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2017年8月

2017年8月31日 (木)

スポーツ三つの現代的意義   国際的意義

    おはようございます!

8月も今日が最終日。

1年の3分の2は終わり。

お元気ですか!?

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

スポーツが持つ

個人的・国家的・国際的

のうち、今回は、平和とも関係する

国際的意義について、説明します。

(3) 国際的意義
 この点は、

あまり語られていないのですが、

ぼくは、スポーツの持つ

この国際的意義を強調したいと考えています。

この点、後日書かせていただく、

オリンピック憲章とも関係しています。

結論からいえば

「スポーツの平和創造機能」についてです。
 スポーツにとって、

この国際的意義が、世界史・人類史の中で大変大切な位置を占めており、

ぼくは、今後21世紀の世界の中で、益々重要性を増すと確信しています。
 理論的にいうと、

これから徐々に武器を放棄していく(べき)

国際社会の中で、

にもかかわらず

人間の権力欲・闘争本能を満足させる方法として、

スポーツは、

いわば戦争の代替・補償機能としての意味を持つのです。
 その意味では、これまでの

「武器を放棄する

受動的平和的生存権」だけでなく

「武器をスポーツ用具に持ち替える

能動的平和的生存権」を確立するための有力な手段として意義付けられます。

即ち、

これは、恐らくぼくだけの考えなんですが、

後で述べる

憲法9条の現代的課題とも直結して位置づけられるのです。

 この点、次回からもう少し詳しく説明します。

では、

今日の一曲  

8月ももう終わりです。

世界で一番暑い夏

プリンセスプリンセス

<おまけのひとことふたこと>

アメリカのトランプ大統領が、

白人至上主義者をきちんと批判しないことが、全米で問題になっています。

リーダーとして、本当にレベルが低いですね。

「人は生まれながらにして肌の色や生い立ち、宗教を理由に、他人を憎むことはない。

 

憎むことを学べるなら、愛することも学べるだろう」(マンデラ 南アフリカ元大統領)。

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 2800円+税)を読んでください。

2017(平成29)年8月31日  

        (NO,59)

スポーツ弁護士のぶさん こと

太陽法律事務所 弁護士辻口信良

住所 〒530-0047

大阪市北区西天満4-8-2 

北ビル本館4階

TEL 06-6361-8888

FAX 06-6361-8889

e-mail 

nob@taiyo-law.jp

太陽法律事務所ホームページ

おもろいもんみっつけた

2017年8月30日 (水)

スポーツ三つの現代的意義   国家的意義

     こんばんわ!

29日の早朝のミサイル騒動、

平和に関連するので、後の

「おまけのひとことふたこと」を

参照して下さい。

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

スポーツは、

現代社会において不可欠な三つの重要な意義、

つまり、個人的・国家的・国際的

意義を有しているのですが、今日は国家的意義です。

社会的意義と言っても良いでしょう。

 

(2) 国家的意義

国家的(社会的)意義とは、

スポーツが、国家あるいは社会にとっても価値があり有益だということです。

個人的意義との関係で、適度なスポーツ(運動)により健康な人が増えることとも関係しますが、

ひとつは医療費の削減に繋がります。

この点については、既に医学的な統計資料も発表されています。

 わが国では2015年の国勢調査で、65歳以上が4分の1を超え、超高齢化社会に突入との報告がありました。長寿は喜ばしいですが、大切なのは健康寿命です。

病でベッドで寝たきりのまま、年齢だけを重ねることを望む人はいないでしょう。

ちなみに、わが国では医療費は、年間40兆円以上かかっており、その内国庫(税金)負担になるのは16兆円くらいでしょうか。

 いずれにしても、

そんな中、元気で健康な熟年・老人が増えるのは、

国家社会としても有益で、

一方でボランティア活動に従事してもらえる、

他方次世代への知識・智恵の承継など、

社会的財産(人財)としても有効です。

また、

共通の趣味や話題としてのスポーツは、

人と人をつなぎ、

老若男女を問わず、

地域社会の活性化・宥和、交流を充実促進させる利点もあります。

その結果、

まち興しなど地域の活性化や

地域の一体感の醸成にも役立ちます。

 ここで書くことの程ではありませんが、

ぼくはタクシーに乗ると、まずタイガースの話をします。

大阪では、だいたいそれで目的地に着くまで話が盛り上がり、

同じ15分か20分、楽しく過ごせるのです。

野球でなくても、

スポーツは共通の話題としては、

分かりやすく、

交流におけるとても良い道具だと思います。

次回は、

国際的意義について考えてみましょう。

それでは、

今日の一曲  

ケツメイシ  

夏の思い出

<おまけのひとことふたこと>

29日早朝、北朝鮮が弾道ミサイルを発射、北海道の上空を通過、太平洋上に落下しました。

 全く困った金正恩です。

ただ、彼は恐怖に駆られ、必死に精神状態を保ちながら(かなり壊れかかっている)、それでも微妙に計算した行動をとっています。

 叔父や兄らを殺害、粛正し、いつ自分が殺られるかもしれないとの恐怖も一方でありながら、正恩は、ぼくたちが現在、何も脅威を感じていないアメリカの核に、四六時中ビクビクして、虚勢を張っていることが、容易に推認できます。

