対ソ共産圏対策とセットになっての考えでもありました。

純粋に日本人のために考えてくれたわけではありません。

ですから、

1950年朝鮮戦争が勃発すると、アメリカはさっさと日本に再軍備を求めてきたのです。

日本国内でも、軍事力のない国家(日本)に対する不安・批判・不満もあり、

比較的簡単に軍隊を持つようになったのです。

もっとも、公式には警察予備隊(1950年)

→保安隊(1952年)

→自衛隊(1954年)と呼ばれ、

現在でも軍隊とは言いません。

6.世界史の先駆としての憲法9条
 繰り返しになりますが、

日本国憲法の平和主義は「非武装」を国是とするもので、それはこれまでの人類史で類を見ない画期的な制度・内容です。

自衛のためであっても、軍隊を使っての防衛はしないのです。何よりも、軍隊は持たないとの前提があります。

そうであるからこそ、

日本国憲法の前文や第9条の平和主義は、単なる平和主義ではなく、

「永久」平和主義あるいは

「恒久」平和主義と呼ばれるのです。

つまり、

これまでの諸国の

「軍事や戦争」に対する憲法や国際条約などでは、侵略戦争はしないが自衛戦争は行うというものでした。

ですから、日本国憲法の永久平和主義は、これまでとは異質の、極めて先駆的内容を持っているのです。

しかし、

それには、前記のとおりの前提や問題点(特にアメリカの思惑)があったのです。

7.9条を支える本当の意味の国連軍

ところで、

歴史上世の中には必ず、

悪いことをするヤツ・輩(やから)はいます。

違法、不正義をはたらくヤツ・輩(やから)は、絶対にいるのです。

これは、私生活でもそうですが、国家間でも同じです。

そのことは、しっかりと確認しておかなければなりません。

そのため、

① 国内においては、警察が存在します。

そして、

② 日本国憲法の非武装の理念を実現するためには、国際社会における国相互の関係では、「正義」に基づく、「国際法的な権威」があり、力のある」「国連軍(国連警察軍)」がいて、

不正や悪行を行った国をきちんと制裁する体制を準備する必要があるのです。

そのために必要な国際組織、

ぼくは、これを「本当の意味の国連軍」といいます。

次回に続きます。

さて、

今日の一曲  

ハナミズキ

一青窈(ひととよう)

この歌は、反戦というか、平和を祈念した歌だと言われています。

なお、

一青(ひとと)という在所は、ぼくのふるさと石川県中能登町にあり、

近くのJR七尾線良川(よしかわ)駅の発着音楽は、

この歌「ハナミズキ」です。

窈のお母さんが、この一青に生まれたのだとか、聞きましたが・・・。

<おまけのひとことふたこと>

1.高校野球でタイブレーク制

9月19日、高野連(日本高校野球連盟)は、いわゆる甲子園大会(春の選抜と夏の選手権)で、タイブレーク制を採用できるようルールを改正しました。

 具体的には、

同点のまま、延長13回になると、無死1・2塁の状態で攻撃が始まります。

この制度は、大会日程の消化を目的としたもので、直接には、投手の障害(傷害)予防を目的としたものではありません。

今後さらに、投手の投球制限や連投の制限なども検討する必要がありそうです。

観る側としてはつまらないなあ(やくみつるさん)との意見もあります。

気持ちは分からないではありませんが、アスリート・ファースト、特にまだ若い選手(アスリート)の健康面に配慮した制度を、みんなで模索すべきでしょう。

2.結婚披露宴

23日の秋分の日、神戸で、太陽法律事務所の佐竹春香弁護士と同期の大北卓弁護士との結婚披露宴がありました。

やあ、いいですね。

若く明るい二人を見ているとこちらも元気になります。

二人のこれからの幸福を祈りたいと思います。

おめでとう。

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

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2017(平成29)年9月24日  

        (NO,68)

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(辻井一基君)も見てあげてね。

2017年9月21日 (木)

本当の意味の国連軍 1

    おはようございます!

お元気ですか!?

