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2017年6月

2017年6月30日 (金)

アントニオ猪木と憲法13条 その3

   こんばんわ!

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

<以下  アントニオ猪木さんのコラムです>

1.元気ですか!!

プロレスはスポーツですか?

プロレスは、台本が決まっているんでしょ?

と質問を受けるけど、その質問に対し私は、

プロレスはエンターテインメントだと答えているんです。

 一方で私は、

質問者に、スポーツとは何ですか? 

と逆に質問するのですが、

それに対する明確な答えは、ないですね。

2.スポーツとは

 そこで、

スポーツとは何かと考えてみると、

いろいろな方面で考える必要があるんだよね。

試合をやっている当事者の関係でいえば、

勝負だかから、もちろん相手には勝ちたい。

しかし、格闘技も喧嘩じゃなくルールがある、

しかもプロの場合、お金を出している観客がいて、

観客を楽しませる責任もあるので、

一方的に勝つだけでは良くないのです。

3.エンターテインメント性

 プロレスには、

常にエンターテインメント性が求められるんです。

真剣勝負だけがスポーツかといえば、

ちょっと違うのではないかな。

たとえば父親が、

幼稚園児など小さい子どもを相手に相撲や

レスリング、また野球、サッカーなどをやる場合、

これは父親が明らかに手を抜いてプレイするわけだけれど、

子どもは一生懸命やっていて楽しいだろうし、

親もそんな子どもを見ていてうれしいし楽しい。

これはもう立派なスポーツだと思うけれど、

皆さんはどう思うかな。

4.プロレス

 プロレスは、

文字どおりプロのレスリングだけど、

レスリングがスポーツであることは、誰も否定しないと思うので、

問題はプロとは何かだよね。

 これがまたむずかしい。

私は、プロとはエンターテインメントだと思うんです。

 いずれにしても、

プロレスはスポーツといっても構わないと思うけれど、

あえてエンターテインメントだとしておくよ。

 

今日の一曲  

関西もようやく梅雨空になってきました。

この季節の花

あじさい 

サニーディ・サービス

 

<おまけのひとことふたこと>

あじさい(紫陽花)の花言葉

あじさいの花言葉はたくさんあります。

 プラスのイメージのものとしては、

◆ 一家団欒(いっかだんらん)

・ 団欒は、あじさいの花が、

小さな花びらの集まりからできている姿からの連想です。

◆ 辛抱強い愛情

これには2つの由来があり、

・ 1つは、二度と会えない日本人妻への想いが花言葉になったとの説。

鎖国時代のドイツ人医師シーボルトが国外追放になったとき(1828年)、

あじさいをドイツに持ち帰り、

花の名前を、彼が愛した楠本滝(くすもとたき→おたきさん)にちなんで、「オタクサ」と名付けた。

・ 2つめは、梅雨時のしとしとと降り続く雨の中、

じっと長い間咲き続けるところから。

 一方、マイナスのイメージのものとしては、

◆ 浮気・移り気・変節

・ 咲き始めてからどんどん花の色が移り変わるから。

淡い黄緑→クリーム色→青→紫→赤などと変化するところから来ています。

◆ 美しいが冷淡

・ あじさいの青や藍・紫などは「寒色」として、呼ばれています。

 最近は、母の日にあじさいを贈る子ども達もいるようですが、メッセージとしては、

プラスのひとことを添えましょう。

 今日も

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました 

また、覗いてください。

詳しくは、

 2020年までに

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会)を読んでください。

2017(平成29)年6月30日  

(NO,32)

スポーツ弁護士のぶさん こと

太陽法律事務所 弁護士辻口信良

2017年6月28日 (水)

アントニオ猪木と憲法13条 その2

     こんばんわ! 午前0時すぎたのでおはよう?

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

元気ですか?

アントニオ猪木と憲法13条 その2

1.憲法のこころ

日本国憲法には、

① 国民主権主義

② 基本的人権尊重主義

③ 永久平和主義

の3つの柱があります。

そして、、それを束ねるというか、それらの究極的価値が、

個人の尊重(憲法13条)なんです。

2.北朝鮮の夜

 北朝鮮の夜の呑み会の中で、

猪木さんにズバリと憲法の核心13条を言われ驚いたのは事実です。

 猪木さんは、それから更に、

スポーツや格闘技、

モハメド・アリとの話、

カストロ・キューバ首相との出会い、

北朝鮮での昼の土産物店に

力道山や猪木さんの胸像・記念切手があったこと、

38度線・板門店で

世界格闘技大会」するのが、おやじ(と猪木さんは力道山を呼びます)への恩返しだといった話をされました。

3.猪木佐次郎(猪木の父)

 実のお父さんについて猪木さんは、

「辻口さんの大学の先輩ですよ。戦前の法科出身で内務省に入っています。」と言われました。

 疑い深いぼくは帰国後、

関西大学の図書館で、確かに先輩に猪木さんの父猪木佐次郎氏の名前を見つけました。

4.政治家アントニオ猪木

 国会議員もされているのだから

そして99条で、公務員の憲法尊重義務も定められているので、猪木さんが、さらりと憲法13条を話されても、おかしくはないのです。

 でも多くの国会議員の中でも、憲法の核心を「13条」だと明言する議員さんは殆どいないと思いますよ。

 