 北の立場を客観的・歴史的に見れば、北の何百倍も強力な核を含むアメリカの軍事力に包囲威嚇され(米韓軍事演習)、正恩としては、全く生きた心地がしていないのでしょう。

 平和学としてのスポーツ法入門の立場からすれば、北に対する対応は、「守る平和」の立場から、きちんと対処する必要がありますが、

一方で、だからこそ理性のあるぼくたち一人一人の民衆が、

スポーツを中心にした「創る平和」の諸々の運動を活性化させ、無法な反歴史勢力を包囲していかなければなりません。

 誤解を恐れずに言えば、仮にミサイルが落ちても、全面戦争にしてはならない、絶対にそうしない・させないという環境を整えておく必要があるのです。

 ぼくなどは、1962年のキューバ危機の時の恐怖を、当時テレビで見ながら感じていたので、今回のことで、そのときほどの恐怖に駆られてはいませんし、マスコミなどはもっと冷静に対応して欲しいと思います。

 安倍さんなどは、支持率がアップすると内心にんまりしているようにも思いますし、こんなことで、軍需産業(死の商人)が活性化するなんて、まっぴらです。

またどこかで、きちんと書きましょう。

 

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 2800円+税)を読んでください。

2017(平成29)年8月30日  

        (NO,58)

スポーツ弁護士のぶさん こと

太陽法律事務所 弁護士辻口信良

住所 〒530-0047

大阪市北区西天満4-8-2 

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おもろいもんみっつけた

2017年8月26日 (土)

スポーツ三つの現代的意義   個人的意義

   土曜日の遅い時間に

こんばんわ!

お元気ですか!?

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

4.新しい基本的人権としての

   スポーツ権

 はじめに
 前回述べたとおり、スポーツ権が「新しい基本的人権」として認められるためには、

その前提として、スポーツが現代社会において必要とされる

具体的・実質的・現実的な意義がなければなりません。
 ぼくは、スポーツが、

現代社会において不可欠な三つの重要な意義、

つまり個人的・国家的・国際的意義を有していると考えます。

今日は、最も中心になる個人的意義について説明します。

(1) 個人的意義
 まず、

個人的に、スポーツが、楽しい、面白い、元気が出る点で、人格的生存に不可欠です。

学生にアンケートを採ると、

いつの年でもスポーツ好きな学生が圧倒的に多いと分かります。

スポーツの語源、

デポルテ、デポルターレの最も重要な部分です。

楽しい、面白いし、友人もでき、時間を潰すのに最適なのです。

これは、一般の人にアンケートを取っても同じでしょう。
 そして、適度なスポーツは健康に良く、

楽しく元気に老いることが出来ます。

高齢化社会になり、余暇が増え、

自身の好きなスポーツに関わろうとする人が多くなっています。

逆説的になりますが、

元気に老いて元気に死ぬことが理想です。

いくら平均寿命が延びても、

寝たきりでは、正直楽しくはありません。

いわゆる健康寿命を維持するために、

老若男女また肉体的・精神的ハンデの有無を問わず、

好きなスポーツをやりたい人は多いのです。
 ぼくも

小さい頃からスポーツは大好きです。

今は、下手なテニスとダラダラ走るジョギング。

運動後のビールが

より楽しみとの本音もありますが・・・。

もちろん、

中にはスポーツ嫌いと回答する学生もいます。

体育の時間、特に運動会の徒競走が苦手、

ビリでさらし者になる感じがいやだった、

雨が降らないか、なんとかして休むことができないかなど、一生懸命考えたと、アンケートに答える学生もいます。

楽しく自由にやるのがスポーツですから、

旧スポーツ振興法でも規定されていましたが、

強制されてやるものでないのは当然です。

だからといって、

スポーツが基本的人権でないとはいえません。

それは、

信教の自由(憲法20条)が認められる中、

無神論者がいても良いのと同じです。

 そして、

スポーツを「する」だけでなく、

「観る」こと、「支える」ことの関係でも、

個人的に有益であり意義があることが分かります(スポーツ基本法参照)。

次回は、国家的意義について説明しましょう。

それでは

今日の一曲  

夏の思い出

学校で歌った唱歌ですかね。

<おまけのひとことふたこと>

能登半島最先端の珠洲(すず)で、

来月(9月)3日から10月22日まで

「奥能登国際芸術祭」が開催されるとのニュースです。

 石川県珠洲市は、大阪から特急サンダーバードで、東京から新幹線で、

それぞれ二時間半の金沢から、

更に特急バスで約三時間かかります。

70年代、原発誘致計画があり、推進派と反対派が激しく対立し、2003年に事実上断念された経緯があります。

ぼくは原発は反対ですが、

その分過疎が一層進み、いわゆる限界集落と言われるところも多い、人口1万5000人の市です。

 ぼくも能登半島出身ですが、七尾(ななお)なので金沢と珠洲のほぼ中間。

平和学としてのスポーツ法入門37pのコラムでも書きましたが、

能登半島は大陸に面し、昔は遣唐使や渤海使なども来たことがあります。

ぼくは、芸術は苦手ですが、この芸術祭で、いろいろな生き方、生活があると理解され、

町おこしになってくれればと祈ります。

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会)を読んでください。

2017(平成29)年8月26日  

        (NO,57)

あ、そうそう、末尾に記載の友人辻井一基君の

おもろいもんみっつけた

も覗いてね。

スポーツ弁護士のぶさん こと

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おもろいもんみっつけた

2017年8月25日 (金)

スポーツと憲法  スポーツ権

     こんばんわ!

