2017年12月17日 (日)

リオデジャネイロでの         ドーピング問題

 heart04 happy01 heart04  こんばんわ!

お元気ですか!?

一週間のごぶさたになってしまいました。

NO.92

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

2020年までに、

平和を愛する人すべてに読んでいただく

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 以下 入門)の解説です。

 リオデジャネイロ オリンピック・パラリンピックで問題になっ、たロシアの組織的ドーピング問題です。

長くなりますが、当時の状況を知っていただくため、一挙掲載します。

ただし、

入門とは少し表現を変えています(入門137p~)。

第3章 

スポーツ法の現代的課題


第1 スポーツとドーピング

 ロシアと

 リオデジャネイロ・オリンピック
 この原稿を書いている今(2016年7月25日)、ロシアを巡る一連のドーピング問題で、ニュースが飛び込んできました。
 8月5日開催のリオ・オリンピックへのロシア選手の出場に関し、IOC(国際オリンピック委員会)は、

各競技のIF(国際競技団体)に判断を委ねるとの決定を行ったというのです。

1.発覚の端緒
 この問題は、

2014年12月、ドイツの公共放送番組で、ロシアの女子陸上800㍍のユリア・ステパノワ選手が2011年と12年のロシア室内選手権に出場したとき薬物を使用していたと認め、その時の状況や体制を告発したのです。
 彼女によると、検体の番号を伝えたところ、薬物を使用していたにも拘わらず陰性(不使用)と登録され、これは報告書の検査結果が改ざんされたためだと述べたのです。

 彼女は、コーチからWADA公認の「ロシアの検査機関の所長に3万ルーブル(8万5000円)払えば陽性にならない」とも言われました。また、コーチから「ビタミン剤のようなもの」といわれて薬物を受け取っていた事実や、「周囲の選手もみんなやっていたので、全く抵抗感はなかった」などと当時の状況を語っています。

彼女の告発を端緒に、WADAの独立委員会が調査を開始しました。
 一方で、2016年になってから、

アメリカに亡命したロシアの元検査機関所長が、ソチ冬季五輪(2014年)の際、選手に薬物投与をしたことを詳細に証言。それを承けてニューヨークタイムスが、出場ロシア選手数十人のドーピング疑惑を報道しました。

2.WADAの調査
 WADAは、2011年から2015年にかけ、ロシア政府がドーピングを主導していたと認定しました。具体的には、
①ドーピングをしたロシア選手の尿の検体が、事前に採取し保存していた陰性の尿とすり替えられた。
②関与したのはロシア連邦保安局(FSB)の職員らだった。
③方法は、扮装して、夜間、検査機関に忍び込み不正工作を行った。
④プーチン大統領が起用したスポーツ省の次官が、不正を行う対象選手を選択していた。
⑤背景としては、10年のバンクーバー冬季五輪でロシアの金メダルが3個と低迷したことから、組織的隠蔽システムが作られ実行された。
⑥そして、14年の自国ソチでの冬季オリンピックでは、金メダル13個と急増し、ロシアとしては国威発揚の目的を達した。
などとされました。

3.WADAの勧告
 この調査結果を踏まえ、WADAは、

選手参加の最終決定権を有するIOCに対し、リオオリンピック・パラリンピックの全競技で、ロシア選手の参加拒否を検討するように勧告しました。

4.IOCの決定
 IOCバッハ会長は、

この勧告を受け、リオ・オリンピックへのロシア選手の出場に関し、緊急理事会の結果、IOCとしては、各競技のIFに判断を委ねるとの決定を行いました。
 少し詳しく説明すると、ロシア選手の参加に関し、
①ロシア国内でのドーピング検査で陽性にならなかっただけでは、参加資格としては不十分であること。
②IFは、信頼できる国際的なドーピング検査のみを参考にすること。
③過去にドーピングで処分を受けた選手を派遣することはできない。既に処分期間を終えた選手も派遣できないこと。
④ロシア選手は、抜き打ちでの厳格なドーピング検査を受け入れる義務があること。
⑤告発したユリア・ステパノアは、過去にドーピングをしていたことがあり、選手としては受け入れられないこと。
といった内容です。
 IOCは、

上記のいくつかの条件は付けながらも、要するに各IFにその判断を委ねたのです。

5.IOCの決定への評価
 上記、IOCの決定に対しては、

IOCが自ら判断しなかったことを含め、賛否の意見があります。
(1)賛成意見

 ロシアの全選手が出場できないとの処分を科さなかったのは良かったという見解です。
 即ち、

ドーピングをしていたことが証明されていない選手にまで、連帯責任としてオリンピックから閉め出すのは反対との立場です。

 確かにロシアの国家組織としての違法行為には憤りを感じるが、だからといって不正とは無縁な無実の選手が連帯責任を負わされるのはフェアではない。潔白な選手にオリンピック出場の道を残すため、各IFに判断を委ねたのは正しい決定であるというものです。

(2)反対意見

 ロシア選手全員の参加を拒否すべきだったという見解です。
 即ち、

今回のロシアのドーピングは、スポーツに対する国家の犯罪である。この五輪史上最悪にして最大の国家犯罪といえる行為に、IOCはもっと毅然とした態度をとるべきであった。

 にもかかわらず、IOCがIFに判断を丸投げする形で委ねたのは、IOCがアンチ・ドーピングというスポーツの理念に基づく判断を避け逃げたと言うべきで、ロシアの政治権力に負けたというものです。

(3)ぼくは、賛成説です。

 即ち、

プーチン大統領がほくそ笑んでいるのを悔しいと思いつつ、それでも尚、今回のIOCの決定は他の決定に比べましだったと思います。
 確かに、

これほど大規模で、国家犯罪とも言うべき行為があったのですから、ロシア選手を一切閉め出すとの決定もあり得たでしょう。大国ロシアの不正への断固とした態度が今後のアンチ・ドーピング活動のためだとの主張も理解できます。そして、ロシア選手を全員排除したとしても、当時のソ連が不参加でも1984年のロスオリンピックが成功したと同様、今回のリオオリンピックが、ロシア不参加で失敗することはないと思います。
 しかし、

ドーピングの証明がない選手を、それがロシアの選手だからという理由で一律排除するのは、やはり公正(フェア)ではないと思うのです。それは悪しき連帯責任です。
 今回のIOC決定に賛成、またはやむを得なかったとする意見に、かって1980年のモスクワ・オリンピックのとき無念の不出場だったマラソン瀬古利彦さんや柔道山下泰裕さん、またIOC元副会長スキー猪谷千春さんなどオリンピック選手経験者が口を揃えておられるのが印象的です。
 今回のIOCの決定により、各IFがドーピング問題をそれぞれの競技の立場で自主的に考えることができたという意味でも、良かったと思います。
 くどいようですが、ロシアの悪行を許すものではありません。プーチン大統領の「WADAの調査や認定が、スポーツの政治利用・政治介入だ」との主張は全く論外です。
 そして、今回のIOC決定により、ドーピングを行っていた選手が、結果的に、リオ・オリンピックに参加することもあるでしょうし、ロシア選手の表彰式でブーイングが起こるかもしれません。でも、やむを得ないのです。

 ぼくが弁護士だから弁護士出身のバッハ会長を支持するわけではありません。でもやはり、ドーピングをやったと証明されていない選手は、参加を認められるのが公平だと思います。「個人の正義」と「連帯責任」を秤(はかり)にかけてとのバッハ会長の悩みは正当です。「推定無罪の原則」は、ここでも適用されるべきです。

 仮に、時間的な切迫の下、電話会議でしか理事会を招集できない今回の緊急事態を前提に、IOCがWADAの勧告に従い、全ロシア選手を閉め出すようなことになれば、それは私たちが非難している悪しき全体主義国家と同じです。

 オリンピック憲章は、「オリンピック競技が選手間の競争であり国家間の競争ではない」と規定しており、今回IOCは、観点は少し異なりますが、難民についても個人としての参加も認めていますから、その趣旨からも、個人の立場としてのロシア人は尊重されるべきです。
 そして本書の立場で考えれば、今回のロシアのケースに連帯責任を適用し排除するのは、日本国憲法13条「個人の尊重・個人の尊厳」の精神に反します。

6.ロシア事件が残したもの   
 今回のロシアドーピング事件で、ぼくは次のことを考え提案します。

(1)ロシアは勝利したのか

 ロシアが政治的に勝利したとの評価がありますが、ぼくは決してそうは思いません。

 逆に、大国ロシアを、武器を使わずにここまで追い込んだスポーツの底力に注目すべきだと思います。

 プーチン大統領はいろいろ言いましたが、アンチ・ドーピングという正義、公正(フェア)さを否定することはしませんでしたし、できませんでした。
 そして、ロシアを初めとする関係団体などの一連の行動を観察すれば、世界ドーピング防止規定やオリンピック憲章が、スポーツ法として実際に十分機能したことを意味しています。

(2)戦争的ナショナリズム?

 それにしても、

国家がここまで強引にドーピング行為を強行するその姿勢に驚きました。そして組織的にドーピングまでして国家の威信を保とうとする国家、その権力者・為政者の邪悪さを知りました。

 スポーツでの競争的ナショナリズムと言うより、邪悪で排外的な、戦争的ナショナリズムに近い例です。

 一方、自身の名声・名誉や経済的思いなどから、国家の圧力や誘導に屈してしまう人間の弱さも知りました。

(3)ドーピングに対する制裁

 ドーピングに対する制裁が現在のままでよいのかも考えさせられました。

 現在は一回目でいきなりの永久追放はなく、例えば2年間の出場停止などとされ段階的な処分になっているのですが、特に故意の場合、一度のドーピング違反でも、オリンピックや国際大会に出場できなくするなど、処分を厳しくすることも考えるべきかもしれません。

(4)内部告発者の保護・救済

 今回のロシア追及の原点になった、ユリア・ステパノワ選手に対する救済です。彼女自身ドーピング行為者ですから、その限度で非難はされますが、内部告発者として、救済できなかったでしょうか。IOCは、来賓としてオリンピックにゲストとして招待との考えのようですが、選手は競技場にいるのが筋で、どのような立場で使用したのかも検討し、選手としての救済の方法もあり得たと思います。

(5)WADAとIOCの地位とチェック・・・国際連合の活用

 もう一つ、議論されていませんが、WADAやIOCに対するチェックも考えるべきだということです。
 スポーツが平和な国際社会のために不可欠な基本的人権であり、スポーツの平和創造機能については、別のところで説明しました(入門268p~)。
 したがって、スポーツ団体としてのIOC、スポーツの公平さを支えるスポーツ関連団体としてのWADAは、これからも必須のスポーツ文化の必要装置です。
 そしてIOCはもちろんですが、WADAも今回の調査・報告で極めて強大な権力・権限を持っていることを世界に知らしめました。

 つまり、滅多なことでは頭を下げない大国ロシアが、IOCやWADAの評価や決定に従わざるを得なかったのです。

 ロシアはいろいろ反論したり恫喝めいたこともしましたが、基本的にはオリンピック・パラリンピックに参加するための弁解や弁明であり、評価や決定そのものを正面から否定するものではありませんでした。
 その意味では、今回WADAやIOCは礼賛の対象です。そんな団体になぜと思われるかもしれませんが、ぼくは、IOCやWADA、特にIOCについては、ガバナンス・コンプライアンスを充実化させる必要があると確信します。

 もっというと、IOCやWADAに対しても、その組織内容、運営、管理体制などについてそれが正当かどうかをチェックする姿勢や体制を準備しておく必要があるのです。力そして財産を持っている組織に対しては、権力が集中しない、そしてチェックできる体制、いわば見張るシステムが必要です。
 チェック体制としては、内部的なものと外部的なものがありますが、内部的なものとしては、国家統治の関係で良く言われる例えば三権分立のような制度を採り、一部に権力・権限が集中しないシステムにすることが大切です。
 外部的なものとしてぼくは、他でも述べましたが、国際連合を活用するシステムを構築すべきだと思います。

 つまり、巨大あるいは強大な国際的団体(典型はIOCやFIFA)に対し、きちんと対処できる可能性があるのは、正当な国際機関、具体的には国際連合だとぼくは思うのです。

(6)正義と権力
 もちろん、現実の国連が、往々にして大国のエゴにより不当に支配され左右されている現実は否定しません。ただ、国連憲章自体を遵守することは各国が宣明にして加盟しています。
 具体的な方策はありませんが、ヒントになる事例はあります。例えば、位相は異なりますが、この7月に判決のあった「国連海洋法条約」に基づく仲裁裁判所のような外部から紛争をチェックできる国際機関です。因みに中国は、「中国の主張する境界線には根拠がない」との敗訴判決にも従わないと公言しています。しかし、少なくとも客観的に見て道義的劣勢は否定しようがありません。あるべき地球の姿、人類の未来に対する国際社会のメッセージは少しずつ世界に浸透していきます。

 ぼくは、人間の理性を信じたいと思います。
 なお、上記に述べたチェック体制は、小なりといえども、わが国のJOCやJADAにも当てはまることを指摘しておきます。 

7.まとめ
 ドーピングについては、スポーツ基本法29条のところで説明しています。

ただ、スポーツの本質的価値とかかわり、現代社会において特に問題となる事柄なので、重複しますが、あえてもう一度、ドーピングが禁止される理由を掲げておきます。
(1)不公正(アンフェア)。
(2)副作用による健康への悪影響。
(3)社会的悪影響。特に青少年の教育上。
(4)無感動。良い成績が出ても観る側に感動を与えない(観る権利の侵害)。
 この4つが理由だとぼくは考えており、ドーピング違反はスポーツの自殺です。2020年の東京オリンピック・パラリンピックにのときに、今回のようなことが起こらないよう、啓発活動などを推進すべきです。

★なお、リオ・パラリンピックでロシアドーピング問題は割愛しました。

それでは、

今日の一曲 happy01heart04 note

クリスマスが近くなってきたので

山下達郎

クリスマス・イブ

<おまけのひとことふたこと>

heart04happy01heart04

昨日(12月16日)、同志社大学で行われた、

第25回日本スポーツ法学会で、

次のタイトルとレジュメで、基調報告をさせてもらいました。

併せて、

1992年12月12日付の毎日と朝日の

ぼくがプロ野球で初めてヤクルト古田敦也選手の代理人になった新聞記事、

1999年3月30日の朝日「大阪オリンピックと国際平和主義」、

2003年11月26日の産経「大学でスポーツ法学を説く」、

の各記事を読んでもらいました。

アスリートの権利は如何に保護されるべきか
                                                   20171216
第25回日本スポーツ法学会                     於 同志社大学
                                   龍谷大学・関西大学・関西大学法科大学院各講師
                                                                          弁護士辻口信良
はじめに
・黎明期から展開期へ

1.アスリートとスポーツ法
(1)スポーツ振興法からスポーツ基本法へ
(2)基本的人権としてのスポーツ権

2.アスリートの権利保護のありかた

          ・・・公正(フェア)
(1)属性による保護
① 年齢
② 性別
③ 障がい者
④ 国籍
⑤ 地域
⑥ その他
(2)参加をめぐる保護
① 参加資格
② 選手選考
③ 出場機会の剥奪
④ その他

3.アスリートの個別的権利
(1)プライバシー
(2)パブリシティ                                           
(3)身分保障
(4)パワハラ・セクハラ
(5)事故補償

4.アスリートによる裁判と仲裁

5.アスリートとお金
(1)スポーツで、お金を○らう。
①)アマチュア
②プロフェッショナル
③ノンプロ(セミプロ)
(2)アスリートファースト
(3)スポーツ権の優越的地位

6.スポーツの平和創造機能と

 2020東京オリンピック・パラリンピック
(1)オリンピックの系譜

  ─────────────                           ──

(2)スポーツの平和創造機能
・「平和だからスポーツができる」から「スポーツが平和を創る」へ
(「平和学としてのスポーツ法入門」・・・民事法研究会  

ブログ・・・スポーツ弁護士のぶさん)

heart01happy01heart04 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました heart04happy01

また、覗いてください。

詳しくは、

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平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

(2017年 民事法研究会  2800円+税)

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2017(平成29)年12月17日  

        (NO,92)

スポーツ弁護士のぶさん こと

太陽法律事務所 弁護士辻口信良

 

住所 〒530-0047

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2017年12月10日 (日)

ロシア国排除 平昌オリンピック

 heart04 happy01 heart04  こんばんわ!