今日の一曲  

イムジン河

フォーク・クルセイダーズ

反戦歌ですが、政治的圧力で発売禁止になった曲です。

そして、

本当の意味の国連軍創設の道が遠のいてしまったのです。

イムジン河(臨津江)は、南北朝鮮を隔てるように流れている河で、悲しい歴史を背負っています。

 尚、フォークル3人の1人加藤和彦(1947生)は、2009年、自殺してしまいました。

<おまけのひとこと>

 

1950年6月25日、

朝鮮戦争が勃発。

朝鮮戦争のために、

本当の意味の国連軍創設が完全に遅れてしまいました。

 イムジン河(臨津江)は、南北朝鮮を隔てるように流れている河です。

そして、

今も南北朝鮮には38度線という軍事境界線があり、休戦状態であり終戦にはなっていません。

 残念ですが、冷戦の負の構造が厳然と残っているのです。

尚、フォークルのメンバーの1人

加藤和彦(1947年生 龍谷大中退)は、2009年自殺してしまいました。

 

 今日も

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました 

また、覗いてください。

詳しくは、

 2020年までに

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会)を読んでください。

2017(平成29)年6月28日  

(NO,31)

2017年6月27日 (火)

藤井聡太四段29連勝

     こんばんわ!

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

元気です か?

 

1.藤井聡太四段

 今日はやはり、将棋の藤井聡太四段のデビュー以来

29連勝ですね。

世の中には天才がいるんだと、改めて思いました。

 昨年のクリスマスイヴの12月24日、

この人も、かって天才と言われた、

ひふみんこと加藤一二三・九段に勝ってプロデビューしてから無敗なんです。

この中学三年の藤井君、すごい、すごすぎです。

2.将棋もスポーツ

 ぼくは、スポーツを、

楽しみをもって、

他人と競り合う刺激をもつ、

◆一定のルールによる、

心身の運動

と定義しています。

このブログの

2017年4/28、5/1、5/5をご参照。

平和学としてのスポーツ法入門(9p)

ですから、将棋は囲碁やチェスと共に、スポーツなんです。

 5月28日の各朝刊に、

囲碁の対局を中国浙江省「体育局」(日本のスポーツ庁)が主催している写真記事がありました。

3.機械の方が強い

 藤井天才を讃えているのに、

ケチを付けるようで悪いのですが、

チェス、囲碁、将棋などの頭脳スポーツは、でも結局は、人工知能(AI)に負けるのです。

 チェスは既に早々と、そして、上記中国の記事も、囲碁の「世界最強」とされる19歳の棋士が、囲碁ソフトに負け、頭を抱え渋い表情をしている記事でした。

4.それでも楽しいスポーツ

 だからといって、ぼくは、

チェス、囲碁、将棋を「なーんだ」と言って貶(けな)したり、批判するつもりは毛頭ありません。

 確かに、そう遅くない時期に、藤井四段も、羽生善治名人も、AIに負けるでしょう。

それはある意味当然なんです。

 それは、人間が、スピードで自動車に負けるのと同じです。

だからといって人間の100㍍競争は楽しいですし、ぼくたちはドキドキし熱狂しますよね。

 それは、ぼくたちが生身の人間だからです。

そして一方で人間の凄さを知り、努力の大切さ、また人間の限界を知り、結果として、喜怒哀楽に浸る、それが人間だし、スポーツの楽しみ・醍醐味なんです。

永遠のテーマですが、

機械が人間に替わることはありません。

さて、

今日の一曲  

随分古いですが

将棋と言えば王将

村田英雄ですよね。

王将は、浪速(大阪)から東京を目指した歌。

藤井君は、名古屋出身。

<おまけのひとこと・ふたこと>

藤井君が嫌いなものは、虫、キノコ類、

ボールやラケットを使ったスポーツ。

 今日も

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました 

また、覗いてください。

詳しくは、

 2020年までに

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会)を読んでください。

2017(平成29)年6月27日  

(NO,30)

スポーツ弁護士のぶさん こと

太陽法律事務所 弁護士辻口信良

2017年6月20日 (火)

アントニオ猪木と憲法13条その1

     深夜に、こんばんわ!

スポーツ弁護士のぶさん です。

元気です か?