大阪は今日も酷暑でした。

お元気ですか!?

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

さて、

平和学としてのスポーツ法入門(34p)に書いている

スポーツ権の問題です。

4.スポーツ権

 前回に続き、

「明文のない基本的人権」として、スポーツ権を認めることができるかについて説明します。

 結論としてぼくは、認めることができると考えますが、なぜそう言えるのでしょうか。

(1)新しい基本的人権として

   認められるには

 ぼくなりに改めて「新しい基本的人権」の諸要素を考えると、次のように言えると思います。

現代社会において基本的人権として認められるためには、

それらが抽象的ではなく具体的・実質的・現実的に、

現代社会そして現代社会に生きる人間にとって、

必須の必要不可欠なものとして意義づけられるかが基準だと思うのです。
 もっと理念的にいえば、

個人を大切にする現代社会を前提に、

憲法13条の根源的価値に適合するかを指針に考えるべきだと思います。
 

(2)他の新しい基本的人権と

   スポーツ権

 前回書きましたが、憲法学者の先生方は、

新しい基本的人権として、

人格権、プライバシー権、環境権、知る権利、日照権、眺望権、嫌煙権、平和的生存権などを主張しています。

 ぼくは、上記主張されている「明文のない新しい基本的人権」と比べ、

スポーツ権は、

十分その列に加えてもらえる、

いやそれ以上の価値のある

「新しい基本的人権」として肯定されるべきだと確信します。

 即ち、

現代社会における人権として認められる価値が十分あるのです。

次回、それをもっと具体的に説明します。

それでは

今日の一曲  

海 その愛

加山雄三

<おまけのひとことふたこと>

2020年の

東京オリンピックは7月24日~8月9日、

パラリンピックは8月25日~9月6日、

それぞれ開催されます。

今、オリンピック開催日の7月24日を祝日にする方向で、話が進んでいます。

10月第2月曜のスポーツの日(体育の日が名称変更の予定)を、

この年だけ7月24日に変更する案などが考えられていますが、

ぼくは、スポーツの日はそのままに、

7月24日が臨時祝日の日になるのではと思います。

それより皆さん、

パラリンピックの日程が、オリンピックの後で良いのかについて、考えてみませんか?

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会)を読んでください。

2017(平成29)年8月25日  

        (NO,56)

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2017年8月24日 (木)

スポーツと憲法  明文のない基本的人権

     こんばんわ!

お元気ですか!?

夏バテ大丈夫ですか?

大阪は、今日も35度とか。

立秋どころか処暑も過ぎたんですがね。

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

さて、スポーツと憲法です。

1.前回までのおさらい

  日本国憲法の条文に上げられている基本的人権の内容については、既に述べました。大きく「自由権」と「社会権」の二つに分けられます。

それでは、スポーツ権という文言は、日本国憲法に載っているのでしょうか。

結論から言うと、載っていません。

文言(明文)は、無いのです。

では、明文に無いものは、基本的人権としては認められないのでしょうか。

ここに新しい人権、明文のない基本的人権の問題があります。

 

2.明文のない基本的人権

      (新しい人権) 

 この点、多くの憲法学者が、憲法制定時に明文として掲げられていなくても、その後の社会の進展、状況の変化などにより保障が要請される「新しい基本的人権」があると述べています。

そして、ある利益を人権として保障していかなければならない状況になったときは、「新しい基本的人権」として、憲法上の保障を受ける場合があるとされます。
 ただ、実際には、その権利の歴史性、普遍性、他の権利との関係など種々の要素を考慮して慎重に決定すべきだと言われています。

 そして具体的には、人格権、プライバシー権、環境権、知る権利、日照権、眺望権、嫌煙権、平和的生存権などが、新しい人権として主張されています。
 ただ、そこに「スポーツ権」を上げておられる学者はおられず、ぼくは常々不満に思っていました。

3.芦部信喜先生

新しい人権について、高名な芦部信喜先生は、

幸福追求権から、どのような新しい人権・具体的権利が実際に導き出されるかに関し、

最高裁判所が正面から認めたものは、プライバシーの権利としての肖像権ぐらいであるとされたうえ、

これら新しい人権については、「明確な基準もなく、裁判所が憲法上の権利として承認することになると、

裁判所の主観的な価値判断によって権利が創出されるおそれも出てくる。

そこで、憲法上の権利と言えるかどうかは、

特定の行為が、個人の人格的生存に不可欠であることのほか、

その行為を社会が伝統的に個人の自律的決定に委ねられたものと考えているか、

その行為は多数の国民が行おうと思えば行うことができるか、

行っても他人の基本権を侵害するおそれがないかなど

種々の要素を考慮して慎重に決定しなければならない」とされています。

4.スポーツ権は?

では、スポーツ権は、新しい人権として認められるのでしょうか。

長くなるので、次回にします。

それでは、

今日の一曲  

暑い夏、海に行かれましたか?

関東方面は冷夏だったようですが、

大阪は、今日も35度猛暑日。

思い出の渚

ザ・ワイルド・ワンズ

<おまけのひとことふたこと>

野球、夏の甲子園選手権大会、

全国3839校の頂点に立ったのは、

埼玉花咲徳栄!