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

今回から、

◆コラム  

本当の意味の国連軍です。

平和学としてのスポーツ法入門276pに書いています。

<本文>

1.日本とアメリカの市民生活安全度

 日本では、市民生活上、泥棒を防止したり、侵入を阻止するために、各家庭が「銃」を準備することはありません。

銃など無くても警察官(お巡りさん)が守ってくれるという安心感があり、実際守ってくれます。

警察官は「正義の秩序」を「力により」維持してくれているのです。
 ところがアメリカでは、各家庭が銃やピストルで自衛しているようです。

それがフロンティア以来の伝統だと言われています。

そして、家庭や個人から銃やピストルを取り上げたり、無くすこと(銃規制)には、ライフル協会などのロビイストから猛烈な抵抗があり、銃規制ができません。

みなさん、日本とアメリカ、どちらがより安全でしょうか。

2.日本が安全なのは明らか
 歴史的背景や多民族社会の実態など難しい点もありますが、

結論としてぼくは、日本の方がはるかに安全で、日本の制度の方がはるかに優れていると思います。

むしろ、自明といって良いでしょう。

毎年のように、アメリカ発のニュースで、銃による大量殺人が報道されるたびにそう思います。

アメリカの人口が3億2000万人、個人所有の銃が2億7000万丁とのことです。

赤ちゃんなど、自分で使えない人を除くと、一人一丁、銃を持っている計算です。

銃が原因の死亡事故は、毎年3万人とのことです。その結果、間違いなく儲(もう)かっている人がいるんでしょうね。

実際は、刑事事件の統計を詳しく調べれば分かります。関心のある人は、アメリカでの銃を使っての強盗や殺人の件数などを、日本の犯罪白書と比べてみて下さい。

次回に続きます。

では、

今日の一曲  

花はどこへ行った

ピーター・ポール&マリー(PPM)

 

<おまけのひとことふたこと>

本当の意味の国連軍の考えは、地球を一つの有機体として考えるところから来ています。

日本の歴史での比較で言えば、江戸時代までは、日本全国にたくさんの藩があり、それぞれの藩が市民(藩民)の安全を守っていました。

それが、明治維新以降は、国家警察として、日本全体での安全を考えるようになりました。

 それを、これからは全世界、地球を一体として考えてゆこう、単にそれだけのことなんです。

今はまだ各国が各藩であり、きちんとした地球国家ができていない。

これから若い諸君が、世界の若者と連帯・連携して、それを作っていくのです。

中核になるのは、

まだまだ不完全ですが国際連合です。

そのときに必要なのが

本当の意味の国連軍なのです。

実際には大変困難ですが、理論・理屈はごく簡単でしょ。

 

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗いてください。

詳しくは、

 2020年までに、平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会)を読んでください。

2017(平成29)年9月21日  

         (NO,67)

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2017年9月20日 (水)

戦争での悲しみと憎悪

    こんばんわ!

お元気ですか!?

