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2017年4月 2日 (日)

スポーツにおける 「負けるが価値」 吉田沙保里の涙 カテゴリー「スポーツ」

こんにちは!

きのう(4月1日)の、甲子園、高校野球決勝

大阪桐蔭のみなさん、おめでとうございました。

履正社のみなさん、残念だったけど、ホントに、よくガンバりました。

また、夏に向けて、ゼロからの出発です。

では

勝負について、きのう言った記事を、以下に書きますね。

スポーツにおける「負けるが価値」 吉田沙保里の涙

ぼくは

大学の最終講義で、

負けるが価値」 という言葉を、受講生に贈っています。

それは、慰めでも、

また、負け惜しみを、弁護するわけでもありません。

スポーツにおける勝敗を、例にとるのが、一番わかりやすいので、話をするのですが、

たとえば

甲子園の、夏の高校野球選手権大会です。

全国、約4000校が出場しますが、

第1回戦で、必ずそのうちの半分が負けます。

そして、順次、半分ずつ負けて、最後に残るのが、優勝校ただ1校。

それ以外の高校は、すべて負けるのです。

いや、優勝校であっても、これからずっと勝ち続けることはありません。

では、

負けたら、それは価値がないのでしょうか?

ぼくは、その答えを、聞きたいと思います。

負けて悔しいのは当然です。

下馬評で、有利といわれていて、負けた場合はもちろん、

互角といわれていた場合、

さらに、不利だといわれていて、負けた場合であっても、

負けたら、やっぱり悔しいはずです。

負けて泣いたこともあったでしょうし、これからもあるでしょう。

でも、間違いなく、

負けて分かること、理解できることもあるのです。

負けたら価値がないのですか?

負けて命を取られ、人生それで終わり、即あの世行きの勝負であれば、

それも理解できます。

しかし

そんなことはありません。

スポーツで、ルールによる、力を尽くしての負け、

よいライバル、よい仲間、

その負けから学ぶことは、たくさんあり、

何より、将来それは財産になります

リオ・オリンピック

絶対王者・吉田沙保里が、決勝戦で負けて、号泣していました。

ぼくは

皮肉でも、嫌みでも、何でもなく、「負けて良かった、これでよい指導者になれる」 と思いました。

負けた彼女を非難する人は誰もいません。

もちろん、国民栄誉賞受賞者、不敗のまま、引退する結論もあったかもしれません。

しかし

彼女は、負けて初めて、具体的に敗者の気持ちが、わかる人間になれました。

そのほうが、これからの人生、彼女によい幸せがめぐってくる、ぼくは、そう思うのです。

負けるが価値」、

良い言葉だと思いますが、どうでしょうか?

ただ

努力もせずに、この言葉を使われると、ぼくとしては、「???」 となるのですが・・・。

以上が、ぼくの

平和学としてのスポーツ法入門」 44ページのコラム記事です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

では、また。

桜の季節にちなみ

福山雅治の「桜坂」を聴いてください。

太陽法律事務所 弁護士辻口信良

2017(平成29)年4月2日

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