おめでとう!

決勝で敗れた広陵はじめ

他の3838校は、全校残らず一回、負けました。

負けたときは悔しかったですよね。

そう、

ぼくも何回も涙を見ましたし、

もらい泣きもしましたね。

でも、

出場した皆さんはもとより、

応援した皆さん、

裏方などで支えた皆さん、

それぞれの立場でよく頑張りましたし、

何より楽しかったですね。

勝利も大事だけど、

参加することに意義があると思われた方も多かったと思います。

じぶん史上、最高の夏でしたね。

これは、必ず将来、人生の糧になります。

待って、待って!

実は今日から

「全国高校軟式野球大会」が開幕しました。

もちろん、

そのほかにも、野球だけでなくさまざまなスポーツが行われています。

それぞれの、

じぶん史上最高の思い出を作って下さい。

スポーツばんざい!

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会)を読んでください。

2017(平成29)年8月24日  

        (NO,55)

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2017年8月19日 (土)

夏の甲子園 ここでも「負けるが価値」

     こんばんわ!

お元気ですか!?

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

前回の

8月15日(53回)に、

これからいよいよスポーツと憲法に移りますと言いました。

でも、また少し寄り道します。

開き直るわけではありませんが、2020年までまだまだ時間がありますし、今日、ある事情で観戦してきた甲子園の感想を書いておきたいからです。

1.高校野球の背景

高校野球には、春の選抜大会と夏の選手権大会があります。

高野連(公益財団法人日本高等学校野球連盟)が主催ですが、春は毎日新聞、夏は朝日新聞がそれぞれ共同で主催します。

新聞購読拡張の道具というと、ちょっと言葉が悪いのですが、負けじと読売新聞がプロ野球に関与し始めたと言えば、なんとなく理解できるでしょう。

新聞社も私企業ですから、当然、経済・経営的努力は必要なのです。

2.夏の大会

今は夏で、朝日が中心に報道しています。

第99回の今年の全国高校野球選手権大会は、

全国3839チームが出場し、47都道府県から代表49チーム(北海道と東京都だけ各2チーム)が、甲子園に集まり、

今日は3回戦の残り4試合が行われ、

ベスト8が出そろいました。

逆に言うと、3831チームは消えたのです。

 夏の大会の特徴は、地方大会を含め、

試合をやるたびに、必ず半分が負け

負けたチームはそれで夏は終わり、

もっと言うと3年生は引退になります。

季節的に暑くて気持ちが高ぶることもあるでしょうが、

夏の大会の方が、

より燃え、ドラマ性を感じるのは、ぼくだけではないでしょう。

それは、春の選抜とは選ばれ方が違うことも間違いなくあります。

3.ベストエイト

 2017年8月19日の今日は、三回戦で、

盛岡大付属が済美に、花咲徳栄が前橋育英に、

広陵が聖光学院に、仙台育英が大阪桐蔭に、

それぞれ勝ち、ベストエイトに進みました。

それぞれにドラマがありましたが、

特に仙台育英と大阪桐蔭、9回2アウトまで、大阪桐蔭が1対0で勝っており、あと一人。

そこからセンター前ヒットで出塁し、

ギャンブルとも言える盗塁がセーフでランナーは2塁。

次ぎ、フォアボールで1・2塁となりました。

でも2アウト。

最後の打者が、ショートゴロでゲームセットのはずでした!?。

ところが、1塁審判が両手を横に流すポーズ。

一塁送球がそれて1塁手の足が離れたか、

ベースを踏まなかったか、1塁セーフで満塁。

直後、センターオーバーのヒットで、

2対1、

仙台育英が劇的な逆転サヨナラ!!

春の王者大阪桐蔭が負けた試合が印象に残りました。

観ている方が、あれよあれよと言う間だったのですから、

やっている選手は、もっと?、何?なぜ??

いったい何が???だったでしょう。

ほんの、紙一重での勝者と敗者、

すごいドラマ!

スポーツのすばらしさ、感動をもらいました。

ぼくら観客としては、両チームの選手に、

ホント、ありがとうしか言えません。

4.じぶん史上、最高の夏

 これが、この夏の大会のキャッチフレーズです。

本当の最高の夏は、上記4チームと、既にベスト8に入っている、

天理、三本松、明豊、東海大菅生の内、

最後に深紅の優勝旗を獲得する優勝校でしょう。

 しかし、

ぼくは、既にこのブログに書き、

これからも何度か戦争と対比して書くように、

スポーツの良さは、

戦って後、将来ずっと仲良くなれることにあります。

しかも、負けてなお価値がある、もっと言えばルールというスポーツ文化を共有しながら戦えることに意義があるのです。

 ぼくはそれを、負けるが価値と言う言葉で表現します。

そして、ぼくの本、

平和学としてのスポーツ法入門との関係で言えば、

人を殺すことを目的とする戦争では、

決してこのような連帯は生まれません。

必ず憎悪と悲しみ、そして空しさが残ります。

今日の最後の試合のあと、

たまたま大阪桐蔭の選手が

泣きながら帰ってくるのを間近で見ましたが、

悔しいその涙は、決して無駄な涙ではなく、

人生にとって最高の涙だとぼくは思います。

 今は理解できないでしょうが、人生長いスパンで考えたとき、もっといえば、君たちがお父さん、お祖父さんになったとき、

今日の涙の意味、人生での意義が理解できるでしょう。

 そうです、その意味で、

参加した誰もが

じぶん史上、最高の夏だと胸を張って良いと思います。

 