お元気ですか!?

ごめんなさい。

時間の管理ができず、

1週間以上空いてしまいました。

NO.91

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

2020年までに、

平和を愛する人すべてに読んでいただく

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 以下 入門●p

の解説です。

このブログの本来の趣旨、

前回の約束からすると、

平和学としてのスポーツ法入門の137p以下に書いている

リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックでの、ロシアのドーピング問題を書くべきところですが、

来年(2018年)2月に開催の

平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック

に関する

ロシア国排除のIOCの発表があったので、

急遽そのことを書きます。

1.ロシア国、平昌五輪排除

12月5日、スイスのローザンヌで開催されたIOCの理事会で、

ロシア選手を平昌オリンピックから排除することに決まりました。

バッハ会長が発表した決定の主な内容は、

以下のとおりです。

1.ROC(ロシア・オリンピック委員会 

  日本のJOCにあたる)の資格停止。

2.ロシア国家から、選手団としての参加は

  認めない。

3.但し、これまでドーピングの前歴がなく、

  平昌での事前検査でも不使用が認められるなど、

  潔白を証明できたと判断された個人は、

  参加を認める。

4.その場合、ロシアからの個人参加とする。

5.その個人が表彰される場合、

  ロシア国旗は使用できず、

  五輪旗・五輪賛歌で代用する。

6.IOCが今回の調査等に使った

  1500万ドル(17億円)を、

  ROCが支払う。

7.ソチ五輪当時にスポーツ相だった

  ムトコ副首相らの五輪への参加を

  永久に認めない。

8.ROCのジューコフ会長は、

  IOC委員の資格停止。

などです。

2.ロシアプーチン大統領

  容認

上記決定に対し、

ロシアが大会をボイコットするのでは、

との心配もありましたが、

プーチン大統領は、「ロシアにも一部悪いところがあった」などとして、処分を認める考えを述べました。

そうです、

スポーツ法としてのドーピング禁止が、

大国ロシアを屈服させたことになります。

ぼくのいう、

スポーツの平和創造機能の面目躍如というところです。

3.リオ・オリンピック

  での処分との比較

 リオデジャネイロでは、

WADA(世界アンチドーピング機構)からの報告の時間的関係もあり、

バッハ会長は、

各IF

(国際競技連盟 International Federation )に委ねました。

ぼくは、

その処分を肯定しましたが(入門140p)、

弱腰であるとの批判もありました。

今回は、実際に調査がより進展しての処分であり、

ぼくは、

今回もバッハ会長を支持します。

なお、

パラリンピック代表については、

12月22日ころ発表されるそうです。

多分、

今回の処分と同じになるのではと思います。

 

では、

今日の一曲 happy01heart04 note

冬の稲妻

ご存知関西出身のAlice(アリス)

<おまけのひとことふたこと>

heart04happy01heart04

★前向きな話

国連のフェルトマン事務次長(政治局長)が

北朝鮮に入ったこと。

存在感の薄い国連ですが、

もっと頑張ってね!!

簡単な話でないことは十分分かっています。

ホント、国連は大事なんですよ。

日本の国連中心外交も是非!!

応援します!!

★後向きな話

トランプ大統領がイスラエルの首都を

エルサレムと認定。

これを

イスラエル寄りのアメリカファースト主義だと非難する記事が目立ちましたが、

ぼくはそうではなく、

ロシアゲートから目をそらさすための、

彼一流のトランプファースト策略だと思います。

世界のことはもちろん、

決してアメリカのことなど考えていませんよ、

彼は。

どうしてその点を突かないのでしょうか。

中東が混乱するのは必至です。

ホントに困ったアメリカ大統領、

どうしようもない爺さんですね。

heart01happy01heart04 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました heart04happy01

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2017(平成29)年12月10日  

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2017年12月 1日 (金)

大阪マラソン2017

 heart04 happy01 heart04  こんばんわ!

お元気ですか!?

師走になりました。

アッというまに、正月がやってきます。

平和学としてのスポーツ法入門」で

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん ですが、

今日は、ちょっと休憩です。

1.大阪マラソン 

    42.195㎞

11月26日、

幸運にも,

大阪マラソンを走らせてもらいました。

コースは、

大阪城をスタートして、

一旦南下し難波に出て、

その後、

普段は南行き一方通行の御堂筋を北上、

淀屋橋、中之島公会堂、大阪市役所から,

更に今度は御堂筋を南下、

大阪ドーム、通天閣などを見ながら、

最後は

大阪南港のインテックス大阪がゴール地点。

すごいのは、

ぼくら一般ランナーが御堂筋を北上する途中、

御堂筋を南下する

トップ選手とすれ違うときです。

今回は、

4人が先頭集団でトップを争っていましたが、

実際、明らかに彼らは違うんです。

スピードは、ぼくらの倍以上、

長距離選手特有のスラッとした、

いわゆるカモシカのように伸びる足、

ぼくらは、思わず立ち止まり、

沿道の応援団と同じように、大きな拍手を送りました。

今年のトップ選手(男子)は2時間12分台でしたが、

ぼくが中間点にたどり着いたときには、

もうゴールしているのですから、

ホントすごいです。

2.ネット社会の驚異

 でも、

もっとすごいことがあります。

3万人以上のランナーが、

シューズにチップを付けて走るのですが、

その全員について、

インターネットやスマホで、

5キロごとのタイムが、

そのまま表示されるのです。

さらに、

3カ所地点(15・25・35キロ地点)で、

全員の走る姿の動画、

4カ所目のゴール地点では、

ゴールしたときの、

これも動画が配信されており、

ランナーの名前を入れると、

だれでもが閲覧できるのです。

実際、タイガースの黒い帽子、

オレンジのシャツのぼくの、

よたよた、ヨレヨレの姿も、

そのまま、きちんと撮影されているんです。

ほんと、ホント、

全くすごい時代になったものです。

逆にいうと、

すごい管理社会ですけどね?!

その犯人は、ランナーズ・ネットといいます。

3.参加することに意義がある

 ぼくは、

実は2週間前、軽いぎっくり腰になり、

本番まで、全く走ることができませんでした。

でも

抽選漏れで走れない人の方が多い中、

せっかくの走ることができる機会なので、

いけるところまでは行こうと思い、

大阪城をスタートしたのです。

制限時間は7時間。

ゴールまで何とかたどり着けると思ったのは、

30キロ地点で、

テニス仲間・たぬき会の

熱い応援をもらってからでした。

30キロあたりから本当にシンドイですね。

それから後も、

ぼくなりに必死に何とか粘って、

完走・完歩できました。

直前に走ら(走れ)なかった、

それがかえって良かった(?)、という友人もいます(苦笑)。

マラソンの42.195㎞は、

JR大阪→京都とほぼ同じです。

4時間55分24秒でした。

4.いろいろな参加者と楽しみ

しんどいのはしんどいのですが、

スポーツの基本・原点は楽しみ、

特に市民のマラソンですから、

完走を目的にしつつ、

それぞれの思いを胸に走ります。

あるいはペアルックで恋人同士、

また、サムライ姿やミニヨンなど、

面白い仮装で走り抜く人もいました。

さらには、

沿道で応援してくれている人に

お礼のハイタッチしたりしながら走る人もいるのですが、

ぼくは、その余裕がなくて、

ひたすら前を向いて、黙々と進みました。

さて、

毎年、話題になる芸能人など有名人です。

今年はノーベル賞の山中伸弥さんは出場されませんでしたが、

ぼくが知っている限りでは、

間寛平さん4時間30分49秒

亀田大毅さん4時間57分18秒

吉村洋文大阪市長6時間25分25秒

などです。

寛平さんは、

世界をマラソンしているアスリートで、

確かガンか何かの病気で、一時走るのを辞めておられたように記憶していますが、

復活され、さすがです。

でも、

誰でもそうだと思いますが、

ゴールした後の満足感は、

何とも言えませんね。

身体には絶対悪いですが、

心には絶対良いですね。

翌日の27日は、たまたまぼくの誕生日。

足・膝・腰が痛くて、タクシー利用で

移動の一日でした(笑)。

5.ありがとうございました

沿道で応援していただいた方、

エイドステーションで、水分や栄養になる食べ物を準備していただいた方、

ブラスバンド、踊り、太鼓などで

走るぼくらの元気を鼓舞してくれた方、

交通整理、清掃、警備、道案内など、

むしろ目立たないところで、

しっかりサポートしていただいた方、

その他、

気づかず、目立たず知らないところで

支えていただいた皆さん、

お世話になり大感謝です。

本当にありがとうございました。

スポーツバンザイ

それでは、

今日の一曲 happy01heart04 note

大阪御堂筋を走ったので、大阪の写真と

大阪ラプソディー

海原千里・万里(1976年)

<おまけのひとことふたこと>

heart04happy01heart04

大相撲の横綱日馬富士(はるまふじ)が、

11月29日、

貴ノ岩への暴行・傷害事件で引退声明。

被害を受けた貴ノ岩とその親方の貴乃花が、

「鳥取県警の捜査終了後に話す」との姿勢のため、真相が分かりません。

モンゴル力士間の問題や、

貴乃花親方と横綱白鵬の確執、

公益財団法人日本相撲協会の理事選をめぐる問題などもささやかれ、

全くすっきりしないのです。

ただ言えるのは、

10年前の2007年、

17歳の序の口力士時太山(ときたいざん)が、

兄弟子らに暴行を受け死亡した事件があり、

当時の時津風親方が5年の実刑判決

を受けたときの

反省が十分なされていないのは、

残念ながら、間違いありません。

heart01happy01heart04 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました heart04happy01

また、覗いてください。

詳しくは、

happy01heart04happy01 2020年までに、

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2017(平成29)年12月1日  

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スポーツ弁護士のぶさん こと

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2017年11月23日 (木)

勤労感謝の日

 heart04heart04  今日は勤労感謝の日でした。

こんばんわ!

寒さがつのってきました。

お元気ですか!?

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

2020年までに、

平和を愛する人すべてに読んでいただく

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 以下 入門●p)の解説です。

スポーツ基本法の前文

前回、

スポーツ振興法について記載したので、

順番からすればスポーツ基本法です。

そして、

前記入門での「スポーツ基本法のコンメンタール」は、コンメンタールとしては、初めてではないかと自負しています。

ただ、

なにせ分量が多いこともあり、ここは、まず前文だけ書かせてもらい、

もっと後で(具体的には2019年頃?)書かせてもらいます。

今回は、

スポーツ基本法の前文だけそのまま引用させていただきます。

日本国憲法始め、

法の前文には、

なぜこの法律を作るのか、

どのような目的があるのかなど、

大変重要なエッセンスが詰まっています。

スポーツ基本法前文は、

8段落に分かれています。

難しい文章ではありません。

まずは、

ゆっくり読んでみて下さい。

・スポーツ基本法前文

(第1段落) 

スポーツは、世界共通の人類の文化である。

(第2段落) 

スポーツは、

心身の健全な発達、健康及び体力の保持増進、精神的な充足感の獲得、自律心その他の精神の涵養等のために個人または集団で行われる運動競技その他の身体活動であり、

今日、国民が生涯にわたり心身ともに健康で文化的な生活を営む上で不可欠のものとなっている。
 スポーツを通じて幸福で豊かな生活を営むことは、

全ての人々の権利であり、全ての国民がその自発性の下に、各々の関心、適正等に応じて、安全かつ公正な環境の下で日常的にスポーツに親しみ、スポーツを楽しみ、またはスポーツを支える活動に参画することのできる機会が確保されなければならない。

(第3段落)

 スポーツは、

次代を担う青少年の体力を向上させるとともに、他者を尊重しこれと協同する精神、公正さと規律を尊ぶ態度や克己心を培い、実践的な思考力や判断力を育む等、人格の形成に大きな影響を及ぼすものである。

(第4段落) 

また、スポーツは、

人と人との交流及び地域と地域との交流を促進し、地域の一体感や活力を醸成するものであり、人間関係の希薄化等の問題を抱える地域社会の再生に寄与するものである。さらに、スポーツは、心身の健康の保持増進にも重要な役割を果たすものであり、健康で活力に満ちた長寿社会の実現に不可欠である。

(第5段落)