平和学としてのスポーツ法入門からの引用です(136p)。

 

★コラム 

 アントニオ猪木と憲法13条

1.北朝鮮訪問

 皆さんは、アントニオ猪木さんは知っておられると思います。

猪木さんに、ぼくの平和学としてのスポーツ法入門を推薦してもらいました。

 その猪木さんと北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)に行ったことがあります。

 世襲制は好きではありませんし、思想的には、北の独裁体制には断固批判的なぼくですが、何でも見てやろうの精神で行きました。

2.猪木さんと力道山

 猪木さんは故力道山にブラジルで見い出されてプロレス界に入って活躍し、政治の世界でも「スポーツ平和党」から参議院議員に当選しました。

現在も、政党は変わりましたが、参議院議員です。

 ところで、力道山といっても、若い人には分からないでしょうが、多少古い方は、ご存知でしょう。

 もう亡くなりましたが、元大相撲の力士で、プロレスラーです。

 少し詳しくいうと、力道山は北朝鮮出身で、日本の大相撲で関脇まで昇進しました。

 しかし、間違いなくあった有形・無形の民族差別の下、自らマゲを切り大相撲界を去り、その後アメリカでプロレスを学んで帰国しました。

 そして、ちょうどテレビが一般家庭に出回り始めた頃、リング上での空手チョップで外国人レスラーをやっつけて、日本人を熱狂させました。

ところが、力道山は、日本人ではなかったのですね。

 他方、猪木さんは、移民としてブラジルに行っていた日本人ですが、

力道山のブラジル興行のとき目を付けられ、一緒に帰国して弟子入りし、プロレスラーになったのです。

3.猪木さんとの話

 それはともかくとして、

3泊4日の北朝鮮での滞在中、

夜、宿舎地下での飲み会の席で、猪木さんが、イラクでの邦人救出にプロレスが役立ったこと、キューバのカストロとの交流など話をされた後、

憲法の話になりました。

 猪木さんは、戦争は回避しなければならない、

自由や平等が大切であるなどと力説された後、

「でも、

憲法で一番大切なのは個人尊重の13条でしょ。」と言われるのです。

 ぼくが、「エッ!」と驚いた顔をすると、じっとぼくの目を見て

「先生、ちょっとはぼくを見直しましたか。」とにやりとされました。

 「最後は少数者を保護し守らなければならないという意味では、弁護士も政治家も変わらないと思うのですよ。」と。

以下続きます。

 

今日の一曲  

あめと女心を歌った演歌

八代亜紀  雨の慕情 

<おまけのひとこと・ふたこと>

 プロ野球、セ・パ交流戦。

ソフトバンクが3連覇。

パ・リーグが8年連続セ・リーグに勝ち越し。

 相変わらず雨の降らない梅雨です。

大阪では今日30度超えで、真夏日でした。

 安倍内閣支持率が36%と急落!

不支持率が44%となり、不支持率が上回ったのは2015年10月以来と毎日新聞。

 悪法、共謀罪法での対応や、森友学園、加計学園の問題など考えれば、もっと下がってもおかしくないのですが、でも、この国も国民は、すぐに忘れるんですよね。

 

 今日も

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました 

また、覗いてください。

詳しくは、

 2020年までに

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会)を読んでください。

2017(平成29)年6月20日  

(NO,29)

スポーツ弁護士のぶさん こと

太陽法律事務所 弁護士辻口信良

2017年6月18日 (日)

スポーツと法

     こんばんわ! 

深夜12時を回りました。

スポーツ弁護士のぶさん です。

元気です か?

これを読んでいただいているのは、

何時頃でしょうか?

それでは、スポーツと法の関係を説明します。

1.スポーツと法


 スポーツ法とは、

スポーツに関係する法のことを言います。
ぼくは、ある法がスポーツに関係すれば、その関係する限度で、その法はスポーツ法だと言っています。

2.スポーツ六法2014(信山社)からの引用

 スポーツ六法の目次で引用されている法律などを、一部ですが順不同でピックアップしてみます。

ざっと目を通してもらうだけで構いませんよ。

青字は、ぼくの本の中で多少詳しく説明しているものです。

・日本国憲法
・スポーツ基本法
・教育基本法
・学校教育法
・社会教育法

・熊本県スポーツ推進審議会条例
・21世紀出雲スポーツのまちづくり条例
・琵琶湖のレジャー利用の適正化に関する条例
・北海道アウトドア活動振興条例
・兵庫県スポーツ賞規則
・苫小牧市スポーツ都市宣言
・国際連合憲章
・オリンピック憲章
・世界人権宣言

・ヨーロッパ・みんなのためのスポーツ憲章
・体育およびスポーツに関する国際憲章(ユネスコ)
・児童(子ども)の権利に関する条約
・IOC倫理規程
・スポーツにおけるドーピングの防止に関する国際規約
・世界ドーピング防止規程
・日本ドーピング防止規程

・文部科学省設置法
・民法
・国家賠償法
・製造物責任法(PL法)
・独立行政法人日本スポーツ振興センター法
・スポーツ振興投票の実施等に関する法律(toto法)
・私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(独占禁止法)
・不正競争防止法
・著作権法
・特許法
・実用新案法
・意匠法
・商標法
・環境基本法
・自然公園法
・都市公園法
・刑法
・競馬法
・自転車競技法
・商法
・体育の日について
・スポーツ立国戦略