では、

今日の一曲  

球児の歌と言えば、

栄冠は君に輝く

加賀大介作詞

作曲古関裕而

<おまけのひとことふたこと>

 ドーピング問題

今朝の新聞に、

昨年の岩手国体で「国体初のドーピング違反」との記事がありました。

成年男子のケイリンで優勝した選手です。

国体との関係では、

2003年の静岡国体からドーピング検査が行われており、

ヨーロッパやアメリカなどに比べ、あまり汚染されていないと言われています。

 ただ、他のこともそうですが、欧米で起こったことが、

大体10~20年後に日本にやってくることが多いことに注目しましょう。

 そして、そもそも、

なぜドーピングはダメなのか、

を考えてみて下さい。

また、今回、日本スポーツ仲裁機構(JSAA)が、4年の処分を4ヶ月に短縮したようです。

このJSAAのことなど、おいおいこのブログでも書いていきますが、

お急ぎの方は、図書館か立ち読みで、

もちろん買ってもらうのが一番ありがたいのですが、

平和学としてのスポーツ法入門(124p、137p)を読んで下さい。

 

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会)を読んでください。

2017(平成29)年8月19日  

        (NO,54)

スポーツ弁護士のぶさん こと

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2017年8月15日 (火)

憲法の中心13条            個人の尊重  8月15日

    こんにちは!

お元気ですか!

8月、そして今日8月15日、

終戦ではなく敗戦の日、

戦争と平和、

世界平和のことを考えましょう!

できれば、スポーツと関連させて。

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

憲法の中心13条

これまで述べてきた
(1)国民主権主義

(2)基本的人権尊重主義

(3)永久平和主義

この三つの主義は、理論的にも歴史的実現の順序においても互いに密接に関連しています。

 基本的人権つまり、自由権・平等権・社会権そして平和は、

どれも民主主義の前提であり同時に目標です。

 では、これら相まっての

憲法の最終的な目的・価値は何でしょうか。

それは、人間を個人として尊重すること、個人の尊厳を大切にすることです。

そしてそれは憲法13条に帰着します。

 13条は、

「すべて国民は個人として尊重される。

生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、

公共の福祉に反しない限り、

立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする」

と規定しています。

13条については、

北朝鮮で、アントニオ猪木さんから話を聞いたことを、

以前書きました(20170620)。

もちろん、平和学としてのスポーツ法入門にも書いています(136p)。

 この憲法13条を頭に入れて頂きながら、

いよいよスポーツと憲法の説明に移ります。

それでは

今日の一曲  

戦争を知らない子どもたち(1970年)

作詞北山修 作曲杉田二郎

(2人とも1946年生)

ジローズ

<おまけのひとことふたこと>

今日は敗戦記念日、日本が生まれ変わった日です。

負けることは辛いですが、悪いことばかりではないのです。

負けるが価値

決して負け惜しみではなく、

負けて分かる、負けて良くなることって、

間違いなくあるんです。

ところで、今日の安倍晋三首相の挨拶、時間が無くて聞けなかったのですが、

一般的な平和論ではなく、具体的な平和、

特に創る平和に向けてのメッセージはありましたか?

残念だけど、多分、無理でしょうね。

若い君たちに期待するしかありません。

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会)を読んでください。

2017(平成29)年8月15日  

        (NO,53)

スポーツ弁護士のぶさん こと

太陽法律事務所 弁護士辻口信良

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2017年8月13日 (日)

永久平和主義 2  殺さない

   こんばんわ!

暑いですね。

立秋も過ぎたのに、

猛暑日(35度以上)でないと、

今日はちょっとましかな?って

やはり、異常ですよね。

熱中症に気をつけガンバ!

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

2.日本国憲法の理念

(3)永久平和主義

日本国憲法は、前文で

、「・・・平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。・・・」と規定しています。

 では本当に、諸国民の公正と信義に信頼できるのでしょうか。

この点、次のように考えます。

そもそも、ぼくも当然ですが、

あなたも含め一人一人の人間は、善い心ばかり持っているわけではありません。

誰しもが邪悪な心も持っています。

 そして、人間社会がいつもそうであるように、

邪悪な考えを、実際悪いことに使う(行動する)人はいるのです。

個人のレベルだけでなく、

同じく邪悪な行為を行う国の指導者は過去にいましたし、

現在も、そして今後もいるのです。

 そう考えると、「・・・信頼して・・・」というのは、

私たちが信頼すべきだ、信頼したいという未来の展望の意味では正しいのですが、実際には、信頼に反する行為があることまで否定はできません。

つまり、端的に言えば世の中、邪悪な行為があると言うことです。

 では、もし、そのような力による支配をもくろまれたり、武器や軍隊による威嚇・制圧がされそうになったとき、どうすれば良いのでしょうか。
 そのよう違法行為がある場合について、