スポーツ選手の不断の努力は、

人間の可能性の極限を追求する有意義な営みであり、こうした努力に基づく国際競技大会における日本人選手の活躍は、国民に誇りと喜び、夢と感動を与え、国民のスポーツへの関心を高めるものである。
 これらを通じて、スポーツは、わが国社会に活力を生み出し、国民経済の発展に広く寄与するものである。
 また、スポーツの国際的な交流や貢献が、国際相互理解を促進し、国際平和に大きく貢献するなど、スポーツは、わが国の国際的地位の向上にも極めて重要な役割を果たすのものである。

(第6段落) 

そして、

地域におけるスポーツを推進する中から優れたスポーツ選手が生まれ、そのスポーツ選手が地域におけるスポーツの推進に寄与することは、スポーツに係る多様な主体の連携と協働による我が国のスポーツの発展を支える好循環をもたらすものである。

(第7段落) 

このような国民生活における多面にわたるスポーツの果たす役割の重要性に鑑み、スポーツ立国を実現することは、21世紀の我が国の発展のために不可欠な重要課題である。

(第8段落)

ここに、スポーツ立国の実現を目指し、

国家戦略として、スポーツに関する施策を総合的かつ計画的に推進するため、この法律を制定する。

ここまで書くと、早く各条文の説明が聞きたくなりますね。

でも、待って下さい。

2020年まで、

まだだいぶん時間があります。

お急ぎの方は、

いつも言っている、

平和学としてのスポーツ法入門を手にとってご覧下さい。

では、

今日の一曲 happy01heart04 note

秋、冬が来る前にこの歌はくちずさみたいですね。

冬が来る前に

紙ふうせん

です。

でも、暦の上では、

昨日がもう24節気の「小雪」でした。

<おまけのひとことふたこと>

heart04happy01heart04

アメリカのトランプ大統領が、

北朝鮮を「テロ支援国」に再指定しました。

「国際的なテロ活動を繰り返し支援している」との認定です。

指定されている国は、他に「イラン」・「シリア」・「スーダン」です。

北朝鮮は1987年の大韓航空機爆破事件後の翌年指定されましたが、2008年に解除されていました。

指定の効果としては、武器の輸出・販売の禁止、経済援助禁止、金融規制などがありますが、既にこれらは実施されており、宣言的意味が強いと思います。

安倍さんは早速「北朝鮮への圧力を強化するものとして歓迎し、指示する」と表明しましたが、水面下で、独自の政策を検討し、動いてくれていれば良いのですが、全くのベッタリ気配で心配です。

なにせ、本当はアメリカこそ

最強の核武装国家」なので。

 

heart01happy01heart04 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました heart04happy01

また、覗いてください。

詳しくは、

happy01heart04happy01 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 2800円+税)

を読んでください。

2017(平成29)年11月23日  

        (NO,89)

スポーツ弁護士のぶさん こと

太陽法律事務所 弁護士辻口信良

 

住所 〒530-0047

大阪市北区西天満4-8-2 

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2017年11月21日 (火)

田舎の虫の音

 heart04 happy01 heart04 おはようございます!

日付が変わるまでに書き終わるつもりでいましたが、

朝になってしまいました!

お元気ですか!?

一貫して

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

2020年までに、

平和を愛する人すべてに読んでいただく

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 以下 入門●p)の解説です。

1.少し休憩

前回、

スポーツ振興法(1961年)の話をしました。

そして、今回は

スポーツ基本法

の説明をするつもりだったのですが、

その前に、少し休憩し、

敗戦により、1945年にアジア太平洋戦争が終わって70年以上、

ぼくたちの両親、

読者によっては、あるいはお祖父さん、

あるいは曾お祖父さん(ひいおじいさん=もちろん、ひいおばあさんも)たちが、

本当にすごく頑張り、

平和な日本の現在を築いてくれた、

そのことへの感嘆の思いと、感謝の気持ちを述べておきたいと思います。

2.戦争で殺し、

殺されないことの意義

 そうです、

ぼくたち日本人は、本当に幸いなことに、

この72年間、

72年間も

戦争によって人を殺したり、

戦争で殺されたりしたことは、

全くないのです。

それは、

加害行為も含め、本当に悲惨で残酷な戦争の被害を反省し、

憲法前文に言う

「政府の行為によって、再び戦争の惨禍が起こることのないよう決意し」た

ことと関係します。

これは、

憲法9条の永久平和主義のおかげです。

憲法9条に感謝です。

3.朝鮮戦争・ベトナム戦争

 ぼくたちは、戦後奇跡の復興と言われ、

敗戦後20年も経たない1964年

スポーツ平和の祭典、東京オリンピックを開催することができました。

 これは、もちろん、上に述べた、

必死に戦後復興に頑張ってくれた、

1945年以降のぼくたちの先輩たちの働きと努力とのたまものです。

勤勉でまじめな父母・祖父母・曾祖父母がいなければ、

到底この復興はできませんでした。

本当に感謝です。

でも、

他方では、この奇跡の復興が、

朝鮮戦争またベトナム戦争による、

いわゆる「戦争特需」のおかげであったことも否定できないのです。

 ぼくたちは、

自分たちの、これら体験を踏まえ、

人類史の未来を見据え、

世界において戦争のない社会、武器により争わない

平和な社会を目指すべく、

努力すべきでしょう。

みな、

平和を愛しており、

兵器で利益を出す「死の商人」以外、

みな、戦争は大嫌いですから。

4.スポーツの平和創造機能

 そのようなことを念頭に、

ぼくは、やはり、

数ある「平和を創造する」道具の中で、

スポーツは最も優れた物の一つであることを、きっぱり間違いなく主張できます。

 よく、

「平和でなければ、スポーツはできない」

と言われます。

もちろん、

この言葉は、これで正しいのですが、

スポーツが平和を創るというのは、

上記言葉のような受動的意味ではなく、

スポーツが

平和な社会を作るために、極めて有用な道具であるということです。

これが、

スポーツの平和創造機能です(入門276・279p)。

 そのことを念頭に置き、

次回、少し

スポーツ基本法を学びましょう。

 

それでは、ホント秋も深まりました。

田舎の虫の音です。

どこか淋しげですね。

でも、必死にがんばり生き抜きます。

今日の一曲 happy01heart04 note

<おまけのひとことふたこと>

heart04happy01heart04

1.大相撲九州場所、

日馬富士の暴力問題、

どこかすっきりしません。

もう少し事実関係を見極めた上で、コメントしたいと思います。

2.弁護士や裁判官、検事、

ぼくらの法曹界では、

1980年の司法試験合格者を

司法修習35期というのですが、

先週の土曜日(11/18)、

それらの者が二年の修習を終え、

実務家になって35周年の記念大会が、福岡県博多でありました。

かなり長い期間経っているので、ぼくのクラスで5人の物故者、

また病気で苦しんでいる人もいましたが、

それでも

みな「法の正義」を目指し、

必死で頑張っている様子で、

いっぱい元気をもらい帰ってきました。

heart01happy01heart04 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました heart04happy01

また、覗いてください。

詳しくは、

happy01heart04happy01 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

(2017年 民事法研究会  2800円+税)

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2017(平成29)年11月21日  

        (NO,88)

スポーツ弁護士のぶさん こと

太陽法律事務所 弁護士辻口信良

 

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2017年11月13日 (月)

スポーツ振興法と第18回東京オリンピック

 heart04 happy01 heart04  こんばんわ!

秋も深まり、と思いましたが、

立冬が11月7日なので

ホントはもう冬なんですね?!

お元気ですか!?

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

2020年までかけ、ゆっくり

平和学としてのスポーツ法入門

(2017年民事法研究会 以下「入門」)の解説をしています。

今日は

初めてスポーツと言う文字が冠された法律

「スポーツ振興法」の説明をしておきます。

スポーツ振興法

1.社会教育法の特別法

  =東京五輪の準備

 スポーツ振興法は、1961年に、当時の「スポーツ振興国会議員懇談会」が中心になって法案が作成・制定されました。

第1条1項では、

「この法律は、スポーツの振興に関する施策の基本を明らかにし、もって国民の心身の健全な発達と明るく豊かな国民生活の形成に寄与することを目的とする。」

と規定されています。

スポーツ振興法は、

前回説明した社会教育法の一環で、スポーツ振興のための特別法の意味がありました。

しかも、

制定の時期から理解できるとおり、1964年の第18回夏季

東京オリンピック大会を成功させようとの位置づけでした。

2.スポーツ振興法の構成

この法律は、

第1章 総則

第2章 スポーツの振興のための措置

第3章 スポーツ振興審議会等及び体育指導委員

第4章 国の補助等

からなり、

全文で23条でした。

3.スポーツ振興法への不満・批判

この法律については、訓示的規定や綱領的規定が多く、具体性や強制力に欠けるとの非難や不満がありました。

ただ、基本法は、後で述べる「スポーツ基本法」も含め、多くがそのような欠点を有しています。

ぼくは、このスポーツ振興法の第1条2項での

この法律の適用に当たっては、

スポーツをすることを国民に強制し、又はスポーツを前項の目的以外の目的のために利用することがあってはならない。

という、きっぱり、スポーツを「自由権」として認めている規定が好きでした。

4.スポーツ振興法から

  スポーツ基本法へ

スポーツ振興法は、東日本大震災のあった2011年に、

スポーツ基本法に全面的に改正されました。

この点については、後でゆっくり説明します。

では深まる秋

今日の一曲 happy01heart04 note

秋の一日

下成佐登子

<おまけのひとことふたこと>

heart04happy01heart04

1960年12月、ぼくは、テレビコマーシャルの、かわいいお姉さんを忘れません。

にっこり微笑みながら、

「来年はどちらに転んでも良い年です!○○○○をよろしく!!」と言いながら、

1961の文字をゆっくり回転させたのです。

へえっ、コマーシャルって、このようにして人に覚えてもらうんだ、と感心しました。

スポーツ振興法ができた1961年

ぼくは13歳 (入門46p)。

heart01happy01heart04 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました heart04happy01

また、覗いてください。

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2017(平成29)年11月13日  

        (NO,87)

スポーツ弁護士のぶさん こと

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2017年11月 8日 (水)

スポーツと教育関係法          社会教育法

 heart04 happy01 heart04 おはようございます!

お元気ですか!?

スポーツの秋、楽しんでいますか?

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

2020年までに、

平和を愛する人すべてに読んでいただく

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 以下 入門●p)の解説です。

スポーツと教育関係法規

3.社会教育法

(1) 社会教育とは
 教育基本法12条では、

公民館、学校の施設の利用などにより

「社会教育」の振興に務めなければならないと規定しています。
 そして、

それを承け社会教育法が、1949(昭和24)年に制定されました。

そもそも社会教育とは、

「学校の教育過程として行われる教育活動を除き、主として青少年及び成人に対して行われる組織的な教育活動(体育・レクリエーション活動を含む)」のことです(同法2条)。

 同法1条では、

「この法律は、『教育基本法』の精神に則り、

社会教育に関する国及び地方公共団体の任務を明らかにすることを目的とする」とされています。

つまり学校教育は、時間的にも地域的にも限られますが、

社会教育は、それ以外の時間、場所において実践され、

教育基本法の精神を、長くそして幅広く実現すべきだという趣旨です。

 

(2) 社会教育とスポーツ
 平均寿命が延び余暇が増大する現代社会において、

教育、

そしてその一環としての「スポーツ(体育)」の重要性は、

増えることはあっても減ることはありません。
 一般に私たち日本人は、

学校などの制度があると、それに従うというか寄りかかって行動しやすいのですが、

学校を卒業し解き放たれると、

自発的にといっても、実際上はなかなか教育の機会に恵まれないのが現実です。
 個人主義が十分浸透していないとされる私たち日本人を、冷静に外から観察すると特にそう見える(自主的に行うのが苦手)と指摘する外国人もいます。

その意味で、公的サポートの下、社会教育の機会が与えられるのは大切なことです。

(3) スポーツ活動の自由
 実際上のスポーツ活動は、

公民館、学校の施設など利用して行われることが多いと思われます(同法20条)。

ただ、

公民館などでの活動では、

「特定の政党」「宗教」活動については制約がありますが、

 

スポーツ活動についてはそのような制約はありません。

 

ですから、

大いに公的施設を利用させて貰いましょう。

ただ、それが、

専ら営利を目的とした事業になると許されないので、その点注意して下さい(23条)。

(4) 社会教育におけるスポーツと費用
 社会教育の一つとしてスポーツをする場合においても、やはり費用はかかります。

この場合、

ぼくは二つの点を意識してほしいと思います。
 一つは、

自分で払うお金の問題です。

私たちは学校での公教育(体育)=無償を受けてきたので、

スポーツ(体育)には、お金がかからないと考えがちです。

しかし、元々スポーツは「楽しいこと」です。

従って、

楽しい・面白いことをするのに、一定のお金がかかるのは当然だと自覚しましょう。
 二つめは、

財政の逼迫を理由に、

国や地方公共団体から社会教育関係への補助金などが、極めて限られている点です。

有限である財政からすれば、ある意味やむを得ませんが、

社会教育の重要性の観点から、

様々なチャンネルを通じて予算化などを要求していくことが大切です。
 そして、

実際の補助金については、

行政が民間の社会教育関係団体への活動を統制しないとのルールがありますので、

そのことも意識しておきましょう(同法13条 Support but No Control お金は出しても口出ししない)。

(5) 生涯教育・生涯学習
 社会教育と似た言葉に、

「生涯教育」「生涯学習」がありますが、

これは、

「学校教育」「社会教育」も含む、より包括的な教育・学習活動のことです。

当然、

その中にはスポーツ(体育)も含まれます。

今回は、これくらいにしておきます。

 

今日の一曲 happy01heart04 note

秋の歌といえば、この歌を入れないとダメでしょう(と、これはぼくの主観)。

旅の宿

吉田拓郎

<おまけのひとことふたこと>

heart04happy01heart04

1.箱根駅伝が全国大会に

正月2日・3日恒例の大学男子箱根駅伝が、ようやく全国大会になる方向です。

現在は、関東学連の主催です。

ところが、全国大会である出雲や伊勢路の大会より人気があるので、全国の高校の中・長距離ランナーが「箱根」をめざして、関東の大学に集まっています。

しかし、

随分以前、関東学連の関係者と

「箱根駅伝の全国化」の話したときに、

「そう言われますけど、ここまで(人気が出てスポンサーなどもついてなど)になるまで、随分苦労しました。また、文字通り年末年始返上で、裏方として頑張ってくれている無名の選手や関係者のことも考えてよ。この大会(だけ)で、名前を覚えてもらっている関東の大学やその経営のこともあるんです。おいしくなってきたので関西(ぼくは決して関西にだけと言ったわけではないのですが)にも、ちょうだいというのはずるいよ、先生。」と言われ、正直ちょっと後ろめたい気もして、黙ったことを思い出しました。

ただ、

上でも書いた、出雲や伊勢路のインカレ全国大会が、

実質的に関東学連主催の箱根の下になっているのはやっぱりおかしいと思っていたので、

正直良かったなと思います。

 但し、時期は2024年の100回記念大会からとのこと。

せっかくなら、もっと早くやって欲しいですね。

2.後妻業?の女に死刑判決

昨日(7日)京都地裁での裁判員裁判で、

交際相手の高齢の男性4人を毒殺(青酸殺人)したなどとして起訴されていた筧千佐子(かけひちさこ)被告人に対し、死刑判決が言い渡されました。

弁護人側は即日控訴。

 

heart01happy01heart04 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました heart04happy01

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2017(平成29)年11月8日  

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2017年11月 7日 (火)

スポーツと教育関係法          学校教育法

 heart04 happy01 heart04 おはようございます!