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

明日から大学後期講義が始まります。

学生諸君、平和とスポーツ

一緒に学びましょう。

使う教科書は、もちろん

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 税別2800円)です。

一方、このブログも

週一回以上の更新を目指し、ガンバります。

さて、コラム

戦争での悲しみと憎悪

です。

ここで、戦争で、実際どのようなことが起こったのか、ぼくの家族のことについて、

「平和学としてのスポーツ法入門」の中でコラムを書いているので、引用させてもらいます。

<戦争での悲しみと憎悪>
 これまで人類史での幾多の戦争は、

当事者によれば、

相手方の侵略・挑発によりやむを得ず自衛のために戦ったというものです。

アジア・太平洋戦争での日本もそうでした。

その結果が、

相手国の人民に対してはもちろん、わが国・国民にとっても大変悲惨な結末だったわけです。
 ぼくは団塊の世代(1947年生まれ)ですが、

この世代で、身内・関係者を戦争で亡くさなかった人は殆どいないでしょう。

ぼくは、伯父(母の兄)が海軍で戦死していますし、

祖父(父の父)が満州(満蒙)開拓団、現地で複数の子ども(ぼくにとっては叔母)を亡くし、家族が悲惨な目に遭い、

結果、裸一貫で帰国しました。
ぼくの父弘良(1925=大正14年生)は、

長男だったので、家を守るということで、

逆に満州へ行かず日本に残り、

幸い国内でも空爆などに遭わず、

戦闘の現場に行く前に戦争が終わったため、

母(父と同い年)との間で、ぼくや妹・弟が生まれました。

いずれにしても、

当時、戦争で辛く悲しい涙を流さなかった人は、皆無だったでしょう。

そして一方、

理由はともかく、相手方・敵国への憎悪(鬼畜米英!)も激しかったはずです。

これは、

ぼく(日本人)の方から見た相手方・敵国ですが、

相手方(アメリカ・アジア諸国)から見れば、

全く逆の憎悪の対象(奇襲攻撃した憎いジャップ!)であったことは、

特に学ばなくても理解できるでしょう。

そして、戦争時、

戦争的ナショナリズムが充満したことは、既に記載したとおりです。

さて

今日の一曲  

サザン

蛍(ほたる)です。

これも、反戦歌ですよね。

<おまけのひとことふたこと>

大型台風18号が、ようやく去ったと思ったら、今度は18を2で割った9条改正を目的にした

超大型「憲法改正解散」台風がやってきます。

全くしゃれになりません。

安倍首相は、

森友・加計隠しにもってこいの、北朝鮮のミサイル挑発と、国民が好感を持っている自衛隊を餌と道具にして、国民を騙して、

憲法改正に誘導するつもりです。

でも、そんなに、日本国民は愚かではありませんよ!

次回から、

平和学としてのスポーツ法入門でぼくが強調している一つ、

本当の意味の国連軍(276p)の説明をします。

そして、

70年守り続けた平和憲法を、断固として守りたいと思います。

理想と夢を追い続けましょう。

しかもそれは、十分可能なのです。

日本を

普通(ただ)の国にするな!!

 

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、必ず覗いてください。

詳しくは、

 2020年までに、平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会)を読んでください。

2017(平成29)年9月20日  

        (NO,66)

スポーツ弁護士のぶさん こと

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★友人辻井一基君のブログ

おもろいもんみっつけたも見てあげて下さい。

2017年9月15日 (金)

ナショナリズム              三つのナショナリズム

  おはようございます。

2024年、2028年の

夏のオリンピック・パラリンピック!

パリとロスに決定!

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

8.ナショナリズム

  (Nationalism)

