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2017年5月19日 (金)

人類の歴史とスポーツの歴史3

  こんばんわ!

スポーツ弁護士のぶさん です。

元気ですか?

前回に続いて、スポーツの歴史3として考えましょう。

1.未開社会と現代社会
 未開社会に於いて、

人々が食糧を獲得するためにどの程度の時間を使っていたかは、前回(5月15日)述べました。

 一方、

ぼくも含む現代人が、生活するために、

一日どの位の時間をかけて仕事をしているのか、またその結果、本当に豊かに暮らしているのかなどを、わが国の報道や数字から、冷静に考えてみましょう。
 残業代ももらえずに働いている正規社員、その正規社員になれない非正規社員、報道される長時間残業での過労死事件、そして過労死は、貧困層に近いとされる、いわゆるブルーカラー的職業だけではなく、電通女子過労死事件などエリート的職業に於いても見られます。

この数年は、かなり減りましたが、1998~2011年の14年間も、年間30,000人以上の自殺者が続いた事実があります(2016年は約22,000人)。

これも今は大幅に減りましたが、最大年間死者17,000人、負傷者も併せると1,000,000人で、文字通り交通「戦争」と言われたこともあります。

これらが豊かな日本の現実です。

 もちろん、現代社会は、食糧を得るだけの生活ではなく、生活リズムや楽しみのパターンなどもさまざまで、あまり自虐的になる必要はないのですが、豊かさの意味を考える必要はあります。

 しかも、世界に目を向けていえば、

常時、地球上のどこかで殺戮・戦闘状態が続いています。そして、テロ行為と、それを巡る出入国での差別問題など、食糧を巡る貧困餓死者も報告されています。

このような現代地球社会を、豊かな社会として、本当に誇ることのできるのでしょうか。

2.豊かさの意味と仮説
(1) 上から目線

 もともと

Primitive Society( プリミティヴ ソサイティ 未開社会)という呼称は、19~20世紀前半の西欧思想の影響であり、選良者意識の濃い言葉です。

今風にいえば、上から目線の用語です。
 しかし、最近では、

差別的響きのこの用語を避け、無文字社会、あるいは自由な時間が十分あるという意味で、初めの豊かな社会と言われることも多いようです。
 さらに、ひるがえって考えると、

(2) ぼくの仮説

 これはぼくの仮説ですが、スポーツの「楽しむ・戯れる」といった本来の意義から考えると、先に引用した熊さんたちのじゃれ合いからも推測できるように、人間社会でなくてもスポーツはあると、ぼくは考えています。

ルールについても、私たちが理解できないだけで、動物たちなりのルールが決められていると思います。

 その意味では、

生き物としてスタートしたはるか昔の時点から、スポーツがあったといっても良いと思います。

弱肉強食の世界、生物として生きるために必死なのはその通りだと思いますが、動物たちに生まれてから死ぬまで楽しむ時間が全くなかったと考えるのは、間違いだと思います。

(3) 他の時代のスポーツ
 それはともかく、

スポーツの歴史については、未開社会のスポーツ以後、

「古代のスポーツ」

「前近代のスポーツ」

「近代のスポーツ」

「後近代のスポーツ」

と続き、それ自体大変面白い分野ですが、ここではこれ以上触れません。

 関心のある方は平和学としてのスポーツ法入門巻末の参考文献、その他、図書館やネットなどで探して、勉強して下さい。

  では今日の一曲

このブログは、できるだけ学生諸君に読んでもらうことを期待しているので、昔(1972年)に流行り、ぼくも歌った

 ガロ学生街の喫茶店  

この頃の歌は、テンポがのんびりしていましたね。

昨年、歌詞の中にあるボブ・ディランが2016年、ノーベル文学賞をもらい、その後の彼の対応なども含め、いろいろと考えさせられました。

 

<おまけのひとこと>

  テニス 八百長で永久追放。

2009年全日本選手権でベスト4、錦織圭とダブルスを組んだこともある三橋淳が、八百長を持ちかけた不正でテニス界から永久追放されました。

 5月16日、ロンドンにあるTIU(テニス・インテグリティ・ユニットTennis Integrity Unit)が発表しました。TIUが日本人を処分したのは初めて、で残念です。

フェア(公正さ)は、スポーツの命です。

 今日も

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました 

また、覗いてください。

2017(平成29)年5月19日  (NO,18)

スポーツ弁護士のぶさん こと

太陽法律事務所 弁護士辻口信良

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