お元気ですか!?

アメリカのトランプ大統領訪日。

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スポーツ弁護士のぶさん です。

平和学としてのスポーツ法入門

(2017年民事法研究会 以下「入門○p」)の解説をしています。

スポーツと教育関係法規

2.学校教育法

(1) 学校教育と教育を受ける権利
 学校教育法も、

憲法26条の「教育を受ける権利」の趣旨を受けて、

1947(昭和22)年に制定されたものです。

ただ、前回述べた教育基本法の全面改正を受け、

学校教育法でも大きな改正がありました。

この法律は、学校の範囲を定めると共に、

それぞれの学校の目的などを定めています。
(2) 1条校
 学校教育法は、

1条で学校の範囲を定めています。

これを1条校と言います。具体的には、

「幼稚園」「小学校」「中学校」「高等学校」「中等教育学校」「特別支援学校」「大学」「高等専門学校」です。
 この1条校に該当するか否かで、

スポーツの関係でいえば、

例えば、

国体に参加できるかなどの関係で差別の問題が生じます(入門162p)。
(3) 学校の目的と心身の発達
 では、

学校教育法は、スポーツとどのように関わっているのでしょうか。

それは、1条校とされる各学校の冒頭の条文にヒントがあります。

例えば29条です。

ここでは「小学校の目的」として、「小学校は、心身の発達に応じて、義務教育として行われる普通教育のうち基礎的なものを施すことを目的とする」とされています。

即ち、

この心身の発達という文言の中に、体育(スポーツ)のことが掲げられ前提とされているのです。
 スポーツの定義として

「楽しみをもって、他人と競り合う刺激をもつ、一定のルールによる、心身の運動」と説明しました。

その関係でいうと、心身を発達させることは、

とりもなおさず心身の運動との関係で発達が促され成長することを意味し、それを教育の中の体育(スポーツ)をつうじて高めていこうとするものです。
 その意味で、同様に、

幼稚園、中学校、高等学校、中等教育学校にも「心身の発達」文言がみられます(22・45・50・63条)。

従って、

その時々の年齢や環境などの中で、スポーツ(体育)を位置づけ、学校教育を通じて人格的発展に資するような対応が求められます。
 1条校の中では、

特別支援学校、大学、高等専門学校の章には、心身の発達文言は記載されていません。しかし、

幼・小・中・高に準ずる教育の要請など、それぞれ教育という文言があり、

教育の一環として体育(スポーツ)についても配慮がなされていると考えましょう(72・83・115条)

今日はこのくらいにしておきます。

それでは

今日の一曲 happy01heart04 note

前回、差別主義者トランプ大統領に抗議して,NFL(アメフト)の選手たちが、試合前に歌うのを拒否しているという

アメリカ(USA)の国歌

 

<おまけのひとことふたこと>

heart04happy01heart04

アメリカのトランプ大統領が、初のアジア歴訪の最初の国として、2泊3日で、日本に来ました。

対北朝鮮圧力、最大に、という見出し(産経新聞)。

圧力だけでなく、

特に日本として何ができるのか、安倍さんは公式発表とは別に、

どのような秘策を考えてくれているのでしょうか(これが、外交の大切な部分です)。

圧力、圧力と付和雷同するだけで、何もないと、寂しいんですが・・・。

一方、

貿易関係でトランプ大統領は、

対日貿易赤字について、日本は不正だと削減を迫りました。

友人によると、

東京は最大級の警備で、交通規制など大変だったようです。

大統領、今日は韓国です。

ゴルフの松山英樹選手を使ってのスポーツ外交。

非難する向きもありますが、

スポーツ・スポーツ選手は、いろいろと活躍できる場があり、ぼくの立場に関連付けていえば、

平和な国際社会に向けての良い道具になりうると、ぼくはプラスに考えます。

それだけに、

競技面だけでなく、

広く高く深い視野での、

選手一人一人の自覚・自立・自律・識見が大切です。

 

heart01happy01heart04 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました heart04happy01

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2017(平成29)年11月7日  

        (NO,85)

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2017年11月 4日 (土)

スポーツと教育関係法          教育基本法

 heart04 happy01 heart04  こんばんわ!

秋の連休、

昨日文化の日、

今日は土曜で連休の真ん中、

どこか出かけてますか!?

ぼくは、11月26日の大阪マラソンに向け、

少しジョギングしました。

全くサボっているので、ダメなんです。

さて

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

それでは、

スポーツと教育関係法規の関係について、少し説明します。

スポーツと教育関係法規 
 なぜ、スポーツ関係法規の中に、教育関係法が入るかといえば、

スポーツの歴史でも説明しましたが、

日本では、「楽しい」「面白い」「ひまつぶし」の本来のスポーツが、学校体育を中心に変化して発展してきたと考えられるからです。
ぼくはこれを、日本における

スポーツの体育化」と説明しています。

3つの法律を挙げておきます。

具体的には

・教育基本法

・学校教育法

・社会教育法

の3法です。

1.教育基本法


(1) 教育基本法の位置づけ
 この法律は、

文字通り教育の「基本法」です。

日本国憲法26条の教育を受ける権利の精神を受け、民主主義社会における教育の重要性の観点から、1947(昭和22)年に、わずか11条の条文として制定されたものです。

人間は、一人で成長するわけではなく、周りから教えをうけ、教育により成長しますから、教育はいわば人間の基本を作る意味で極めて大切です。

教育基本法は、

戦後民主主義社会における教育の目的、方針などを定めました。
但し、教育基本法は、

第一次安倍政権時代の2006年に全面的に改正され、条文も18条に増やされました。

この改正については、賛否両論があります。

ぼくは、

新法が、前文に「公共の精神を貴び」「伝統を承継し」との文言を入れたことに象徴されるように、

個人への縛りを意識させたり、内向き姿勢を強調しており、改正前の方が良かったと思っています。
 しかし、

「世界の平和と人類の福祉の向上に貢献」

「個人の尊厳を重んじ」などは、

きちんと明文で残っているので、旧法がそれほど変質したとは考えていません。

文言にある「伝統承継」の文言も、ワールドワイドの国際人に育つために、生まれた日本の伝統もきちんと理解し、良いところは承継し、

場合により国際的に広めることも大切である(本来的ナショナリズム)、との意味だと理解しましょう。

決して偏狭な戦争的ナショナリズムによる排外主義につなげていけません。

(2) 体育(スポーツ)
 この法律をスポーツと関連させて考えるのは、以下の理由です。

教育には、「知育」「徳育」「体育」の3要素があります。

そして、特に体育の関係では、まさしくスポーツが関係していると考えられます。

体育とは、

「健全な身体の発達を促し、運動能力や健康で安全な生活を営む能力を育成し、人間性を豊かにすることを目的とする教育」(広辞苑)です。

決して、単純に体を鍛えるだけの意味ではありません。

ぼくは、スポーツの定義

「楽しみをもって、他人と競り合う刺激をもつ、一定のルールによる、心身の運動」

と考えています(平和学としてのスポーツ法入門 9p)。
 体育とスポーツの違いについては、その14p以下を読んでいただきたいのですが、

両者は重なり合いながら、

人間性を豊にする要素は共通しています。

(3) 心身の健康
 教育基本法は、

1条(教育の目的)として、

教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた「心身」ともに健康な国民の育成を期して行わなければならない。

と規定しています。
 ここでの「心身」の用語は、

先に述べた、ぼくのスポーツの定義での

「心身」と同じ意味です。

この共通性から考えれば、

教育基本法が、体育、即ち、日本的スポーツについても視野に入れた法律であることが理解できます。
 次ぎに、2条の教育の目標の箇所でも、

「個人の価値を尊重」し、

 

「自主・自律の精神を養う」

 

「自他の敬愛と協力」

 

「生命を尊び自然・環境保全に寄与する」

 

「伝統と文化の尊重」

 

そして

「国際社会の平和と発展に寄与」

などの規定があり、

スポーツとの親近さは明らかです。

即ち、

スポーツと教育は、

目的において共通し、効果、結果においても、十分意義が認められる文化的制度であると理解できます。

(4) 文化としての教育、スポーツ
 もう少し別の角度から考えると、

教育基本法では、

前文の「文化的な国家」、

2条5項の「伝統と文化を尊重し」と、

2ヶ所で、「文化」という言葉を使っています。

これは、後で説明するスポーツ基本法の前文が、

「スポーツは、世界共通の人類の文化である」で始まり、

続けて

「心身ともに健康で文化的な生活を営む」と続く表現とも調和し、

教育→体育→スポーツ→文化の流れで説明でき、

教育基本法とスポーツ基本法が、相互に支え合っていると見ることもできます。

(5) 国と地方公共団体
 もう一つ注意していただきたいのは、

教育基本法にもスポーツ基本法にも、

それを担ったり運営などするのは、

国だけでなく地方公共団体でもあると、何度も述べられている点です。
 この、地方公共団体を国と並べて強調している意味は、

教育やスポーツが、身近な日常生活に根を張って、考えられたり行動すべきことがらだからです。

従って、

教育についてもスポーツについても、

上下関係として、国が地方公共団体に指図するのではなく、

国と地方公共団体が相まって、充実化への責めを担っているといえます。

(6) 世界平和と教育、スポーツ
 そして最後に、教育基本法で、

平和という言葉が、

前文「世界の平和と人類の福祉の向上に貢献」、

1条「平和で民主的な国家及び社会の形成者」、

2条5項「国際社会の平和と発展に寄与する態度を養う」と、

3ヶ所も使われていることも重要です。
 これは、教育の中の体育(スポーツ)だけではなく、知育、徳育の問題としても論じられているのですが、

ぼくの理解では、

スポーツのもつ「平和創造機能」とも通底し、

リンクしています。

即ち、スポーツ基本法の、

更にいえば憲法

永久平和主義に繋がる思想として一貫していると考えられます。

 

今日はこの位にして、

次回、スポーツと学校教育法について説明します。

では、

今日の一曲 happy01heart04 note

秋といえば、

The Autumn Leaves

NAT KING COLE(ナット・キング・コール)

<おまけのひとことふたこと>

heart04happy01heart04

アメリカのスポーツ界での差別事件とその対処。

1.メジャーリーグ

 メジャーリーグのワールドシリーズ、第3戦で、

ホームランを打たれたドジャースのダルビッシュに、

打ったアストロズのグリエル選手が、両目の部分に指を当てて、

東洋人は、目が細い、だからよく見えないという差別的・侮蔑的仕草を行いました。

この人種差別行為に対し、

コミッショナーは、来季開幕から5試合出場停止の処分を行いました。

ワールドシリーズ中の出場停止処分は避けつつも、きちんと対処したのは、立派ですね。

 そのダルビッシュ選手、

シリーズ第7戦でも先発の機会を与えられ、リベンジのチャンスだったんですが、残念ながら打ち込まれて敗戦投手、アストロズが初優勝しました。

快投できれば、カッコ良かったのですが、

残念ながら、ドラマのストーリーのように上手くは行かないですよね。

 なお、グリエル選手が、初回ヘルメットを取り、ダルビッシュに謝罪の意思を示した写真が、新聞に載っています。

2.白人至上主義とNFL

 トランプ大統領が、白人優位主義者をきちんと批判しないとして、NFL(アメフト)の選手が、試合開始前のアメリカ国歌を歌わない抗議活動が行われています。

そして、この活動が、

確かドイツのブンデスリーグ(サッカー)にも飛び火したとのニュースがありました。

ぼくは、スポーツ選手のこのような連帯、大歓迎です。

差別禁止→間違いなく、

スポーツの平和創造機能に結びついています。

heart01happy01heart04 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました heart04happy01

また、覗いてください。

詳しくは、

happy01heart04happy01 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 2800円+税)

を読んでください。

2017(平成29)年11月4日  

        (NO,84)

スポーツ弁護士のぶさん こと

太陽法律事務所 弁護士辻口信良

 

住所 〒530-0047

大阪市北区西天満4-8-2 

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TEL 06-6361-8888

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2017年11月 1日 (水)

法律とスポーツ

 heart04 happy01 heart04  こんばんわ!

11月になりました。

旧暦では霜月です!

お元気ですか!?