ナショナリズムが難しくてやっかいな概念であることは前回説明しましたし、これとどう付き合っていくか、これまた難しいのですが、

ぼくは、スポーツの関係で、三つに分けて考えています。

ナショナリズム三態

(1)本来的ナショナリズム

 第一は、「本来的ナショナリズム」

というべきナショナリズムです。

原始的・原初的と言っても良いかもしれません。

あるいは、パトリオティズム(郷土愛)とも言います。

それは、自分の生まれた国・地域を愛おしむ心、

即ち、慣習・風習・食事・言語・人間関係などを大切にしたいとの自然な感性に基づくものです。

これは極めて大切なナショナリズムとして尊重すべきものであり、否定する理由は全くありません。

(2)戦争的ナショナリズム
 その第二は、戦争時に極大化する

「戦争的ナショナリズム」です。

これは、平和を理想とする、理性ある人間としては克服すべき(でも容易に克服できない)心情です。

後で冷静に考えれば反省すべき邪悪な心情といって良いでしょう。

この戦争的ナショナリズムは、市民や個人というより、国政を担う為政者(権力者)が、往々にして利用しようとするイデオロギーです。

過去の多くの例はもちろん、

現代の国際政治状況を見ても分かるとおり、それぞれの国の為政者が排外主義的見地から、常にこれを利用しています。

現在の北朝鮮や中国・韓国、そしてそのカウンター(対抗)としての日本の為政者(権力者)を考えれば、より理解できるでしょう

それは、内政における国民の不満をそらしたり、権力者の失政を隠蔽するため、これほど好都合なイデオロギーはないからです。

私たち市民は、権力者の戦争的ナショナリズムの挑発に乗らないよう、最大限注意する必要があります。

(3)競争的ナショナリズム
 そして、この二つのナショナリズムを架橋する第三の概念として、ぼくは

「競争的ナショナリズム」を考えるのです。

それは、一方で「本来的ナショナリズムを」を大切にしつつ、他方、排外的な「戦争的ナショナリズム」にまで至らない範疇です。

スポーツでのノーサイドの思想にたどり着くナショナリズムといって良いでしょう。
つまり、誰もが有する「権力欲・闘争本能」と「ナショナリズム」を、

ルール化によるスポーツで、競争的ナショナリズムの限度で満足させること、

これが人類文化の地平であるとの考えです。

ここにスポーツの良さ、文化としてのスポーツがあり、

「スポーツの平和創造機能」に連なる重要な意義だと思います。

身近で分かりやすい例でいうと、

「ニッポン チャチャチャ!」の大合唱は良いのですが、

「ジャパニーズ・オンリー」の横断幕はNG(ダメ)ということです。

この違いをよくかみしめて下さい。

 

今日の一曲  

インターナショナル

学生の頃、よく歌いましたね。

当時、簡単にたたきつぶされましたが、理念は普遍です。

ナショナリズムに対峙すると言えば、

やはりインターナショナリズムですね。

当時、まともに思われていたソビエト連邦の、初代国歌でもあったのです。

<おまけのひとことふたこと>

冒頭にも書きましたが、

夏のオリンピック・パラリンピック

2024年はパリ、

2028年はロサンゼルス、

にそれぞれ決まりました(ペルーのリマ 13日 日本時間14日)。

それぞれ、ロンドンと並び3回目の開催になります。

当初、ハンブルク(ドイツ)、ローマ(イタリア)、ブダペスト(ハンガリー)も立候補していましたが、膨大な開催経費を税金で負担することなどに、住民の間で批判が高まり、相次いで撤退。

五輪離れに危機感を持ったIOC(国際オリンピック委員会)が、本来開催7年前に次回開催都市だけ決める規定を無視し、満場一致で決定したとのことです。

 2001年、モスクワのIOC総会で、2008年に立候補していた大阪が、北京などに敗れ、悔しい思いをしたのを、懐かしく思い出しています。

戦争に使う費用に比べれば、全くたいしたお金ではないのですが・・・。

ぼくは、改めて

平和だから、オリンピック・パラリンピックができるのは間違いないのですが、

平和を創るためにオリンピック・パラリンピックをやるのだ、と強調したいと思います。

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 2800円+税)

を読んでください。

2017(平成29)年9月15日  

        (NO,65)

スポーツ弁護士のぶさん こと

太陽法律事務所 弁護士辻口信良

住所 〒530-0047

大阪市北区西天満4-8-2 

北ビル本館4階

TEL 06-6361-8888

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2017年9月14日 (木)

ナショナリズム                   ナショナリズムとは

   こんばんわ!

巨大な台風が、不気味に接近していますが、

お元気ですか!?

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

戦争と異なり、

スポーツが人を殺さないことは前回説明しましたが、

今回は、ナショナリズムです。

8.ナショナリズム

       (nationalism)