・生涯学習の振興のための施策の推進体制等の成美に関する法律
・健康増進法
・食育基本法
・医師法
・児童福祉法
・男女共同参画社会基本法
・障害者基本法
・日本プロフェッショナル野球協約
・プロ野球統一契約書様式
・学校の体育行事等における事故防止について
・サッカー活動中の落雷事故の防止対策についての指針
・日本スポーツ仲裁機構スポーツ仲裁規則
・労働基準法
・建築基準法
・公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律
・公益財団法人日本体育協会定款
・公益財団法人日本オリンピック委員会定款
・公益財団法人日本障害者スポーツ協会定款

等々ですが、これらはごく一部です。

 また、ここに載っているものが全て法というわけではなく、単なる宣言もありますが、

少なくても法的関連がある点では、目次に載せられる意義はあるわけです。

 

では、

今日の一曲  

モナリザの微笑み 

1968年当時の歌

ザ・タイガ-ス

雨の日曜日の歌です。

今の人には分からないでしょうが、

ジュリー(沢田研二)なんか、すごい人気でしたね。

<おまけのひとこと>

  6月17日(土)、大阪の太閤園で、

関西石川県人会連合会の会合がありました。

 関西での石川県(加賀・金沢・能登)出身者や石川県に縁(ゆかり)のある人たちの、

年1回の会合です。

 ぼくは、能登七尾の出身です。

 既に、ふるさとを離れて50年以上経っている人も多いのですが、みなさんそれぞれタイムスリップして、幼い頃の思い出や関係を石川の方言などで、会場が石川の色に染まっていました。

締めの「万歳三唱」の代わりに「石川 愛! ISHIKAWA I 」を三唱しました。

みなさんのふるさとはどちらですか?

 

 今日も

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました 

また、覗いてください。

次回は、アントニオ猪木さんのことを少し書きます。

詳しくは、

 2020年までに

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会)を読んでください。

2017(平成29)年6月18日  

(NO,28)

2017年6月17日 (土)

法について

     こんばんわ!

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

時間の使い方がへたで、なかなかブログが書けないのですが、

元気ですか?

スポーツ法を説明するのですが、

まずについて、簡単に説明しておきましょう。

 

1.社会規範

 世の中には、いろいろな規範があります。

規範は、のっとるべき規則のことです。

広辞苑によると、判断・評価または行為などの拠るべき手本・基準とされています。

こうあるべきだとの基準です。

 自分自身に対する戒め(いましめ)の場合もありますが、多くは他人との関わり、集団、グループの中での約束事という意味です。

 社会規範としては、

宗教規範倫理規範道範徳規範経済規範などがあげられます。

法規範も社会規範のひとつですが、

他の社会規範と異なるのは、

遵守しなかった場合、違反があった場合、

国家の裁判によって責任が追及されることが、他の規範との大きな違いです。

2.法(Law)の意義


 法は、上にも述べたとおり社会規範の一つです。

ある(独語でSein)という事実に対し、

あるべき(独語でSollen)法則と考えましょう。

法は、社会生活維持のための支配的な規範で、従わざるを得ないものです。

 繰り返しになりますが、

こうあるべきであると指示され、それに抗うと国家の制裁を受けるものを言います。

現代社会は、法により運営されており、

法治国家(法の支配)と言われます。

3.辞書での説明

 実は、法律学では、

法の意義や法源自体、大変難しい問題です。

 法律学辞典で「法」の個所を引くと、

「法は規範か事実か、

法と道徳の関係、

強制や命令は法の本質的要素か、

悪法も法か、

などをめぐって争いがあり…」

と記載されています(新法律学辞典 有斐閣)。

 これでは、ほとんど定義が放棄されているといっても良いでしょう。

少なくとも、説明自体大変むずかしいのです。

 ただ、ここでは上で書いたように、割り切って簡単に、

とは、

こうあるべきだとして従わざるを得ないもの

としておきます。

ごめんなさい、

何だかむずかしい話になってしまいました。

 

今日の一曲  

 今年は空梅雨(からつゆ)のようです。

傘が要らなくて日常生活は楽なのですが、

この時期、農作物、特に米などは雨を待っているんですね。

また、夏の水不足も心配です。

それを思うと、喜んでばかりはいられません。

 で、あめと聞くと、この曲を連想します。

雨 三善英史 

1972年レコード大賞新人賞

人間の出会いと別れ、

喜びと悲しみでしょうか。

<おまけのひとこと>

 悪法共謀罪法が成立してしまいました。

 一方で、森友学園、加計学園問題は、

公務員がきちんと法の執行を行わず、

また、手続を遵守せず、

時の権力者の意向を「忖度(そんたく)」するデタラメのまま、収束する気配です。

 すぐ近くの、もっとデタラメで、しかも恐怖政治を行っている国と比較すれば、

日本はまだましと、多くの国民が思っているのでしょう。

 しかし、

レベルの低い政治と比較したり、

それに合わせて物を考えるのは、

あまりに悲しいと思いませんか。

 特に若い諸君、もっと、理想をしっかりと持ちましょう。

 これから、憲法9条改正問題が本格化します。

あるがままの日本、国際社会で良いのか、

あるべき日本、国際社会を求めるのか、

特に若い諸君の、熱い議論に期待します。

 

 

 今日も

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました 

また、覗いてください。

詳しくは

2020年までに

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会)を読んでください。

2017(平成29)年6月17日  

(NO,27)

スポーツ弁護士のぶさん こと

太陽法律事務所 弁護士辻口信良

2017年6月15日 (木)

スポーツと体育 5

     こんばんわ!

