« 本当の意味の国連軍 2 | トップページ | スポーツの憲法上の位置づけ 1 »

2017年9月25日 (月)

本当の意味の国連軍 3

    おはようございます!

お元気ですか!?

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

本当の意味の国連軍 3

前回の続きです。

8.朝鮮戦争の勃発と国連軍

 しかし、残念ながら、

本当の意味の国連軍ができる前に、1950年6月25日、朝鮮戦争が起こりました(休戦協定は1953年7月27日)。

アメリカには、日本の非武装以上に大切な、

「対ソ戦略・反共の砦としての日本」いう世界戦略がありましたから、さっさと実質軍隊である「警察予備隊」を創るよう求めてきたのです。

 そして、日本政府も自由主義陣営としてアメリカの兵站(へいたん)基地になったのです。

 ここで一点、朝鮮戦戦争には、国連軍が参加し、北朝鮮・中国軍と戦ったことになっています。

しかしこれは、国連の安全保障理事会(安保理)で拒否権を持っているソ連(当時)が、

中国問題のからみで安保理を欠席している内に、北朝鮮非難決議が行われたことと関連します。

つまり、朝鮮半島に派遣されたのは、実質はアメリカ軍中心の多国籍軍なのに、

ソ連側としては、

「錦の御旗」である「国連軍」の名称を使われてしまったのです。

ですから、もちろんこの軍隊は、ぼくの考える「本当の意味の国連軍」ではありません。

 それはともかく、東西両陣営の厳しい国際政治のパワーポリティクスの中、

未だに本当の意味の国連軍はできていません。

そして、現在国際連合は、国際紛争の事案に応じて、場合により、多国籍軍が、

国連軍「的」に、行動しているのが実際です。

 ただ、ぼくは、

ソ連・東欧社会が崩壊し、いわゆる冷戦構造が極めて緩やかになった現在、きちんとした国、具体的に言えば、日本、

平和憲法を持っている日本国が中心になって、粘り強くガンバれば、本当の意味の国連軍を創るスタート地点に立てるはずだと、ぼくは考えています。

 ぼくは、このブログ(本)の読者である若者たちに、その導火線になってもらいたいと、

強く期待しているのです。

この点については、また別の機会に書かせてもらいます。

これからさらに進む憲法改正議論の関係で

日本が、普通(ただ)の国になってはダメだ、

との議論と関連します。

日本が、普通の国にならず(戻らず)、何とか9条を守り、引き続き世界の先頭を走り、国際社会の平和を創造していかなければなりません。

9.戦争は最大の人権侵害

 ぼくはもう一度、声を大にして

戦争は最大の人権侵害であると断言します。

そして、だれもが戦争はいやだし反対なのです。但し、「死の商人」、戦争により金儲けをする人は除きます。

もし、上記本当の意味の国連軍ができたら、世界の人民は、どれほど安全・安心でしょう。
 そして、永久平和のためという理想に燃えた憲法を持つ日本としては、国連軍を実現するため大いに力を尽くすべきで、その世界史的責務があると思います。

これは、

平和学としてのスポーツ法入門でぼくがいう

「守る平和」の観点からの提言です。

ぼくには、戦後日本政府が、

特に国連に加盟(1956年)してから今日に至るまで、

本当の意味の国連軍を創設するために、何らかの努力をしたという事実を知りませんし、またその気配を、残念ながら全く感じません。

それどころか、逆に日本をこれまでの諸国と同じく

普通(ただ)の国にしようとしての、

9条改正の企てが着々と進行しているのです。

この点については、

憲法改正の問題とからめ、また別の機会に書きます。

もう一度繰り返しますが、

70年間、世界平和のため、国際社会で先頭を走ってきた日本を、

普通(ただ)の国にしてはダメなのです。

 

では、

今朝の一曲 

 

ボブ・ディラン Bob dylan

風に吹かれて! Blowin' in the Wind

<おまけのひとことふたこと>

1.大相撲

昨日(24日)千秋楽の大相撲秋場所

大関豪栄道が、星の差、三つを守り切れず、結局モンゴル出身の横綱日馬富士が

11勝4敗で逆転優勝しました。

四人いる中で一人横綱になり、満身創痍でしたが、最後、すごい精神力と集中力でしたね。

そして、日本語も上手い。

最後の優勝決定戦の前、部屋の十両力士と調整したのを、「力士をテレビに映したやりたくてね」などとユーモアで語っていました。

おめでとう、日馬富士。

なお、ぼくのお気に入りの琴奨菊は、西前頭1枚目で10勝5敗と勝ち越し、三役復帰は確実です。

ただ、欲を言えば優勝して欲しかった。

豪栄道にも日馬富士にも勝っていて、

大きなチャンスだったんですよ。

引き続き、がんばれ琴奨菊!!

2.後期の講義

 21日木曜日から、大学の後期講義(スポーツ法学)が始まりました。

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 2800円+税)

を読んでください。

2017(平成29)年9月25日  

        (NO,69)

スポーツ弁護士のぶさん こと

太陽法律事務所 弁護士辻口信良

住所 〒530-0047

大阪市北区西天満4-8-2 

北ビル本館4階

TEL 06-6361-8888

FAX 06-6361-8889

e-mail 

nob@taiyo-law.jp

太陽法律事務所ホームページ

おもろいもんみっつけた

« 本当の意味の国連軍 2 | トップページ | スポーツの憲法上の位置づけ 1 »

創る平和」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 本当の意味の国連軍 2 | トップページ | スポーツの憲法上の位置づけ 1 »