(1) ナショナリズムとは

 政治学や社会学でよく語られる

ナショナリズムとは何でしょうか。

ネイション(nation)の語源は、ラテン語の「生まれ」の意味を持ち、人々、親族、部族、階級、群衆などの意味を持つようになりました。

広辞苑によるとナショナリズムは

「民族国家の統一・独立・発展を推し進めることを強調する思想又は運動。」とされ、

民族主義・国家主義、国民主義・国粋主義などと訳されています。

丸山真男先生は、「ネーションの統一、独立、発展を志向し、推し進めるイデオロギーおよび運動。」と定義されています。

(2) ナショナリズムの作用

 ナショナリズムには

① 文化が共有されると考えられる範囲まで、

政治的共同体の版図を拡大する作用、

② 政治的共同体の掌握する領域内に存在する複数の文化を、支配的な文化に同化しようとする作用

 の二つの大きな作用があるとされます。

「平和学としてのスポーツ法入門」の中で、ぼくがナショナリズムを考えるのは、

スポーツと平和をリンクさせるのに、この概念が役立つと考えたからです。

(3) 権力欲との通底と

   ナショナリズム三態

 ぼくは、ナショナリズムは、

既に述べた「権力欲」と通底し、

戦争時にそれが最も極大化する代物(しろもの)だと理解しており、
ナショナリズムについて三つの態様があると考えます。

◆本来的ナショナリズム

 

◆戦争的ナショナリズム

 

◆競争的ナショナリズム

この三つです。

次回に説明します。

今日の一曲  

おやじが、二十歳になった息子と歌う歌。

野風増 

河島英五

<おまけのひとことふたこと>

12日、

テニスの伊達公子選手(46歳)が引退しました。

164㎝と、世界のテニス選手としては小柄ながら、

一時は世界4位にランク。

一度引退して12年後の2008年に復帰、

プロ生涯450勝271敗。

ぼくも、1996年、当時ナンバーワンだったグラフ(ドイツ)に勝った試合を覚えています。

東京有明の森、ジャパンオープン最終戦は、

0-6、0-6、奪ったポイントも合計13。

涙と、そして笑顔。

おつかれさまでした。

さあ、これから第二の人生、

がんばれ公子!

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

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2017(平成29)年9月14日  

        (NO,64)

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2017年9月11日 (月)

スポーツは人を殺さない

    おはようございます!

まだ残暑が続きそうですが、

週明け月曜日のスタートです。

元気に行きましょう!

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

 

7.スポーツは人を殺さない
 ここで、

改めて戦争を考えてみます。

(1) 戦争は人を殺すこと

実は戦争にも、

戦時国際法というルールはあります。

ただ、

どれほどきれい事をいっても、

戦争は所詮、多くを殺戮することが最大の目的で勝利への近道です。

完全に抵抗できなくするためには、殺すことです。

(2) スポーツは人を殺さない

 しかし、スポーツは、

ボクシングなど、直接暴力を振るって相手にダメージを与える

最も危険とされる競技でも、

人を殺戮することを目的(ルール)にしません。

ボクシングでいえば、

ノックダウンしたその時点で試合はストップ、

勝者が決まります。
 そしてスポーツは、

試合終了と同時にノーサイド。

勝者が嬉しいのは当然ですが、

敗者も負けた悔しさはあるものの、

ルールにより力と技と智恵を出し尽くした結果を認め、勝者を讃えます。

スポーツでの試合は、

勝者・敗者を問わず、

少し大げさにいえば、

各自それぞれの人生の文化遺産として、

生涯の財産になります。

みなさんにも、特に年輩のみなさんには、そのような思い出、遺産がおありでしょう。

(3)スポーツ=文化、戦争=非文化

 ぼくは、つねひごろ

スポーツは文化であるが、

戦争は文化でないと言い続けています。

そして、

スポーツ基本法が前文の冒頭で、

「スポーツは世界共通の人類の文化である」と規定するのは、これを意味します。

今日の一曲  

明るい歌で行きましょう。

いつでも夢を

橋幸夫・吉永小百合

ぼくは、「夢」という言葉が好きなんです。

古い人にはおわかりでしょうが、サユリストでもあります。

<おまけのひとことふたこと>

少し前の話になりますが、

山中慎介選手(帝拳)が、この8月15日に、WBC(世界ボクシング評議会)バンタム級タイトルマッチで敗れて、王座から陥落しました。

ところが、

新王者になった、ルイス・ネリ(メキシコ)について、WBCは7月のドーピング検査で筋肉増強作用のあるジルパテロールに陽性反応を示したと発表しました。

関西、滋賀県出身の山中選手が、具志堅用高の持つ世界王座13連続防衛を逃し、大変残念に思ったあの試合、どのような結末になるのでしょうか。

いずれにしても、

ドーピングが、スポーツ権のうちの

観る権利をも侵害したことは間違いありませんね。

 

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

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2017(平成29)年9月11日  

        (NO,63)

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2017年9月10日 (日)

スポーツによる戦争抑止機能

    こんにちは!