実は憲法に記載はありません。

 そのような場合、自衛権は固有の権利としてありますが、

国家としては非武装(軍備を持たない)ですから、

ガンジー流の市民としての不服従での抵抗や、

せいぜい国内の警察力での抵抗によるしかないわけです。

(4)永久平和主義の前提

 もともと、日本国憲法の理念としては、

そのような外国からの不正な侵略行為があった場合、

(規定はありませんが)正義の観点から、

より強い国際軍事組織である国連軍が介入し守ってくれるとの

世界連邦の考えが念頭にありました。

 繰り返しますが、

自分の国(日本)としては軍隊を持たないが、いざというときには、

力を持っている国連軍が正義の観点から介入し、守ってくれるとの考え方です。

 二度にわたる世界大戦という惨禍を目の当たりにし、

近い将来において、国連軍(国際警察権力)が世界の治安を維持し、生活も守ってくれるとの期待・思いでした。

 これを国内政治における私生活との対比で比喩的に言えば、

邪悪な無法者や隣家(某国)によるわが家(日本)への違法行為(侵略行為)に対し、

正義の観点から、警察官(国連軍)が守ってくれる、との考えなのです。

 このような理念と、近未来の国連軍の想定をもとに、

「国として日本は軍隊を持たない」と、

あえてこのような悲壮とも言うべき理想主義的、世界史における先駆的立場を採ったのが、日本国憲法の平和主義なのです。

いわゆる非武装中立の考えと言って良いでしょう。

 その意味で、日本国憲法は極めて特殊であり

「永久あるいは恒久」平和主義と言われるのです。

(5)日本人は何をなすべきか

 では、日本人は何をなすべきなのでしょうか。

憲法を改正して普通の国に戻るべきなのでしょうか。

憲法を改正せずに理想を求めて世界史の先頭に立つべきでしょうか。

ここが最大の争点です。

この点コラム「本当の意味の国連軍」

(平和学としてのスポーツ法入門276p)を

参照してください。

この問題は、2020年までに、

これから何回も触れたいと思っています。

では、

今日の一曲  

ジョンレノン 

1980年12月8日暗殺 40歳

残念なことに、彼は殺されたんです。

彼は、平和への夢(dream)を持っていましたね。

平和への決意と言っても良いでしょう。

イマジン

<おまけのひとことふたこと>

ロンドンでの世界陸上、日本人選手、残念ながら100㍍で9秒台でませんでしたね。

昨日の夜からずっとテレビ観ていたのですが、

ようやく日本時間朝6時になり、男子400×4の決勝。

日本は、短距離の層の厚さとバトンワークのすばらしさで、見事銅メダル。

おめでとう、多田修平、飯塚翔太、桐生祥秀、藤光謙司!

そして、ウサイン・ボルト、最後の最後、

アンカーで登場も左太もも負傷でダウン!

スーパースター引退の花道、思わぬ悲劇のドラマでした。

ぼくの持論、ここでも負けるが価値ですよね!

ぼくは実は、2007年の大阪での世界陸上でボルトを観ているんですよ(200で銀)。

お疲れさま!ボルト!

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗いてください。

詳しくは、

 2020年までに、平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会)を読んでください。

2017(平成29)年8月13日  

         (NO,52)

スポーツ弁護士のぶさん こと

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2017年8月 9日 (水)

永久平和主義 1 広島 そして長崎

    こんばんわ!

お盆間近!

お元気ですか!?

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

2.日本国憲法の理念

三つの理念

(1)国民主権主義

(2)基本的人権尊重主義

(3)永久平和主義

そのうちの

(3)永久平和主義

① アジア・太平洋戦争の敗北

 平和主義を語る時、前提になった敗戦について考える必要があります。
 先にも述べた通り、日本はアジア・太平洋戦争に敗北しました。

そして、この戦争、ぼくの個人的意見としては、確かにアジアに対しては間違いなく侵略戦争でした。

 ただ、対アメリカの関係では、奇襲の問題は許されない違法でしたが、帝国主義列強の間での、遅れてやってきた後発帝国主義国家日本のもがきがありました。

 したがって、対アメリカの関係では、中国をはじめとするアジア諸国に対する侵略との視点とは異なる見方をすべきだと思っています。

② 広島・長崎への原爆

 一方でアメリカが、戦争末期、広島・長崎に原爆を投下したのは、対ソ連戦略の一環であったことは今では常識です。

 つまり、原爆を投下しなくても勝利できたのに、非情な国際社会のパワーポリティックスの中で、不幸な被爆者が生まれたのです。

原爆問題は、このような一言で片付けるべき簡単なことではないのですが、これが現実の国際政治です。

③ 三つの理念策定について


 それはともかく、戦争に日本は負けました。それは認めざるを得ません。

問題は、敗戦後の日本の進路でした。

 戦後新しい日本、新しい憲法を作る中で

「国民主権」と「基本的人権尊重」は、その採用について特に問題はありませんでした。

 つまり、三つの理念の内二つは、折り合いがつきました。

まず、天皇制に関しては、国民主権の観点から問題はありましたが、これも当時の対ソ戦略の観点から、民意の安定なども考慮し、象徴天皇制として残すこととし、整合性を図りました。