スポーツ弁護士のぶさん です。

元気ですか?

<スポーツと体育 その5>

1.教育の中の体育

 前回に続き、

体育(スポーツ)の場面での教育問題です。
富国強兵、殖産興業の観点から、元気な青年が必要でした。

教育の中の体育として、スポーツ的なものが採用されたのは間違いありません。
 ところが、既に述べたとおり、

日本の明治初期の教育は、

自主性・自発性・自律性を育むのがむずかしい環境下にありました。

 一方科目としての特殊性から、

体育(スポーツ)科目では、

上命下服・上意下達の人間関係が、他の科目より強く、上記傾向が一層進んだと思われます。

 まして戦時体制の一時期、

軍人が学校に乗り込み、教練のような形で、特に体育(スポーツ)への介入・指導を行いました。

 そのため、主体性を確立するとの教育本来の姿が一層ゆがめられ、そのまま1945(昭和20)年の敗戦につながったと言えます。

2.日本国憲法と教育
 敗戦後、日本国憲法ができました。

 教育については第26条で、

ひとしく教育を受ける権利が認められ、

親は子どもに、教育を受けさせる義務を負っています。

その教育の中には体育も含まれます。

 それを受け、教育基本法、学校教育法、社会教育法が制定されました。

そして2011年、

スポーツ基本法もできました。

 そのため、前後70年、

民主主義の基本である主体性の確保

つまり、自主性・自発性・自律性については、かなり変わったと信じたいところです。
 しかしスポーツ指導者などの話を聞くと、

わが国では現在でも、

教師(指導者)のいうことは素直に聞き、与えられた練習メニューなどはきちんとこなすけれども、

自主性・自発的な行為が苦手であったり、自身の意見をはっきり言わない傾向が、なお続いていると聞きます。
 そしてその点が、

後述する体罰などの温床になっているようにも思います。

3.渡辺守成・FIG会長

 2016年10月、

国際体操連盟(FIG)の会長に渡辺守成氏が選ばれました。

 数あるオリンピック競技団体(リオでは28競技306種目)の中で、会長としては卓球の荻村伊智朗氏以来、実に23年ぶりとのことです。

 会長になったから偉いと短絡的に考えるのも良くないのですが、日本のアスリート出身者で、国際的リーダーとしてぐいぐい引っ張ってゆく人材が少ないのは、残念ながら事実です。

 ぼくは、これもやはり上記日本的教育の結果のように思えて成りません。
 

今日の一曲  

あめふり

北原白秋作詞

中山晋平作曲

  

<おまけのひとこと>

 !! 

共謀罪にレッドカード!!

 これがぼくの思いだったのですが、残念ながら本日早朝成立。

 大丈夫と楽観する人もいるのですが、

監視社会・密告社会のきっかけになり、社会生活が萎縮しないか心配です。

 権力をきちんと見張ろうとする人にはヤバイ法律です。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックを安全に開催するためとの説明もありましたが、全くとってつけた理屈で、納得できません。

 国民はバカだから、時が経てば忘れるとなめられないように、これからもしっかりと為政者をチェックしましょう。

 

 今日も

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました 

また、覗いてください。

2017(平成29)年6月15日  

(NO,26)

スポーツ弁護士のぶさん こと

太陽法律事務所 弁護士辻口信良

2017年6月10日 (土)

スポーツと体育4

     こんばんわ!

スポーツ弁護士のぶさん です。

元気ですか?