お元気ですか!?

桐生君、やりましたね、9秒98!

後ろの

おまけのひとことふたことを読んで下さい。

さて、本文。

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

ところで、

人類の歴史は戦争の歴史とも言われます。

でも、

戦争の好きな人・喜ぶ人は、

兵器で稼ぐ「死の商人」だけです。

 これまで戦争を回避し抑止するため、

さまざまな努力や工夫がされてきましたが、

ぼくは、スポーツがその重要な一つになると確信するのです。

 

6.スポーツによる

                 戦争抑止機能
 ぼくは、

前回述べたとおり、

戦争の原因として、権力欲・闘争本能に根ざす

内的要因があるといいました。

(1)権力欲・闘争本能を減らす?

 そして、その内的要因を減らす道具として、

スポーツが大きな意義を有すると考えるのです。

即ち、

権力欲・闘争本能を

スポーツによる競争レベルに「昇華」させることにより変形させるのです。

端的にいって、

「殺すところまで行かずに闘争本能を満足させる」のがスポーツです。
 前述のとおり、

スポーツは「競争」をその要素とします。

競争は、特に格闘技などでは闘争を意味します。

スポーツでの勝負の結果はとても大切です。

勝負に勝つことは、権力欲・闘争本能を、十分ではありませんが満足させる機能を有します。

(2)皆さんのスポーツの思い出

 スポーツ競技において、

勝って嬉し涙を流し、負けて悔し涙を流すのは、

競技者の権力欲・闘争本能が、

勝った方(ほう)はそれなりに満足し、

他方負けた方はそれが破壊されるからです。
 これまで皆さんだれもが、

勝負での勝った時の嬉しさ・喜び、

負けた時の悔しさを経験されたはずです。

大きな大会、重要な大会や、自分が必死に頑張った試合の後、勝敗いずれにおいても、間違いなく涙を流されたでしょう。

また、

たかだか学校での運動会やクラス、部活内部の練習試合、あるいは地域で行われた自治会のスポーツ大会、運動会、更には親善競技大会でさえ、勝ったときの嬉しさ、負けたときの悔しさがあったことを思い出されるでしょう。

(3)スポーツが文化であること 

 繰り返しますが、そのスポーツでの勝利は、確かに権力欲・闘争本能の十分な満足ではありません。

しかし、スポーツルールを介在させ、

ある程度の満足で終わらせノーサイドの結論に導く、

それが人類の叡智

文化としてのスポーツなのです。

ぼくが、

スポーツは文化だが戦争は文化ではない

というのはこのことです。

そこにスポーツの良さ、

スポーツの持つ「平和創造機能」があるとぼくは思います。

では

今日の一曲  

桐生君ほか日本陸上短距離選手に贈ります。

スタートライン

馬場俊英

<おまけのひとことふたこと>

 2017年9月9日

桐生祥秀君、やりました!