 基本的人権の尊重は、廃墟からの再生の基礎として、全く問題なく受け入れられました。

④ 永久平和主義

 問題は平和主義でした。

もちろん、歴史的には、それまでも各国は、自国を平和国家であると考え、自ら戦争しないと宣言していましたし、

たとえば国際法でもパリ不戦条約(1928年)などがあり、侵略戦争は禁止されていました。
 ただ、平和主義の観点から、侵略のため武力を行使しないことは宣言しても、

そもそも軍隊を持たないと宣言した国はありませんでした。

 それは、国際社会での平和は「正義の支配」ではなく

厳然として「力による支配」だからです。

力による支配それは、とりもなおさず武器による、軍隊による威嚇・制圧です。

 ところが日本国憲法は、軍隊を持たないと宣言したのです。

持たなければ使うことなどできません。日本国憲法は、この非武装で国家運営を行おうとしたのです。

 もちろんそれは占領軍アメリカの考えでした。

日本がもう二度とアメリカに奇襲などできないように、そのためには軍隊を持たなければ良いと。

 この軍隊を持たないとの発想は、日本の為政者の一部にもありました。

 というのは、戦争で他国の人民に多大な迷惑をかけただけでなく、自身の周りでも多くの戦死者傷病者を出し、

また、最後には広島・長崎の被爆という悲惨な状況を経て、

もう軍備を持たずに平和国家を目指そうという考えです。

 因みに、第二次世界大戦(アジア・太平洋戦争を含む)の軍人・民間人を合わせての死者数は5000~8000万人(世界の人口の2.5%以上)とされています。

 この考えは、憲法前文に表されています。特に「日本国民は、恒久の平和を念願し…平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」の個所です。

少し長すぎたでしょうか。

でも、ここは(今回と次回)大切なので、長くなるのを承知で書かせてもらいました。

 

それでは、

今日の一曲  

藤山一郎 長崎の鐘

長崎の鐘は、

被爆後、廃墟となった浦上天主堂のレンガの中から掘り起こされた鐘のこと。

GHQの検閲で、当初出版の許可が下りなかった、

長崎医科大学助教授永井隆の同名の書籍をモチーフに、

作詞サトウハチロー 作曲古関裕而が作った(1949年)。

<おまけのひとことふたこと>

今日は、長崎の原爆忌!

長崎を最後の被爆地にしなければなりません。

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会)を読んでください。

2017(平成29)年8月9日  

        (NO,51)

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2017年8月 8日 (火)

基本的人権尊重

    こんにちは!

お元気ですか!?

台風5号、大丈夫でしたか?

最近は雨、特に局地的な集中豪雨が怖いですね。

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

2.日本国憲法の理念

日本国憲法には、

(1)国民主権主義(民主主義)

(2)基本的人権尊重主義

(3)永久平和主義

と三つの理念があり、今回は

(2)基本的人権尊重主義
 基本的人権とは、人間が生まれながらにして有する自然権であるとか天賦の権利であると言われています。

そしてこの権利は、

古くは古代ギリシャの思想、そして近代に至って、ホッブス、ロック、ルソーなど西洋の思想家によりその概念が明確化し、1776年のアメリカ独立宣言、1789年のフランス革命での人権宣言に、その具体的な姿を現したとされています。

 人権思想は、世界史的にはこれらの流れを発展させながら、更に第二次世界大戦後、「国連憲章」(1945年)や「世界人権宣言(1948年)として引き継がれています。

 日本国憲法では,

「第3章 国民の権利及び義務」として規定されています。
基本的人権には、大きく分けて

「自由権的基本権」と「社会権的基本権」があるとされています。

簡単に説明します。

① 自由権的基本権
 自由権的基本権としては、
ⅰ まず、人身売買など肉体的な奴隷的拘束・苦役からの各自の自由(18条)が認められること。
ⅱ 次いで、内心の思想および良心の自由(19条)、信教の自由(20条)が確保されることにより、各自が伸びやかで自由な精神状態を維持・研鑽・確保して自分の考えを持ち、布教などもできること。
ⅲ 更に、表現の自由(21条)によって、自由に取材したり知ったりして、それを対外的に発信・発表し、自身を磨くと共に、相手方と議論して切磋琢磨し、お互いを高めることで、より良い考え方や社会を目指すこと。
ⅳ しかも、居住・移転、職業選択の自由(22条)により、どこへでも出かけたり、身分などにとらわれず、どこにでも住んで自由に職業を選ぶことができること。
ⅴ そして、先入観を持たず何ごとにも関心や疑問を持ち、それを究明するため、学問の自由はこれを保障する(23条)と規定されています。
 これらが自由権と呼ばれる基本的人権です。