<スポーツと体育 その4>

1.教育について

 スポーツが、

日本では体育教育として発達してきました。

専門家ではありませんが、

ここでは、まず教育について考えておきます。

 教育は、

知識を詰め込んだり、押し込んだりするものではありません。

ぼくの理解では、

学ぶとは

まねる(真似る)ことを基本としつつ、幼い意見で議論などを戦わせながら、より良い、よりましな結論のために、

各自の白いカンバスに、自らそれぞれの色彩を付けてゆくのです。

 技術の習得なども、何度も失敗して得る場合の方が本物の技能になります。
その間、子ども達は、各自の意識の発達、互換性を前提に、行きつ戻りつ、

また、時に全く逆の発想などをして迷ったりしながら、切磋琢磨し、

徐々に、各自の正しいと思う方向、技能の修得などに歩を進めるのです。

2.教師の役目

 教師は、教育現場で、

子ども達のそれら未熟な意見や議論を聞きながら、また下手な技術を見ながら、ときどき触媒的に自身の意見を述べたりアドバイスや指導を行います。

 そのようにして、子ども達が自我を形成したり、意見を獲得したり、技能を修得するのを助けるのです。

 その意味で、

教育は、子ども達に、単に知識を詰め込んだり、上から押し込むというより、子ども達各自の特性を「引き出す」のが、教師の役目であり教育の本質だと思います。

3.明治期の教育

 ところが、

前回までに書いたとおり、明治の初期、わが国はそのような悠長な状態ではなかったのです。

 西欧列強との関係で、子ども達に早く一定の知識や技能などを修得させ、一人前にすることが必須でした。

そして、元気な青年(壮丁)を作ることが目的だったのです。
そのため、子ども達に、結論的部分を促成的に与える、

言葉をきつくいうと、下手に思考させたり、失敗的行動をさせず、結論的なことを、詰め込んだり押し込んでやらせることが教育とされてきたと思われます。

4.明治憲法と教育

 大日本帝国憲法(明治憲法)の下で、教育が極めて大切であるとの認識はありました。

 ところが、明治憲法の条文上「教育」の文言・規定はありませんでした。

 このように、教育について、憲法上の文言を置かず、天皇の勅令などによって家父長的な制度を採ったことも、わが国の上命下服、上意下達、詰め込み型教育に輪をかけたと思われます。
 市民革命不在ともいわれ、一般的に私たち日本人は、発想や行動において、どうしても自発性・自主性・自律性に乏しいといわれます。

 それは、教育におけるこのような沿革や時代背景があったと、ぼくは思います。

次回は、体育(スポーツ)教育との関係について、考えてみましょう。

 

 では

<今日の一曲>

曲というより、単なる雨音です。

疲れている人、時間のある人、癒されたい人に、たっぷり1時間、雨、森の雨音を聴いてください。

本当は時間のない人にこそ、聴いてもらうのが良いはずですが・・・。

<おまけのひとこと>

 今日は梅雨の晴れ間の一日でした。

ぼくは、雨は嫌いではありません。

小さい頃、長靴を履いて、またゴム草履で、どんどん道路の水たまりを渡り歩いていたことを思い出します。

 

 今日も

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました 

また、覗いてください。

2017(平成29)年6月10日  

(NO,25)

スポーツ弁護士のぶさん こと

太陽法律事務所 弁護士辻口信良

 

2017年6月 9日 (金)

スポーツと体育3

    こんにちは!

スポーツ弁護士のぶさん です。

元気ですか?

<スポーツと体育 その3>

1.スポーツと明治政府

(1) 明治政府の対応

 スポーツを楽しみ、面白がっているだけではいけない、

 日本が危ない!

 そこで、明治政府は、

スポーツの本質的部分であり、

最も大切な「楽しい遊び」部分を棚上げにしました。

 そして、スポーツに国家目標をつけ、

体を鍛えると共に精神の修養を行う道具としてスポーツを活かそうとしたのです。

 そこには、日本古来の武道的要素も取り入れながら、

スポーツを学校教育の中の体育として位置づけようとしたのです。

 要するに、政府は教育の重要性は十分認識しており、

スポーツを知育・徳育と並ぶ体育の一部として位置づけ、

神権天皇制を支える「臣民育成」の学校教育の一環として

学校体育=スポーツを推進しました。

 学校での運動会もその頃始まったとされています。

(2) スポーツと体育

 スポーツは、基本が楽しみであり遊びですから、本来好きなときに始め、嫌になったら止めれば良いのです。

ところが、教育の中の体育となるとそうはいきません。

 ぼくが担当する大学のアンケートでも、

高校まで体育の授業が楽しかったという学生が圧倒的に多いのですが、ごく少数、体育が苦手で大嫌いで、仮病など何かと理由を付けて休んだり見学していたという学生もいます。

 運動会の徒競走だけは、晒し者にされるようで絶対に嫌だったと書き込む学生も必ずいます。

 もちろん、一般の学科は苦手だったけれど、

運動会でヒーローになったことが良い思い出だったと言う学生もいます。

 いずれにしても、欧米では楽しむを本来の意味とするスポーツですが、

日本では教育の中に取り込んだため、元々とは違った意味づけ、位置づけが与えられたのです。

2. スポーツの体育化

 ぼくは、これを日本における

スポーツの体育化」と言っています。

 そのことが、実際のスポーツ実務の上でどのように表れてくるのか、また影響しているのかは、

平和学としてのスポーツ法入門(民事法研究会)中の、

「アメリカのスポーツ法と日本の契約社会」

スポーツと弁護士

「プロスポーツ選手の代理人」のところでも説明しています(149p、241p)。

 

今日の一曲    

悲しき雨音

(Rhythm Of The Rain)

 

ザ・カスケーズ

(THE CASCADES) 

 前回(6月7日)のブログで言ったとおり、関西方面も含め梅雨に入ったようです。

そして、雨というと、

高校1年の頃、ドーナツ盤のレコード(と言っても若い人には分かりませんね!)で聴いた、この曲のメロディを思い出します。

 