日本人初の100㍍9秒台です。

福井市での日本学生対校選手権の決勝で、

9秒98でゴールしました。

 彼は、京都洛南高校3年の4年前、

10秒01を出して以来、すぐにでも9秒台かなどと言われ、

リオオリンピックでは400㍍リレーで銀メダルを獲得し、日本陸上短距離界を背負ってきました(周囲の期待)。

ところが、今年の、6月から7月にかけて失意のどん底にいたと思います。

というのは、6月の日本選手権での100㍍

サニブラウン・ハキーム(東京陸協)、

多田修平(関西学院大)、

ケンブリッジ飛鳥(ナイキ)、

に次ぐ、まさかの4位。

8月のロンドンでの世界陸上では、個人種目としての代表になれませんでした。

同大会での400㍍リレー要員として走り銅メダルを獲得しましたが、

実際には失意、自分に対するいらだち、他人への八つ当たり、人知れず泣いたことなど、誰にも言えないつらさがあったと思います。

それを乗り越え、よく頑張りました。

いつも言うように、「負けるが価値」

彼は、この間、負けて学んだこともたくさんあったと思います。

だからこそ今回の9秒台は値打ちがあります。

応援してもらったり、支えてもらった人たちにも感謝して下さい。

 今回、学生としては最も記念に残るインカレ大会で、

東洋大学生として最後のユニフォームを着ての日本新記録でしたから、本当にうれしかったでしょうね。

ただ、

自分自身で言っているように、世界基準で言えば、これはあくまでスタートラインに立っただけです。

世界は、1968年(49年前)に10秒の壁を破り、世界記録は、先頃引退したウサイン・ボルト(ジャマイカ)の9秒58です。

 その意味では、これからもコンスタントに9秒台を出し、東京2020のファイナリストとして、がんばって欲しいと思います。

 更に、今回インカレ2着だった関学の多田君ほかの短距離選手にも、大変大きな刺激になりました。

がんばれニッポン!

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会)を読んでください。

2017(平成29)年9月10日  

        (NO,62)

スポーツ弁護士のぶさん こと

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2017年9月 4日 (月)

戦争の発生原因          具体的な戦争の発生

  こんばんわ!

また、一週間がスタート!

気合いを入れて頑張りましょう!

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

5.戦争の発生原因

前回、戦争が発生する原因として

(1)外的要因

(2)内的要因

があることを説明しました。

そして、本当はだれも殺戮など好まないのに、

実際には、人類の歴史は戦争の歴史だったとも言われるのです。

(3) 具体的な戦争の発生
 当然私たちの先人は、

理性により、また歴史から学んだ悲惨な経験や智恵などから、

この外的要因を減らそうと努力し、

また、一方で

個人としても内的要因である闘争本能について、

経験や研鑽や宗教的・倫理的修行などにより、

自制し抑制しようと努めてきました。

 従って、

論理的にいえば、

前回に述べた、戦争発生の要因を、

どの部分でも良いので、

少しでも減らすことができれば、

それだけ戦争が回避される、

また減少する可能性が高くなるはずです。
 ところが、

実際には、これら外的・内的諸要因が、交差したり重なり合ったりし、

場合により相互に誤解・猜疑心・嫉妬心・偏見などを挟み、

それらが増幅して、ときに偶発的に戦争が発生します。
 そのプロセスは戦争ごとに具体的に異なり、

単純ではありませんが、時の権力者が、

多くは自身を危険の外に身を置き、

自身の権力欲の満足や保身、

また戦争により利益を得る

「死の商人」らの後押しなどを受けながら、

戦端が開かれるのです。
 そして、

一旦戦争が開始すると、

戦争的ナショナリズムの赴くまま、

破滅的結果まで行ってしまうことも多いのです。

先のアジア・太平洋戦争もそうでした。
 そして、

今後考えられる地球上の戦争の最悪のシナリオは、

核戦争による相互破壊、人類の滅亡です。

 何とかならないのでしょうか?

次回に続きます。

 

今日の一曲  

ふるさとのはなしをしよう

北原謙二

作曲はキダ・タローさんじゃなかったですか?

<おまけのひとことふたこと>

★9月1日、

1.野党第一党の「民進党」は、前原誠司氏(55歳)が、枝野幸男氏(53歳)を破り、辞任した蓮舫代表の後任に決まりました。

 ただ、安倍政権に、森友・加計問題など多くの問題があり、民進党にこれだけの追い風があるにもかかわらず、世間的に全く話題に上らず、低調な代表選でした。

しかも、このまま民進党がまとまっていけるとはとうてい思えませんが・・・。

2.小池百合子東京都知事が、これまでの知事が踏襲してきた、1923年9月1日の関東大震災で朝鮮人が虐殺されたことについての追悼文の送付を取りやめたとのこと。

ああ、そんな人だったんだ、残念、というのが感想ですね。

★9月3日、

北朝鮮が、6回目の核実験。

ホント、困ったヤツですね。

もっとも、米・露には、核がそれぞれ1万発以上あるとされています。

冷静に行きましょう!