ぼくは、自分の生まれた月なので

一番好きな月です。

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

10月22日の衆議院議員総選挙のため、寄り道をしてしまいました。

とはいっても、

決して無駄なことではなく、

むしろ、このブログの目的

平和学としてのスポーツ法入門を理解してもらう上では、

大変重要で、

むしろ本流といっても良いのです。

理解していただけたでしょうか。

では、

元の、この本の紹介に戻ります。

1.憲法上の権利としての

スポーツ権

憲法の明文にはありませんが、

スポーツが憲法上の基本的人権であることは、

9月30日と10月1日付のブログでも説明しました。

2.法律とスポーツ

では、

憲法に次いで効力の強い法律とスポーツを考える場合、どのような分類を考えれば良いでしょうか。

なお、ここでいう法律は、憲法59条の両院(衆議院と参議院)で制定される法で、狭義の法律といわれます。

ぼくは、大きく3つに分けて考えると分かりやすいと思います。

(1)スポーツ基本法 

 スポーツ基本法は、2011年、あの東日本大震災と福島原発事故の年にできた法律です。

スポーツ関係の法律では一番大切な法律ですが、これについては各条文ごとに、

(2)(3)の後で、別に詳しく説明します。

(2)教育関係法規

 教育関係法規としてのグループを挙げるのは、日本では、スポーツが教育の中に取り入れられているからです。

ぼくは、

これを日本における「スポーツの体育化」と呼んでいます。

これは、次回から少し説明します。

(3)その他のスポーツ関係法規

 どんなものがあるでしょうか。

 

次回は、教育関係法規について説明します。

簡単ですが、今日はこの位で、

今日の一曲 happy01heart04 note

たまには若者の歌を。

第幾次的藍天?

何度目の青空か?

乃木坂46

<おまけのひとことふたこと>

heart04happy01heart04

10月28日

東京2020オリンピック・パラリンピックまで、

あと1000日

スポーツの平和創造機能の理解者

最低でもあと1000人の同志、理解者が欲しいですね。

 

heart01happy01heart04 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました heart04happy01

また、覗いてください。

詳しくは、

happy01heart04happy01 2020年までに、

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平和学としてのスポーツ法入門

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2017(平成29)年11月1日  

        (NO,83)

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2017年10月28日 (土)

日本国憲法が普通(ただ)の憲法になる?

 heart04 happy01 heart04  こんばんわ!

最近、土・日、台風や雨風が続きますね!

お元気ですか!?

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

スポーツと平和にも大いに関係することなので、必死に時間を作って選挙期間中、特集を続けてきました。

緊急!!

憲法が危ない!!

世界平和が危ない!!

その最終回です。

1.衆議院議員選挙結果

衆議院選挙期間中、頑張ってブログを書いてきました。

日本史、世界史に、特に「平和」に重大な影響のある選挙だと思ったからです。

10月22日、台風21号、大接近の中、総選挙は終わりました。

選挙どころではなく、台風で大変な被害に遭われた方も多かったようで、その方々には、心からお見舞い申し上げます。

ところで選挙ですが

最近の世論調査は良く当たりますね。

自民党大勝です。

最終議席数 総定数465(前回は472名)

自民党284   立憲民主55 希望の党50

公明党29 日本共産党12 維新の党11

社民党2 その他・無所属22

となりました。

台風の影響もあったとは言え、戦後2番目に低い投票率54%弱とか。

2人に1人は棄権ですから、これってどう評価したら良いんでしょうか。

ちょっと低すぎるように思いますが、

結果、それなりに国家が運営されて行き、あまり変わらないから平和で良いとも言えるんでしょうか。

でも、ぼく的には、やはり8割ぐらいの人は、投票に行って欲しいですね。

2.選挙の評価

選挙の争点が何だったかは、必ずしも明確ではありません。

もともと、安倍さんが、森友・加計隠しでスタートしたのは間違いないのですが・・・。

ただ、安倍さんは、急遽、北朝鮮の暴走について、「国難」だと喧伝し、憲法改正に向けての執念も見て取れたので、このブログでも一連の緊急特集を組みました。

もっとも、国難については、選挙後、麻生副総理が、いみじくも「自民党勝利は北朝鮮のおかげだ」と言い放ちましたから、いかに、それが、本当の国難とかけ離れたものであるか、自民党の大幹部が自白したことになります。

選挙戦での、あるプラカードにあったとおり、ぼくに言わせれば国難は「安倍首相」その人ですが・・・。

いずれにしても結果として、安倍さんの森友・加計隠し、北朝鮮問題は奏功し、希望の党、維新、公明、それぞれ停滞気味でしたが、全体としては衆議院での改憲勢力が3分の2を大きく上回りました。

ぼくにとっては大変残念な結果ですが、

これは、国民の審判ですから厳粛に受け止める必要があります。

その国の国民の声=民力は、要するにその国の政治の力なんです。

3.本当の勝負

 ただ、

ぼく自身は、憲法改正につては、まさしくこれからが本当の勝負だと思っています。

もちろん、

まだ9条についての改正案が出てきていないこともありますが、

最終的な判断者は、憲法96条の規定にあるとおり国民自身であり、その直接投票により決まるからです。

そうです、国民一人一人がどう考えるかです。

その意味で、ぼくは改めて

70年間、先進的・先駆的に世界の先頭を走ってきた日本、日本国憲法について、何としてもこれを守るべきだと思いますし、

スローガンとしては、

日本を普通(ただ)の国にするな!!

 日本国憲法を

普通(ただ)の憲法にするな!!

と、声を大にして主張したいと思います。

その場合、考え方において注意して欲しいことがあります。

4.国際社会とのリンク

今日(28日)、たまたま、大阪弁護士会で、核兵器禁止条約について市民を含めての講演会があり、話を聞いてきました。

ぼくは初めてお会いしましたが、講師は埼玉弁護士会の大久保賢一弁護士でした。先生は、日弁連を代表して後記7月7日に国連にも参加され、憲法9条関係では筋金入りの論客のようです。

 このブログでも前に書きましたが、今年の7月7日に国連で採択されたこの決議を、私たちは普遍的なものとして育てていく必要があると思います。

残念なのは、

今日の大久保先生も言っておられましたが、唯一の被爆国であるわが国が、この議決に参加していないことです。

アメリカの意思を「忖度(そんたく)」してのことです。

最大の核兵器所有国アメリカとしては言えないが、日本としては言わなければならない、同盟国であっても(同盟国であるからこそ)言えることは絶対にあるのです。

そんなことも言えず、工夫もできずに、

職業としての政治家になるな!とぼくは言いたいのです(マックスウェーバー)。

これは、平和学としてのスポーツ法入門の334pでも書かせたもらいました。

私たちは、国民一人一人の力で、日本政府の考えを正しいもの、つまり世界史のあるべき姿に正していく必要があります。

つまり、考え方をドメスティック(国内的=内向き)に考えるのではなく、

国際的に、未来志向で、理想・理念に向かい夢を持って進んで欲しいのです。

5.若者への期待

決して荒唐無稽な話ではありません。

70年間も頑張ったんです。

ぼくは、若い諸君に期待します。

それは、理想・理念・夢を持って行動すれば、その気にさえなれば、実は、そんなに難しいことではないんです。

平和な世界は、スポーツ界にとっても、

もちろん極めて大事なことです。

それでは、

今日の一曲 happy01heart04 note

また君に恋している

坂本冬美&ビリーバンバン

さびの部分「また君に恋してる~」が、なんとも言えずいいですね。

<おまけのひとことふたこと>

heart04happy01heart04

10月26日(木)17時から行われた日本プロ野球のドラフト会議。

支配下登録82人、育成選手32人。

清宮幸太郎君、田嶋大樹君、中村奨成君、東克樹君等々、

必ずしも選手にとって一番入りたかった球団ではなかったようにも思いますが、

これって、憲法22条の職業選択の自由には違反しないんでしょうか?

と、学生に質問しました。

これは、スポーツと法律問題。

それと、

ほぼ同じ人数の「若者」が、不要としてプロ野球界から引退を通告されました(退団=自由契約)。

実力の世界とは言え、厳しい競争社会です。

 

heart01happy01heart04 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました heart04happy01

また、覗いてください。

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2017(平成29)年10月28日  

        (NO,82)

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2017年10月22日 (日)

日本を普通(ただ)の国にするな!!   その5

 heart04 happy01 こんばんわ!

台風21号が接近中!

衆議院選挙、投票行きましたか?

平和学としてのスポーツ法入門

特集として憲法改正問題を考えています。

本当は、昨日(10/21・土)のうちにアップするつもりでいたのですが、

京都で日本スポーツ法学会の理事会があり、

その後、雨が降っていたので事務所に戻れず、

今朝も朝から午後の今まで、いろいろと用事があったので、

遅れてしまいました。

投票には行ってきましたよ。

もうすぐ20時、投票終了です。

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

衆議院選挙特集です。

緊急!!

憲法が危ない!!

世界の平和が危ない!!

これまで、なぜ、

憲法9条を改正してはダメなのかについて、

ぼくなりの意見を述べました。

さらに、ぼくの意見を追加します。

少しわかりにくいかもしれませんが、

「創る平和」による「守る平和」の包囲です。

6.「創る平和」による

   「守る平和」の包囲

(1)守る平和の整理

 守る平和は、

侵略から、いかに日本を守るかの作戦についての議論です。

そこでは、日本は相手国を侵略しないことが前提になっています。

相手国を悪とし、日本については善意者として考えている点、客観的には厚かましい考えなのですが、それは一応おくとして、

守る平和は、次の考えに大別できます。

すなわち、作戦としては、

①核武装あるいは米国とのガチガチの集団安全保障体制で日本を守る方向を一方の極として、

②他方、非武装中立により、軍備を持たず、ひたすら外交努力で日本を守る方向を一方の極として、

考えることができます。

守る平和は、この両極の内、どの場所に日本を位置づけて国防を考えるかの問題だと思います。

そして、現在の日本の位置は、その中間にあると言えます。正確にはかなり①に近い場所と言えるでしょう。

そして、安倍さんが考えているのも、現在ある位置、つまり①に近い位置で、憲法を改正し明文化しようとするものです(加憲論)。

 ただ、既に述べたとおり、日本国憲法は、元々②の原則でスタートしたのです。

(2)加憲論への賛否

 そして、この安倍さんの議論に賛成するかどうかが、今回の衆議院選挙の大きなポイントなのです。

① 安倍さんは、現在のミサイル発射の北朝鮮、軍拡の中国の姿勢などを強調し、これこそ国難であり、このままでは日本が危ないというのです。

だから、これに対するはっきりとした対抗姿勢を示すために、憲法を改正し、軍隊としての自衛隊を明記すべきだと。

しかし、

② ぼくは、安倍さんのこの意見に反対です。

だからといって、安倍さんが好戦家だというつもりはありません。

ぼくの考えは、これまでの繰り返しになりますが、

安倍さんの考えは、せっかく高い理想・理念、世界の永久平和のために制定した

日本国を普通(ただ)の国、

日本国憲法を普通(ただ)の憲法

のレベルに引き下げるものであり賛成できないのです。

永久平和という人類の夢を放棄し、その他大勢の普通(ただ)の国に逆戻りし、普通(ただ)の憲法に引き下げてしまうことだからです。

これまで、70年間、ほころびをみせつつも、日本の平和は、守られてきましたし、

何よりも、外国で軍隊が人を殺したことはありません。

これは、大いに称賛に値し、世界の国でも憧れている人は多いのです。

 ただ、ぼくは、そうはいっても

単純に上記(1)の②、非武装中立が良いというつもりはありません。

そうではなく、

もっと積極的に、世界の平和を守るため、

国連を活用し、国連軍を持つため努力しようというのです。

つまり、

日本も含むそれぞれの国としては軍隊を持たず、

本当の意味の国連軍創設のために智恵を出しましょうというものです。

自衛隊は無くするのでなく、国連軍に格上げしてゆくのです。

自衛隊員の中で、日本や日本人のためにだけ働きたいという人は、残念ですが退職してもらい、場合によっては、日本の警察官になってもらいましょう。

ただ、そこでも話しましたが、

ぼくの知り合いには、日本の自衛隊員ではなく国連所属の国連軍に所属し、国際平和のために頑張ることに意義を見つけている若者もいます(国際公務員)。

③ 大いに議論を

国難だといい、喫緊の課題だといっても、議論ができないほど時間がないわけではないでしょう。

これも既に書きましたが、キューバ危機の時は、もっともっと切迫していました。

そして、何よりも、ホントに国難なら、任期が1年以上あるのに、解散してのんびりを衆議院選挙をやっていること自体おかしいでしょう。

若者(高校生・大学生)を中心に、大いに議論をしてもらいたいと思います。

なぜなら、

若者たちにとって、その恋人・子ども・孫たちのこれからに、大いに関係するからです。

ぼくも含む、じいちゃん、ばあちゃん世代は、もういいとは言いませんが、彼らに任せましょう。

ぼくは、楽観的なので、

若者たちが、必ず、夢・理想・理念の方向に進んでくれると信じています。

(3)守る平和での死角・限界

ぼくが、憲法改正せずに、9条の理念・理想を目指し、世界の、人類史の先頭に立ちたいと主張している点は、何度も書きました。

ただ、

ぼくと同じ考えの人たちに、次のことも併せて考えてもらいたいと思います。

つまり、守る平和における、考えの死角や事実承継の限界です。

というのは、

守る平和の考え方での(1)②の人たちは、

平和を願い、これまで例えば、

軍隊を含む戦争体験者、被爆者など、

自身の悲惨で貴重な経験を持っておられる人たちから、

資料や情報を得、メモをもらったり、録音したり、書籍やパンフレットにしたり、

集会に参加して体験談を話をしてもらうなどして、自分たちの理論作りを進めてきました。

もちろん

これらは極めて大切で重要な人財、資料であり、

実際の体験に基づくものですから、

いわば反戦・平和の原点と言えます。

しかし、

仕方のないことなのですが、

その方々は、どんどん高齢化し、また亡くなられます。

原資料も

残念ですが、時間の経過とともに散逸し風化することは避けられません。

その意味では、

守る平和についての歴史上の事実の承継は、

悔しいことですが、どれだけ努力しても限界があるのです。

つまり、不適切であることを承知の上で言えば、

どうやっても、原爆投下の日以上の悲惨さ、むごたらしさ再現することはできません。

そのことを、冷厳な事実として確認する必要があります。

そして、

そのことは、必然的に、創る平和について検討する必要があるとの考えにつながります。

(4)「創る平和」による

守る平和」の包囲

少し考えれば分かることですが、

創る平和については、

努力次第で、

どれだけでも拡大再生産・承継できます。
特に若者の

スポーツによる国際交流は、

その最たるものだと思います。
 前回さまざま紹介した、スポーツを含むいろいろな手段・方法による国際交流は、

すなわち創る平和は、努力次第で無限に拡大再生産でき、またずっと承継できるのです。

ぼくは、

創る平和により、

守る平和の限界を突破することができると思います。

というか

創る平和守る平和包囲することで、

世界の平和運動が、少しずつ進むと考えるのです。

少し具体的に説明すると、

現在、アメリカから核やミサイルが日本を狙い飛んでくると考える日本人は、まずいないでしょう。

どうしてでしょうか。

また、憎たらしい?ロシアの関係でも、

現在、ロシアから日本に核やミサイルが飛んでくると思っている日本人も、

正直ほとんどいないのではないでしょうか。

どうしてでしょうか。

それは、根本的には、

種としての人間は理性的であるということです。

そして、

この70年間の、さまざまな人的交流やスポーツや文化を通じての積み重ねの中で、一定の信頼関係や一定の余裕が生まれているからといって良いでしょう。

そのことに果たした9条の役割を、ぼくはとても大切だと思います。

多少古い人は、仮想敵国としてのソ連(ロシア)が、あれこれ言われていたことを思いだして下さい(もっと古い人は鬼畜米英!を)。

もちろん、まだまだそうなっていない国があることは、そのとおりです。

でも、

ある国を恐いとか憎いとか思う気持ちは、時間の流れ、歴史の推移により、あるいは置かれているそれぞれの人間関係により、相対的なものであるることが理解できると思います。