<おまけのひとこと>

 ぼくは、タイガースファンなのですが、

ジャイアンツ、13失点での13連敗、悪い記録更新中。

残念ですね。

高橋監督も辛いでしょう。

 因みに、プロ野球記録は、1998年のロッテ18連敗、

上には上というか、下には下がというか、

勝負ですから、勝ったり負けたりが良いのですが・・・。

 いずれにしても、他球団のファンに同情されるようではダメですね。

 前回の琵琶湖の大きさ質問で、

3択とすべきところ、3沢と間違っていました。ごめんなさい。

でも、

琵琶湖って大きいと思っていましたし、実際見ると大きいのですが、

滋賀県って、琵琶湖の6倍分もあるんですね。

 今日も

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました 

また、覗いてください。

2017(平成29)年6月9日  

(NO,24)

スポーツ弁護士のぶさん こと

太陽法律事務所 弁護士辻口信良

2017年6月 7日 (水)

スポーツと体育2

    こんにちは!

スポーツ弁護士のぶさん です。

元気です か?

今朝は雨もよう 大阪も梅雨入りですかね?

<スポーツと体育の続きです>

日本へのスポーツ登場

1. スポーツの輸入

 スポーツは、欧米から輸入された概念です。

  時期的には19世紀後半の徳川時代末期から明治初期に、欧米の軍人や商人らと共に入ってきました。

 特に明治政府になってから、招聘された外国人によって、野球(ベースボール)、陸上競技、競泳、ボート、ラグビー、テニス、サッカー(フットボール)などがどんどん入ってきました。

2. 学制

 わが国での

学制発布は1872(明治5)年です。

 教育の重要性を意識した明治政府のこの改革は、迅速で大変立派だったと思います。

 そして、教育機関、とりわけ、大学・高等師範学校・旧制高校など高等教育機関などの若者を中心にスポーツが浸透し始めました。

 珍しいものに好奇心を持ったり憧れるのは若者として当然のことで、しかもスポーツは、やってみれば楽しく面白いのですから、どんどんやらせればとも思いますが、明治政府として、「楽しい遊び」をそのまま遊びとして放置することは出来ませんでした。

 それというのも

早急に近代国家としての基盤を整備しないと、欧米諸国の帝国主義的侵略に蚕食(さんしょく)される可能性も十分あったからです。当時のインドや中国のことを考えれば、そのことは理解できると思います。

富国強兵、殖産興業が急がなければなりませんでした。特に富国強兵のためには、天皇の赤子として元気な成年男子・壮丁は絶対に必要でした。

3. 明治政府の対応

 そこで、明治政府はどうしたのか、すでに、ヒントというか、答えも示していますが、皆さんも考えてください。

 それでは、今日の一曲

琵琶湖周航の歌

このうたができて、今年で100年です。

6題まであるのですが、

きょうは、シモンズで3題目まで、お聞き下さい。

<おまけのひとこと>

琵琶湖は、滋賀県の面積のどのくらいを占めるか知っていますか。

3沢からどうぞ

1/2  1/4  1/6

正解は6分の1でした。

ぼくは、直感的には、1/2位ではないかと思っていたのですが・・・。

 今日も

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました 

また、覗いてください。

2017(平成29)年6月7日  

(NO,23)

スポーツ弁護士のぶさん こと

太陽法律事務所 弁護士辻口信良

2017年6月 5日 (月)

スポーツと体育1

  おはようございます!

大阪は、快晴です!

スポーツ弁護士のぶさん です。

元気ですか?

さて、

これからスポーツと体育の関係について考えてみます。

ところで、

改めてこのブログの目的を書きますが、

4月1日から始めた、このブログは、基本的には、ぼくが2017年1月1日に出版した、

平和学としてのスポーツ法入門(出版社 民事法研究会)を 、

2020年までかけて、みなさん、特に高校生・大学生に、ブログの形に変換して、読んでもらおうとの趣旨です。

もちろん、その時々で、スポーツの話題も一緒に見たり考えたりしながら行きます。

それと、開始2ヶ月を経て、一回あたりの文字数が多すぎると言われたので、もう少し細切れにして説明していきます。

その点もご了承下さい。

 上記の本は、たとえば紀伊國屋などの店頭に並んでいるので、

このスポーツと体育の部分(14p以下)を立ち読みしてもらっても良いし、図書館で借りていただいても良いのです。

もちろん、本を買い、先読みして批判していただくのは、著者としてはもっと歓迎です。

では、スポーツと体育の関係について考えましょう。

スポーツと体育
 スポーツと体育は同じでしょうか、違うのでしょうか。違うとすればどのように違うのでしょうか。
1.スポーツと体育

 スポーツは、デポルテ、に起源を持つ外国の概念ですが、

英語の辞書からこれを考えてみましょう。

(1) スポーツ(sport)
ⅰ an athletic game or outdoor amusement、such as baseball、golf、tennis、swimming、racing、hunting、fishing、etc。
ⅱ amusement
ⅲ fun
ⅳ outdoor exercise or recreation
などとされています。