② 社会権的基本権
 基本的人権は今述べた自由権が基本ですが、

それら自由をそのまま野放しにすると、どうしても弱者が虐げられたり放置されがちになります。

 このような弱肉強食社会は不合理な格差社会であり、人間社会の歴史としては相応しくないというのが、

修正資本主義経済社会での福祉国家論です。

ⅰ その観点から、みんなが健康で文化的な生活を営むことができるようきちんと社会福祉を行うこと(25条)。

ⅱ その前提として、だれもが平等に教育を受ける権利を持ち、自分を発揮できる知識・体力を確保すること(26条)。

ⅲ 勤労することや、実際の働く現場での労働者の団結権、団体交渉権、争議権などを確保する(27・28条)。
 これらが社会権的基本権と呼ばれる基本的人権です。

③ 社会主義国家の挑戦

 このような、資本主義国家の福祉国家論に対し、もっとドラスティックに改革を進めようとしたのが、ソ連型共産主義でした。

1917年、ちょうど、今から100年前にロシア革命が起こり、ソ連に社会主義政権ができました。

 しかし、結論的に言うと、この挑戦は、20世紀の後半に失敗が明らかになりました。

④ 今後の行方

 ソ連型社会主義が失敗したと言っても、

それは、必ずしも資本主義社会の勝利を意味しません。

この点は、きわめて重要なポイントですので押さえて下さい。

 本書の守備範囲ではありませんが、

たとえば、新自由主義は、新たな格差社会を生み出しており、ぼくたちは未来に向けて大変難しい進路の選択を求められています。

また、EUもいわば恵まれた国同士の互助組織であり、問題点を抱えています。

このような間隙を縫って、ファシズムが台頭するとの見解もあります。

次回は、日本国憲法での最も先駆的であり理想主義であるが故に、なかなか受け入れられない(3)永久平和主義について、説明します。

では、

今日の一曲  

この前、「石川啄木の初恋」を選びましたが、

初恋なら、この歌ですと推薦がありましたので、

村下孝蔵

初恋

<おまけのひとことふたこと>

台風5号のため、本日、1日遅れで

夏の甲子園、

第99回全国高校野球選手権大会が始まりました。

開会式前日に順延決定、気象予報の進化もすごいですね。

勝者に栄光あれ!

敗者には、既に何度か書きましたが、

負けるが価値の精神を見直して下さい。

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗いてください。

詳しくは、

 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会)を読んでください。

2017(平成29)年08月8日  

          (NO,50)

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2017年8月 6日 (日)

憲法とスポーツ 日本国憲法の理念 国民主権

     こんばんわ!

お元気ですか!?

8月に入って初めてのブログです。

台風5号がきています。

通過地域の方、暴風雨にご注意を。

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

前回 (NO.48回、7月30日)の続きです。

憲法とスポーツ

スポーツにたどりつくまでに、日本国憲法の骨組みを説明しておきます。

というのは、憲法にはスポーツという文言はないので、それなのに、なぜあえて

憲法とスポーツをからめるのかの説明が必要なのです。

2.日本国憲法の理念

 前回の、日本国憲法三つの理念について、もう少し説明します。

三本の柱とも言います。

今日は、三つの内の一つ、国民主権です。

(1)国民主権主義(民主主義)

① 近代市民革命

 国の政治の在り方、統治の方法または形体について、最終的に決定する力を持つのは、一般国民であり、君主(天皇)や貴族のような特殊な身分を有する人ではない、とする原理が、国民主権(民主主義)です。

 これは、君主主権に対抗する考え方として、近代ヨーロッパ市民革命においてブルジョアジーによって主張されました。

このあたりは、中学や高校の時に社会科の世界史で学びました。

② 日本国憲法の規定

 日本国憲法でも「日本国民は…ここに主権が国民に存することを宣言し」(前文、1条)、

公務員の選定罷免権を国民固有の権利とし(15条)、

国民を代表する国会を「国権の最高機関」(41~43条)と規定するなどして、

国民主権主義を明らかにしています。

③ 日本の特殊性
 ただ、わが国では、ヨーロッパのフランス、イギリスなどと比べ、歴史上きちんとした市民革命が行われていません。

 そのため、ややもすると、民主主義に対する意識、つまり、国民が主人公であるとの意識が希薄で、旧態依然とした、上意下達、長いものには巻かれろ式の人や意識が目立つことも指摘されています。

④ 法律の改正と若者への期待
 その点の反省も含め、公職選挙法の改正で、昨年(2016年)から選挙権が20歳以上から18歳以上に引き下げられました。

 ところで、ぼくの学生時代(1960年代)と異なり、一般には若者の政治離れが言われています。

それだけに、投票権を与えられた若者が、今後自らの主権者意識を十分に発揮し行動できるか、大いに関心と期待が持たれるところです。

 当然のことですが、将来は、残り少ない余生の高齢者ではなく、良くも悪くも、新有権者を含む若者の手にゆだねられています。ですから、若者が決断し、積極的に政治行動を起こしていく必要があるのです。

 そして、子どもたちが政治的にも積極的な行動を行うような教育を行うべきです。

次回は、もう一つの理念(柱)である、基本的人権尊重について説明します。

それでは、

今日の一曲  

岬めぐり

山本コウタローとウイークエンド

1974年の歌です。

<おまけのひとことふたこと>

 今日は、広島の原爆忌。

21世紀、なんとしても避けなければならないのが、核兵器による戦争であることは、

「平和学としてのスポーツ法入門」でも書いています。

、唯一の被爆国としての日本人、日本政府が、声を大にして国際社会に訴え続けなければならない使命であることも繰り返し主張しています。

 これまでの日本政府が、この点について、アメリカの機嫌を伺い及び腰であること、立場によって言えること言えないことがあることも常識です。今風の言葉で言えば、日本政府は、あまりにアメリカの意思を忖度(そんたく)しすぎなのです。

その結果、国際社会で信頼されない存在になっているのです。

日本が、非核の理念を最も訴えやすい地位にあることを、日本の政治家は自覚すべきです。これを訴えない日本の政治家は「職業としての政治」家とはとうてい言えません。

 

 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました 

また、覗いてください。

詳しくは、

 2020年までに、平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会)を読んでください。

2017(平成29)年08月6日  

          (NO,49)

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