(5)ぼくの結論

ぼくは、

憲法に自衛隊を軍隊として明記することが、日本や世界の平和に寄与するとは、全く思いません。全く逆です。

また、自衛隊の明記が、世界の国との間で信頼関係が醸成される方向に進むとも思いません(アメリカも含んでの話です)。

軍隊としての明記は、必ず、世界を緊張させ、

軍拡への道を開きます。

繰り返しますが、

ぼくは、憲法改正よりも、地球全体を守るための、正義に基づく軍事的な力、

本当の意味の国連軍=国連警察軍を持つための努力をするべきだと思います。

 大変困難であることを承知の上でいうのですが、

その国連軍創設の努力により、国際社会は、歩一歩と平和への階段、それも直線的ではないらせん的な階段を上ることになると考えます。

 そして、くどいようですが、

日本が、日本国憲法9条がその先頭に立つのです。

併せて、力を込めて、

スポーツを中心にした

創る平和には無限の可能性があることを宣言したいと思います。

その意味で、

(6) 2020の東京

 

オリンピック・パラリンピック

ぼくは、

2020年を大いに期待しています。

もっとも、ここの記載だけでは納得していただけないと思います。

詳しくは、

スポーツを憲法上の権利として位置づけている

平和学としてのスポーツ法入門をお読み下さい。

そこでの

国際連合での

「スポーツ省」と「防衛省」

を読んで下さい(288p)。

(7)改めて 

スポーツと平和について

スポーツと平和というと、

平和でなければスポーツはできませんからね、

とか

スポーツと平和、

オリンピックと平和、

大賛成です、

といった言葉をもらいます。

確かに、それはそれで正しく、間違いではないのですが、

平和とスポーツは、そのような受動的意味だけではないのです。

これまで、このブログでも書き、

ぼくの前記本にも再三書いていますが、

スポーツには平和創造機能があるのです。

本には、

スポーツと憲法(42p)、

なぜスポーツが、平和と親和性を持つのか(39p スポーツの戦争抑止機能)、

創る平和のための具体的方策(223p)、

などを書いています。

なお、このブログでも

1兆円の話として、2017年7月14日~に記載しています。

 

それでは、

今日の一曲 happy01heart04 note

ホントは、昨日の土曜日にアップしようと思って載せていたのですが、諸般の事情で今日(日曜日)になってしまいました。

しんみりする、いい歌ですよね。

もうひとつの土曜日

浜田省吾

<おまけのひとことふたこと>

heart04happy01heart04

今日の選挙、行かれましたか。

実は、今回のブログ、

昨日の10月21日に、書こうと思っていたのです。

ぼくの学生時代は、10.21は、国際反戦の日でしたね。

今日は、20時までが投票時間で、

20時から、早速各局、選挙特番ですね。

それまでに、このブログをアップしたいと思います。

どのような選挙結果が出るか、

いずれにしても、それが現在の日本の民力です。

改憲勢力に有利な結果が予測されますが、

ぼくは、これからも、あくまで憲法改正反対の姿勢を貫きたいと思います。

一緒に議論しましょう。

そして、できれば、共に

スポーツの平和創造機能

について考えましょう。

heart01happy01heart04 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました heart04happy01

また、覗いてください。

詳しくは、

happy01heart04happy01 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 2800円+税)

を読んでください。

2017(平成29)年10月22日  

        (NO,81)

スポーツ弁護士のぶさん こと

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2017年10月20日 (金)

日本国憲法を普通(ただ)の憲法にするな!!   その4

 heart04 happy01 heart04 おはようございます!

お元気ですか!?

ぼくは、まだ半袖なので、

ほとんど変人扱い?です。

でも、これくらいの(15~20度)が

半袖で、一番快適なのですが。

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

さて、

衆議院選挙特集

緊急!!

憲法が危ない!!

世界の平和が危ない!!

今日は20日、金曜日、

いよいよ選挙(22日)が近づいてきました。

期日前投票で、既に選挙権を行使された方もおられると思います。

では、

前回約束した「創る平和」について、説明します。

これは、

前回まで説明してきた、

憲法9条改正に賛成か反対か、

とは異なる観点からのアプローチです。

そのつもりでお読み下さい。

5.「創る平和」について
(1)創る平和とは
 繰り返しですが、

これまで述べてきたのは、

平和を守る、守る平和についてです。
平和を考えたり議論する場合、

ぼくは、もっともっと

創る平和に力点をおくべきだと考えています。

本当の平和が創られれば、守る平和のことなど考えなくても良いのです。

私たちは、平和を語る場合、

守る平和の議論にカッカしすぎなんです。

もっと冷静になって、創る平和について考えて見ませんか?

創る平和は、

国際社会でみんなが平和になるために、

いろんな手段、方法がありますよ、

もっと、それらを活かしませんか、

という考えです。

たとえば、

留学生交換、音楽、文学、映画・演劇、

各種NGO、国際姉妹都市、各種世界会議、

各種国際学会、ライオンズクラブ、ロータリークラブ、青年会議所、平和学術交流などなど、

いろいろな手段・方法による国際交流がありますよね。

 さらにいえば、

個人や団体、修学旅行などで海外に行き、その国の人に積極的に話しかける、その国のスポーツや文化に触れる、

逆に、海外から来た旅行者やビジネスマンに、丁寧に道を教えて上げる(おもてなし)といった、

ごくふつうの当たり前の外国人との交流なども、

創る平和に大いに寄与します。

 もっと言えば、

人間同士の、

最も原始的な心身の触れあいである

国際結婚、

人種的・民族的に言えば混血・雑婚も、

あるべき国際社会にとっては、とても有益で、

創る平和の有効な手段です。

ぼくは、国際結婚には、

国連がお祝い金を出してあげるべきだと思っています。

平和学としてのスポーツ法入門には、

卓球の福原愛ちゃんの国際結婚についても書きました。(332p)

それはともかく

(2)スポーツの平和創造機能
 そんな数ある

「創る平和」の道具の中でも、

ぼくは、

スポーツが、最も有効な道具の一つだと、確信しています。
 その理由は、

フェアなルールの下に競り合う(闘う)、

そして闘い終わってのノーサイドという、

スポーツ本質から導かれると考えます。

スポーツについて、ぼくは、

楽しみをもって、

他人と競り合う刺激をもつ、

一定のルールによる、

心身の運動

だと定義しています(前記スポーツ法入門9p)。

 なお、

スポーツのルールについて、

わかりきったような前提ですが、

スポーツでは、

決して殺すことをルール化していないことにも注目して下さい。

ただ、スポーツには、権力欲・闘争本能が介在している、そのことが大きなポイントです。

ぼくはそれを含め

「スポーツの平和創造機能」と呼んでいます(入門本38p、268p~)。

 そして、わが国として、

今こそ国連中心外交を大いにススメ、

国連の中に、

「スポーツ省」

「防衛省」

作る運動(ロビイ活動)をすべきだと考えています。

 武器を商って富を得る「死の商人」を除き、

平和を愛さない人はいないのです。

長くなったので、次回に、

6.「創る平和」よる

「守る平和」の包囲

について書きます。

それでは、

今日の一曲 happy01heart04 note

若者たち

森山直太朗

ぼくも、学生の頃よく歌いましたね。

今日は2つのバージョンを聞いてもらいましょう。

これも直太朗です。

<おまけのひとことふたこと>

heart04happy01heart04

昨日(10/19)の大学「スポーツ法学」講義では、

国民体育大会の参加資格には

「日本国籍を有する者であること」との規定があるが、

その憲法上・法律上の問題を述べなさいといった話などをしました。

分かってもらえたかなあ。

heart01happy01heart04 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました heart04happy01

また、覗いてください。

詳しくは、

happy01heart04happy01 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 2800円+税)

を読んでください。

2017(平成29)年10月20日  

        (NO,80)

スポーツ弁護士のぶさん こと

太陽法律事務所 弁護士辻口信良

 

住所 〒530-0047

大阪市北区西天満4-8-2 

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TEL 06-6361-8888

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2017年10月19日 (木)

日本を普通(ただ)の国にするな!!   その4

 heart04 happy01 heart04 こんばんわ!

お元気ですか!?

今回も、選挙特集です。

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

衆議院選挙まで、以下の危機意識から、本来のブログでの説明を延期して、

ぼくの思いを伝えさせていただいています。

緊急!!

憲法が危ない!!

世界の平和が危ない!!

つまり、

衆議院選挙での憲法9条改正論争について、

日本を

普通(ただ)の国にするな!

日本国憲法を

普通(ただ)の憲法にするな!

の立場で、その1~6まで説明してきました。

実は、ぼくの

平和学としてのスポーツ法入門は、この議論とは別の観点からの本なのですが、

今回は、

9条改正論争の前提としての、

自由権としての表現の自由、言論の自由の観点で、自由に議論ができることの大切さ、

ありがたさについて記載します。

日本国憲法の

4.表現の自由

(1)憲法21条の重要性

9条の改正をめぐり、私たちは自由に議論できます。

これは、憲法21条で表現の自由が認められているからです。

そして、自由に主張し討論できることは、大変素晴らしいことです。

しかし、現在、世界の中で、どこでも表現の自由が認められているかと言えば、決してそうではありません。

どこの国とは言いませんが、すぐ近くにもありますが、一人独裁、一党独裁の国も多いのは、みなさんもすぐに理解できるでしょう。

72年前までの、わが国もそうでした。

民主主義社会では、

表現の自由は「優越的地位がある」といわれるほど重要な基本的人権です。

そして、世の中を良くするためには、

表現の自由・報道の自由、その前提としての知る権利は極めて大切な人権なのです。

その理由は、人はそれぞれに自分の言いたいことがあり、また、もっと知りたいとの欲望を持っているからです。

しかも、多くの人は人はみな未熟なんです。

そして、

自分の主張と相手の主張を闘わせることで、

一方、相手方を説得できることもありますし、逆に相手方から説得され、自分の意見を変えることもあるのです。

民主主義社会では、

このような互換性の確保、意識の持ち方の柔軟さが大切です。

ですから、表現の自由については、

つまり、民主主義社会においては、

「君の意見には反対だが、君が意見を発表する自由は、ぼくが命をかけて守ってやる」といった、

「寛容の精神」こそが、その要諦であるとも言われます。

(2)憲法9条改正の否賛

① 反対

もちろん、

ぼくは9条改正には反対です。

その理由については、かなり丁寧に書かせていただいたと思います。

一言で言えば、

憲法9条には、

これからの世界をリードする先駆性、理想、夢があり、

わが国は、9条を政治の基本に据え、

未来に向け世界を引っ張っていけると考えるからです。

②賛成

ただ、安倍首相のように、

9条改正が喫緊の課題であり、憲法上、軍隊としての自衛隊を明記すべきたとの意見もあります。

生い立ちや経歴、それぞれの立場、考え方がいろいろあるのは当然で、ぼくは、安倍さんの立場も、理解はできます。

決して、安倍さんが好戦家だとは思いません。

③再度反対

しかし、ぼくの立場からすると

安倍さんの立場は、

日本を、普通(ただ)の国にし、

日本国憲法を、普通(ただ)の憲法にしようとする立場です。

それは結局、これまでと同じく、

国同士、集団的自衛権グループ同士の争いを踏襲するだけだと思います。

残念ながら、

そこには夢・理想・理念がありません。

そうではなく、むしろ、

本当の意味の国連軍を創りましょう、

そのための努力をしましょう、

政治家として汗をかきましょう、

というのが、ぼくの立場です。

④議論できる喜びと大切さ

 でも、その前提として、

先に書いた通り、自由に議論できる現在の日本社会に感謝したいと思います。

 大いに議論しましょう。

特に若い諸君は、徹夜ででも語り明かしたら良いのです。時間はいっぱいあるでしょう。

で、

問題はこれからです。

5.創る平和

これまで、あれこれ述べてきたのは、

ぼくの考えも含め、実は全て

「守る平和」についての議論でした。

今度は、もう一方の

「創る平和」について説明します。

スポーツは、

この「創る平和」に、最も寄与できる文化だという主張です。

平和学としてのスポーツ法入門は、そのための本なのです。

そして、

この考えには、

9条改正の議論における賛否を越えて、

賛同していただけるのではないかと、

ぼくは考えているんです。

 

それでは、

次回に

「創る平和」について

説明させていただきます。

 

それでは、

今日の一曲 happy01heart04 note

青春の輝き

I  NEES  TO  BE  IN   LOVE

カーペンターズ

<おまけのひとことふたこと>

heart04happy01heart04

今日、木曜日は、

大学の「スポーツ法学」の講義日。

ブログで、衆議院選挙のことも書いていると、講義の中で言いました。

そこで、事務所に戻り、このブログを書いているのです。

だからといって、

これを読む人もいないと思うけれど、

やはり自分としては、自身の考え、生き方を記録しておきたいと思い、

時間も乏しい中、

表現の自由のありがたさについて書きました。

22日の投票日は台風の影響?で雨模様のようです。

学生達には、ぜめて投票所へは足を運ぶように言ったのですが・・・。

 

heart01happy01heart04 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました heart04happy01

また、覗いてください。

詳しくは、

happy01heart04happy01 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 2800円+税)

を読んでください。

2017(平成29)年10月19日  

        (NO,79)

スポーツ弁護士のぶさん こと

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2017年10月18日 (水)

日本国憲法を普通(ただ)の憲法にするな!!   その3

 heart04 happy01 heart04 おはようございます!