(2) 体育

 一方、体育は、和英辞典では、

ⅰ Physical training(culture)
ⅱ Physical Education(PE)
 ⅰは体育そのもの、ⅱは教科としての体育です。

2.体育と学校教育
(1) スポーツの定義

ぼくは、スポーツの定義については、

楽しみをもって、

他人と競り合う刺激をもつ、

一定のルールによる、

心身の運動(9p)と考えています。

(2) 体育

体育は、わが国では

健全な身体の発達を促し、運動能力や健康で安全な生活を営む能力を育成し、人間性を豊かにすることを目的とする教育。教科の名称でもある(広辞苑)とされています。

即ち、体育は、

教育の「知育・徳育・体育」のひとつとしての位置付けです。要するに国語・英語・数学・理科・社会などと同じく、小中高での教育の一環としての位置づけられています。

あとで説明しますが、

ここに、日本における

スポーツの体育化という問題があるのです。

今日の一曲  

 

<おまけのひとこと>

  卓球界の若者、世界で頑張ってますね。

 レアル・マドリード、CL(欧州チャンピオンズリーグ)二連覇!

ロナルドがユベントス撃破の2発、5季連続得点王(イギリス・カーディフ)。

  そのイギリス・ロンドンで、またテロ! 7人死亡21人重体。

 今日も

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました 

また、覗いてください。

2017(平成29)年6月5日  

(NO,22)

スポーツ弁護士のぶさん こと

太陽法律事務所 弁護士辻口信良

2017年6月 2日 (金)

ボクシング2

     こんばんわ!

スポーツ弁護士のぶさん です。

元気ですか?

ボクシングの話の続きです。

1.審判への処分

前回記載した村田諒太の試合、

WBAの会長が、審判批判をしたことはお伝えしましたが、更に、エンダム勝利の判定をした2人の審判が、6ヶ月間の資格停止処分になったと報道されています。

もちろん、それで試合の結論が変わるわけではありませんが、会長が再戦を示唆したことと言い、極めて異例の展開になっています。

2.村田選手

村田選手は、次のように言っています。

最悪の結果は、たとえば、前回書いたホームタウン・デシジョンのように「ホントにあれで村田は勝ったのか?」などといわれる勝ち方が、一番いやだった」とい言っています。

そして、今回の結果は、むしろ「自分が世界の一流選手とどこまで戦えるか分かったし、まだノビシロがあると分かった」と、大変なプラス思考です。

ファンとしては、また楽しみが増えた言えるでしょう。

3.拳四朗選手

 6試合の世界戦があったことは前回書きましたが、ぼくは、その中の、WBCライトフライ級で勝利した、拳四朗選手(本名寺地拳四朗 25歳)を応援しているのです。

というのは、以前から彼の父、寺地永(てらじひさし)さんと親しくさせていただいているからです。永さんは、元日本ミドル級王者で元O.P.B.F東洋太平洋ライトヘビー級チャンピオン、京都府城陽市の市議会議員もされていました。そして、城陽市でBMBと言うジムを運営し、関大を卒業した自分の息子拳四朗君をチャンピオンに育てたのです。

これで、5月20日時点で、世界のライトフライ級は、世界の主要4団体

① WBA(世界ボクシング協会) 田口良一

② WBC(世界ボクシング評議会) 拳四朗

③ WBO(世界ボクシング機構) 田中恒成

④ IBF(国際ボクシング連盟) 八重樫東

いずれも、日本人王者になりました。

ところが、残念なことに翌21日、八重樫選手が敗れタイトルを失いました。

4.スポーツとしてのボクシング

 ボクシング、ぼくは、本当は観るのも恐いのですが、始まると、なぜか興奮してしまいます。これは、実は

生き物としての権力欲や闘争本能が関連していると思いますし、その本能を

スポーツとしてのルール化により、適正に昇華する、変形するところに

スポーツ文化、文化としてのスポーツがあるのだと、思います。

格闘技系のスポーツは、

戦う前、ホントは選手自身とても恐い、恐ろしい気持ちになると聞いたことがあります。

ラグビーなどで試合前、みなで大声を出すのは、恐怖心を克服しようとの選手たちの必死の努力と言ってもおかしくありません。

  今日の一曲 

走れコウタロー

 

 

 

 

<おまけのひとこと>

 5月28日は、中央競馬、第84回日本ダービーでした。

東京競馬場2400㍍に3歳馬18頭が出走。

単勝2番人気のレイデオロが優勝。

賞金2億円を獲得。売上は250億円。

入場者数は12万人超。C・ルメール騎手は、3週連続のG1制覇。

すごい人気ですが、でもぼくは、競馬はあまり好きではないんです。

 

 今日も

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました 

また、覗いてください。

2017(平成29)年6月1日  (NO,21)

スポーツ弁護士のぶさん こと

太陽法律事務所 弁護士辻口信良

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