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2017年6月15日 (木)

スポーツと体育 5

heart04  happy01 heart04  こんばんわ!

スポーツ弁護士のぶさん です。

元気ですか?

<スポーツと体育 その5>

1.教育の中の体育

 前回に続き、

体育(スポーツ)の場面での教育問題です。
富国強兵、殖産興業の観点から、元気な青年が必要でした。

教育の中の体育として、スポーツ的なものが採用されたのは間違いありません。
 ところが、既に述べたとおり、

日本の明治初期の教育は、

自主性・自発性・自律性を育むのがむずかしい環境下にありました。

 一方科目としての特殊性から、

体育(スポーツ)科目では、

上命下服・上意下達の人間関係が、他の科目より強く、上記傾向が一層進んだと思われます。

 まして戦時体制の一時期、

軍人が学校に乗り込み、教練のような形で、特に体育(スポーツ)への介入・指導を行いました。

 そのため、主体性を確立するとの教育本来の姿が一層ゆがめられ、そのまま1945(昭和20)年の敗戦につながったと言えます。

2.日本国憲法と教育
 敗戦後、日本国憲法ができました。

 教育については第26条で、

ひとしく教育を受ける権利が認められ、

親は子どもに、教育を受けさせる義務を負っています。

その教育の中には体育も含まれます。

 それを受け、教育基本法、学校教育法、社会教育法が制定されました。

そして2011年、

スポーツ基本法もできました。

 そのため、前後70年、

民主主義の基本である主体性の確保

つまり、自主性・自発性・自律性については、かなり変わったと信じたいところです。
 しかしスポーツ指導者などの話を聞くと、

わが国では現在でも、

教師(指導者)のいうことは素直に聞き、与えられた練習メニューなどはきちんとこなすけれども、

自主性・自発的な行為が苦手であったり、自身の意見をはっきり言わない傾向が、なお続いていると聞きます。
 そしてその点が、

後述する体罰などの温床になっているようにも思います。

3.渡辺守成・FIG会長

 2016年10月、

国際体操連盟(FIG)の会長に渡辺守成氏が選ばれました。

 数あるオリンピック競技団体(リオでは28競技306種目)の中で、会長としては卓球の荻村伊智朗氏以来、実に23年ぶりとのことです。

 会長になったから偉いと短絡的に考えるのも良くないのですが、日本のアスリート出身者で、国際的リーダーとしてぐいぐい引っ張ってゆく人材が少ないのは、残念ながら事実です。

 ぼくは、これもやはり上記日本的教育の結果のように思えて成りません。
 

今日の一曲 happy01heart04 note

あめふり

北原白秋作詞

中山晋平作曲

  

<おまけのひとこと>

 angrypunchannoydownwobblyangry!! 

共謀罪にレッドカード!!

 これがぼくの思いだったのですが、残念ながら本日早朝成立。

 大丈夫と楽観する人もいるのですが、

監視社会・密告社会のきっかけになり、社会生活が萎縮しないか心配です。

 権力をきちんと見張ろうとする人にはヤバイ法律です。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックを安全に開催するためとの説明もありましたが、全くとってつけた理屈で、納得できません。

 国民はバカだから、時が経てば忘れるとなめられないように、これからもしっかりと為政者をチェックしましょう。

 

happy01heart04 今日も

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました happy01heart04happy01

また、覗いてください。

2017(平成29)年6月15日  

(NO,26)

スポーツ弁護士のぶさん こと

太陽法律事務所 弁護士辻口信良

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