衆議院選挙特集です。

相変わらず自民・公明、

大優勢の世論調査です。

お元気ですか!?

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

3.憲法9条の改正

 前回書いたとおり、

憲法9条の改正について、大いに議論はしてもらいたいのですが、ぼくの思いを、もう少し紹介しておきます。

そうです、

自衛隊員についてです。

(4)国際公務員としての自衛隊員
 実際に国防や災害救助を担当しているのは、自衛隊員です。

では、私たちは、どのような立場での自衛隊・自衛隊員を考えれば良いのでしょうか。

結論から言います。

ぼくは、自衛隊員を、政治の力で、日本の公務員から

国際公務員に格上げすべきだと考えます。

つまり、

自衛隊を、日本を守るというより、

国連事務総長の指揮の下、もっと志高く

「世界の平和」を守るため、

「本当の意味の国連軍」になってもらうのです。
自衛隊員は国連軍だけど、

駐屯する場所が日本であるということです。
 自分は日本・日本人のためにだけ働きたいから、国連軍には参加したくないとの自衛隊員もいるかもしれません。

ただ、

ぼくの知人には

「いいですね、国際公務員の方が、やりがいがあります。」

という自衛隊員もいます。
 その意味では、

現在自衛隊員に払っている給与は、

本来国連が負担すべきものですが、

法体系や処理の各国の法意識が遅れているため、

今は日本政府が国連に替わって立て替えていると考えましょう。

民法での債権発生原因の、

事務管理の規定を援用すれば良いでしょう(民法697条・702条など)。
 この辺りの難しい理屈は、

平和な国際社会創造のため、

世界から国連に集まる頭脳明晰な若者に任せ、

とりあえず

自衛隊員を国際公務員として位置づける方向が、世界史のあるべき流れだとだけ指摘しておきます。

そして、

どの国も、自分の国としては軍隊を持たない方向を目指すべきで、

日本はその先頭を走るのです。

それが、永久平和主義、恒久平和主義を掲げる日本国憲法の精神です。

 したがって、

普通(ただ)の国、

普通(ただ)の憲法

にするための憲法改正など、全く必要ないだけでなく、

むしろ有害であることを強調しておきたいと思います。

(5)事務管理という考え方

今述べた事務管理について、具体的に少し説明しておきます。

◆民法697条 

 義務なく他人のために事務の管理を始めた者(事務管理者)は、その事務の性質に従い、

最も本人の利益に適合する方法によって、その事務の管理をしなければならない。

◆民法702条

 事務管理者は、有益な費用を返してもらうことができる。

 とそれぞれ規定しています。

具体例でいうと、

通りすがりに、ケンカをしていた子どもたちを見つけたAが、ケンカを止めさせました。

そして、ケガをした子の治療をするとともに、電車で家に送りとどけました。

Aも、中に入った際まきこまれ、少しケガをしました。

この場合、

通りすがりのAには義務がないのすが、いわば自主的ににケンカを止める行為(事務管理)を行ったのです。

Aは、ケンカを止め、子どもの治療をし、家に電車で送りとどけましたが、自分も少しケガをしました。

という例です。

この場合、Aの行った行為が事務管理で、子やその親は、Aが支払った子どもやAの治療費や電車代を支払う必要があります(償還義務)。

これを、国際関係の例にして説明します。

 国同士のいざこざがやケンカがあったり、ある国がよこしまな考えを持って、他国に侵入を図ったとします。

本来なら国連軍が乗り出して、それを制止するのですが、まだ本当の意味の国連軍はいません。

そこで、日本として義務ではないのですが、事務管理として、過渡期的に自衛隊が国連軍として活動するのです。

その場合、大切なのは、内閣総理大臣の指揮の下で働くのではなく、

国連事務総長の指揮の下で、働き対応する点です。

そのかかった費用は、

それぞれの国や、国連が、日本に返還する必要があります。

繰り返しますが、それらは、元々日本の予算で行う行為ではないのです。

実際には、

国連での安全保障理事会の問題などがあり、そう簡単に国連事務総長の指揮の下で自衛隊が動けることはないと思います。

ただ、その辺りの論理や実際は、国際平和を求めて世界中から国連に集まっている、若いエリート達に智恵を出して考えてもらうしかありません。

国際政治の現実がむずかしいのは承知の上です。

いずれにしても、

自衛隊員を現在のような日本の公務員ではなく、国際公務員(国連軍=国連警察軍)として位置づけていくのです。

そして、この考えが、

永久平和主義・恒久平和主義の思想である、憲法9条、憲法前文の精神であると確信します。

(6)永久平和主義と国連中心主義
 本音を言えば、

歴代の日本政府は、国際政治の中で、

日本国憲法の永久平和主義の精神、

国連中心主義の観点から、

今述べた思考や行動のための努力を、もっともっと積極的に行うべきだったのです。
確かに、冷戦構造という難しい問題はありましたが、

残念なことに、政府があまりにアメリカに媚び、自虐的に安保体制に寄りかかり、高い志、理想、人類の夢を蔑ろにして今日まできたのです。

特に国連に加盟した1956年以降、

国連中心外交を進め、国連をもっと良い組織にするための努力が必要だったのです。

スローガンとして国連中心外交が唱えられた時期もありますが、実が伴っていません。

だから、日本は国際的に極めて良い地位にいながら、

そして個人としては優秀な職員などを派遣しながら、韓国の潘基文氏が、先に国連事務総長に就任したのです。

それでも、

憲法施行後70年間、わが国は海外での戦争をせずにいることができました。

これは特筆して誇るべき歴史で、

憲法9条のおかげです。

なお、念のために言えば、

ぼくはアメリカは嫌いではなく、むしろ好きです。

スポーツでのエンターテインメントなど、大好きと行っても良いくらいです。

それでは

今日の一曲 happy01heart04 note

1970年代の歌ですが、

ふれあい

中村雅俊

<おまけのひとことふたこと>

heart04happy01heart04

プロ野球、セ・リーグのクライマックスシリーズ、

阪神タイガースがDeNAに負けてしまいました(1勝2敗)。

タイガース1勝のあと、雨で流れていれば、3試合しないまま終わっていても、ルール上はタイガース阪神の勝ち上がりだったのですが、堂々と試合をやっての負けですから仕方ないですね。

おめでとう、DeNA!

広島と良い試合を。

 

heart01happy01heart04 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました heart04happy01

また、覗いてください。

詳しくは、

happy01heart04happy01 2020年までに、

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2017(平成29)年10月18日  

        (NO,78)

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2017年10月17日 (火)

日本を普通(ただ)の国にするな!!   その3

 heart04 happy01 heart04  おはようございます!

秋雨前線が日本列島を縦断。

まだぐずついた天気が続くとのこと。

衆議院選、終盤!

投票先は決まりましたか?

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

それでは、ぼくの立場で、

いよいよ憲法9条の改正問題です。

 

3.憲法9条の改正
 9条は、大きくは国際政治の荒波、

個別的には国内政治に翻弄されつつも、

それでも施行後70年(70年ですよ!)

改正されずに生き延びました。

これは、大変すばらしいことです。

ここで、改めて憲法9条を紹介しておきます。

◆第9条

(戦争の放棄、戦力及び交戦権の否認)

1項

 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2項

 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。

国の交戦権は、これを認めない。

これが、憲法9条の全文です。

 それを今回、

安倍首相は9条を改正し、

自衛隊を軍隊として正式に条文にして、

付け加えて規定しようとしています(加憲論)。

具体的な内容は確定していませんが、

3項に、

我が国を防衛するための、必要最小限度の実力組織として、自衛隊を設けるものとする。

という趣旨の条文を付け加えるのです(改正=改憲=加憲)。

当然、

 この改正論には、賛否両論があります。

(1)賛成論者は、

安倍首相が言うように、

北朝鮮の脅威に対抗するためには、

喫緊の課題として9条を改正して、

日陰者扱いの自衛隊を正式に憲法上認めるべきだ、

それでこそ、

第一に、国民が安心するし、

第二に、災害救助時も含め

          自衛隊員の士気も鼓舞でき、

第三に、日米安保体制も盤石になり、

日本の安全に資する

と。

 そして、

安倍首相は、北朝鮮の脅威を喧伝し、だから憲法改正をと、大いに煽っています。

曰く、「この国を守る!」

ぼくも、論理的に、この考えが理解できないわけではありません。

ただ、冷静に考えれば、

1962年のキューバ危機のときの方が、もっともっと切迫していました。

 しかし、

その戦後最大の核戦争の危機も

人類が理性により、乗り越えました。

ぼくは、それをプラスに積極的に考え、

(2)改正反対論です。
その理由は、

第一に、日本国、日本国憲法を、

普通(ただ)の国、普通(ただ)の憲法に、

格下げしてしまうからです。

つまり、高い志と理想を掲げた、

世界史の先駆としての日本国の地位、日本国憲法の精神を蔑ろにすることになるからです。

70年も9条を守ってきた日本を、世界の特に戦争に明け暮れてきた国々の人たちは尊敬し,憧れています。

第二に、正直、だれも自衛隊員を日陰者なんて思っておらず、

むしろ敬意を払っていますし、

自衛隊員もプライドを持って仕事をしています。

第三に、日本が正式に軍隊を認めることは、必然的に世界の軍拡の引き金を引くことにつながります。世界の不安定化につながります。

第四に、過去の歴史を知るアジアの国々は脅威に感じます。

それが、純粋に自衛のためであり、

決して侵略のためではないと、

日本がどれだけ弁明しても、

相手方は脅威の感覚を払拭できないでしょう。

また、アメリカも9条改正を望んでいるとは思えません。

第五に、地政学的な利点もあります。

日本は海洋国家です。

歴史上、大体が隣国同士は不仲です。そして、ヨーロッパが典型ですが、独・仏のように陸続きの場合、領土をめぐっての戦争が多いのです。ただ、現在のわが国は、島をめぐっての領土問題はありますが、陸続きの紛争と比べると、まだましという事情もあります。

第六に、軍事費が膨らみます。

軍隊(自衛隊)の明文化で、間違いなく軍事費が膨らみます。

その結果、福祉など一般の予算(もちろんスポーツ予算も)が削減されます。

だれもが、本当は、できれば軍事費などない方が良いと思っているのです。

(3)大いに議論を

9条改正に、賛成か反対か、これは、どちらが正しいかというより、価値観の問題です。

そして、賛否大いに議論して欲しいのです。

もちろん価値観は変わることがあります。

ただ、

ぼくとしては、特に若い諸君に、

70年も、ひいじいちゃん・ひいばあちゃん、祖父母、父母が頑張って守ってきた

永久平和主義の精神を承継して欲しい

夢と理想を追いかけて欲しいと、強く思っています。

あるがままの社会ではなく、あるべき社会を目指せば、その結論は自ずと出ると思います。

君自身、君の恋人、子どもたち、孫たちのために、

しんどいですが、本当に平和な社会を創って欲しいのです。

それでは

今日の一曲 happy01heart04 note

すべての人の心に花を

喜納昌吉

<おまけのひとことふたこと>

heart04happy01heart04

セリーグのクライマックスシリーズ、2位vs3位戦、

阪神とDeNA、1勝1敗の甲子園、

今日は雨、大丈夫?

因みに、パは3位楽天が、西武に勝ち、ソフトバンクへの挑戦権。

heart01happy01heart04 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました heart04happy01

また、覗いてください。

詳しくは、

happy01heart04happy01 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

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2017(平成29)年10月17日  

        (NO,77)

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2017年10月14日 (土)

日本国憲法を普通(ただ)の憲法にするな!!   その2

 heart04 happy01 heart04 おはようございます!

土曜の朝です。

目覚めはどうですか?

仕事や学校は休みですか?

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

引き続いて、

「平和学としてのスポーツ法入門」の解説を

一旦休憩しての、衆議院総選挙特集です。

そうです、

緊急!!

憲法が危ない!

世界の平和が危ない!