智恵を出し冷静に!

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗いてください。

詳しくは、

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2017年9月 3日 (日)

戦争の発生原因    外的要因と内的要因

    9月になりました。

こんばんわ。

日中は、まだまだ残暑が厳しいですが、

朝夕は

かなりしのぎやすくなってきました。

夏バテが出てきそうですね。

大丈夫ですか!?

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

平和学としてのスポーツ法入門(民事法研究会)のタイトルは、スポーツと戦争の関係について連想したところからスタートしました。

それは、これまでよく言われたように、

平和でなければスポーツが楽しめない、できないというだけでなく、

より積極的に、スポーツに平和を創造する力があると思いついたのです。

そこで、前回までに述べた

スポーツの国際的意義

との関係で

戦争との関係を考えてみます。

5.戦争の発生原因
 前回述べた、

現代におけるスポーツの国際的意義を語る場合、

戦争について説明する必要があります。
 では、そもそも

なぜ戦争が起こるのでしょうか。

ぼくは、戦争発生には

大きく分けて二つの要因があると思います。

(1)外的要因と

(2)内的要因の2つです。

(1) 外的要因
 ①領土(資源)的要因

  …地下資源、海洋・漁業資源など。

 ②政治的要因

  …相手方の政治体制を否定し自国の政治体制を押しつけるなど。

 ③経済的要因

  …階級社会闘争、貧困、格差社会など。

 ④宗教的要因

  …十字軍、アラブ・イスラエル、パレスチナ、カシミール、チベット問題など。

 ⑤人種・民族・言語的要因

  …部族間闘争、ナチスドイツ、日本帝国、チベット問題など。

 ⑥その他

  …歴史的怨恨など

 過去、これら外的要因が大きな動輪となり、戦争が発生してきました。

しかし、ぼくは、

外的要因の他に、

人間一人一人の内心に存在する要因も加わって戦争が起こっていると考えます。

(2) 内的要因
 権力欲・闘争本能

 …人間を含む動植物としての本能。

 ぼくは、上記外的要因だけでなく、この権力欲・闘争本能が、

戦争開始、戦争遂行に際し、一方での重要な要素・位置を占めると考えます。

これは本能であり、

邪悪とかよこしまなものとして片付けることはできませんし、してはいけないと思います。

本能ですから、最終的な克服はできないのです。

 ここで「権力」とは、

「他を条件付ける力」のことです。

要するに、

他を圧倒したい、ねじ伏せ制圧したい、君臨したい、自分の子孫を残したい等々。

そして生き物として、これを払拭すること、

皆無にすることは、

残念ながら出来ません。

この権力欲・闘争本能は、

殺害、とりわけ大量殺害としての戦争において、

その最も赤裸々な姿を現すのです。

次回は、具体的な戦争の発生です。

今日の一曲  

9月になりましたが、今年最後の夏の歌にします。

夏祭り

Whiteberry

<おまけのひとことふたこと>

十字軍と言う言葉で思い出しましたが、

草刈り十字軍という運動がありました。

富山県内の造林地で、除草剤の空中散布に反対し、直接大きな鎌で下草刈りをしようとの運動で、1974年に始まりました。

ところが、昨年その歴史に幕を閉じたのですが、もう一度継承しようとの動きがあるようです(朝日新聞8月22日夕刊)。

 経済の成長や効率重視の社会に対する文明批評の実践で、生きること、便利さゆえに失ったものを見つけるなどが、自ずとテーマになります。

バタバタと時間に追いまくられているみなさんも、立ち止まって考えてみませんか。

ぼく自身の問題でもあるのですが・・・(笑)。

 

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会)を読んでください。

2017(平成29)年9月3日  

        (NO,60)

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