 

話を元に戻して、説明します。

(4)国際社会の平和(治安)
前回述べた

国内平和(治安)の問題、

これを

国際平和(治安)に応用して考えてみます。

原理は至って簡単です。

悪いヤツを懲らしめるため、国連軍が動くのです。

それは、国内の悪いヤツを懲らしめるため警察が動くのと同じです。

国連は1945年に発足しました。

この国際社会において、

各国は武器(銃)を保持せず、

平和(治安)の維持は

国連軍が責任を持って行うと考えると,簡単です。

つまり、

国際社会を一つの国家、

 

各国を各家庭、

 

国連軍を警察と考えるのです。

そして仮に、

国連軍による平和(治安)維持機能が、

日本の国内の平和(治安)維持程度に作動するとすれば、

世界中の人々は、

どれほど安全・安心に過ごせるでしょう。

(5)本当の意味の国連軍を

 ところが、

残念なことに現実の国際社会には、

日本における警察に該当する国連軍は存在しません。

ぼくは、

長い目で見て、

現在は、

国連軍による平和(治安)維持機能確立のための、

つまり、

あるべき平和な国際社会への途上だと考えています。

その意味では、

国連軍は国際社会に必須の組織なのですが、

まだ存在しないのです。

ただ、

複雑・冷酷で権謀術策のうずまく

パワーポリティックスの国際政治社会です。

平和な国際社会といっても、

ホント、いつできるのか予測は付きません。

楽観的でプラス思考のぼくのイメージでも、

本当の意味の国連軍ができるのは

300年~500年はかかるのではと思います。

 でも、

平和を守れる本当の意味の国連軍があれば、

各国・各国人民は、間違いなく安心・安全で、

そのことに異論はないでしょう。

 繰り返しますが、

現実は残念ながら各国平和のためには、

その国の武力に頼らざるを得ず、

現在、国際社会では各国が軍隊を保持し、

場合により集団安全保障体制で防衛体制を取っており、

それは、国連憲章や国際法でも認められています。

それが普通の国です。

 でも、国際社会を本当に平和にするためには、それではダメなのです。

私たちは

本当の意味の国連軍

それを創るための智恵を出さなければなりません。

実は現在、平和な国際社会への入り口、

一歩入ったところに日本が立っている状況だと思います。

以下、そのことについて説明します。

(6)憲法9条…永久平和主義

今述べた、

厳しく複雑な国際政治の中にあって、

日本は、1945年、

敗戦に至った特殊な歴史経過から、

何と、国としては
「武器や軍隊を持たずに平和を守ろう」

「非武装で国家を運営」しようとして、

憲法9条や、憲法前文を制定したのです。

 これは、

もちろんアメリカ占領軍の意向でもありましたが、

武器も軍隊も持たない点は、

これまでの各国の憲法や条約での平和主義とは全く異なります。

そのため、単なる平和主義ではなく

「永久」平和主義または

「恒久」平和主義と呼ばれています。

この点が大切です。

(7)永久平和主義と朝鮮戦争
 ただ、この前提には、

国内で武器や軍隊は持たないけれど、

いざというときには国連軍が守ってくれるとの

期待、歴史展望がありました。
そして、

敗戦直後の日本国民は、沖縄戦、大空襲、

二つの原爆も含め極めて悲惨な被害、

さらに、

一方で、朝鮮半島や中国などでの加害行為を体験していましたから、

この永久平和主義は、

大きな支持を受け、

また期待を持って出発したのです。
 しかし、

実際の国際政治は、

1950年、朝鮮戦争が勃発しました。

それは3年後に休戦になりましたが、

そのため

本当の意味の国連軍創設は、遠のいてしまいました。

 一方でアメリカは、

日本を非武装にした上、

第二次世界大戦後の対ソ戦略の一環として利用しようと考えており、

朝鮮戦争開始とともに日本へ再軍備を求め、

反共の砦として日本を位置づけたのです。

そして、日米安保体制ができました。

(8)憲法9条と日米安保体制
 これ以降、

冷戦構造の国際政治における

憲法9条と日米安保体制の矛盾の中で、

警察予備隊、保安隊、自衛隊と名称を変えつつ、

現在日本国内には、世界有数の実力を持つ、実質軍隊が存在するのです。

そして、

一方では、非核三原則や武器輸出三原則など、

わが国が悩みながら、苦労し対応してきた歴史があります。

長くなりすぎたので、次回に回します。

 

さて、

今日の一曲 happy01heart04 note

秋です

小さい秋見つけた

<おまけのひとことふたこと>

heart04happy01heart04

◆U19(19歳以下)のアジアサッカーで、オーストラリアが、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の選手の入国を拒否したとの、ニュースがありました。

北朝鮮が、国連の再三の警告・制裁を無視してミサイル発射などを繰り返すため、その制裁の意味があります。

 スポーツと政治、もちろん密接に絡んでいるのですが、ぼくは、政治はスポーツに対しては抑制的に動くべきだと考えています。

特にこの件、北朝鮮の子どもたちが、これにより、どのように気持ちを動かすのか、関心があるとともに、心配でもあります。

子どもたちには責任はありませんし、子どもたちに与えられる情報が限られている中、逆恨みなどで、狂信的な方向に行く危険も十分考えられるからです。

この点、前の大戦後、当時の日本の多くの軍国少年が、自分の狂信的な体験を語りつつ反省し、現在の日本国憲法を支持している事実と重ねて考えてみましょう。

heart01happy01heart04 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました heart04happy01

また、覗いてください。

詳しくは、

happy01heart04happy01 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 2800円+税)

を読んでください。

2017(平成29)年10月14日  

        (NO,76)

スポーツ弁護士のぶさん こと

太陽法律事務所 弁護士辻口信良

 

住所 〒530-0047

大阪市北区西天満4-8-2 

北ビル本館4階

TEL 06-6361-8888

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おもろいもんみっつけた

友人の辻井一基君の、上記おもろいもんみっつけたで、

おもしろいものをいろいろさがしてください。

 

2017年10月13日 (金)

日本を普(ただ)通の国にするな!!   その2

 heart04 happy01 heart04  こんばんわ!

日が暮れるのが早くなってきました。

お元気ですか!?

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

引き続き、総選挙の関係での、

憲法が危ない,のぼくの思いを書きます。

そうです、

緊急!!

憲法が危ない!

世界の平和が危ない!

もっとも

当たり前のことですが、

憲法が危ないというのは、

何も、憲法そのものを墨守(ぼくしゅ)しようとしているわけではありません。

9条が改正されることにより、

私たち国民の生活が、

平和なときの平時用から戦争用に移行し、

世界の平和にとってもまずい、

最近の言葉では、ヤバイことになるということです。

ここで、

平和について体験的なことも含め書いてみます。

2.平和について
(1)前提・・・悪いヤツはいる

 但し、ひとつ前提があります。
世の中、

いつの時代でも、

どこにでも(国内外を問わず)、

必ず、

いやなヤツ、悪いことや邪(よこしま)なことをする輩(ヤカラ)がおり、

国があるということです。

 そして、それに対しては、

きちんと排除し制裁を加えるべきだということです。

国内社会では警察が、

国際社会では国連軍

きちんと対応してくれる、それが理想です。

 ただ、

国内社会でもそうですが、

国際社会ではなおさら、

自分(自国)が正義であると主張する場合が

多く、

何が正義かは、それ自体大きな問題です。

ただ、最後は、

人間社会の未来を冷静に展望しての正義を、

難しいけれども、

それぞれの時点で判断してゆくしかありません。

 それでは、これから

国際社会における平和(治安)維持

について、

国内社会における平和(治安)維持

と比較しながらの説明します。

その方が分かってもらえるからです。

(2)国内の平和(治安)
 日本国内では、各家庭は武器(銃)を保持せず、

平和(治安)の維持を警察に任せています。

この点、アメリカでは別の考えで、

修正アメリカ憲法2条で、人民の武装権として、

武器(銃)を持つ権利を認めています。

従って、各家庭が銃を持つことを規制することは、憲法上できないのです。

具体的にアメリカでは、

3億2000万人の人口に対し、

3億丁の民間人保有の銃があるとのことです。

赤ちゃんや幼児、高齢で動けない人たちを除き、一人に一丁、銃があることになります。 

 では、

日本とアメリカ、家庭生活はどちらが安全でしょうか。

この10月1日に、ラスベガスのlコンサート会場で32階の部屋からの発砲で発生した、

銃による無差別乱射事件(59人死亡・527人負傷との報道)だけでなく、

毎年のように発生する

「アメリカでの銃による死亡事故、銃を使っての強盗など」

を考えれば、どちらが安全か答えるまでもないでしょう。

 それでも、

自衛のために家庭で武器(銃)を持つことが認められるべきだとのアメリカ世論は、

ぼくに言わせればナンセンスです。

国の生い立ち、歴史、社会構造、人種・民族構成など、

日本とはいろいろ異なりますから、

理念的にアメリカが劣っていると言うつもりはありませんが、

現実の市民生活の平和(治安)の観点からすれば、

日本の方が、間違いなく優れています。

(3)アメリカ、ロシアの核兵器

ちなみに、

アメリカ、ロシアには、

それぞれ5,000~10,000発の核兵器があると言われていますが、

持たないと、とにかく不安だとの心理があるんです(恐怖の均衡)。

ところで、

前記乱射事件で、銃製造会社の株価が値上がりした、との報道もありました。

無差別乱射事件の結果、

みんな、それぞれに自衛する方に向かうので銃が売れるからだそうです。

銃器産業=兵器産業=死の商人がもうかるのですよ。

ぼくにいわせれば、狂っていますよね。

長くなったので、次回、話を元に戻して説明します。

それでは、

今日の一曲 happy01heart04 note

未来へ

キロロ(Kiroro)です。

夢を持ちましょうよ! ね!

<おまけのひとことふたこと>

heart04happy01heart04

昨日乗った、タクシーの運転手さん。

衆議院選挙の話。

小池さんって、大丈夫なんですか?

結構好戦的な人なんですねと。

株式が上がったので景気はいいんでしょ、ヤッパリ安倍さんかな、と。

でも、北朝鮮に対し、安倍さんは、圧力・圧力ばかりで、戦争の本当の姿を知らない。

やはりお坊ちゃんですねとも。

そして、トランプさんべったりで心配だし・・・等々。

一生懸命考えておられるようすが、ありありです。

みんなまじめに考えているんです。

少し長い時間乗っていたんで、

ぼくの考えも話してみました。

いろいろとやりとりをし、

リップサービスかもしれませんが、

憲法改正しない党や人に、入れますと。

heart01happy01heart04 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました heart04happy01

また、覗いてください。

詳しくは、

happy01heart04happy01 2020年までに、

平和を愛する人必読の

平和学としてのスポーツ法入門

(民事法研究会 2800円+税)

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2017(平成29)年10月13日  

        (NO,75)

スポーツ弁護士のぶさん こと

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2017年10月12日 (木)

日本国憲法を普通(ただ)の憲法にするな!!   その1

 heart04 happy01 heart04 こんばんわ!

遅い時間に失礼します。

お元気ですか!?

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん です。

前回に引き続き

緊急!!

憲法が危ない!

世界の平和が危ない!

です。

ぼくが

安倍首相の衆議院解散に反対するのは、

憲法9条改正反対!だからです。

それをスローガン的に言えば

前回も書きましたが、

日本を

普通(ただ)の国にするな!
  です。

なぜそう言わなければならないのでしょうか。

以下、何回かに分けて、ぼくの思いを説明します。

それは、

「スポーツと平和」にも大いに関係するのです。

 

1.憲法9条改正
 衆議院が解散し、争点についていろいろ言われていますが、

総選挙の核心は、憲法9条の改正を目指すか否かです。

ぼくは反対です。
 9条改正は、平和な国際社会への高い志と理想を掲げた、

世界史の先駆者としての日本国、日本国憲法を、

普通(ただ)の国、普通(ただ)の憲法に

格下げすることになります。

それは歴史の歯車を逆に回すことになり、

日本人にとって残念なだけでなく、

良識ある世界の人々をもがっかりさせるできごとです。

そして、

仮に9条が改正されることになると、

間違いなく

世界の軍拡の引き金を引くことになります。

今年のノーベル賞が、

世界平和を目指し、

世界から核兵器をなくする運動体、ICANに決まったことは、前々回に書きました。

実は日本国憲法9条も、

国際社会における平和創造機能という点で、

反核ICANの精神に優に匹敵する世界の宝、

ノーベル平和賞候補なんです。

もちろん

ICANも9条も、

その目的実現は、簡単な作業ではありません。

と言うより、社会運動の中でも、

最も困難な運動であり、厳しい茨の道のりが待っています。

だからといって、

絶対に諦めるわけにはいきません。

いや、困難であればあるほど、

その理想・夢に向かおうとする闘志が湧いてくるのです。

それでは、

今日の一曲 happy01heart04 note

誰もいない海

トワ・エ・モア ライブ盤です。

<おまけのひとことふたこと>

heart04happy01heart04

10日、11日に行われた

共同通信社の世論調査によると、

衆議院465議席中、

自民289、公明30、

小池さんの希望の党は60

同じく改憲を目指す維新が17

これを単純に足し算すると、

なんと396議席。

憲法改正反対派の

立憲民主33、共産14、社民2、

で、たったの49議席。

無所属が20の予測ですから、

ホント改憲翼賛体制になっています。

恐ろしい!!

これで、良いんでしょうか?

heart01happy01heart04  ともかく今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました heart04happy01

また、覗いてください。

詳しくは、

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平和学としてのスポーツ法入門

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2017(平成29)年10月12日  

        (NO,74)

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2017年10月11日 (水)

日本を普通(ただ)の国にするな!!   その1

 heart04 happy01 heart04 おはようございます!

お元気ですか!?

スポーツの平和創造機能を語り続ける

スポーツ弁護士のぶさん

緊急!!

憲法が危ない!

世界の平和が危ない!

10日(昨日)、衆議院が解散になり、

22日に総選挙が行われます。

まだ1年以上任期が残っているのに、安倍首相は、総理大臣の専権事項として、衆議院を解散しました。

曰く、「北朝鮮の脅威、少子化対策」解散だそうです。

解散という緊急事態に臨み、

ぼくは、このブログでの

「平和学としてのスポーツ法入門」の説明・解説を一時ストップします。

そして、永久平和憲法を破壊しようとしている安倍政権を批判します。

ぼくの結論は、

日本を普通(ただ)の国にするな!

です。

長くなるので、何回かに分けますが、投開票日の10月22日まで続けるつもりです。

表向き安倍首相は、「北朝鮮の脅威と少子化という二つの国難を乗り切るため」などと言っていますが、

実態は「森友・加計(もりかけ)隠し」であることは明らかですし、

民進党の党首選のゴタゴタとその後の幹事長人選でのオウンゴールなどドタバタを見ての、

「今やれば勝てる=勝てば官軍」発想の

解散と総選挙なのです。

 この総選挙は、憲法上基本的人権として位置づけてきたスポーツにとっても、看過できない大変重要なことで、

きちんと安倍政権の本質を正しておくことが必要です。

そして、今回の選挙結果は、

スポーツの平和創造機能にとっても大いに影響します。

みなさんも、それぞれの立場で、

今回の選挙の意義を大いに議論して下さい。

繰り返しますが、ぼくの結論は、

日本を普通(ただ)の国にするな!

です。

今日は、このくらいにしておきます。

では、                                                      

今日の一曲 happy01heart04 note

秋の歌

コスモス街道

狩人です。

<おまけのひとことふたこと>

heart04happy01heart04

◆体操世界選手権(モントリオール)床運動で、男子は白井健三、女子は何と63年ぶりに村上茉愛(まい)が、それぞれ優勝。

おめでとう!

◆プロ野球、レギュラーシーズンが終わり、

14日(土)からクライマックスシリーズ。

阪神vsDeNA、西武vs楽天の2位vs3位対決から始まります。

◆サッカー親善試合、日本(世界ランク40位)は、ワールドカップに出ることのできないハイチ(48位)に、最後ぎりぎり、香川のゴールで3対3のドロー。

heart01happy01heart04 今日も

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました heart04happy01

また、覗いてください。

詳しくは、

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平和学としてのスポーツ法入門

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2017(平成29)年10月11日  

        (NO,73)

スポーツ弁護士のぶさん こと

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